岩見沢SL保存会 ボランティア・会員募集のご案内

〈令和8年5月24日投稿〉

岩見沢SL保存会は、ほとんどの会員が80歳台ということもあり、現在、他の組織と同様に新陳代謝がテーマと言えます。しかし「鉄道の町 岩見沢」において、最近は岩見沢赤電保存会空知鉄道などとの協力体制や、OBの活動を下支えするI氏などのエネルギッシュな方々も多く参加するようになり、今後の保全技術の継承にも一定の期待が持てますが、やはりもっと沢山の若い世代がいなければ、この文化を残すことは難しいことになります。

そこで、この様な募集がなされているので転載します。

私自身もふらりと突然訪れても程よい距離感で受け入れてくれますので、興味がありましたらぜひ上記スケジュールのときに「初めてなのですが」と定期清掃日に訪れてみてはどうでしょうか?きっと快く受け入れていただき、良き居場所になるのではないかと思います。


技術的には、特に冬季間のシート囲いの技術はかなり高度で、全て木枠を設置してシートをかける周到さです。これは他の保存車両ではなかなか見られないこだわりではないでしょうか。美しく見事です。

ちなみに岩見沢SL保存会は、昨年の炭鉄港3-DAYS Weekenderにも鉄道OB自らがガイド役として参画してくれ、その御礼も兼ねて私も今年の春のシート外しに参加してきました。その時の様子をタイムラプスで記録してみました。

手際も見事なものです。

私自身の社会活動としては、炭鉄港全般の方に活動ウエイトがあるため、なかなかこちらの行事に参加することは叶いませんが、先日は塗装の塗り替えにあたり、古い塗膜を剥がす作業も始まったようです。ぜひ、お気軽に訪問してみては如何でしょうか!

議員勉強会(北海道自治立志塾例会)

〈令和8年5月23日投稿〉

昨晩、札幌にて超党派の地方議員勉強会「北海道自治立志塾」がありました。

前塾長の中島興世氏からは政治に備わる正論の視点で大いに学ばせていただき、現塾長の北大政策大学院の山崎幹根教授からは現在進行系の行政課題等やその考え方などについても学ばせてもらっています。

この集まりの良いところは、遠くは根室、幕別などから政党や思想を超えた地方議員が集まり、前回や次回の一般質問や、近況課題について発表し、それぞれのテーマに沿ってディスカッションする形式となっています。

それぞれの発言から凝り固まった自分には無い視点が得られたり、はたまた思考を深めることができたりと、年に4回の開催ですが、毎回、非常に良い刺激になっています。

思い起こせば、初めて参加したのは岩見沢シチズンで開催した講演会がきっかけで、2013年のことでした。早いものでもう13年が経過し、私も完全に古株の位置ではありますが、常に新たな学びをいただいています。

岩見沢の風景〈雑談~スマホのアルバムから〉

〈令和8年5月23日投稿〉

スマホの画像を振り返ってみると、岩見沢の素敵な風景が残っています。
それらをちらっとお裾分け投稿。

こちらは最近話題になっている岩見沢市内某所の菜の花畑。
天気が良ければ匂いも強く、とても素敵な風景です。
うまく地先さんに経済循環が発生するような仕組みができれば、とても良い観光名所になりそうなスケールの大きさです。


こちらはバラ園の周辺の水田です。
風の無い早朝で、水田に水が張られ田植えが始まるまでの僅かなタイミングに運よく出会いました。


これは志文小学校跡の二宮金次郎像。

市内にこの二宮金次郎像はいくつ残っているのでしょうかね。


ここは毎年楽しみにしている総合体育館横の桜並木。
桜と言えば、市民会館周辺も綺麗ですが、あと数年したら万字交通センターの裏手や、朝日駅周辺もとても美しい桜の風景になると楽しみにしています。


