カテゴリー別アーカイブ: 子育て・教育

岩見沢市内小学校4年生への授業協力

〈令和6年11月23日投稿〉

昨日の午前中は市内小学校から急遽依頼された授業協力。

お相手は4年生!ふるさと教育の一環で、岩見沢の歴史と炭鉄港がテーマとなります。バスを仕立てて8:45~11:50までの長丁場ですが、ルートは、、

学校⇒そらち炭鉱の記憶MC→岩見沢駅→岩見沢レールセンターからバスで移動し、万字炭山駅→万字駅→美流渡駅→朝日駅→上志文駅→志文駅⇒学校と連なる岩見沢炭鉄港ライン!

サブテーマは産業と交通の変遷による栄枯盛衰の歴史。

朝日炭鉱跡で細かな石炭を拾ったりしながら、賑やかな半日授業となりました。


■授業の結果として理解を期待するポイント

  • 岩見沢の生い立ちは?
    石炭と鉄道の関係性が大きく関与していること
    石炭って何?石炭のあるなしで何が変わった?
    地名の由来?

  • 鉄道による発展
    岩見沢がどれぐらい鉄道のまちとして重要な拠点だったのか

  • 志文の特徴(室蘭本線と万字線の結節点)
    志文駅起点の万字線沿線(上志文・朝日・美流渡・万字)を巡って何を感じるか
    万字線沿線の状況(過去と現在)
    変化の原因~まちが大きく変わる原因はいくつか存在する

  • 交通形態の変化 渡し船⇒橋/鉄道⇒自家用車
  • 産業の変化 林業・炭鉱⇒国際社会の影響で衰退

・沿線に果樹園が多いのはなぜ?

■授業の結果、印象に残り、今後の思考に活かしてほしいこと

◎地域の姿は変化し続けるということ。その理由は産業構造や交通形態が主で、これからはそれにプラスして人口減少が大きな変化を加速させる(栄枯盛衰)

◎自分たちの地域の歴史を知ること(自分たちは何も知らないんだ。ということを感じること)

◎歴史を知った結果、自分たちの地域に誇りと愛着をもつこと

◎これらをきっかけに多様なことに興味関心をもつこと

小学4年生には、ちょっと難しく言葉も理解できないことがあったと思いますが、実際に現地を見て、それぞれに何らかの印象を抱いてくれていたら良いなと思っています。

安平町早来学園の視察に行ってきました!

〈令和6年7月30日投稿〉

7月29日(月)の午前中に超党派議員勉強会「北海道自治立志塾」の有志で早来学園の視察にお邪魔しました。

立志塾からご縁をいただいたこども環境学会や、様々な場面で以前からお世話になっていて、なんと今年から安平町の教育長に就任した井内聖さんに直接お話をいただき、改めて沢山の気づきをいただきました。

特にこの早来学園は義務教育学校として新設され、校舎内にもあらゆる工夫がなされています。

学年ごとに必要とされる教室の姿形が違ったり、中学校では学科生の教室になったりと、一般的な公立学校とはひと味もふた味も違う環境に驚きます。また「世界と出会う場所」というコンセプトの下、地域の人達に開放されるエリアが多く、しかしセキュリティはデジタル技術を駆使して万全にしていたりと、まさに百聞は一見にしかず。

ただ、それら特徴的な仕組みや構造にある背景は全てコンセプトを重視する視点から形になっているものでした。

他にも、この早来学園のことのみならず、町内の公共施設マネジメントのこと、教育予算のこと、合意形成や広聴の奥深さなど、目から鱗と勉強になることが山盛りでした。

岩見沢市もこれから栗沢が義務教育学校化に向けて進行中です。

今後は校舎の議論も出てくることと思います。

その際は非常に大きな参考になることは間違いありません。ぜひ初期コンセプトの段階からアンテナを高く張り、こういった事例も参考にしていけたらと思っています。

https://www.town.abira.lg.jp/kosodate/gakuen

部活動地域移行の岩見沢モデルを考えるフォーラム(岩見沢JC主催)に参加して

〈令和5年11月6日投稿〉

先ほど、表題のとおり(一社)岩見沢青年会議所主催で「部活動の地域移行」を考えるフォーラムがありました。このテーマは少子化が進む環境下、既に時間的猶予の少ない重要なテーマでもあり、先日、会派の視察でも白岡市の先進事例を学ばせてもらったところでした。

さて、自身の備忘録も兼ねて記録しておくと、今回のフォーラムの参加者は前段として基調講演に3名が登壇。(この投稿においては、あくまでその場でのメモ書きが主となっていますので、言葉の聞き間違いや発信者からの発言の捉え方、理解に誤りがある可能性があることをご了承ください)

