式典〈北海道消防大会&岩見沢青年会議所70周年〉

〈令和8年8月30日投稿〉

昨日、29日(土)は午前と夕方で2つの式典に参加してきました。

午前中は〈第78回 北海道消防大会〉で、岩見沢市で開催されました。

この式典は消防らしく、とても規律が整っていて、格調高い式典でした。

今年は、熊本地震をはじめ、千葉県や石川県など各地で豪雨による大きな災害が相次いでおり、来賓等の挨拶でも繰り返し述べられておられました。あらためて、私からも消防職団員をはじめとする方々への敬意と感謝の意を表させていただきます。


その後は、岩見沢青年会議所の創立70周年でした。

1956年に設立された岩見沢JCも多くの会員の継続の結果、今なお、40歳以下の青年と言われる世代が研鑽する器として機能しているのは素晴らしいことと感じています。

私自身、この青年会議所で過ごした30歳から40歳までの10年間がなければ、今は全く違う人生を歩んでいることと思っています。

そして昨日の式典は、午前中のフォーマルな式典とは大きく異なり、服装はカジュアルで、理事長経験者や来賓はオリジナルのアロハシャツの着用。また、会場は画像のとおり、北海道グリーンランド遊園地内のランドホールというイベント会場を有効に使用する設え。

非常に対象的な1日となりました。

どちらが良い悪いということではなく、ともに良い式典にしようと準備され、多くの方々が参列のもとに目的を果たすという面では、とても良い式典であったと思います。


さて、このJCの話をInstagramに投稿したところ、「JC時代の経験が今の私を作っている」という部分対し、「それはスピーチ力とか、人間性が鍛えられた感じでしょうか?」というコメントをいただき、ふと振り返って考えてみると、それらの根幹になっているのは、一言でいうなれば「数多くの失敗と後悔を伴う行動」であると感じた次第です。

それは卒業して15年も経ち、未だ様々な場面で繰り返していますが、それもこれも行動しているがゆえの結果であると自身に言い聞かせ、今日も自分自身に対し、少しの無理を繰り返していきたいと思っています。

今やっていることが意味があるのかどうか。

あると信じて努力する先に、良くも悪くも結果があるのだと信じています。

― 会派離脱のご報告と、議会自治について ―

〈令和8年8月26日投稿〉

このたび、私はこれまで所属し、会長を務めていた会派を8月26日をもって離脱しました。

突然のことで、ご心配をおかけする方もいらっしゃると思いますが、今回の離脱は、誰かを批判したり、人間関係の対立によって決断したものではなく、あくまで自身の政治信条を貫く形であることをご報告いたします。

現在、岩見沢市議会では、次期の議員定数を現行22名から20名とする案が上程される方向となっています。

一方、私はこれまでの検討経過が適正であり「概ね21名が妥当」との考えを持っています。そこで、今後、本会議で一議員として、質疑や反対討論を行う可能性がある中、会派会長という立場のまま、内部で異なる考えを主張することは整合性がとれないと判断し、けじめとして会派を離脱しました。


■ 議員定数等検討委員会において、約8か月にわたって議論した結果、答申は「概ね21名が妥当」であった

岩見沢市議会では、令和7年7月から令和8年3月まで議員定数等検討委員会を8回開催しました。

その間、「市民との意見交換会」や「アンケート」等を実施し、議員定数だけではなく、議会の活性化や議員のなり手不足などについて複合的な議論を重ねました。

その結果、諮問した議長を除き、定数21名を適正であると結論付けたのが 3会派(15名)、20名が 1会派(4名)、22名 が1会派(2名)となり、検討委員会としては「概ね21人が妥当である」と答申するに至りました。

21名という数字は、単に現状に近い定数を守ろうとしたものではなく、地域課題が増加する難しい時代において、行政を監視する機能、委員会運営、地域の多様な声を議会に反映する機能をできる限り維持する。その上で、人口減少の推移や市民要望等を勘案し、定数を22名から1名削減する。双方を考えた結果として導き出した数字です。


