カテゴリー別アーカイブ: 中心市街地

岩見沢市議会6月〚第2定例会〛議事録

6月19日に行われた第2定例会一般質問の議事録が公開されておりますので、転載いたします。

内容としては、

1 今後の都市計画について
(1)駅前通整備事業について
①進捗状況及び今後の方向性について
②市のかかわり方について
(2)岩見沢市都市計画マスタープランについて
①計画の進捗状況及び現状認識について

2 除排雪事業について
(1)昨季までの経過と来季に向けた改善について
①期待される市民のニーズに対する現状認識について
(2)官民パートナーシップの推進並びに情報共有について
①今後目指すべき方向について
②意識共有のあり方について

となっております。

基本的に一般質問に対する答弁があり、再質問は3回までとなっています。

非常にボリュームがありますが、お時間のあるときにご確認ください。(公式の議事録より転載し、わかりやすく私が青字、市長答弁を赤字とさせていただき、項目ごとにこちらで水平線を挿入させていただいております。)


議員(平野義文君)〔登壇〕通告順に従い、一般質問をさせていただきます。

続きを読む

議員会研修会

7月24日(水)

朝10時 バスにて市役所出発

DSC_0913

行き先は美瑛町&富良野市。

共に中心市街地において、大きなプロジェクトを行った地域。

美瑛町は大規模なゾーン分けと土地の権利交換等の施策により、町の中心部を大きく改編。

意匠は三角屋根、美瑛軟石等々の細かい基準を設けて統一性を持たせ、美しい町並みをつくり上げています。

DSC_0916 DSC_0914

続きを読む

中心市街地活性化の意見募集

ただ今、岩見沢市ではホームページ上で中心市街地活性化基本計画素案作成に伴い、多くの方々のご意見を募集しています。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/i/osirase/topics/130628-130731.htm

chukatu

現在の2期計画骨子案だと、先日の委員会質問でも述べさせていただいた通り、平成30年度において、例えば歩行者・自転車通行量で考えると、ほぼ現在の状況が維持されていれば目標達成です。

確かにそれでも非常に難しい事であり、今後、岩見沢市は人口の自然減、社会減により毎年1,000人ずつ減っていき、2040年には約6万人の街になると予想されている状況下、現状維持ができるのは立派な事であります。

しかし、少なくとも平成16年には約10,000人/日、昭和50年は25,000人/日(ともに自転車含まず。)の歩行者数がいた状況下、平成30年度の目標値が6,000人/日(しかも自転車も含む)。。

現実を踏まえると非常に難しいのは事実としても、これで「目指すべき活性化」と言って良いのかどうか・・。(ただし、この基本計画は数値目標の根拠も問われるため、はったり的な大風呂敷を拡げるわけにもいかず、現実的な路線で各施策が与える効果を積み上げていかなければならないので、現状でこのような数値目標になっている事も十分に理解できることです。)

ただ、この状況を今一度真摯に考えた時に、岩見沢の中心部を何とか活気あるものにしていかなければならないと考えるわけであります。

続きを読む

中心市街地活性化特別委員会[0624]

6月24日 本会議終了後、議会特別委員会、並びに中心市街地活性化特別委員会が開催されました。

委員会の中での質問・発言に関して、補足が必要かと思いますので、私の思いとともに記載させていただきます。

***************

現在、内閣府認定による中心市街地活性化計画 第1期計画が1年延長され、2期目に向けた計画が策定されている最中であります。

なんで今更中心部?という声があろうかと思います。確かに「現在大型店が出店している近郊を開発した方が話は早いのでは?」という声を良く聞くのも事実であります。

しかし、今後の右肩下がりの世の中において、社会環境維持においては生活圏が分散するよりは極力コンパクトにまとめた方が効率が良いことなどを視野にいれることはとても大事であり、長期的にみた社会投資に関しても、できるだけ中心部に集中されることで維持費等の減少のみならず、プラス方向への相乗効果も得られることに繋がります。また、中心市街地と言われる範囲において、岩見沢市全体の固定資産税(土地のみで検証)の約1割をしめているという事実があり、この中心部の価値の下落は市の税収減にも直結し、逆にこのエリアの価値が上がれば税収の向上にも影響が大きいと考えられると思います。(このあたりはまだ上辺の知識しか持っていませんので、今後精査していきたいと思っております)

そして、駅を中心としたエリアは岩見沢の開拓からの記憶を背負うところでもあります。

続きを読む

平成25年度 第2定例会 一般質問原稿

平成25年6月19日に行われた一般質問の読み原稿を掲載します。
約4,800字 – ゆっくり読んで15分程度の内容となりますので、読むのもエネルギーが必要ですが、ご覧いただければ幸いです。

前半が中心市街地及び駅前通りの再生に向けた質問。
後半が除排雪に関する質問となっています。

*******以下、読み原稿***********

通告に従い一般質問をさせていただきます。

続きを読む

岩見沢市駅前通りのお話。

現在、多くの建物が取り壊され、またアーケードの解体も始まった駅前通り。この通りが新しく生まれ変わるのは皆様ご存じの通りかと思います。

しかし、どういう風に変わっていくのかというのは詳しく知っている方は少ないかもしれません。

よって、少しだけここで紹介してみようと思います。

【岩見沢市ホームページより[駅前通り地区計画]】
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/i/sangyo/tosi/chikukeikaku/book/keikakusyo.pdf