こちらはいつも早朝散歩にいく消流雪用水貯水池公園の柳の木。

とても大きくて立派です。

この周辺はポプラ並木も見事です。

ちなみにこの公園は、早朝に行くことが多いので、日の出のタイミングや霧の風景など、毎日表情が違って楽しいです。

この公園はほぼ毎日行くので、色々な画像が山程あります(笑)


岩見沢駅の改札を抜けてホームへ向かう跨線橋の梁は古レールで出来ています。
中にはこんな北海道炭鉱鉄道会社が1890年にドイツのクルップ社に発注したレールもあります。

恐らくこれは明治25年に開通した室蘭線に敷設するために輸入したもの。
岩見沢駅はこの年に中央通りから現在の場所に移転しています。

レールの裏話はこちらから
https://hiranoyoshifumi.jp/2019/07/15/11433


これは美流渡に現存するスキージャンプ台。
紹介は旧美流渡中学校の歴史展示コーナーに記載してますので、そちらにも足を運んでいただければ幸いです。
https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/shogaigakushu_bunka_sportshinkoka/bunka_sport_shogaigakushu/4/16796.html


もっと色々と紹介したい画像がありますが、あまり長々と連ねるのもどうかと思いますので、次の機会に!

岩見沢はあらためて見渡してみると、とても良い風景や貴重な歴史が沢山あります。

北村遊水池事業の視察でお世話になりました。

〈令和8年5月19日投稿〉

5月16日(土)に先日の衆議院議員選挙で初当選した村木汀議員にお招きをいただき、岩見沢市議会の会派、市民クラブの有志として「北村遊水池」の視察に伺ってきました。

冒頭にご挨拶をいただいたのは、国土交通省北海道開発局札幌開発建設部 部長の平山様で、昨年、札幌開発建設部で炭鉄港の講演にお招きいただいたご縁があり、炭鉄港の活動に深いご理解とご協力をいただいていることに大変感謝しています。


この北村遊水池は、人口密集地や国内でも有数の食料供給地であるため、ひとたび洪水が発生すると甚大な被害をもたらす恐れがあるため、戦後最大規模の昭和56年の洪水流量を安全に流すことを目的とし、北村の地に遊水池の整備を行っているものです。

その規模は950ha(東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた広さの約8.5倍?東京ドーム約200個分とも・・)で、下の画像では奥行の端を確認することができません。

遊水池というのは、普段は農地として活用し、いざというときに遊水池エリアに水を流して貯めることで石狩川を流れる水量を減らす目的です。そして川の水位が下がったら、排水門を開けて石狩川に戻すという仕組みになります。

よって、この範囲内には地役権を設定し、住宅等は全て移転補償となっています。また機能の妨げになる工作物の設置も制限されます。

事業期間は平成24年度から令和12年度まで。
全体事業費は1,402億円という莫大なものです。
それでも万が一の時には、多くの命や経済を守ることに繋がります。

今回は排水門施工エリアでの視察となりました。

この工事を担当しているのは岩田地崎建設㈱さんで、朝日駅の炭鉄港関連でもとてもお世話になっています。今回ご案内いただいた所長さんも、昨年の炭鉄港3-DAYSの時などに大変お世話になっておりました。いろいろと貴重なご機会をいただき心より感謝申し上げます。

この度の視察では、村木汀事務所並びに、村木中事務所の皆様にも大変お世話になりましたことを重ねてご報告いたします。

岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館で”みねのまのおしごと展”を見学

〈令和8年5月18日投稿(遡り投稿)〉

たまたま、同じ5月31日(日)まで開催中の、炭鉱と炭鉱まちの絵葉書展の中に、昭和一桁台と思われる岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館(当時は岩見沢警察署庁舎)の画像がありました。

現在は、、、

という感じですが、内部は階段のつくりや各所の意匠に、当時の建築のこだわりが見られます。


さて本題。

今回の「みねのまのおしごと展」ですが、デザイナーの真野さんは、岩見沢駅を中心としたまちづくり団体「いわみざわ駅まる。」などでもお世話になっていて、私の選挙ポスターなども真野さんの手によるものです。