■ 岩見沢のために定数はどうあるべきか

議員定数を見直していくことは重要です。一方で、私は定数を減らせば減らすほど良いとは考えていません。

人口は減るものの、社会課題が増加する時代だからこそ、多様な市民の声や様々な世代の意見を市政に反映させる機能が重要であり、過度な定数削減は、かえって市民の利益を損なう可能性もあると考えています。

また、過去3回の岩見沢市議会議員選挙結果を見ても、現職が相対的に強く、新人候補の落選が多い傾向が見られます。定数をさらに絞れば、新しい人が議会に挑戦するハードルが一層高くなることを懸念しています。

私は、様々な世代や経験を持つ人が、議会に挑戦できる環境を残すことも重要だと考えています。議会にも健全な新陳代謝と多様性が必要です。だからこそ私は、答申のとおり、議会機能を維持しながら改革も進める「21名」が、現時点では最も妥当な水準だと考えています。また、定数を削減することが、直ちに議会全体の質の向上につながるとは限りません。

よって、ぜひ志のある立候補者が増えてほしいと思っています。


■岩見沢商工会議所からの要望書について

委員会答申後、岩見沢商工会議所から議員定数を18名へ削減する要望書が届きました。経済界からの提言・思いは重く受け止めた上で、提言の中心となっていた人口と定数の関係性のみならず、行政面積や公共施設数、産業構造など、別の客観指標も併せて考慮した結果が、検討委員会の答申でありました。

【人口比較と諸条件について】岩見沢市の議員定数を21名とした場合、議員一人あたり人口は3,534人となり、全国同規模自治体79市(人口6.5~8万人)を比較すると、岩見沢市より議員一人あたり人口が多い自治体は、田辺市を除き、大都市圏・人口集積地・県庁所在地近接型、あるいは行政面積の小さい自治体です。岩見沢市のように行政面積が広く、単独で多様な行政機能を担う地方都市として比較すると、議員一人あたり人口は最も多い水準となります。(下表:令和6 年12 月31 日現在の数値)


■ 私が大切にしたい「議員の責任」と「議会自治」

地方自治法では、議員定数は各地方議会が自主的な判断によって条例で定めることとされています。だからこそ今回、私は一つの疑問を持っています。議会自身が設置した検討委員会で長期間議論し、「概ね21名が妥当」との答申をまとめました。その結論を20名へ変更するのであれば、なぜ20名なのか、答申後、何の要素が変化したのかなど、市民にも説明できる明確な根拠が必要です。

私は20名という数字そのものを否定したいわけではありません。大切なのは、「誰かの意向」や「その時々の空気」で揺れ動くのではなく、議会が「根拠と議論の積み重ね」によって客観的に判断することです。

そして、一度決めた検討方法や答申を変更するのであれば、その理由を市民にきちんと説明する。議案に賛成するにしても、反対するにしても、その理由を市民に説明する。

それが私の考える議会自治と議員の責任です。


このたび、会派は離れましたが、市民の皆様から負託を受けた一人の議員としての責任は何も変わりません。なかなか言葉を尽くすことはできませんが、これからも、自ら調べ、自ら考え、自らの判断に責任を持ちながら、市政と向き合うとともに、原理原則を第一義とし、是々非々の姿勢で役目を全うしてまいります。どうか今後ともご指導のほど、宜しくお願い申し上げます。

■人口縮小の第一世代から、日本の未来を考えてみる■

〈令和8年8月23日投稿〉

少子化は、現代だけの問題ではないようです。

約2000年前、ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスも、結婚や出産を避ける人々の増加に危機感を抱きました。

独身者や子どものいない人には相続上の不利益を与え、結婚し子どもを持つ人には、公職や法的立場で優遇を与える。今風に言えば、国家が制度によって結婚と出産を促そうとしたそうです。

しかし、こうした政策が出生を明確に押し上げたと確認できるほどの成果があったかは、よく分かっていません。


この話を知ったとき、人は誰かから「子どもを産みましょう」と言われただけで、人生を変えるわけではない、という点で現在と共通するものを感じています。

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岩見沢駅発 - 鉄道のまちいわみざわの歴史を巡る!~岩見沢レールセンター見学から元町、そして幌内線の痕跡を求めて~

〈令和8年8月21日投稿〉

毎年恒例となっている、JRヘルシーウォーキングとの連動企画です。

今年もガイドをさせていただきます。

毎年、少しずつルートや見どころを変えてはいますが、今年は少し歩く距離を伸ばして(全工程で約3.5km程度)、ちょっとレアなものをお見せしたいと思っています。ぜひ足腰のコンディションを整えてご参加いただければ幸いです。


毎年、本州からの参加者もおり、昨年は京都から日帰りできてくれた方も!