◇山本理人氏 国立大学法人北海道教育大学岩見沢校 キャンパス長

◇杉原 賢氏 岩見沢市教育委員会学校教育課 部活動コーディネーター

◇石塚大輔氏 スポーツデータバンク株式会社 代表取締役

というそれぞれの立場で実績のあるスペシャリストと称すことができる面々です。

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夢みる小学校〈まおい学びのさと小学校〉

〈令和5年3月5日投稿〉

今日、ドキュメンタリー映画「夢見る小学校」の上映会が行われました。

会場は今年の春から開校することになる「まおい学びのさと小学校」の体育館です。

この小学校は和歌山県などにある「きのくに子どもの村学園」をモデルとした新しい学校で、旧北長沼小学校の校舎を活用し「NPO法人まおい学びのさと」が運営する特色ある学校で、プロジェクトという名の授業で「ものづくり」「料理」「演劇」等々テーマを通した体験を通し、学習指導要領が規定する教科を横断的に取得していくことができる、正式な認定を受けた私立小学校ということになります。

この学校との出会いは平成30年11月。
その時の様子は下記過去投稿をご覧ください。

今回はその学校にて、きのくに子どもの村学園を追ったドキュメンタリー映画の上映会です。

体育館に集まった人数はざっと大人だけで200人ぐらい?それに小さな子ども達も沢山いて、このような学校のニーズが高まっていることを感じます。

映画では体験を主とする活動が描かれ、修学旅行の行先や先方への問い合わせなども子ども達がやっている様子、学校のモノゴトを決めるのに総会を行い、大人も子どもも一人一票で議決権を持ち、大事なことは単純な多数決ではなくじっくり話し合う機会を増やして合意形成を行っていく。料理ではあるときはそばを植えることから始め、収穫して粉を挽き、そばを切ってみんなで食べる。etc.

世の中には正解がわからないことの方が多い、だから本物の体験を通して、的確な問いを得て理解し咀嚼し、仲間とともに自分で考える力を養っていく。

まさにこれからの時代に必要な取り組みだと感じます。

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岩見沢東高校と岩見沢西高校統合による新しい高校づくりについて(新設校の統合検討状況)

〈令和4年2月23日投稿〉

2月17日(金)、午前中の総合戦略特別委員会を傍聴し、午後からは総務常任委員会を委員外議員として傍聴。

今回は「あらたしい学校づくりについて(新設校の検討状況)」が所管事務調査の項目の一つとなっていました。

【新設校について、まずは現状の確認として記載】

令和7年度から岩見沢東高校と岩見沢西高校が統合され、新たな高校を設置することを踏まえ、現在は岩見沢市新設校統合推進委員会でも様々な議論が交わされ、北海道教育委員会と協議を進めている状況です。そこで、岩見沢市高校適正配置連絡会議において、北海道教育委員会からの説明があり、普通科単位制の導入、学際領域に関する学科の設置、定時制の併置の方向性が示されたとのことから、今回の総務常任委員会での報告となっています。

以下、委員会での説明です。


1,岩見沢市新設校統合推進委員会における検討事項

という軸が協議されています。

【普通単位制】は学年の枠を取り払い、個々の特性に合わせ、かなり柔軟な学び方ができるようにとの配慮があります。また【学際領域】に関しては、通常は文系、理系というカテゴリーが存在する中で、その枠組を超えた単位取得が可能になるという協議がなされています。

そして、多様な学びの場を保証することもあり、定時制の併置も検討されています。これは空知南学区唯一の定時制課程及び友朋高校協力校として、地域の多様な生徒の学びの場としての役割を果たすことになります。

これら岩見沢市新設校統合推進委員会の検討事項を受け、以下に続きます。


2,北海道教育委員会における検討の方向性

このように新設校統合推進委員会での協議を踏まえ、実現に向けて検討を重ねていくということになります。

以上、現状における総務常任委員会での報告でした。

某小学校4年生の座学へ

〈令和4年11月16日投稿〉

春の岩見沢発祥の地公園での授業に引き続き、先日の万字炭鉱跡のズリ山登山をした某小学校4年生!

秋晴れの下、某小学校4年生とズリ山登山!

その私担当の3回授業の最終回として、教室での座学の機会をいただきました(今週の金曜日には、最後の仕上げとなる「NPO炭鉱の記憶推進事業団」の北口事務局長からの座学が一つ残っています。〉。

今回のテーマは「岩見沢の歴史と炭鉄港」です。

授業時間直前に学校に着いたら、数人の生徒が職員室の前にいてくれ、歓迎とともに教室まで案内してくれました。その道中はズリ山登頂のときの話が尽きません。とても楽しい思い出になってくれたようで嬉しく思います。

さて、今回はフィールドワークではなく座学!

