カテゴリー別アーカイブ: 駅前通り

駅前通り関連~まとめ

現在は広く新しくなった駅前通り。

残念ながら多くの事例と同様に、拡幅整備された結果、寂しいまちなみへと変化してしまっています。しかしそれを嘆くのではなく、当事者が頑張る仕組み、当事者が増える機運を高めていかなくてはならないと思っています。

私のこれまでの活動としては、当初計画のとおり意匠性の統一が叶っていないことに対し、幾度か一般質問を行い、その結果、「暖色系」という言葉ひとつとっても言葉が形骸化してしまっていること、また看板等の意匠についても同様で、行政にはその熱意が足りなかったことがわかります。

私自身、この頃はまだ経験も乏しく、今ならもう少し違うアプローチができたかもしれないと思うと残念ですが、ここにその反省も込め、記録として主要な部分のみではありますが、これまでの経過などをまとめます。


■2018年3月予算審査特別委員会(店舗看板等の意匠について)


■2014年6月一般質問(まちなか活性化計画)


■2013年12月一般質問議事録(駅前通り)


■2013年6 月一般質問議事録(駅前通り)


■2013年中心市街地活性化特別委員会を終えて


■2013年予算審査特別委員会議事録(駅前通り含む)


■計画時点での駅前通り地区まちづくり要領等を紹介しています


■2013年「ろの字組主催:駅前通りを考える」討論会

駅前通りの看板意匠についての確認

〈2018年8月2日投稿〉

3月22日に開催された予算審査特別委員会において、駅前通りの看板が規定に違反しているのではないかとの観点から質疑を行いましたので議事禄を転載します。

○委員(平野義文君) 予算書293ページ、駅前通整備促進事業についてお伺いをさせていただきたいと思います。

 この駅前通りに関しては、現在も少しずつ進行して形になりつつあるところであります。その様子を見させていただきながら、行政も、そして駅前通りまちづくり運営委員会の方々もさまざまな事情において、理想と現実のはざまで大変苦労されながら遂行しているということを認識をして、改めて感謝と敬意を表するところではあるんですが、それを踏まえた中で、大変心苦しいながらも一つ確認させていただきたいと思います。

 現在、平成24年11月12日の中心市街地活性化特別委員会で配付をされた駅前通り地区まちづくり要領に変更がないかどうか、まずこれを確認をさせていただきたいと思います。

 次に、そのときともし変更がないとすれば、広告物等についてという項目の中で、看板など広告物は数量や表示面積を抑え、集約・縮小化に努めることとしますとあります。現在、色調や意匠に関しては、ご配慮いただいている面も見受けられるんですが、私の個人的な主観でいくと、この表示面積や集約、また縮小化という部分ではどうなのかなと。そこで改めて、現在の駅前通りは、この項目の内容にかなっているという解釈でよろしいのかどうか、これについて確認をさせてください。

○委員長(石黒武美君) 建設部長。

○建設部長(宮嶋哲也君) 平野委員のご質問にお答えをします。

 まず、まちづくり要領の内容が変更があったか否かというようなことからお話をいたします。これまで、変更はございません。

 それから、その次に、このまちづくり要領の中身と現実との整合性という観点でのお尋ねだと思います。駅前通りにつきましては、岩見沢市の玄関口にふさわしい町並み・景観というものの形成を図るために、地元組織である、今は駅前通りまちづくり会議と言っております、これ以前は駅前通り整備促進期成というような名称だったと思いますが、平成20年2月に、この会議において駅前通り地区まちづくり要領というのが定められております。このまちづくり要領に照らし合わせて、その後の立地、それから建築というものが行われておりますけれども、全てこのまちづくり要領に適合しているというようなことでございます。それに違反しているというようなことは、今、ございません。

 以上であります。

○委員長(石黒武美君) 平野委員。

○委員(平野義文君) わかりました。

 過去、一般質問でも、建物意匠等でもさせていただいたときに、そもそもが大枠の取り決めで、決まった数値とか基準とかいうのが定められていないがゆえに、その文言のとり方でいかようにもなるというような部分は認識をしているところであります。ただ、この広告物等においても、同じような結果であるということを、まず認識をしました。

 そこで改めて確認させていただきたいのですが、今後も新たな店舗の進出というのが当然あると、目指すということになると思うんですが、今回と同様の大きさ、また情報量の看板等が設置されることがあると考えてよいのかどうか、これだけ確認させてください。

○委員長(石黒武美君) 建設部長。

○建設部長(宮嶋哲也君) 平野委員の再質問にお答えをいたします。

 今後についても同様の事がなされるか否かというような、その可能性もあるというようなことだと思います。

 このまちづくり要領、あるいは地区計画、こういったものがございますけども、これに照らし合わせて、それに適合するか否かという審査は十分やっているということになります。しかし、最終的には原泉の例えばオーナーであったり、あるいは立地者であったり、そういった方々の意向と申しますか、考え方が反映されるというか、尊重されるべきなんであろうというふうに思います。したがいまして、今後もそういった可能性はあり得る、もちろんまちづくり会議、私どももまちづくり会議と連携をしながら、要請できる物に関しては、要請というか、お願いをしていきたいというふうに考えております。