岩見沢に住んでいると、なかなかこの様な地元の歴史文化に触れる機会は少ないかもしれません。

でも、凄い貴重な歴史が沢山存在しています。

特に岩見沢の歴史を紐解けば、鉄道とともに歩んだ年月において、岩見沢ならではの価値を刻んでくれています。

知らなければ「何もないまち」と言ってしまいがちですが、少し紐解いて行けばその価値に気づけることと思います。

そういう方が少数では地域はなかなか変われませんが、多くの方々が気づき始めれば、そこに新たな価値が生まれ、新しい経済循環も起こると信じています。

新しいまちづくりを考える時に、地域の歴史を踏まえなければ、どのまちでも出来ることをやってしまう。それはより新しいもの、より質の高いものができた時点で、もう価値は失われてしまいます。

これまでの日本はそんなことを繰り返してきたと感じています。

しかし、自分たちの地域の歴史的歩みの延長線上に次を描けば、それはその地域でしかできないこととなり、他では真似のできないことが可能になります。さらに、岩見沢単体で考えるより、もう少し広域な視点を持てば、日本全国、世界各国から人が訪れるような魅了をつくれる可能性を秘めています。

まずは自分たちの地域の足下を知ることから、始める必要があると思っています。

民生常任委員会:【障害児通所支援費(児童発達支援・放課後等デイサービス)の利用者負担額の見直し】について

〈令和8年7月10日投稿〉

8日に開催された民生常任委員会において、平成26年以降、国の制度を上回る形で続けてきた障害児通所支援の独自無償化について、財政負担や制度の持続可能性を踏まえて対象を整理する方向性が示されました。

見直し後も、児童発達支援の利用者や、3手帳を持つ子ども、医療的ケア児については無償化を継続する方向。一方、それ以外の放課後等デイサービス利用者には、国の制度に基づく1割負担を求める方針と示されました。

岩見沢市は、これまで他市と比べても手厚い支援を続けてきており、今回もすべての無償化を廃止するものではありません。一方で、放課後等デイサービスを利用する一部の家庭には、新たな自己負担が生じることになります。

今回の私の質疑の結果を簡単にまとめます。

〈要約〉

  1. 資料中の利用者数の数字の違い
    • 538人は「年度中に一度でも利用した実人数」
    • 444人は「令和8年4月1日時点で支給決定を受けている人数」
    • 利用者全体は大きく減少しているのではなく、おおむね横ばい
  2. 市が見込む財政効果
    • 令和9年度は制度開始が年度途中のため、約342万円
    • 通年となる令和10年度は、約821万円
    • 影響を受ける178人の平均負担増は、年間約4万6,000円
  3. 関係者への意見聴取の状況
    • 相談支援センターとは事前に意見交換済み
    • ただし、事業者や保護者などへの幅広い説明・意見聴取はこれから
  4. 制度変更の時期
    • 4月は進学やサービス切替、報酬改定が重なるため避ける
    • 1年以上の周知期間を設ける考え
  5. 利用控えへの対応
    • 負担増によって利用日数が減る可能性を否定していない
    • モニタリングや、学校・こども家庭センターなどとの連携で対応すると答弁
    • 具体的な救済策や利用控えを防ぐ数値目標までは示されていない

私自身は、人口減少と高齢化に伴う財政縮小の大きな流れの中で、今回の見直し自体に反対する立場ではありません。ただし、市にとっての財政効果だけではなく、負担増によって利用控えが起きないか、必要な療育や保護者の就労に影響が出ないかを確認していく必要があると思っています。

今後は、制度開始後に利用日数の減少や利用中止が生じていないか、経済的な理由で必要な支援を受けられない家庭が出ていないか、注視していきたいと思います。



以下、参考に一問一答の要約を記載します。

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岩見沢市における【太陽光発電に関する懸念解消】に向けた取り組み報告

