〈令和7年6月16日投稿〉
6月20日(金)13時より開会予定の定例会において、一般質問の1番目で登壇する予定です。
以下、提出済みの読み原稿を公開いたします。5つの項目で計8,000字を超える長文になっておりますが、ぜひお読みいただき、何かアドバイス等ありましたらお気軽にコメントなどいただければ幸いです。
なお、発言通告は以下のように提出しています。
以下、令和7年度 第2回定例会一般質問読み原稿(ラフ案20250616)_平野義文
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6月20日(金)13時より開会予定の定例会において、一般質問の1番目で登壇する予定です。
以下、提出済みの読み原稿を公開いたします。5つの項目で計8,000字を超える長文になっておりますが、ぜひお読みいただき、何かアドバイス等ありましたらお気軽にコメントなどいただければ幸いです。
なお、発言通告は以下のように提出しています。
以下、令和7年度 第2回定例会一般質問読み原稿(ラフ案20250616)_平野義文
続きを読む〈令和7年3月5日投稿〉
3月2日(日)18時から、岩見沢市生涯学習センターいわなびにて、(仮称)岩見沢インバウンド勉強会を開催しました。
会場の定員は45名で、事前申し込みは35名。
結局、私を含めて43名の大盛況の中で開催することができました。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
その様子はショートカットしたダイジェスト版として、YouTubeに投稿しましたので、ぜひごらんください。ダイジェストとはいえ、40分近くの長丁場になっていますが、飽きずにご覧いただけるのではないかと思います。ぜひまとまった時間のあるときに一気にご覧ください。
今回の勉強会開催の理由としては、、、
2025年1月に突如、岩見沢市街地に現れた多くの外国人観光客。
https://hiranoyoshifumi.jp/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%90%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%89
その理由は何か?そして外国人観光客に滅法不慣れといえるこの岩見沢にとって、インバウンドは地域活性化をもたらす救世主か?それとも観光公害やトラブルをもたらす悪なのか?まずはその要素から探ってみたいと思ったものです。
今回はどうやって開催しようか迷った結果、これは!という人に声掛けさせていただき、市民有志で企画したインバウンド勉強会となります。
当日は、 まずは参加者の意識共有のための話題提供として、観光の価値や岩見沢市の状況、そして中国のSNS「小紅書(RED)」についてなどを紹介してから、国際経験豊かな2名にお願いし、ポジティブ派役とネガティブ派役を演じていただき、その両面から岩見沢に与える影響を考える機会としました。
それら情報共有の後、会場からの意見交換とし、最後に「本日のまとめ」として意識共有を図るところまで実施することができたと思います。
この後は「いつ?誰が?どうやって?」という根幹的な課題を解決していかなくてはなりません。
行政や”しかるべき機関”が機能できるか、それとも全く別の動きが生まれるのか、もしくは思考停止でズルズルとなすがままになってしまうのか。
岩見沢にとってとても大きな出来事となった、大雪が招いた外国人観光客の訪れを振り返り、今後どうしていくべきかを思考するための勉強会となりました。ぜひ動画を御覧ください。
*市民有志として、エスプレッソスタンドPLATSの片山順一氏、元日本YEG会長の内田茂伸氏、IHK前川英介氏、日の出交通中路隆広氏、当日のお手伝いに岩見沢市議会議員枝廣晴基氏にご協力いただき開催しました。また、事前アンケート等にご協力いただいた飲食店等の皆様にも感謝申し上げます。
【本動画はダイジェスト版です。実際には90分間のやり取りがあり、そのフルバージョンは公開はしていませんが、岩見沢市内の組織や事業者等で参考にしたいというニーズがありましたら、ご連絡をいただければ提供することも可能です。】
〈令和7年2月21日投稿〉
前回、1月30日時点の投稿はこのような感じでした。
それから、更に実際に岩見沢の街なかに訪れている中国人の方々に翻訳アプリでヒアリングをしたり、実際に観光客が多く訪れているカフェ等でお話を聞いたりしてきました。その時も海外からの観光客で満席となり入店できないこともあり、短期間におけるもの凄い変化を感じてきたところです。
何より、SNSの「小紅書(RED NOTE)」を実際に登録して、自分自身で投稿することで色々と見えてきました。(この辺りは後述の勉強会のときにでも詳しくお話します)
しかしその反面、岩見沢市が何の準備もない状況でインバウンドを受け入れることに危惧している方々も沢山いることが良くわかってきました。
これら「もっと岩見沢に観光客を!」という思いと、「いや!何の準備もしないでやれば、事象は一過性にすぎず、岩見沢が使い捨てみたいな感じにされ、傷跡だけが残る」という意見もあり、なるほど!と思ったところです。
そこで、どちらの意見も持ち合わせる有志主催で、色々な方に来てもらって勉強会をしてみよう!