 以上であります。

(「終わります」と呼ぶ者あり)

H26 第二定例会議事録 ①まちなか活性化計画について

平成26年6月に開催された第二定例会 一般質問の議事録が公開されておりましたので転載いたします。

今回は大きく3項目の質問でした。

まずその1つ目は「まちなか活性化計画について」です。


議員(平野義文君)〔登壇〕 通告に従い、一般質問をさせていただきます。

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8月21日 今日の色々。。

平成26年8月21日(木)
午前10時より総務常任委員会があったのでオブザーバー参加してきました。

内容は「岩見沢市子ども・子育て会議」の経過報告について。

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これまでのアンケート等の集計結果や分析、それを踏まえた「子ども・子育て支援事業計画の骨子(案)」の提示がありました。

個人的には「市が独自に実施を想定する事項」に【①子どものあそび環境の整備】という項目が盛り込まれている部分を大きく評価すると共に、それを更に良きものにできるよう微力ながら協力していけたらと考えています。

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総務常任委員会終了後、11時より《北地域ふれあいネットワーク推進協議会」主催のふれあい昼食会にご招待いただき参加。

これは地域の独居高齢者や障がいを持つ方を対象とした昼食会です。

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こういった場を設けて楽しい時間を過ごしてもらうと共に、各々の横のつながりをつくれる場となっています。

もてなすのは町会役員の皆様。そして参加者と役員さんが一緒になってステージに上がり楽しんだりと和気あいあいなものです。

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そして今日はもうひとつ。

緑中学校の熱心な先生と礼儀正しいい学生さんお二人に壁新聞の取材を受けました。

テーマは「駅前通り」ということで、このように鋭い質問がズラリ・・・。

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ここは自分の考えを前面に出すのではなく、純粋に計画のお話を主にさせていただいた次第。

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ただ、その中でも話は脱線し、現在の日本の状況や各地方都市が陥っている状況など、非常に難しい時代であって、活性化に向けた簡単な解決策は存在しないということ。そしてそれを踏まえた上で、様々に考えを結集して魅力あるまちを作っていかなくてはならないことなどをお話しさせていただきました。

しかし、質問の答えに窮してしまうこともあり、何とも学生さん達には不完全燃焼気味の結果になってしまったかもしれません。というのも、個人的な意見ならいくらでも言えるのですが、今回の趣旨には沿わないと判断しました。特に民間に関わる部分においては、行政ではタッチできない領域があるため、結果としてこれまでの市の答弁をなぞるような形になってしまったかもしれませんが、公に壁新聞に記載する内容としては仕方のないこと。

自分の中でも、せめてもう少し「駅前通りが新しくなることで、こんなに凄いことが期待できるんだ!」と胸を張って言えるような状況になれるよう努力を続けていきたいと思います。


以上、今日の出来事でした。

一般質問原稿 ①岩見沢市まちなか活性化計画について

◇平成25年第二定例会における一般質問原稿(ラフ)を記載します。(1/3)

①岩見沢市まちなか活性化計画について

*岩見沢市まちなか活性化計画はこちらから見ることができます。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/i/sangyo/tyuusin/matinakakassei/index.htm


1)現在の課題並びに今後の見通しについて

今年度より新たに「岩見沢市まちなか活性化計画」が動き出し、ビジョン編として10年間、プラン編として5年間を計画期間として策定がされました。これは今までの中心市街地活性化基本計画を見直し、より現状にあった計画として推進するものと捉えていますが、その記載内容はまだまだ抽象的であり、誰が?いつ?どうやって?という視点が足りない状況のままです。この計画をより実効性のあるものへと昇華していくために、現在課題として捉えていること、並びに今後の見通しについて市長の考えをお聞かせください。


2)前向きな計画推進にむけた仕組みづくりについて

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岩見沢市駅前通りに関する質疑

-平成26年3月27日(木)投稿-

温かい春の陽気の中であらためて駅前通りをみてみると、1・6地区の駅前ビル解体が始まり、他の新しい店舗も続々と姿を現してきました。そこで再度、以前もご紹介した約束事がどうなっているのかという視点で見てみると、しっかりルールに則っているものもあれば、決してそうではないのではないか・・。という解釈の幅の広さに打ちひしがれます。

この駅前通りと中心市街地に関しては自分としてもまちの顔として非常に重要なこととして捉えている関係上、公式な場における質問も幾度となく実施させていただいています。

今回は、まだ昨年の9月定例会での議事録をご紹介していませんでしたので、ここに掲載させていただきます。

是非、質問と市長答弁とを合わせて現地の様子を見ていただきたいと思います。

(以下、平成25年第二定例会(9月議会)議事録転載)