〈令和8年7月9日投稿〉

太陽光発電は環境に優しいクリーンエネルギーとして期待される一方で、適切な運用がされなければ地域の安全や景観を脅かす問題につながります。これは多くの皆さんが懸念することでもあり、私自身も大きな危機感を抱き、令和元年(2019年)から様々に取り組んできました。

その太陽光パネルの雪害や放置問題に対する議会での動きと、現在の状況についてご報告します。

※上記画像は、令和5年に撮影した美流渡地区の太陽光パネル。



■ 2019年〜2021年:トラブルの未然防止を懸念した委員会質疑。

私は2019年から、将来的に耐用年数を過ぎたソーラーパネルが適切に処理されず放置されるリスクを危惧していました。公の場の記録としては以下のとおりとなります。
・令和元年(2019年)10月  決算審査特別委員会の質疑にて、廃棄トラブルを防ぐため、市として対策の必要性について言及。
・令和3年(2021年)3月 予算審査特別委員会において、 住宅街の空き地に設置されたパネルによる住環境の悪化を指摘し、道内他市町の動きも踏まえ、岩見沢市独自のガイドラインや条例の必要性を訴える。


■ 2023年:岩見沢特有の「雪害」への懸念と独自ルールの要求 豪雪地帯である岩見沢では、雪によるトラブルが深刻な課題となると懸念。
・令和5年(2023年)3月代表質問・12月一般質問において、 ゼロカーボンシティ推進の裏で起こりうる自然環境への影響や、実際に発生している雪害によるパネルの落下・破損、それに伴う土壌汚染や火災リスクを強く指摘。

当市に適した「積雪荷重」や「設置高さ」などの規定を含めた独自のルールづくりを求めた結果、市からは多雪地域仕様(メガソーラーでは架台の高さ1.5メートルなど)の厳格な遵守を事業者に求めていくとの答弁あり。


■ 2025年:現場実態の追及と、市による現地調査の実現基準が機能することを重視。
・令和7年(2025年)6月議会の一般質問において、修復後、再度雪害で破損したパネルが放置されている実態を指摘し基準の実効性に言及。これにより、市は119基の目視による現地調査を実施。美流渡地区や栄町などで、市から事業者に対する是正要請が行われ、改善に向けた動きがあった。

■ 2026年:「実行力のある条例」制定に向けた動きと現場の解決。
・令和8年(2026年)6月・7月民生常任委員会所管事務調査において、市との情報交換やこれまでの質疑を踏まえ、「太陽光発電の懸念解消」を重点調査項目として提案し正式に採用。民生常任委員会所管事務調査の現地確認も実施しました。その後、開催された委員会において、単なる理念にとどまらない、「保証金の事前確保」などを含めた実行力のある条例制定に向けた調査を進行中。


💡 目に見える成果(2026年7月8日現在) として、長年指摘し続けてきた美流渡地区の破損した太陽光発電所の事業者へ市の的確な指導が入ったこと。また、事業者の誠意により、現在現地にて再度の修復ではなく、「解体・整理」が進行しています。これにより、再発を懸念する皆様の不安の種を一つ取り除くことができたと安堵しているとともに、今後の課題解決に向けた好事例が生まれたと感じています。


【8月5日追記】

先週、あらためて美流渡地区に行ったところ、すでに破損したパネルは片付けられていました。

これは市担当の適切な指導と事業者の誠意ある判断のおかげと安堵する次第です。

しかし、実はこのエリアには、少し離れてもう一箇所同様の現場があったのですが、そこに足を運ぶと・・・

取り外したパネルが野積されていて、中には破損したままのもあります。

太陽光パネルを屋外で野積み保管すると、感電、破損・飛散、水濡れによる有害物質流出、廃棄物処理法上の問題が生じる可能性があります。この画像の状況が単純に産業廃棄物処理をする直前のものであれば良いのですが、今後はこれらのパネルが適切に処分されるかどうかも、市とともに確認していかなくてはなりません。

