カテゴリー別アーカイブ: 中心市街地

中心市街地活性化のこれからを考える。

平成26年2月7日(金)10時~

岩見沢市議会 中心市街地活性化特別委員会が開催されました。

内容としては、これまでの内閣府の認定基本計画申請を一旦取り下げ、今後、より実態に即した「(仮称)まちなか活性化計画」として4月からリスタートを切るにあたっての叩き台資料についての議論となります。

その計画資料としては、近々岩見沢市のwebサイトでも公表され、市民意見募集が始められる予定となっていますので、その時に再度ご紹介したいと思います。

今回は私の考えだけを述べさせていただきます。


その前に中心市街地活性化協議会とは何ぞや?というところからおさらいします。(そもそもの詳細はこちらをご覧下さい)

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(図1)

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(仮称)岩見沢まちなか活性化計画

これまで実施してきた認定基本計画から、新たなステップとしてより実態に近い計画を策定するためのスタートとなる「(仮称)まちなか活性化基本計画」の策定となります。

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一度、じっくりと目を通しました。

これまでより格段に期待が持てる内容になっていると思います。

あらためてじっくりと咀嚼したいと思います。

中心市街地活性化特別委員会は2月7日(金)開催です。

岩見沢駅前通りについての一般質問

 この度、平成25年12月9日(月)に、私が行う一般質問の読み原稿を記載します。

P1060078 自身で種々市政に関するテーマがある中、今回はまだ調査・準備段階のものが多いため、本定例会における一般質問は非常にシンプルに「駅前通り」の件のみとしています。

 今回の質問に至った背景としては、岩見沢の玄関口といえる「駅前通り」が、せっかく数十年に一度あるかないかという、貴重な生まれ変わる機会に恵まれた中で、それが市民にも情報が共有されておらず、また、計画自体も機運の高まりにかけることから、このままでは単に歩道が拡幅され、周辺の建物が新しくなる。しかも店舗の閉店、移転等によって空き地増も心配される・・・。という、何のために整備をするのかの根幹を見失ってしまいそうな状況であり、まさに「仏つくって魂入れず」といった状況に陥ってしまうのではないだろうか。という強い心配であります。

実際には、地先関係者も中心市街地活性化に関わる方々も、そして行政も、それぞれ真剣に取り組んでいる状況ではありますが、それぞれにご尽力されていながらも、それほどに中心市街地の活性化というのは成果を出すのが難しいということでもあります。

しかし、現在人口約8万8千人の岩見沢市も西暦2040年には約6万人と予測される人口減少社会の到来に対し、できうる限りの対策を行い、健全な市政運営を目指していく事が大事だというのは共通の認識になりうるものであろうと考えます。(勿論、その減少傾向に合わせて様々な対応を合わせていくことも重要なことです。)

その街再生の切り口としても非常に重要な要素を含む中心市街地・駅前通りでありますから、我がまちとしてこのチャンスを活かさなければならないと信じています。

そのような観点から、是非とも次世代に誇れる行動と判断をしていきたいと思っているものであります。

何より現在においては、「何のための駅前通り整備なのか?」という面が見えにくく、故にそれが今後どう岩見沢市にとって活性化の効果が出るのか?といった部分すら確認できない状況でありますので、最終的な目標としては、市民が共有し、夢を見ることができる「岩見沢らしさ」・「ビジョン」をつくり上げることだと信じています。その布石としての質問となりますので、明確に答弁を貰えるような性質の質問ではありませんが、少しでも行政、そして市民の間に共感が広がっていくようなステップを踏んでいきたいと思っています。

 


《以下、一般質問の読み原稿(案)》
 

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1条通り

今朝の北海道新聞の《おさんぽ北海道》というコーナーにおいて、「JR岩見沢駅と1条通り」という記事が掲載されておりました。

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私は残念ながら、この1条通りが賑わっていた頃の記憶はありません。しかし、幼い頃は日曜ともなると4条通りはもの凄い混雑をしていたし、夜中の初売りなどは「これは一体どうしたものか??」というぐらいの人混みでありました。

これからの時代において、そのような賑わいが再生されることはとてつもない困難でありましょうし、それを目指していくと方向を誤ってしまうことになると思います。であるならば、商用を中心とした「街へ向かうの動悸付け」ではなく、別の意味での「街へ向かう理由」をつくっていかなくてはなりません。

結果、人集まるところに市ができる。という言葉のとおり、好循環が発生してくるように。

 

その起爆剤としての第一歩が駅前通りであろうと思っています。

是非ともALL岩見沢で合意形成ができるような、素敵な夢を見られたら良いなと思います。

中心市街地考察(佐賀市わいわいコンテナ③)

(2)より続く。


わいわいコンテナの目的は「どうやって街中に憩いの場をつくるか」そしてそれを「どうやって人と人、人とまちを繋げていくか」という部分に集約できるかと思います。

その手法として空き地を利用し、コストのかからないコンテナを用いて、さらに市民と協働でその場所をつくっていくことが出来ています。

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それは場所だけではなく、行政とまちづくり機構であるNPOとがしっかりと連携をし、共に汗を流して遂行しているところが素晴らしいと感じたし、当初、まち中再生会議を立ちあげ、実際に社会実験まで行うことが出来たというのが何よりも評価に値するのではないかと感じます。