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岩見沢駅前通りについての一般質問

 この度、平成25年12月9日(月)に、私が行う一般質問の読み原稿を記載します。

P1060078 自身で種々市政に関するテーマがある中、今回はまだ調査・準備段階のものが多いため、本定例会における一般質問は非常にシンプルに「駅前通り」の件のみとしています。

 今回の質問に至った背景としては、岩見沢の玄関口といえる「駅前通り」が、せっかく数十年に一度あるかないかという、貴重な生まれ変わる機会に恵まれた中で、それが市民にも情報が共有されておらず、また、計画自体も機運の高まりにかけることから、このままでは単に歩道が拡幅され、周辺の建物が新しくなる。しかも店舗の閉店、移転等によって空き地増も心配される・・・。という、何のために整備をするのかの根幹を見失ってしまいそうな状況であり、まさに「仏つくって魂入れず」といった状況に陥ってしまうのではないだろうか。という強い心配であります。

実際には、地先関係者も中心市街地活性化に関わる方々も、そして行政も、それぞれ真剣に取り組んでいる状況ではありますが、それぞれにご尽力されていながらも、それほどに中心市街地の活性化というのは成果を出すのが難しいということでもあります。

しかし、現在人口約8万8千人の岩見沢市も西暦2040年には約6万人と予測される人口減少社会の到来に対し、できうる限りの対策を行い、健全な市政運営を目指していく事が大事だというのは共通の認識になりうるものであろうと考えます。(勿論、その減少傾向に合わせて様々な対応を合わせていくことも重要なことです。)

その街再生の切り口としても非常に重要な要素を含む中心市街地・駅前通りでありますから、我がまちとしてこのチャンスを活かさなければならないと信じています。

そのような観点から、是非とも次世代に誇れる行動と判断をしていきたいと思っているものであります。

何より現在においては、「何のための駅前通り整備なのか?」という面が見えにくく、故にそれが今後どう岩見沢市にとって活性化の効果が出るのか?といった部分すら確認できない状況でありますので、最終的な目標としては、市民が共有し、夢を見ることができる「岩見沢らしさ」・「ビジョン」をつくり上げることだと信じています。その布石としての質問となりますので、明確に答弁を貰えるような性質の質問ではありませんが、少しでも行政、そして市民の間に共感が広がっていくようなステップを踏んでいきたいと思っています。

 


《以下、一般質問の読み原稿(案)》
 

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岩見沢市議会6月〚第2定例会〛議事録

6月19日に行われた第2定例会一般質問の議事録が公開されておりますので、転載いたします。

内容としては、

1 今後の都市計画について
(1)駅前通整備事業について
①進捗状況及び今後の方向性について
②市のかかわり方について
(2)岩見沢市都市計画マスタープランについて
①計画の進捗状況及び現状認識について

2 除排雪事業について
(1)昨季までの経過と来季に向けた改善について
①期待される市民のニーズに対する現状認識について
(2)官民パートナーシップの推進並びに情報共有について
①今後目指すべき方向について
②意識共有のあり方について

となっております。

基本的に一般質問に対する答弁があり、再質問は3回までとなっています。

非常にボリュームがありますが、お時間のあるときにご確認ください。(公式の議事録より転載し、わかりやすく私が青字、市長答弁を赤字とさせていただき、項目ごとにこちらで水平線を挿入させていただいております。)


議員(平野義文君)〔登壇〕通告順に従い、一般質問をさせていただきます。

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中心市街地活性化特別委員会[0624]

6月24日 本会議終了後、議会特別委員会、並びに中心市街地活性化特別委員会が開催されました。

委員会の中での質問・発言に関して、補足が必要かと思いますので、私の思いとともに記載させていただきます。

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現在、内閣府認定による中心市街地活性化計画 第1期計画が1年延長され、2期目に向けた計画が策定されている最中であります。

なんで今更中心部?という声があろうかと思います。確かに「現在大型店が出店している近郊を開発した方が話は早いのでは?」という声を良く聞くのも事実であります。

しかし、今後の右肩下がりの世の中において、社会環境維持においては生活圏が分散するよりは極力コンパクトにまとめた方が効率が良いことなどを視野にいれることはとても大事であり、長期的にみた社会投資に関しても、できるだけ中心部に集中されることで維持費等の減少のみならず、プラス方向への相乗効果も得られることに繋がります。また、中心市街地と言われる範囲において、岩見沢市全体の固定資産税(土地のみで検証)の約1割をしめているという事実があり、この中心部の価値の下落は市の税収減にも直結し、逆にこのエリアの価値が上がれば税収の向上にも影響が大きいと考えられると思います。(このあたりはまだ上辺の知識しか持っていませんので、今後精査していきたいと思っております)

そして、駅を中心としたエリアは岩見沢の開拓からの記憶を背負うところでもあります。

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平成25年第一定例会 予算審査特別委員会における議事録

平成25年3月19日

予算特別委員会 第2分科会において質問させていただいた議事録が出来上がっておりましたので投稿します。

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以下議事録より転載。

○委員(平野義文君) それでは、4点にわたってご質問をさせていただきます。

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