この太陽光パネルに関する課題は、日本全国同様ですが、既存のものがどのように推移していくかも心配です。いずれ近い将来、パネルの老朽化による一斉廃棄が発生することによる、放置などの社会問題も懸念されます。引き続き、再エネと住環境の維持とバランスを考慮しつつ、市民の皆様の安心・安全な生活環境を守っていきたいと考えています。


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桂沢水道企業団令和8年第2回定例会が開催されました。

〈令和8年7月1日投稿〉

本日、桂沢水道企業団議会が開催され、主に決算の認定について質疑を行ってきました。

この桂沢水道企業団議は、岩見沢市、三笠市、美唄市で構成され、それぞれ岩見沢市議会から4名、美唄市議会2名、三笠市議会2名の議員が所属しています。その経営も数字が大きく、かつ複雑なため、予算や決算の審査もかなり難しい印象を持っています。

今回も岩見沢市議会第2回定例会が6月26日(金)で閉会となりましたが、それから議案を読み込み、過去に実施してきた質問と照らし合わせながら、以下のような質問内容としました。


令和8年 第2回定例会 決算認定における質疑(簡易編集版)

1. 平野質問

現状認識

令和7年度決算では、料金回収率が88.18%となり、内部留保資金は約7,700万円減少したものの、残高は約11億8,000万円を確保しています。 一方で、5年ごとの料金見直しにより令和8年度から料金が引き上げられたこと、またこれまでの答弁等でも、内部留保資金を計画的に取り崩すことで急激な料金改定を避ける趣旨の説明があったと認識しています。

そこから、以下3点についてお伺いします。

  1. 令和7年度決算の評価について 当初の予定損益計算書では約1億6,000万円の純損失を想定していましたが、結果的には約7,250万円に圧縮されました。この結果は、桂沢水道企業団の経営戦略上、想定の範囲内だったのか、改めて見解をお聞かせください。
  2. 料金改定後の各種指標の推移について 今年度予算書にも示されていますが、改めて令和8年度からの料金改定後における「料金回収率」「給水原価」「内部留保資金残高」の推移の見込みについてお聞かせください。
  3. 料金回収率100%に対する考え方について 今後、企業団として料金回収率100%を目指していくのか。それとも、令和12年度末に6億円の内部留保資金を確保することを優先し、一定期間は100%を割り込んだ状況を許容する考えか。

〈用語解説〉
※料金回収率:水を届けるための費用を、水道料金でどれだけ賄えているか(100%以下は赤字)
※給水原価:水を1000L届けるのにいくらかかっているか。
※内部留保資金:水道料金などから積み立ててきた、水道施設を将来も維持するための蓄えで、使えば一時的に料金値上げを抑えられますが、減りすぎると将来の水道管更新や災害対応が難しくなります。令和7年度末で約11.8億円あるが、市民負担を緩和するために毎年取り崩している。

2. 企業局長の答弁

1. 令和7年度決算の評価について(想定内か否か)

当初策定した経営戦略の財政計画では、令和7年度の料金回収率を79.45%、内部留保資金残高を約10億9,000万円と想定していました。 実際の決算はこれよりも良好な結果(回収率88.18%、残高約11億8,000万円)となったため、想定の範囲内であると認識しています。

2. 料金改定後の各種指標の推移について(令和8〜12年度)

主に各年度の事業費の大小により増減しますが、以下のように推移すると見込んでいます。

  • 料金回収率: 最大91.96% 〜 最小78.69% の範囲
  • 給水原価: 最大98円22銭 〜 最小82円98銭 の範囲
  • 内部留保資金残高: 現在の残高から毎年徐々に減らし、令和12年度末で約6億円とする。

3. 料金回収率100%に対する考え方について

当企業団では、令和12年度末に向けて内部留保資金を約6億円まで計画的に減少させることで、構成市(※利用自治体)が納める料金水準を引き下げています。 したがって、この一定期間において料金回収率が100%未満となることは、財政計画上、致し方ないものと考えている。

3. 平野の再質問

基本方針は理解しましたが、3点目の「今後の回収率と財政」について懸念があります。

計画通り令和12年度末に内部留保資金を6億円まで減らした場合、令和13年度の料金見直しのタイミングでは、それ以降の赤字を補填する原資がなくなります。そうなれば、複数年にわたり料金回収率を100%以上にするため、各自治体の水道利用者に対してさらなる大幅な値上げをお願いせざるを得ないのではないでしょうか。

