タグ別アーカイブ: 他都市調査

ちばレポ〈総務常任委員会他都市調査①〉

〈平成29年10月5日投稿〉

10月2日(月)~4日(水)まで、総務常任委員会にて他都市調査を実施してきました。

今回の大きな柱は「こどもの育ち」であり、特にその取組が顕著な長野県の信州やまほいくの状況を視察することを主軸としましたが、その移動範囲内にて総務常任委員会管轄で、岩見沢市に活用することで市民生活に好影響がでることが期待できるものとして、以前から関心を持っていた「ちば市民協働レポー ト」の状況をお伺いしてきました。

よって、初日は時間的にも非常にタイトで朝7時40分に市役所を出発。羽田空港から一度千葉市に向かい、研修後に長野市まで移動するというスケジュール。それでもやはり行って良かったと感じる「ちばレポ」の内容でした。

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まずはこの〈ちばレポ〉がどのようなものか簡単に説明したいと思います。

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平成28年度 岩見沢市議会 市民クラブ他都市調査(5)野々市市役所及び他都市調査まとめ

〈平成28年12月22日投稿〉

(1)NPO法人 富山・イタズラ村・子ども遊ばせ隊
(2)氷見市役所見学
(3-1)南砺市ICT活用事例〈その1〉
(3-2)南砺市ICT活用事例〈その2〉
(4)金沢学生のまち市民交流館

からの続き

《11月11日:視察3日目》

金沢の小松空港からの飛行機が1日1便で、お昼12頃の出発ということで、午前中に正式な受け入れをしていただく視察を組むのは難しい状況でした。

そこで、金沢市から小松空港へ向かう途中にある野々市市の市役所庁舎が比較的近年に建てられていることから、勝手ながらその雰囲気を見学をしてから空港へ向かうことにしました。

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また受付で市庁舎に関する資料をいただき、基礎データを知ることができました。簡単な概要としては、敷地面積は23,750㎡(含地下式雨水調整池3,750㎡)、建築面積は6160.0㎡、延床面積はホールなども備えて14174.35㎡、建設費は併設施設を含めて56億8千万円、用地費は17億8千万円とのこと。平成17年から業務開始ということで、震災後に建設費が高騰する前だったため、規模の割には非常に安価な印象です。

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平成28年度 岩見沢市議会 市民クラブ他都市調査(1)NPO法人 富山・イタズラ村・子ども遊ばせ隊

〈平成28年12月21日投稿〉

平成28年11月9日~11日の3日間、所属会派である市民クラブで他都市調査に行ってきました。

その内容を個人的な視点からご報告させていただきます。

《11月9日:1日目》

早朝5時半に自宅を出発。

富山に行くには都合の良い時間帯で直通便がなく貴重な1日を大きく失ってしまうのです。そこで羽田乗り換えで7:30千歳発の便としたのですが、実際にはそのもう一本後ろの便でも間に合うもの・・。しかし、この早朝便であれば一人約1万円程度航空運賃が安くなるという事を聞き、行政のチェック機関の役割を担うものとして経費削減はまずは自ら!との思いもあり、会派一致で早起きをすることに。。

飛行機は無事に到着し、そこからレンタカーを借りて富山市へ。

向かうはNPO法人 富山・イタズラ村・子ども遊ばせ隊です。

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なぜこのNPO法人を視察先に選定させていただいたのか。

それは現在の子どもたちを取り巻く遊び環境の悪化にあります。その悪化する遊び環境に対し、大人が如何に真摯に活動を展開していくかという視点において、非常に優れた視点と継続的な活動。また非常に悲しい出来事を乗り越えて今に至っているリアルな背景がありました。

このNPO法人を知ることとなったきっかけは、今年の4月にプライベートで参加した「こども環境学会全国大会・富山大会」の学会誌に掲載されていたものです。その時はスケジュールが合わずに参加ができなかったのですが、是非この度、志を同じくする会派のメンバーで調査に行きたいと考えたものです。