そんな縁がありましたので、先日、議会会派の会議後に見学してきました。

当時はまだまだ駆け出し感があったのですが、現在はすっかり実力派デザイナーとして一定の地位を築いていると感じるとともに、その活躍の場も大きく広がっていることと思います。
https://mineno.net/index.html

会期は5月31日(日)までとなりますので、ぜひ元岩見沢警察署の建築意匠等も楽しみながら見学いただければと思います。松島正幸氏の作品ももちろん、1階も2階も見どころが沢山です。

可能であれば、その足で「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」の石蔵展もご覧いただければ、活況にあふれる当時の炭鉱まちと共に、昭和初期の岩見沢の様子が残された絵葉書も見ることができます。(こちらも5月31日(日)までです。

樺戸道路(峰延道路)はご存知ですか?

〈令和8年5月13日投稿〉

現在の道道275号線、月形町と美唄市峰延を結ぶ「道道月形峰延線」です。

ちなみに西側が岩見沢市、東側は美唄市になります。

ここは明治14年に設置された月形の樺戸集治監と、翌年に設置された三笠の空知集治監とを結ぶ最短ルートです。当時、何か有事の際は、月形から石狩川を下り、幌向から陸路で三笠を目指すルートであったため、非常に時間がかかります。

そこで誰も踏み込まない湿地帯を貫く直線道路(厳密には泥炭の湿地帯を極力避けるため、1箇所折れ点があります)を開削したものです。


ここはその手法が強烈です。

測量は囚人が膝まで水に浸かり、測量する看守の船を押し、月形の円山と三笠の達布山で狼煙をあげ、その狼煙を目印に伐採と杭を打つところから始まります。

吉村昭の小説「赤い人」のシーンをAIで再現すると以下のような測量シーンになります。(あくまでAIによる想像図なので、実際とは異なると思われます)

砂利を敷き詰めたところでずぶずぶと沈下してしまう泥炭の湿地帯に道路をつくために、冬の間に切り出した丸太を凍った石狩川で対岸に渡し、それを筏のように敷き詰めて、その上に砂利を敷き詰めてできた道路です。

(下図、同じく生成AIによる作画)
※鎖の位置も腰に巻きたいのですが、何度やっても、どのような指示をしても何故か左右の足を結んでしまったりと、まだまだ上手く使いこなせてませんが、一昔前ではこんなものを作るのは自分には不可能だったことを考えると、これまた凄い時代になってきました。

実は今年の炭鉄港3-DAYS Weekender 2026では、月形町、三笠市、美唄市、岩見沢市の3市1町で協力し、この樺戸道路に焦点を当てるプロジェクトを準備中です。つい先日も各地の学芸員さんや担当職員の方にお集まりをいただき、秋の開催にむけ様々に方向性を協議したところです。

できればこの丸太がまだ埋まっているかどうかの調査も視野にいれていきたいのですが、道との協議の過程ではまだまだその実現は難しそうです。でも、この丸太が見つかったらまさに文化財としての価値は非常に高いものと思いますし、道路脇に説明看板とフォトジェニックな表示を設置できれば、地域の歴史を見直す大きなきっかけにもなるような気がしています。

これからの時代は、例えば岩見沢市単体で何かを実行しても、その効果は限定的なことがほとんどです。だからこそこの様な他地域との連携をwin-winの相乗効果とし、点ではなく線や面としての価値を高めることが交流人口や関係人口の創出に不可欠であると考えています。

ここは誰かに提案したところで”箸にも棒にもかからない”と認識しているので、私自身が関係者と協力しながらプレイヤーとして汗を流す覚悟です。


これは月形側で狼煙を挙げた円山の展望台からの風景です。遠くに樺戸道路が見えます。


明治の北海道に送られた囚人の中には、西南戦争などの士族反乱に関わった人々だけでなく、国会開設や自由な政治参加を求めた自由民権運動の関係者も含まれていました。彼らは、当時の政府から見れば秩序を乱す「国事犯」でしたが、別の見方をすれば、新しい日本のあり方をめぐって政府と対立した人々でもありました。

