カテゴリー別アーカイブ: 防災

令和元年8月31日集中豪雨による被害状況報告について

〈令和元年9月2日投稿〉

先日の集中豪雨は本当に驚きました。
私は出かけていたため、ただならぬ大雨の状況に慌てて事務所へ戻る途中、市営球場付近でこの様な冠水に見舞われました。

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被害にあわれた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 


本日13時より第3回定例会(9月議会)が始まり、その前段で開催された各派代表者会議において、この度の集中豪雨の被害状況等について市から報告がなされました。よって以下、抜粋してご紹介いたします。


■気象警報 8月31日

・15:23 大雨警報(浸水害)洪水警報 発令
・15:37 記録的短時間大雨(岩見沢付近)
・15:44 記録的短時間大雨(三笠市付近)
・20:16 大雨警報(浸水害) 解除
・23:54 洪水警報 解除


■雨量

〈観測点〉岩見沢5条

・14時から16時までの 2時間総雨量 101mm
・1時間当たり最大雨量 58.0mm/h(15:00~16:00)
・記録的短時間大雨 94.5mm(14:31~15:30)

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平成30年北海道胆振東部地震の被害状況について(平成30年9月21日現在)

〈平成30年9月21日投稿〉

前項、台風21号の被害状況と共に、本日開催された総務常任委員会での報告を一部抜粋して転載、記載いたします。


【地震の概要】

・発生日時:平成30年9月6日 03:07
・震源及び震度:胆振地方中東部
(北緯42.7度、東経142.0度)
・規模:マグニチュード6.7(暫定値)/震度7(厚真町)

◯岩見沢市内の震度
・震度5弱 栗沢町東本町
・震度4 岩見沢5条、鳩が丘、北村赤川
*余震25回(震度3×1、震度2×5、震度1×19(9/17時点))

【人的・物的被害】

◯人的被害は死傷者、安否不明者共に0人
◯建物被害~全壊、半壊、一部破損0棟

◯公共施設等
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◯農業被害
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平成30年台風21号の被害状況について(平成30年9月21日現在)

〈平成30年9月21日投稿〉

本日、午後1時より総務常任委員会が開催され、表題の通り、台風21号の被害状況、並びに北海道胆振東部地震の被害状況について報告がなされました。

まず、ここで台風21号に関する被害状況を一部転載します。

【経過概要】

◯気象警報は以下の通り発令
・9月4日 18:34 防風警報発表
・9月5日 00:17 大雨警報(浸水害)発表
  05:53 大雨警報(浸水害)解除
                08:14  暴風警報解除

◯風速
岩見沢(5条東)観測点 9月5日
・最大風速 21.8m/s(03:56)
・最大瞬間風速 37.6m/s(03:53)
*岩見沢歴代3位(第1位は昭和29年洞爺丸台風時で39.6m/s、第2位は平成16年38.7m/s)

◯雨量
岩見沢(5条東)観測点 9月5日
・0時から8時までの8時間 総雨量 8.0mm
・1時間当たり最大雨量(02:00) 5.0mm/h


 

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胆振東部地震について〈メモ〉

〈平成30年9月10日投稿〉

9月6日の午前3時7分59秒に胆振地方中東部を震源としてマグニチュード6.7の大きな地震が発生しました。被災されました方々へ心よりお見舞い申し上げます。

この地震は、北海道には非常に珍しく大型の台風21号が上陸し、強風による大きな被害が多発した翌日の未明ということで、多くの方々に更に大きなショックを与えたと思います。

これに追い打ちをかけたのが全道規模の大停電。この停電による影響は凄まじく、現代社会は電力がないと著しく活動が制限されてしまうことを痛感しました。またそれと同時に様々なデマがSNSを中心に広がる怖さも・・。