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岩見沢市議会他都市調査報告

先ほど紹介したプレーパークの実施と被ってしまうのですが、、

平成26年11月16日 (日)14時~

議会改革推進の機運の一つとして、岩見沢市議会における4つの常任委員会(総務常任委員会、民生常任委員会、建設常任委員会、経済常任委員会)が実施した先進他都市調査の報告会を開催します。

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午後2時~5時までの限られた時間ゆえ、各委員会からの報告は30分間の中で代表的事例発表を行い、それに関する質疑応答を実施することとなります。

大まかな流れとして(記載時刻は正確な時刻ではありませんので、あくまで目安として捉えてください)。。

時刻

内 容

備 考

14:00 開 会  
14:10 総務常任委員会の報告 委員会交替時間含む
14:45 民生常任委員会の報告  
15:20 建設常任委員会の報告  
15:55 経済常任委員会の報告  
16:25 全体質疑  
17:00 閉 会  

という感じになると思います。ちなみに私が全体の進行を行わさせていただくと共に、ustreamでのLIVE配信を行う予定です。ちなみにこれも私が行うので、万全を期しますが、万が一失敗してしまったら申し訳ありません・・・(汗)

そのLIVE配信のURLはこちらです。

http://ustre.am/1j0ZX

どうぞお気軽にご来場下さい。


各委員会の内容は以下の通りです。(市議会webサイトより転載)

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平成26年度 会派行政視察

平成26年11月5~7日

新しく新風会となって初の行政視察です。

総勢12名いるため6名ずつの2班に分かれての行動。これを合体させ情報共有ができれば2倍の効果が発揮される予定です。

我々の班は初日に仙台入りし、石巻市の復興まちづくりを調査した後、千葉県の流山市のかなり進んだ議会改革の状況を教えていただき、最後は国土交通省の担当の方よりコンパクトシティについてのレクチャーをいただくという行程。


①石巻市では復興に伴うまちづくりについて教えていただく。

私個人としては、特に今後居住できない地域を設定することによる強制移住のプロセスについて関心が高まり、色々と質問させていただきました。

この岩見沢においても、将来的に限界集落等の概念からコミュニティの移転が必要となってしまう事も視野にいれておかなければならないかもしれません。しかし、それは今回の東北の様な強制的な要素がなければ普通は不可能なこと。

これをいかに誘導し、みんなが納得した形、希望を感じる状況で実現できるのか?

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そのあたりの考察は、またあらためて記載できたらと考えています。


次に新幹線で埼玉県大宮市まで移動。

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岩見沢複合駅舎 公共建築賞受賞(国土交通大臣表彰)

平成24年10月14日

東京の㈱ワークヴィジョンズ田村さんより、「第14回 公共建築賞」を受賞した報告電話をいただきました。

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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/569262.html

この公共建築賞は2年に一度実施され、完成後3年以上経過した建築物が対象となり、全国から「行政」「文化」「生活」の3部門の日本一を決めるものです。

その様な権威ある賞で、この岩見沢複合駅舎は「生活」部門の日本一と評価されました。

7月の投稿で、北海道地区選出の3施設に優秀賞が授与され、その一つとして岩見沢複合駅舎が選ばたこと、そして北海道新聞全道版に掲載する取材を受けたこと等々をご紹介させていただきましたが、実はその後8月には、見城美枝子さんら審査員の方々が来岩した日本一を懸けた審査に私も参加させていただき、市民代表としてこれまでの「駅まる」の活動や今後のビジョンなどをお話させていただきました。(さすがに重たい審査ゆえブログでご紹介するのは憚られて投稿していませんでした。)

この賞は完成から3年以上経過したものが対象となるだけに誤魔化しは効きません。

とは言え、まだまだ市民共通の誇りとして育つにはもう少し上の取組みが必要なこと、そして私達だけでなく、もっと多くの人がこの駅を活用し、自分たちの活動や愛着につながるような空気を作り上げていくことなどが大事であることをいつも考えています。


先日、愛知県に他都市調査で伺った際に、岡崎市だけではなく一宮市も調査対象としてきました。そこでの目当ては、まちなか居住を進めるための一つの拠点としてつくらられた「i-ビル」という尾張一宮の駅ビルです。