江戸時代から明治期へと、急激に時代が変化する中、国や環境を憂い、正しいことと信じた行動の結果、命を命と思わぬ人権無視の環境の中で、農地整備や道路開削などの北海道開拓の礎を担った人々の汗と涙の結果が今の私たちに繋がっています。

だからこそ、先日の報道でもあったとおり、その囚人たちの墓石を倒すなどの暴挙は、歴史を知らぬ浅はかな者たちの許せない行為なのです。今、私たちの価値観の中に、「歴史を知り、先人に感謝できる知識」が圧倒的に不足しているのだと思っています。

篠津山霊園において、樺戸集治監の囚人墓地にある墓石58基が何者かになぎ倒される器物損壊事件が発生

今年の秋に開催予定の炭鉄港3-DAYS Weekender 2026では、ぜひこの道路にスポットを当て、私たちの地域の歴史を見直し、その価値を共有する機会にしたいと思っています。

岩見沢市旧美流渡中学校交流館が開館しました。

〈令和8年5月1日投稿(遡り投稿)〉

令和8年4月18日(土)に、アーティストのMAYA MAXXさんたちが中心となって活動展開していた旧美流渡中学校が、消防法上で必要な設備を改修し、岩見沢市旧美流渡中学校交流館として再開しました。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/shogaigakushu_bunka_sportshinkoka/bunka_sport_shogaigakushu/4/16796.html

今後の活用は、主に「みる・とーぶ」さんの展示やワークショップなどで魅力づくりをされていくことになりますが、もちろん市民の活用も可能です。


なお、この施設の中には、炭鉱や鉄道などの地域の歴史に触れる「地域資料コーナー」があり、東部丘陵地域の炭鉱や旧国鉄万字線などを中心とした歴史文化に触れるエリアがあります。

実は、その”炭鉱と鉄道に関する部分”は、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団として、以下のようなミニパネルづくりでお手伝いをさせていただきました。

その際、ミニパネルにあわせた画像を撮影するために、まだ空き地には雪が残る中ではありましたが、冬眠明けの初運転も兼ねて、志文駅から万字炭山駅跡まで、小回りの効くバイクで撮影ツーリングをしてきました。

以下はまだ準備中の画像ですが、右手の壁にはそれぞれの地域にあわせてミニパネルを設置しています。

地域資料コーナーでは、この様に映像なども見ることができます。

残念ながら見られるのは以下の期間と時間のみとなりますが、ぜひMAYA MAXXさんの作品などもご覧いただきながら、この地域の歴史にも触れていただければ幸いです。

【開館期間】
令和8年4月18日(土曜日)~令和8年10月31日(土曜日)(土曜日、日曜日のみ開館)

【開館時間】
午前10時~午後5時

3月議会後のmemo〈雑談的投稿〉

〈令和8年5月23日投稿(遡って4月30日付けで投稿)〉

非常に多忙なスケジュールに負けてしまい、完全に当頁への投稿が滞ってしまっていたので、慌ててふりかえります。(手元の画像をもとに少しずつ遡って更新しますので、投稿日が4月30日以降、5月23日以前のものは、恥ずかしながら全てこの様なふりかえり投稿です。)

■今年は雪解けが非常に早かったので、近所の散歩コースのゴミ拾い

我々がゴミ拾いしている風景をみて、通りの方がお花を一輪くれました。
そんな気持ちが嬉しいですよね。
*動画は360°カメラが勝手にAIで編集してくれたショート動画です。



■番外編:実質的な子育てが終了しました。

これは議会の会期中でしたが、下の子が無事に大学を卒業。これで親としての大部分を一緒に卒業させていただいた気分になりました。あとは逞しく社会を楽しんでいってくれたらありがたいと思っています。

*もちろん、親としての役目は一生続くのでしょうが、大きな節目を噛み締めた次第です。


■岩見沢市郷土科学館の「新資料から見える岩見沢」-新収蔵品展-

新たに寄贈いただいた資料を初公開してくれる、ありがたい企画ですが、今回は主に美流渡地域の写真が多く、とても見応えのある展示です。5月31日(日)までの開催です。


■今年も春の交通安全啓発に立ってました。

毎年恒例!