私の立場としてはできるだけ正確な情報を提供することが必要と思い、本当に微力ではありますがその情報提供を行いました。

あらためてその投稿の一部を見ながら時系列で振り返ってみると・・。

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最初の投稿が地震発生直後の朝。
早起きして気になっているところをパトロールしつつ、停電によるJRの運休、またシステム上、全ての踏切の遮断器が降りて通行できない旨を投稿。

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台風21号の驚異。

〈平成30年9月5日投稿〉

記録的な台風が北海道にも上陸し、この岩見沢でも長時間に渡る停電や倒木、ハウスの倒壊等々、様々な被害がありました。

風が強くなったピークは深夜。
午前4時近くの3:53には最大瞬間風速37.6mと、岩見沢では非常に珍しい強風が吹き荒れました。

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結果、午前6時時点で1130戸が停電になるなど、多様な被害が発生し、その停電も一部では復旧まで随分と時間がかかってしまった様です。

私も夜中から気が気ではなく、午前6時ごろから周辺の状況把握と私の後援会の看板が倒れて迷惑を掛けていないか?などの確認のため外に。

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岩見沢市民気象情報

以前、2013年にもご紹介したことがあるのですが、岩見沢市民気象情報というサイトがあります。

本来は「次世代型農業気象システム」の開発に伴うもので、市内13箇所に観測装置を設置、50m単位での農業気象予測を作成配信するというもの。

地域ごとの精度が高いため、本日の様な荒天の場合の状況判断にも役立つものと思われます。

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http://www.agw.jp/iwamizawa/disaster/index.php

サイトをご覧いただくと分かるとおり、気温、気圧、平均風速等々、、各地ごとの細かい情報も見られたり、また気象観測情報も各種データを見ることができるので色々と重宝すると思います。

是非ご活用ください。

尚、本日は警報の割には穏やかで・・と感じますが、天候は急変しますので極力、不要不急の外出は控えるに越したことはありませんね。

河川水位情報について(常に備蓄品の準備をおすすめします)

今朝、幾春別川を渡った時に、当然のことながら日頃の水位を大きく超える濁流が流れていました。あらためてニュースなどを見ても洪水の怖さを感じます。そのような事から、好転してきた天気予報を見て”余計な心配”で終わるとは思いつつ、万が一のことを考え少し投稿しておきます。

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(早朝の幾春別川:緑町通学橋より)

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現在は平成28年8月21日18時半頃ですが、日中は比較的穏やかな天候により、水位は下がってきています。しかし、今後も台風の影響が懸念されるため、ここは油断することなく推移を見守っていかなくてはなりません。

市内にある河川の水位情報は下にリンクを張りましたので参考にご覧ください。ただし4年前に洪水を引き起こした「南利根別川」の水位計は見つけることができなかったので、市内の主要な川のみという事でご了承ください。

現在天候は小康状態を保ち、市内の河川は水位が低下中ですが、上流地点で降雨が激しかった影響からと思われますが、石狩川のみ現在も水位が上がり続けています(18時半現在)。今晩の降雨によってはかなり危険な状況も想像できます。


◆観測所:石狩川(月形大橋下流90m付近)

石狩川

http://www.river.go.jp/kawabou/ipSuiiKobetu.do?init=init&obsrvId=2075700400020&gamenId=01-1002&timeType=60&requestType=1

これはいらぬ心配であろうとは思いますが、下図の通り(岩見沢河川事務所の過去の広報誌より図を拝借)、堤防の幅が狭いところは漏水等が発生する恐れがあります。また、ごく僅かでも漏水すると、流水のエネルギーは強力なため、あっという間に堤体が決壊する可能性も考えられます。

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岩見沢市の防災について

平成28年4月15日投稿

九州地方を襲った大地震の被害情報が日に日に増し、心配が募るところです。

それぞれに支援、義援金等の情報も出てきていますが、まだまだ行き届くには時間がかかることと思われます。あらためて被害に遭われた皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。本当に大変なことになってしまいました。