まだ習っていないことばかりで、結構難しい話題も出てしまいます。

岩見沢の歴史を語る上で外せない「明治維新」や「産業革命」をできるだけわかりやすく砕きながらも、そこはやっぱり簡単ではありません。それでも最後まで一生懸命聞いてくれました。

今はあまりピンと来なくても、この一連の流れがいつかどこかで繋がるときがくると信じています。

その時に、岩見沢に対しての誇りや愛着が高まってくれれば嬉しく思います。

この度はお付き合いいただき、誠にありがとうございました♪
ぜひこれからも岩見沢のことを少しずつ学んでいっていただければありがたいです。

第39回みんなで教育を考える日に参加してきました。

〈令和4年11月12日投稿〉

昨日、民生常任委員会の他都市調査から戻ってきました。

新病院、パートナーシップ宣誓制度、ごみの減量化など、沢山の気づきをいただいてきましたので、その報告は後日しっかりとさせていただこうと思っています。


さて、帰宅から翌日、本日は第39回となる教育を考える日でした。

過去投稿を探してみると、もう10年も前のことでしたが(下記リンク参照)、過去には自分も実行委員長をやっていたことのある、ある意味、古巣的なものですが、一参加者として訪れるのは初めてのことです。

今回の参加目的は、テーマが私の知りたいことだったため。

その第1部として、北海道教育大学岩見沢校キャンパス長でもある山本理人教授から【芸術とスポーツを学ぶ環境を考える~少子化問題と部活動の地域移行~】と題した話題提供がありました。

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秋晴れの下、某小学校4年生とズリ山登山!

〈令和4年11月8日投稿〉

昨日、朝一番から某小学校4年生の授業で万字炭山森林公園のズリ山登山をしてきました。

今年の春先にも岩見沢発祥の地公園と旧国兼邸見学などで、岩見沢の歴史を学ぶ授業でお付き合いをいただいている子どもたち。今回は鉄道の拠点として発展した岩見沢の根幹となった炭鉱の雰囲気を知ってもらおうと思っての企画です。

4年生にあまり難解なことを伝えても混乱するので、ごくごくシンプルに伝え、あとは体感してもらうことに。幸いなことに最高の天候の中、一人も脱落者が出ること無く全員でズリ山の山頂まで到達することができました。

その様子の一端をちょっとだけご紹介。
この場所のやまびこや最高です!
(顔はわからないようにモザイク処理させてもらっています)

youtubeショートでもご覧いただけます。
https://youtube.com/shorts/rokkE0fCqXw?feature=share

今後は改めて岩見沢の歴史と炭鉄港について、座学でもう一コマだけお付き合いいただく予定です。

この様に地域の事を知り、ぜひ岩見沢に誇りを愛着を持っていただければ幸いです。

 

【追伸】この後市役所にて、来週行われる臨時議会の議案説明等があったのですが、爽快な疲労感が何とも言えません!運動は良いですね!!

第15回清武館空手選手権大会が開催されました

〈令和4年11月7日投稿〉

11月6日(日)北海道内各地から21団体、225名のエントリーの下、フルコンタクト空手の大会が岩見沢市総合体育館にて開催されました。

本大会は、大変ありがたいご縁を頂き、誠に僭越ながら私が大会長という大役を仰せつかっております。

〈画像は下記と合わせて清武館中田師範のFBより拝借〉

開会の挨拶でも常日頃から鍛錬されている選手の皆様に対し、私如きが何か説得力のあることを言えるのか?そもそもその権利があるのか?等々、常に悩ましい思いを抱くところですが、そんな懸念も真剣勝負の選手達の気迫に刺激され、些細なことと感じてきます。

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学校の授業シーズンが到来しました〈岩見沢の歴史や炭鉄港〉

〈令和4年7月7日投稿〉

近年、この時期になると学校の授業のお手伝いが始まります。

主に「炭鉄港」に関することや、「岩見沢の歴史」に関すること。
岩見沢の歴史を紐解けば、必然的に「炭鉄港」につながります。

またその目的としてはシビックプライド⇒子どもたちに「自分達のまちに〈誇りと愛着〉を持ってほしい」と願っています。

6月には某小学校6年生に岩見沢駅周辺(私)⇒元町跨線橋(日浦氏)⇒そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター(北口事務局長)という経路でフィールドワークを行い、主に「炭鉄港と岩見沢の関わり」について理解していただけるように務めました。


そして昨日は、某小学校4年生の授業にて、岩見沢の歴史と称して「発祥の地公園」にて授業です。

ここでは、岩見沢市街地定住第一号の狩野末治さんのお話や、岩見沢の地名の由来となった「ゆあみ澤」の話、そして北海道開拓や幌内鉄道、士族移住や開拓の鐘の話などをすることができます。

また公園に隣接して、岩見沢市有形文化財の旧国兼邸があるので、開拓の話の延長で大正時代の家屋を見学することができます。その旧国兼邸に関しては、岩見沢市教育委員会の文化・スポーツ振興課の担当の方々にお力添えをいただき、好評のうちに授業を終えることができました。

この学校の授業等に関しては、私のお手伝いがどの程度需要があり、子どもたちのお役に立てるのかわかりませんが、可能な限り協力していきたいと思っています。