町内会の班ごとの割り当てですが、順番が最後の方になる回覧板に空欄が多かったので3日間出動することに。

子どもも大人も挨拶をすれば応えてくれて気持ちが良いです。
*画像のハチ吉は、立哨中に妻が散歩で通りかかったもので、すっかり11歳の老犬となった身には、長時間1箇所で待たせるのは酷になりました。


■岩見沢SL保存会のシート外しに参加

ほとんどの会員が80歳代ということもあり、現在、新陳代謝がテーマになっています。しかしサスガ鉄道の町岩見沢で、最近は若いエネルギッシュな方々も多く参加するようになり、今後の技術継承にも一定の期待が持てます。

ちなみに岩見沢SL保存会は、昨年の炭鉄港3-DAYS Weekenderにも鉄道OB自らがガイドとして参画してくれ、その御礼も兼ねてシート外しに参加してきました。


■ドイツルール地方からの訪問団

ドイツルール地域連合議員団が来日したことに伴う、日独友好北海道議会議員懇話会との交流会に北海道「炭鉄港」市町村議員連盟の一人として参加させていただきました。 北海道道庁赤れんがの重厚な雰囲気も素敵でした。我々との交流は18日(土)がメインとなります。

このルール地域連合議員団の来日については、後日談もありますので、別投稿もしたいと思っています。


■この投稿は5月23日にしていますが、実は今年も炭鉄港や地域活動系の講演依頼を多くいただき、来週から怒涛の講演ラッシュになります。

そのどれもが3時間、2時間などの長めで、しかも細かな部分でテーマが異なるので、準備にかなり時間がかかりそうです。そんな大きなプレッシャーの中で、現実逃避的なブログ投稿をしております。

他にも沢山あるのですが、今回はこの辺で・・・

今後は個別に少し投稿したいと思います。

ドイツルール地方からの訪問団

〈令和8年4月21日投稿(遡り投稿)〉

■4月15日(水)に旧北海道庁赤レンガにて、ドイツルール地域連合議員団が来日したことに伴う、日独友好北海道議会議員懇話会との交流会がありました。私は北海道「炭鉄港」市町村議員連盟の相談役という立場で参加させていただいた次第です。

ドイツのルール地方は、北海道の空知地方と良く似ていて、炭鉱の活況で栄華を誇り、エネルギー革命によって急激な衰退を経て、その後、見事なV字回復を果たしています。

※2019年に私がドイツに行ったときの投稿もぜひご覧ください。
https://hiranoyoshifumi.jp/2019/08/24/11574

今回は北海道議会議員である植村真美(NPO法人炭鉱の記憶推進事業団副理事長、元北海道「炭鉄港」市町村議員連盟初代会長)の尽力により、北海道議会の中に「日独友好北海道議会議員懇話会」が立ち上げられ、この度の交流となりました。


■4月18日(土)

水曜日は札幌での開催でしたが、この日はドイツ訪問団が朝から空知を巡る日程で、夕張や三笠の後に岩見沢にある「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」の石蔵にて、研修や意見交換、そして懇親会が開催されました。

私はNPOの取り組みとして、空知の現状や日本遺産「炭鉄港」の可能性や目指すところをお話させていただきました。その際、同時通訳があるわけですが、せっかくなので生成AIの力を借りて、プレゼン資料にワンポイント的にドイツ語を記載することで、より理解が深まるようにしてみました。