そこにはやはり行政としての危機感と、実際に街中に携わる人たちの熱意があり、更には全体で人を集めるためにどうすべきか?という意識が共有されているような気がしました。

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中心市街地考察(佐賀市わいわいコンテナ②)

(1)から続く


翌日は経済常任委員会として正式な調査となります。

対応していただいたのは、佐賀市経済部商業振興担当のS課長様、E主任様、そしてNPO法人ユマニテさがの常務理事であるI様であります。

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丁度、この出発前に見た朝日新聞の佐賀地方版には、これから行われる市長選にまつわる記事として、これまで行われてきた中心部の施策についての記事がありました。

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中心市街地考察(佐賀市わいわいコンテナ①)

平成25年10月8~10日にかけて、経済常任委員会において他都市先進地事例を調査する目的で視察が行われました。

その行き先は、佐賀市と熊本市。

中でも佐賀市においては、以前からどうしても見てみたかった「わいわいコンテナプロジェクト」であります。そのプロジェクトの中心的な推進者は岩見沢複合駅舎設計でおなじみの㈱ワークヴィジョンズであり、駅まるの活動においても、種々勉強会の中で話題になっていた場所でありました。


台風24号の直撃により千歳から飛行機が飛ぶのかどうかもわからない状況下、なんと幸運な事に見事に台風はどこかへ逸れていき、飛行機は快適な通常運行。以降3日間、あんなに懸念された台風は全く影響を及ぼすことはありませんでした。

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【1日目】

その日は飛行機の運航時間の都合もあり、移動だけの1日でありまして夕方16時近くにホテルにチェックイン。

その後は委員会による夕食会合まで2時間ほど時間があったので、小雨の中、佐賀市の街中をじっくり一人散歩して空気を感じさせていただくことに。

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開発こうほう-いわみざわ駅まる。

昨年開催した【いわみざわ駅まる。2012】において、一般財団法人 北海道開発協会さんより助成金対象事業としてお力添えをいただいた事から、今年の7月に事業発表会がありました。(どんな事業発表だったかは、リンク先をご覧下さい。)

その内容が開発協会さんの発行する「開発こうほう」という冊子にチラッと掲載されましたので、軽くご紹介させていただきます。

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会派視察~いわみちゃんマルシェ他

平成25年9月19日

つい先日、第3定例会も終わり、私が所属させていただいている新政クラブによる会派視察が行われました。

最初のメインは札幌に開店した岩見沢農産物のアンテナショップ「いわみちゃん♪マルシェ」です。

しかし、その前に、、もう長いこと地産地消コーナーを設けているJAいわみざわ幌向支所を視察。

その日の採れたて野菜を農家の方々がJAに納入し、消費者は新鮮な地元野菜を購入することができるシステムです。最近はリピーターが多く、夕方になるまでに大抵のものは売れてしまうようです。

今年開店した札幌の「いわみちゃん♪マルシェ」は、そういったシステムの延長版と考えて良いかと思います。

現地には朝の10時頃に到着したのですが、レジには列ができていました。

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とは言え、1日の売上平均は53,000円/日とのことで、固定費や仕入れ価等を考慮すると、商売ベースには全く程遠いのが現実。また、農産物の取れない時期をどうするか等の課題は山積。

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第3定例会(9月議会)一般質問原稿

9月9日(月)

一般質問3日目となる明日10日(火)のラストが私の順番となります。(恐らく15時過ぎ~ぐらいからになろうかと思います。)

今回の質問はちょっと幅広で抽象的な要素を多々含むのですが、これからしっかりと見つめて行かなくてはならないまちづくりの大事な部分として、まずはその布石としての位置づけで考えています。

これから毎年約1,000人ずつ人口が減っていき、それと共に年齢構成がいびつな逆ピラミッドになってしまう危惧すべき状況下。行政改革に重きを置き、効率化、スリム化を重点的に進めるのももちろん大事なことでありますが、それと同様かそれ以上に、こういう時代だからこそ、未来に投資する意味合いが必要なのではなかろうか。

250909そして、その解決策は生産年齢人口層の厚さ。ここを解決することができれば、若者の雇用も、高齢者の社会保障も、何より健全なコミュニティも維持していくことができるはず。

そんな思いから、子育て世代に魅力あるまちをつくることが、人口減少並びに、年齢ピラミッド構造の課題を緩和し、関連する多くの課題を解決するきっかけにできるのではないか。という思いからスタートしています。

それともう一つ。日本全国で同じ状況であり、この岩見沢にとっても人ごとでない課題として、高度経済成長期に一気につくられた公共施設が、比較的遠くない未来において、バタバタと更新期を迎えます。また、耐震基準に満たない建築物も多々あり、そういったものを一度全て可視化し、分析することが必要で、なおかつその情報を市民と共有することが今後において非常に重要な意味をもってくる。他の先進的な地域においては、この「公共施設白書(名称はまちまちですが)」というのを作成し、市民と情報を共有しつつ、今後の再編にむけての根幹となるデータとして活用しています。

この岩見沢もそんな作業が必要だと考えるが・・という大きく2点です。

今回は特に文面がまとまっていなく、読みづらい点が多々あるかと思いますが、取り急ぎ掲載します。


【一般質問原稿転載】

①市民と行政が目指す共通の道であろう、持続的で活力ある岩見沢市の実現のために必要と考える、子育て環境向上による定住人口増加に向けた取り組みについてお伺いいたします。

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