というのが今回の動機です。
主催は有志の会ですが、参加は飲食店関係者のみならず、一般のインバウンドに興味関心がある方など、どなたでも大歓迎です。
今年1月から急増した中華圏からの旅行客。その理由は、札幌の少雪と岩見沢の大雪だけではありません。「他の人と少し違う場所へ行きたい」という気持ちも岩見沢の魅力につながっています。これは冬だけでなく、通年でインバウンドの可能性を広げるチャンスかもしれません。
でも、この海外からの観光客は、本当に「岩見沢全体」にとって良いことなのでしょうか?期待できる効果は?迷惑行為や危険行為のリスクは?などなど、まずは市民や関係者がインバウンドを理解し、考えることから始めましょう。
最初に観光客の動機等、インタビューやSNSの投稿の分析など、現在の様子を紹介します。その上で参加いただいた方々から様々なお話が聞けたらと思っています。
〈例えば!〉
・現状でどのようなプラス効果があった?
・逆にどのようなマイナス面があった?
・今後はどう考えているか?
・今後、一過性で終わらせず、通年の魅力にするには?
・反対意見や不安の声も含め、観光公害(オーバーツーリズム)の可能性は?
・迷惑行為等を防ぎながら気持ちよく共存する方法とは?
・etc.・・・
というように、今回の突然の観光客の来訪により、岩見沢市の中心商店街等の商店や飲食店が直面した良かったことや良くなかったこと、今後の課題、迷惑行為への対応、期待することや懸念など、率直な意見を共有しながら、岩見沢の価値を高めるための道を考えてみたいと思います。
・日時:2025年3 月2日(日)18時~
・会場:岩見沢市生涯学習センターいわなび《2F 研修室6》
・参加自由(どなたでも可)
・参加費:無料
*会場準備の都合上できれば下記リンクから事前申し込みをお願いします。(当日参加でもOK)
*上記リンクからは出席連絡だけでなく、ご意見や感想をいただくこともできますので、お気軽にご意見をおよせください。
余談ですが・・・
小紅書の投稿で、マナーについて投稿した際、箇条書きで、ゴミは道路に捨てないで!とか、飲食店では大きな声を出さないで。道路は青信号以外では車道に出ないで、などなどをトゲのない雰囲気で列挙してみました。
すると20以上の好意的なコメントが寄せられ、その中の一つが上の「岩見沢の印象は岩見沢寧寧から来ています」という投稿!
「岩見沢寧寧って何?」と思って調べてみたら、このような日本のアニメのキャラクターでした。
https://zh.moegirl.org.cn/zh-tw/%E5%B2%A9%E8%A7%81%E6%B3%BD%E5%AE%81%E5%AE%81
上記リンクは少し重く、開くのに時間がかかるのと、ブラウザの翻訳が上手くいかないと読めないかもしれませんので、ざっくりと先日Xに投稿した記事をはめておきます。
春節が終わっても中国の若い人達が岩見沢の街中を散策してます。
今朝、SNSで教えてもらったのですが、日本の青春ブタ野郎というアニメの霧島透子というキャラの本名が《岩見沢寧寧(いわみざわねね》らしく、若い人はそのイメージで来ている人がいる様なのです(続)https://t.co/fc7eghrwuU
— 平野義文 (@hira1103) February 18, 2025
まさに知らないことばかりですね!
岩見沢インバウンド勉強会、ぜひ多くの皆様に参加していただけたらありがたいです。
〈令和7年1月30日投稿〉
【その2の続き】
中国人観光客がどうして岩見沢に訪れているかというと、「小紅書」という中国版InstagramのようなSNSがきっかけと言われていて、実際にインストールして確かめてみました。
アイフォンでは何の苦労もなく普通にApp storeからインストールできました。
PCなら下記リンクです。
https://www.xiaohongshu.com/
閲覧するだけならログインする必要もない(PC版はログイン必要)ので、検索バーに「岩見沢」と入れてあげれば、市内で撮影された投稿が無数に出てきます。
という具合に岩見沢市内で撮影された投稿が永遠と続くわけです。
このスマホアプリはInstagram等とは異なり、日本語への翻訳機能がないため、私は生成IAのChat_GPTにキャプチャー画像を読み込ませて翻訳していましたが(追記:先ほど、ちゃんと翻訳機能があることに気づきました)、PC版ならgoogle機能等で自動翻訳もリンクの共有もできましたので下記に紹介します。(ログインなしで見られると良いのですがどうでしょう?)