これは大当たりで、ドイツの方々にも非常に好評で、とても良い意見交換もできました。

「ドイツでも炭鉱は負の遺産と呼ばれ、様々な取り組みと苦労の上に今がある」
「地域にとって、あなたたちの様なキチガイがとても大事なんだ!」

などなど、ありがたい言葉をいただきました。

心配していたドイツ語の翻訳精度は、全く問題ないとのこと。

生成AIは非常に役にたち、もう日頃の仕事から手放すことができません。

もう少し時間が経過すれば、スマートグラスなどが当たり前になり、勝手に同時通訳もしてくれる時代となり、益々世界が近くなると確信しています。

ただそのときに日本の国力がどんどん低下し、円安が進行することで、海外客の受け入れは活発になったとしても、我々が海外にいける機会がどんどん失われるような気がして心配です。

実際に私も2019年のドイツ視察の時点から、随分と知識量が変化してきた中で、今、あらためて行けたら更に見えてくるものが違うのだろうと思っても、現在では、飛行機チケットもドイツでの滞在費も、あまりの高額にとてもじゃないけれど、もう一度行ける自信がありません。


下の集合写真は最後の交流会の後のシーンです。

私が三脚でシャッターを押したので、変な格好になってしまっているのは御愛嬌ということで・・・

いずれにせよ、明治初頭の政府が一丸となって海外の仕組みを取り入れたように、私たちもあらためて海外に学ばなくてはならないフェーズが来ていると感じています。人口減少と高齢化においては、世界のトップランナーである日本ですが、その解決策はどこにあるのか・・・。

なかなかその最適解は見えませんが、探すこと、考えることをやめてはいけないと思っています。

岩見沢市ふるさと応援寄付[予算審査特別委員会〈歳入〉一問一答レポート]

〈令和8年4月6日投稿〉

3月議会の終盤に行われた予算審査特別委員会の「歳入」において、ふるさと応援寄付の状況と今後の在り方について、一問一答方式で質疑を行いました。

※その内容について、音声データをNotebookLMにソースとして読み込ませ、政治アナリスト目線で公平な分析と評価を元にレポートを求めたのが以下のテキストです。


岩見沢市「ふるさと応援寄付」の現状と未来――予算審査特別委員会・質疑レポート

行政アナリスト兼地域財政アドバイザーの視点から、先般行われた予算審査特別委員会における「ふるさと応援寄付(ふるさと納税)」の質疑を深掘りします。岩見沢市が直面する「寄付額減少」と「価格競争の激化」という構造的課題に対し、市がどのような矜持を持って挑もうとしているのか、専門的な知見を交えて解説します。

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1. はじめに:なぜ今「ふるさと納税」が議論されるのか

地方自治体にとって、ふるさと納税は自らの工夫と努力で伸ばすことができる「貴重な自主財源」です。質疑の冒頭、平野委員は「厳しい財政状況下において、支出を抑える努力はもちろん、収入を増やす努力が不可欠である」と指摘しました。

人口減少により税収増が期待しにくい現代の自治体経営において、全国から資金を呼び込めるこの制度は、単なる寄付集めを超えた「都市経営の生命線」となっています。支出削減という「守り」だけでなく、いかに稼ぐかという「攻め」の姿勢が問われています。

2. 数字で見る現実:流出する税収と「3,300万円」の赤字

岩見沢市の寄付受入額は、令和元年度をピークに減少が続いています。

  • 令和元年度: 約7億4,891万円(ピーク時)
  • 令和2年度: 約4億867万円
  • 令和3年度: 約3億7,883万円
  • 令和4年度: 約3億1,317万円
  • 令和5年度: 約2億4,678万円
  • 令和6年度: 約1億8,728万円
  • 令和8年度(見込み): 3億円(回復に向けた「最初の目標」)

深刻なのは、岩見沢市民が他自治体へ寄付することによる「税収の流出」です。令和6年の実績では、3,904人の市民が他市町村へ寄付し、約1億3,170万円の市民税が流出しました。 この減収分の75%(約9,870万円)は国から「地方交付税」として補填されますが、逆を言えば**残りの25%(約3,300万円)は純粋な市の持ち出し、つまり「赤字」**となっています。寄付額を増やすことは、この流出を上回る利益を確保するための必須課題なのです。

3. 徹底比較:なぜ岩見沢市の「米」は他市より高いのか?