今後も経費の増大や施設の維持・更新など厳しい経営環境が続く中で、企業団として今回の決算と将来予測に対し、時代背景も含めた危機感を持っているのか。それとも、あくまで「想定内」として進めていくおつもりなのか、再度お聞かせください。

4. 企業局長の再答弁

今回の料金改定協議は、まずは令和12年度までに内部留保資金の残高6億円を確保するというシミュレーションに基づき、構成市と協議を重ねた結果です。

議員ご指摘の通り、令和13年度以降も6億円の留保資金を維持していくためには、将来的な料金の大幅な引き上げ(再値上げ)が避けられないことは予見されるところです。

今回の料金改定にあたっても、将来的に料金負担が増加する可能性については構成3市と共有しています。その上で、今回はまず令和12年度までの料金水準を固定し、各市の水道事業経営を支える方針をとりました。

決して楽観視している状況ではありません。企業団および構成3市が持つそれぞれの「水道事業経営戦略」のPDCAサイクルを進捗管理し、今後に向けて必要な協議を不断に行ってまいります。まずは令和12年度までのこの水準で経営していく予定です。

5. 所感

事前の想定をもとに、執行部から「令和13年度からの料金がもう少し大幅にかかってくるということは避けられないと予見される」、「将来のさらなる再値上げ(負担増)」の可能性についての答弁がありました。また、「楽観している状況ではない」という言葉もありました。

現在の計画では、内部留保金を令和12年度末まで、毎年に平均すると約1.1億円を赤字補填等に使い続けることとなりますが、令和13年度に予定どおり残り6億円となると、もうそういう使い方ができなくなるので、水道料金の大幅な値上げが必要になる可能性が高いこととなります。なおかつ、新浄水場の負担や現在更新中の施設、また、今後、老朽化した施設の更新も待ったなしの状況となります。

岩見沢市の資料を見ても、令和8年度以降、桂沢水道企業団からの受水単価は30円/㎥から39円/㎥に上がるものの、岩見沢市民向けの水道料金は令和12年度まで現行で据え置く計画となっています。ただし、その結果として岩見沢水道事業会計の内部留保資金を取り崩し続けることとなり、令和11年度以降は欠損金も見込まれていることもあり、将来的な料金改定リスクがあります。

この様に、なかなか話題になることがない水道料金ですが、実は将来的な不安要素は大きく、市民負担増は避けられない実態があると考えています。

引き続き注視していきたいと思っています。

令和8年度をもって3箇所閉鎖となる岩見沢市パークゴルフ場の状況について

〈令和8年6月24日投稿〉

先日、報道でもありましたが、岩見沢市の「あやめ公園」「幾春別川リバーパーク」「ひょうたん沼」の3つのパークゴルフ場が今年一杯で閉鎖の予定となります。

その事情について、6月4日に開催された経済建設常任委員会の所管事務調査で報告された資料をベースにて、少しわかりやすく作り直したもので背景を紹介したいと思います。


以下は今年度中に閉鎖予定の「あやめ公園」「幾春別川リバーパーク」「ひょうたん沼」の3箇所パークゴルフ場の状況です。

上記で最も費用対効果が低く運営的に厳しいのが「あやめ公園」となり、単純計算ではありますが、かかる経費(5,108,000円)と料金収入(81,100円)を差し引いた費用(5,026,900円)を利用者数(636人)で割ると、何と1人あたり8千円弱もの費用負担を岩見沢市が行っていることになってしまします。

他の2個所においても3~4千円/人の費用負担が発生していることから、やはりこのまま市内7箇所のパークゴルフ場をそのまま維持していくことは困難であるという結論に達します。

パークゴルフ等で外出し、運動やコミュニケーションを取ることで健康寿命が伸び、医療費削減等へも一定の効果が期待できると考えていますが、以下の「市内パークゴルフ場利用者数の推移」を見ると、平成19年には約13.3万人の利用があったものの、令和7年では約3.7万人と三分の一以下に減ってしまっている状況となり、愛好者の方々にも「高額な税負担をしながら同じ数の施設を維持することは難しいフェーズに入ってしまっている」ということをご理解いただけるかと思います。