などなど、、という様に大量に大量に、本当に大量に時間が溶けていくほど投稿されているわけです。
海外慣れしていない私からすると、中国というのは情報統制が厳しくて、SNSなんて自由に投稿することも叶わず!なんて勝手な時代錯誤の想像をしていると、この岩見沢市内において、若い彼女らは遥かに凝ったシチュエーションを探し求め、美しい画像とコメントを投稿して、またそれを見た人が岩見沢に訪れている様子が理解できます。
目立つ表現として「雪が本当にすごい」というのはもちろんのこと、「岩見沢はとてもユニーク」、「市内散策が楽しい」というものがあります。
ただ、やはりこれは完全に私有地に入っちゃってるよね?とか、お店の前の除雪スコップを持ってポーズを取っていたりと、日本人の感覚からは「ん?」と思うシーンもちらほら!
あと、結構ショックを受けるのが
「小さな町でお店がほとんどありません。」「レストランが閉まっています」とか、「人がほとんど歩いていません。」などの表現が目立つところ・・・。
これはなんとかインバウンドが通年訪れるようにして挽回したいところ。
更に検索ワードを「岩见泽美食」にすると、知っているお店が続々と出てきます。
現在、海外からの観光客で賑わっているお店は、やはり投稿頻度も高いです。逆に今は知られていないお店も、少し投稿が増えると、途端に外国人がやってくることとなります。
これがプラスかマイナスかは人によって評価が異なるでしょうが、私は中心市街地に賑いが出て、経済活動が活発になるのは望ましいことだと思っています。
よって、このインバウンドをどう通年で取り込んで行けるか、また来季はオーバーツーリズムにならないレベルで、どう来訪者を獲得していくかに注力し、それと並行して岩見沢的マナー「私有地に入らない」とか「雪庇の下に行かない」などなどの啓発もしていけたらと思うのです。
また、現状ではお店のメニューを外国語で作ることができないとか、歓迎の文字を外に出したいとか、色々な要望があってもできない人のために、できる人がお手伝いをする。翻訳アプリが使えない人に使い方を教える。など、できることから始めていかなくてはなりません。
あとは外国人が岩見沢に来ることを好まないという人もいると思われます。
なんとか相互理解を高めていきながら、「人が歩いてない」「お店が閉まってる」などと言われない、活気ある岩見沢にしていきたいと思うのです。(中心市街地の固定資産税収入だって市の財政には本当に重要なものです。ぜひ商業者の収益が上がり、土地の評価額も上がり、雇用も増え、新規投資が発生し、みんな笑顔で納税できるような岩見沢になったら、様々な攻めの施策もできるようになるかもしれませんよね)
何より、上のSNSを見てもわかるとおり、現在、岩見沢に来ている方々は、センスの良い若者がメインです。マナーさえ理解してくれたら、きっとお互いに気持ちよくお付き合いができるのではないかと思うのです。
まずは現時点で、有志によるインバウンド対策の勉強会の準備を進めています。
〈令和7年1月30日投稿〉
先日投稿したのは、北海道新聞デジタルの取材時のものでした。
その記事は下記 1月29日の〈デジタル発〉にて詳細に紹介されています。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1116724
(会員以外の方は無料登録してご覧ください)
このデジタル版は、私のXの投稿を見た札幌の記者さんが、このホームページ経由でアポがあったものです。
最近、岩見沢駅周辺で見かける外国人観光客!せっかくなので外に3カ国語の看板を出してみると、昨日と今日で1組ずつ。今日は中国南部の若者たち!観光で東京から札幌へ。そして雪を見にバスで岩見沢に来たとのこと。雪が美しい、素晴らしい、素敵な場所だ!ともの凄く喜んでくれてました。ありがとう❣️ pic.twitter.com/4dpPwyUx5j
— 平野義文 (@hira1103) January 17, 2025
さて本日、、
午前中は北海道新聞空知版の取材を受け、その後、街なかへと言ってみました。
気になったのが、今朝の札幌の降雪量が20センチほどに対し、岩見沢はほぼ0センチ!
こうした中で昨日同様、岩見沢へ中国人観光客が来るのかどうか。雪を見たいのが理由であれば今日は札幌で十分なはず!