質疑の焦点となったのは、主力返礼品「ゆめぴりか5kg 特A」の寄付額設定です。

  • 岩見沢市: 21,000円
  • 近隣自治体: 13,000円〜13,500円台

この圧倒的な差に対し、当局は「適正ルールとブランド維持の結果である」と回答しました。ここにアナリストとして注目すべき「逆算のロジック」があります。

「13,000円」設定の不都合な真実

国のルール(募集経費50%以下)に基づき、岩見沢市の経費(ポータルサイト手数料10%、中間事業者委託料7%、送料・決済手数料等8%)を当てはめると、品代(お米の代金)に回せるのは寄付額の約25%です。 仮に13,000円で出品した場合、品代は約3,250円となります。ゆめぴりかの店頭価格が4,000円台半ばであることを考えると、この価格設定は生産者や事業者の採算を完全に度外視したものであり、持続可能性がありません。

岩見沢市の矜持:ブランドと生産者支援

  1. 「岩見沢産」へのこだわり: 国のルールでは「市内で精米」さえすれば他産地の米でも返礼品にできますが、岩見沢市はブランド維持と生産者支援のため、「岩見沢産」に限定。これが価格競争で不利になる要因ですが、信頼の証でもあります。
  2. 事業形態の差: 直接販売できる個人農家と異なり、複数の農家から仕入れる小売事業者は、再算割れを防ぐため適切な価格設定(21,000円等)を行わざるを得ないという実態があります。

4. 戦略の転換:LTV(顧客生涯価値)を高める「ファンづくり」

寄付額が右肩下がりの中、掲げられた「3億円」という目標。当局はこれを「減少傾向に歯止めをかけるための最初のステップ」と位置づけ、戦略の転換を示唆しました。

キーワードは、「モノ(返礼品)からファン(関係人口)」へのシフトです。

  • 具体的なリピーター像: 寄付者の2〜3割(前年度寄付者が翌年度も寄付する割合)がリピーターであり、その内訳は**「お米 600件」「パン 160件」「メロン 50件」**と、日常使いの品から季節の楽しみまで、着実にファンを掴んでいます。
  • 関係人口とLTV: 平野委員が提唱した「プロモーションの入り口」という考え方は、マーケティング用語で言う**LTV(顧客生涯価値:一人の顧客が長期間にもたらす利益)**の最大化を意味します。単発の「お得な買い物」で終わらせず、岩見沢のファン=「関係人口」を増やすことで、将来的な観光や移住、継続的な支援に繋げる狙いです。
  • 制度改正への危機感: 令和8年度から11年度にかけて、国のルールで経費率が50%から40%へとさらに厳格化されます。品代(30%)を維持するためには、より一層の「共感」を得るストーリー作りが不可欠となります。

5. アナリストの視点:質疑の評価と市民へのメッセージ

今回の質疑は、単なる数字の確認に留まらず、「価格競争の限界」を浮き彫りにし、自治体経営の在り方を問う極めて建設的なものでした。

岩見沢市が直面している「価格の高さ」は、裏を返せば、国のルールを厳格に守り、地元生産者の適正な利益とブランド価値を死守している証でもあります。安売り競争に加担せず、いかに「岩見沢なら応援したい」という共感を呼べるか。ガバメントクラウドファンディング(GCF)や、「JOIN ALIVE」のような体験型返礼品の拡充が、その試金石となるでしょう。

市民の皆様には、ふるさと納税を「他市のお得なカタログギフト」としてだけでなく、岩見沢市が全国にブランドを売り込む「最大のプロモーション事業」であるという視点で、今後の動向を注視していただきたいと思います。


※上記と若干重複しますが、今回の委員会でのやりとりを公平な視点で要約し、最後に分析レポートを求めたものが以下になります。(同じくNotebookLM)

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