令和8年度で前述3施設が閉鎖となり、市の運営は残り4施設となりますが、それぞれの利用者が増えていかなければ、現在同様に市の負担が増加の一途となります。参考までに上記の計算で行けば、現時点で「いわみざわ公園」が最も経済効率が良く一人あたり578円の市負担。逆に厳しいのが北村中央公園で約4,350円/人となり、令和9年以降の利用者数の増加を期待したいところとなります。

これらは健康寿命等を含め、豊かさの大切な要素となるため、一概に費用負担が大きければ廃止という議論にはなりくいですが、すでに財政的には「無い袖は振れない状況」となりつつあるため、やはり今後の推移には注視していかなくてはなりません。

そして状況によっては、一方的にコトを進めるのではなく、利用者の皆さまとも丁寧な議論を進めることが重要で、多面的な判断が必要になるとも考えています。


ちなみに、以下は令和2年時点での私のパークゴルフ場に関する一般質問です。

もし良ければご覧ください。

【日本遺産「炭鉄港」×地域資源を活かすブランド戦略フォーラム】の開催について

〈令和8年6月23日投稿〉

■日本遺産「炭鉄港」×地域づくり■
(以下、空知総合振興局さんの記事より抜粋)

7月17日(金)13:30~16:00 岩見沢市民会館(まなみーる)で 【日本遺産「炭鉄港」×地域資源を活かすブランド戦略フォーラム】が開催されます。 地域で活動する方々や事業者、 地域づくりに関心のある地域住民の皆様にとって 地域の魅力を未来へ繋げるヒントや、 新たな可能性を見つける機会として、ぜひお気軽にご参加ください!

詳細はこちら https://3city.net/post/19758/


第1部の講演は、炭鉄港の「今あるもので、今はないコトをつくる」という概念にピッタリの久保健治氏です。これはまちづくりのみならず、ビジネスにも十二分にヒントになるお話になると思います。

第2部のパネルディスカッションにおいては、大変力不足ではありますが、私がファシリテーター兼パネリストで登壇させていただきます。

講演、交流会ともに、どうぞお気軽にご参加ください。

岩見沢市北村の庭園鉄道「空知鉄道」延伸開業記念式典が開催されました。

〈令和8年6月19日投稿〉

6月16日(火)13時から、表題のとおり、空知鉄道の延伸開業記念式典が挙行されました。

来賓として松野市長、空知総合振興局 伊藤地域政策部長などが参列し、更に地元の方や、日本全国からの鉄道関係者、岩見沢赤電保存会や岩見沢SL保存会の皆さんなどで盛大に執り行われました。

私もご挨拶をさせていただく機会があったのですが、日本の鉄道の歴史的な役割をなぞりつつ、この空知鉄道の今後の役割に大いに期待している旨のお話をいたしました。

テープカットの後は、一番列車の出発や乗車会となりました。

皆さん、とても賑やかで和気あいあいとしたセレモニーとなりました。

上記3枚の画像は鉄道写真家としても活躍している、矢野友宏さんにいただきました。
http://sapporojinzukan.sapolog.com/e458438.html


実は道道に面している「新赤川駅」には、金森代表のご厚意で副駅名も設定されています。

【新赤川駅 ~炭鉱の記憶推進事業団「炭鉄港」~】となっており、北村の地に炭鉄港の言葉が掲げらたことも大変ありがたく思っています。

庭園や菜園の中を進む鉄道は可愛らしいけれど、本格的な運行がなされています。


実は今から4年前の令和4年7月17日にも、延伸がなされています。

きっと、北村の赤川付近を通ると、住宅の前に踏切があったり「なんだろう?」と思っている方は多いと思います。実はこのように、当初は個人の趣味としてスタートした庭園鉄道が、今や地域の魅力の一つに成長中であり、今後はイノキタさんや北村温泉などとも連携しつつ、沢山の人が笑顔になれる場所になると良いなと期待しています。

空知鉄道さんはこちらからご確認ください。

https://bazar-k.wixsite.com/soratetsu