ここは図書館や商業施設、また市民活動の拠点など、様々な人の集まる要素を駅ビルに集約した施設です。当然、人口規模も岩見沢の4倍ぐらいあり、その経済規模も違うので単純に比較、参考には出来ないのですが、多くの人が行き来する拠点に、更に人が集まる仕組みづくりをすることにより、多くの効果が得られることを感じてきました。

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その調査で得た感覚として、岩見沢の駅でも商業活動を積極的に後押しすることを検討していかなければならないと考えるに至っています。今の岩見沢複合駅舎の公共空間は、条例により金銭の授受が伴う活動が極端に制限されています。

例えば、東北大震災のチャリティーコンサートで、駅舎内で募金を募ることすらとてつもないエネルギーを要するほどの厳しさです。むしろ積極的に経済活動を推進することで中心市街地に人を呼び込む大きな要素を作れると感じています。当然、金銭の授受を行うかどうかにより、種々メリットとデメリットが発生し、その天秤の中でジャッジをしていかなければならないと思いますが、それでも元気を失ってしまっている岩見沢の中心部において、1日当り約9,000人が往来する場所は貴重です。

それを活かして何らかの起爆剤にできれば、もう少し岩見沢の顔としての建物を活かし、観光にも追い風が吹いている空知の中核都市としての色付けができていくのだと考えています。

いずれにせよ、このような大きな賞を受賞したことが、後々凄いことだと評価されるような進化を遂げていかなくてはなりません。今回の公共建築賞の受賞についても、そんな将来に向かっての期待が含まれての評価だと自戒しています。

その期待に応えることができるよう、是非とも意義ある活動を継続していきたいと考えています。

他都市調査報告(第一作業部会)

平成26年6月26日(木)10:0~

議会改革特別委員会第一作業部会が開催されました。

gikaikaikaku0530第一作業部会では、市民への情報の伝達手段として各常任委員会単位での他都市調査報告会を行うことで進行中です。その原案はこちらでもご紹介した通りです。

第一作業部会の協議を経て、全体の議会改革特別委員会で全議員の承認をいただき、ほぼこの原案の通り開催することになってきました。

その具体的な内容について本日作業部会で協議をしたところですが、その会議に臨むにあたり、まずは来場していただける市民の方にわかりやすく伝えるため必要と思われる、各委員会共通の報告ルールのフォーマットづくりをしてみました。

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これは当たり前のステップでありますが、自分の委員会以外ではなかなか知ることのできないものでもあります。市民からすれば、当然のことながらもっとわからないこと。。

だからこそ、このような当たり前のステップを公にしながら、整理、実践し、多くの市民に伝えていくことが重要なのだろうと信じています。

この他都市調査報告会は11月16日(日)午後より開催予定です。
詳細が決まりましたら、再度ご報告させていただきます。

中心市街地考察(佐賀市わいわいコンテナ①)

平成25年10月8~10日にかけて、経済常任委員会において他都市先進地事例を調査する目的で視察が行われました。

その行き先は、佐賀市と熊本市。

中でも佐賀市においては、以前からどうしても見てみたかった「わいわいコンテナプロジェクト」であります。そのプロジェクトの中心的な推進者は岩見沢複合駅舎設計でおなじみの㈱ワークヴィジョンズであり、駅まるの活動においても、種々勉強会の中で話題になっていた場所でありました。


台風24号の直撃により千歳から飛行機が飛ぶのかどうかもわからない状況下、なんと幸運な事に見事に台風はどこかへ逸れていき、飛行機は快適な通常運行。以降3日間、あんなに懸念された台風は全く影響を及ぼすことはありませんでした。

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【1日目】

その日は飛行機の運航時間の都合もあり、移動だけの1日でありまして夕方16時近くにホテルにチェックイン。

その後は委員会による夕食会合まで2時間ほど時間があったので、小雨の中、佐賀市の街中をじっくり一人散歩して空気を感じさせていただくことに。

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