すると、、
結果は、昨日ほどではないものの、結構な人数を見ることができました。
まずは昼食と情報交換を兼ねて「蕎麦切り むら多」さんへ
オーナーご夫妻と様々に前向きな意見交換をさせていただき、食後に街なかの状況見学でもと思って3条通りへ向かう途中で中国人カップルの方に遭遇。
早速翻訳アプリを立ち上げ、「こんにちは!ちょっと聞いても良いですか?」「今日は札幌でも雪が降っているのに、岩見沢に来たのはどうしてですか?」と聞いたところ、「岩見沢のほうが雪が多いから!」という答え。「今の岩見沢は雪が少なく、本当はもっともっと多いんですよ」などとお話していると、逆に「Have you always lived in Iwamizawa?」と聞かれ、あまりにも流暢だったので最初は英語とは思えず戸惑ったほど・・・。「いえす!」と答えるのが精一杯な私がいました。
この時期に海外に出ている中国人は裕福な人が多く、英語も通じる可能性が高いとは聞いていたものの、それは見事でした。
「バイバイ!」とお別れして、目の前の「サーバルコーヒー」さんの扉を開けてみると、なんと観光客と思われる方々で満席。諦めて東の方へ歩きだすと、先程のカップルがサーバルコーヒーさんに入っていきました(中国のSNS投稿でお店が紹介されているのを確認済み)。
特段宛もなく東へ歩き、そうだ!と「菊水堂」さんに立ち寄り、”お好み焼きおやき”と白玉入あん”を購入しながら意見交換。中国の方が来た場合はやはり翻訳アプリで対応しているとのことで、せっかくなのでもっと寄ってくれるとありがたい!と。中国のSNS「小紅書」で、恐らく影響力のある人が上げてくれるとすぐに人気になると思われ、まさに今後に期待です!
そして「エスプレッソスタンド プラッツ」さんに立ち寄り、片山オーナーとお話を。
片山オーナーは海外経験も長く、様々な知識を持っていて、英語はもちろん中国語もOK!
昨日プラッツさんに立ち寄った時は、なんと中国からの観光客でびっくり超満席!今日は2組でしたがインバウンドの恩恵をしっかり受けていると思われます。流石です。
そこで今後の取組の方向性などを相談しながら、「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」に戻ると、カウンターに日本人の方が2名。
実は冒頭のXの投稿のように、いち早く3ヶ国語表記の看板を出し、手招きして観光客を呼び込んだのが1月17日。
それから残念ながら、アーケードの雪下ろしが済み、道路排雪が終わった1条通りは観光客がまばらな状況。全く持ってオシャレでも素敵でも何でもない、我が「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」は、中国のSNSに紹介されることもなく、未だ海外観光客に見つけられておりません(笑)
さて、前置きの投稿が長くなってしまったので本筋の投稿は次にて!
中国版SNS「小紅書」の投稿がすごい!
へ続きます。
〈令和7年1月15日投稿〉
最近、岩見沢駅周辺で海外からの観光客を目にするようになりました。
先日から、駅周辺で比較的若いグループの方が、外国語でお話しながら雪の写真を撮るシーンを良く見るようになり、今日は、私が気づいただけで3グループも・・・
推察するに札幌に観光に来たものの、本格的な雪が見たくて、特急で僅か25分の豪雪地「岩見沢」へ来ていると思われます。
世間ではオーバーツーリズムの弊害がニュースになっていますが、それは地域限定的な傾向が強く、この岩見沢ではイベント時以外の観光入込数は散々たるもの。
それがSNS等で個々が情報を得られる時代となったことで、ネガティブな要素が多いはずの大雪のニュースに価値転換が起こり、海外の方が訪れるようになってきたということなのでしょう。
こうなると「雪はね体験」でも「駅周辺スノーシューツアー」でも、「お味噌汁バー」でも何でも、市民がその気になれば多少なりとも雪がお金に変換できるチャンスが到来してきたということなのでしょう。
今後は「やる気のある市民サイド」と「的を射た行政支援」とがタッグを組めれば面白いことになりそうな予感がします。
一方で、大雪の影響で残念な痛ましい事故も発生してしまいましたことに対し、心よりお悔やみ申し上げます。
また、市内の除排雪作業も順調に進んでいますが、昨日の臨時議会で除排雪に関する補正予算も可決されました。
〈当初予算〉 | 1,488,500千円 | 【除排雪事業】 |
〈災害応急〉 | 50,000千円 | 【災害等応急対策事業】 |
〈今回補正〉 | 200,000千円 | 【除排雪事業】 |
合 計 | 1,738,500千円 |
上記表のように、今シーズンの除排雪費は17億円を超える状況となりました。
もちろん、今後も良きせぬ大雪となった場合はさらなる増額も必要になってくる可能性があります。
まだまだ雪はマイナスの要素が大きいですが、厄介者の雪が多少なりとも外貨を稼げるツールに転嫁できる日は近いのかもしれません。