やはり災害は忘れた頃に予期せぬ事態となってやってくる事を再認識します。
それはこの岩見沢においても何がおきるかわからないという事でもあろうかと思います。

昨今、世界規模で大きな地震が頻発しつつあること、また気象においてもこれまで経験をしたことが無いような事態も発生しがちです。今一度、私達も備えることが必要だと感じています。そこで岩見沢市でも様々に計画等つくられ、地域と連携した防災訓練等も実施をされているところですが、あらためて今一度自分たちの地域の避難所や各種マニュアル等に目を通しておくのも大事なことだと思います。

お時間ある時に是非ご一読してみては如何でしょうか。

そして有事の際に、最も頼りになる地域の繋がりを大切にしていきたいと考えています。

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http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/index.php/contents/item/1500395

市民防災訓練を視察

平成27年8月25日 (土)

朝7時半より第一小学校において、北盛地域を対象とした「市民防災訓練」が実施されました。

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参加者は総勢300人オーバー

屋外では様々な体験ができるようになっており、自衛隊や消防の方々のブースも多くの人で賑わっておりました。

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今回、始めて体験させていただいたものは、こちらの降雨体験コーナー

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この様にしっかりと合羽を着込み、最大150㎜の雨を体験できる装置です。

私も強烈な降雨を体験させていただきました。


以前参加させていただいた冬の防災訓練に比べ、過酷さはないかもしれませんが、地域の方々が避難の体験をすること、また集まってからどのようなプロセスで避難生活が始まるか。その役割分担はどうなるのか。などの経験をするのは非常に重要なことだと認識しています。

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この様な防災訓練を実施するにあたり、準備を重ねた担当各位、団体関係者各位、並びに地域の方々の苦労をお察しすると共に、多くの地域でこのような機運が高まることを期待します。


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(↑プログラムです)


私は別件があり、最後までは参加できませんでしたが、実り多き1日であったことをご報告いたします。

市民防災フォーラムのお知らせ

平成27年3月12日(木)
18時開演

今から4年前の3月11日 私達の様々な価値観を揺さぶるとてつもなく大きな災害が発生しました。その直後から、最低5年間はチャリティー活動を続けようという思いを貫き通している岩見沢の仲間たちがいます。

東日本大震災チャリティーコンサート「大空と大地の中で」実行委員会のメンバー達です。

毎回、自己負担で被災地に訪れ、地元の方々と接点を持ち、そして岩見沢で報告会を重ねています。(今年の活動内容はこちらからどうぞ

今回は4回目のチャリティーコンサートの前に、もう一度防災について考えるきっかけになればと、岩見沢市民会館まなみーるにおいて、「市民防災フォーラム」が開催されます。

詳細は下画像をクリックして拡大していただけると幸いですが、被災地より2名の方が来岩し、実行してきた方々の本当の声を届けていただけます。その中のひとりは、先日来日したウイリアムズ王子もお会いした「石巻ニューゼ館 長竹内氏(当時は石巻日日新聞部長)」です。もう一かたは、被災直後から現地にて住民の歯科医療ケアを続けている河瀬医師です。

お二方とも私達の心に響く基調講演を行っていただけると確信をしています。
また、岩見沢市の防災担当の方もお招きし、最後にパネルディスカッションの時間も設けられています。

そこでは、大変僭越ですが私がコーディネーターと大役を仰せつかりました。
ご来場いただいた皆様に失礼がないよう、しっかりと進行させていただきたく思います。

どうか皆様、お時間にご都合をつけてご来場いただけると幸いです。

災害は決して他人事ではありません。

*今年の1月に実施された岩見沢市 冬の防災訓練の様子もご覧ください。
(投稿:岩見沢市冬の防災訓練に参加してきました。

私達が朧げに考えているより、遥かに高いレベルで自己防衛が必要不可欠なことを実感しています。「備えあれば憂いなし」私達はこの言葉を個々人のレベルで充実していかなくてはなりません。

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平成27年3月12日(木) 17:30開場/18時開演

入場無料です。

是非お誘い合わせの上、ご来場いただけると幸いです。