というリンク先を見てもイメージしにくいかと思いますので、前回(平成24年11月12日)の岩見沢市中心市街地活性化特別委員会時に配布された資料をスキャンしてご紹介いたします。

sincyoku

*クリックして拡大されても、あまりキレイではないので見づらいです。すみません。。

青が平成23年度の物件補償、緑が平成24年度、オレンジ色が平成25年度の物件補償予定箇所です。

まずは何がどうかわるのかについて。

続きを読む

中心市街地活性化協議会 第1回2期基本計画検討専門部会

4月25日

岩見沢商工会議所の2階会議室において、表記の会議が開催されました。

DSC_0389

岩見沢では、これまでも中心市街地活性化協議会を設置して様々な活動がなされたきたわけですが、日本中、どこの街も中心街の疲弊を止めるのは並大抵のことではない状況。。勿論、この岩見沢市においても苦戦しているのが実情です。

そこで、当初5年間だった1期計画を1年延長する事となったのですが、それと並行し、次の2期計画に移行するための専門部会が立ち上がりました。

そこでこれまでとちょっと趣が違うのが、実際に街中で活動している人たちがメンバーとして新たに加わっていること。

この私も議員としてではなく、日頃からまちづくり的活動を展開している《いわみざわ駅まる。》の代表としての招集です。

ちなみに、次回の会議までに、『問題提起』として、【これまでの何が問題か?】という問いに対して課題が与えられました。

それが今、こうやってブログを投稿するために資料を見直している時に思い出してしまいました・・・。締め切りは10日までとあり、すでに3日が経過していおります・・・(汗)

 

さて、どうしたものか。

これから慌てて作成します。。お恥ずかしいばかりなり。。。

「駅前通りを考える」討論会終了

平成25年3月28日 18:00~

DSC_0275

これから新しくなる岩見沢駅前通りについて、北海道の事業として歩道が拡幅され、また、沿線の建物もある一定の意匠を持って建て替えられ、さらにその建物は境界線より60㎝セットバックされる。

このように、新しく駅前通りが生まれ変わるも、日本中、ただ綺麗になった商店街が、結局人影まばらな通りのままで最終的にはシャッター街化に拍車をかける。そんな景色を嫌というほど見てきています。

これを今の駅前通りの状況で考えると、この岩見沢においても同じようなことが危惧される。

そんな危機感のもと、私も理事として参加している一般社団法人「ろのじ組」主催のフォーラムを開催し、微力ながら討論者の一人として参加させていただきました。 (右画像はそプレス空知さんの記事です)

私個人としては、これまでの経験と現実を踏まえた部分が脳裏をよぎり、発言に迷いが出たりと不完全燃焼気味のところもありましたが、西村さんを始めとするレベルの高い意見も続出し、討論会としては大いに盛り上がり、会場で聞いていた方々も様々に持ち帰るものがあった模様。

その証拠(?)として、膨大な量のアンケート用紙が記載され、その内容もやっつけではなく思いのこもった文章が多々。

これまで色々とイベント等を行って、アンケートを回収してきましたが、このように質の高いものが会場にきたほとんどと思われる方々が残していたをいうのが、この事業が成功したと言ってよいものだろうと感じます。

以下の画像はその討論の様子。。

この画像は会場に来ていた方、3名のfacebookから勝手に拝借(汗)
479869_398480220258870_478607341_n 553280_452691201472094_37350222_n 62339_430184960407418_2009465526_n

また、内容については、会場にきていたお知り合いのYさんがfacebookに投稿していましたので、またまたそれを勝手に拝借させていただきます。

*****以下引用*******

続きを読む

生涯学習センター「いわなび」から考える中心市街地

平成25年3月25日(月)の午後から、社会教育委員の会議がありました。
場所はオープン間際の生涯学習センター「いわなび」の会議室。

会議終了後、館内の案内をいただき、全館ぐるっと視察する機会に恵まれました。せっかくなのでチラッとご紹介いたします。(今後はホームページ等も出来ると思われますので、ここでは本当にチラッとだけ・・)

DSC_0227
玄関を入ると、このように2階に上がる階段が正面にあります。

続きを読む

シンポジウム 「駅前通りを考える」

3月28日(木)午後6時より

であえーる岩見沢 3Fであえーるホールにて駅前通りのこれからを考えるシンポジウムを開催します。

主催は 一般社団法人 ろのじ組という岩見沢の中心市街地活性化に関わる法人で、私も微力ながら理事の一人として名を連ねさせていただいております。

ekimaedori0330

詳細は上のチラシ画像を拡大してご覧いただきたく思いますが、岩見沢市の駅前通りは、すでに北海道の事業として道路拡幅に向け計画が進んでいる状況であります。ゆえに、これから岩見沢市として大きく計画を変更するような事は現実的ではありませんが、多くの市民が今後どのようにこの駅前通りが生まれ変わるかを知らない状況も鑑みて、何とか今後のまち再生の切り口になるような「市民自慢の駅前通り」になる術はないものか・・。という様な希望を抱く気持ちを持ち続けなければならないと感じています。

だからこそ、ここで今一度駅前通りの役割と今後の希望というものについてイメージを膨らませてみるのが大事だろうとの見解でフォーラムを開催をさせていただきます。

まずは第一部として、北海道大学工学部准教授の小篠隆生氏の基調講演。

第2部はスバリ「駅前通りを考える」と題して、コーディネーターをそのまま小篠氏が行い、ワークヴィジョンズの西村浩氏、ろのじ組の理事長である木村聡氏、駅前通り商店街の朝山会長、そして私、、という感じで、駅前通りに夢を見てみようと思っております。

内容としては、どういった結論で、何を投げかけ、そしてどんな共有ができるのか、やってみないとわかりませんが、何もしなければ疲弊していく一方の地方都市を何とか再生していくための切り口を見つけて少しずつでも育てていきたいと思っております。

平日の夜間ではありますが、是非お気軽にご来場いただけたらと思います。