前項の(1)で子ども夢パークができるまでの背景や、そのマインドを簡単にご紹介させていただきました。
今回の(2)では、視察の際の画像を用いてご紹介したいと思います。
この子ども夢パークは「子どもの居場所」として機能する場所で、端的に表現するならば下記のようなものです。(データ等の詳細については公式webサイトでご確認下さい。)
平成25年11月27日
所属会派である新政クラブにて、他都市調査を行ってきました。
今回は公共施設設置おけるPFIの有効性に関し、先進地を視察させていただいたものと、岩見沢産の農産物が給食にも使用していただいている東京都板橋区の中で、これまた岩見沢産農産物を取り扱っていただいている大山商店街への視察調査、更には関内においての歴史的建造物の活用等々、密度のある視察となり、最終日にたっぷり時間を取って、メインの視察となったのがこの川崎市の子ども夢パークでした。
会派としては勿論、私個人の関心としても、この[子どもの居場所]に重要な意味を感じており、昨年の一般質問でも教育環境に対する質問をさせていただいた部分とリンクするものでした。
平成26年2月7日(金)10時~
岩見沢市議会 中心市街地活性化特別委員会が開催されました。
内容としては、これまでの内閣府の認定基本計画申請を一旦取り下げ、今後、より実態に即した「(仮称)まちなか活性化計画」として4月からリスタートを切るにあたっての叩き台資料についての議論となります。
その計画資料としては、近々岩見沢市のwebサイトでも公表され、市民意見募集が始められる予定となっていますので、その時に再度ご紹介したいと思います。
今回は私の考えだけを述べさせていただきます。
その前に中心市街地活性化協議会とは何ぞや?というところからおさらいします。(そもそもの詳細はこちらをご覧下さい)
市のホームページやFBページで掲載されておりますが、栗沢及び中幌向の雪堆積場が一杯になってしまった様です。
これまでの栗沢地域は、一度一杯になってしまうと閉鎖となり、非常に不便を強いられてきましたが、今季は代替え地設定があります。
場所は以下のようになっておりますのでご確認下さい。(中幌向は閉鎖となります)
詳しくは市のwebサイトをご覧下さい。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/i/kouhou/snow/cont/taisekijyou.htm
平成26年2月6日(木)
北海道新聞朝刊 空知版に大きく下記のような記事が掲載されていました。
この岩見沢の人口減少に関することは、1月11日にもブログで取り上げておりますので、是非こちらも読んで見てください。
現在の人口流出傾向は、歯止めが利かないばかりか、更に加速しているような状況です。
これは豪雪による影響もあると思いますが、若者世代にとっては働く場が無いというのも大きな要素かと思います。常日頃言っていますが、単なる人口減少であれば、構造をコンパクト化していけば対応できるかもしれませんが、生産年齢世代の激減による年齢層の逆ピラミッド化が著しく進めば、社会保障を含め、経済縮小、社会資本の維持等々においても、大きな悪影響が及びます。
これを何とかするための起爆剤が必要で、そこは目先の対処療法ではならないはず。
明日も中心市街地活性化特別委員会がありますが、その資料の中でも「個性や強みのない地域は勝ち残れない」と明記されています。では、どうやってそれをつくっていくか。それがまだ誰にも見いだせていないのが現実です。
私には心に秘めたものがありますが、まだ多くの人に理解されるクオリティまでに至っていないのが歯がゆいところ。恐らくそんな事が多くの市民の方々にもあり、水面下に隠れていることと想像します。
それらを含め、多くの市民と情報を共有し、合意形成を行い、市民みんなで共有する岩見沢の魅力づくりを進めなければこの人口減少を抑える施策を実現することは難しいでしょう。
これまで種々行われた活性化の取り組みが、ピンポイントでは効果を発揮しつつあるものの、まち全体として効果を現すまでになるには、議論をリードする優秀な知恵と、多くの意見をコーディネートする能力が岩見沢には必要です。
明日の中心市街地活性化特別委員会では、そのことも訴えてきたいと思っています。
踏ん張りどころです。
[1月11日に投稿した岩見沢市の人口減少推移と考察]
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/01/15/2373
数日前、岩見沢市青少年問題協議会がありました。
それをきっかけとして自らの周囲を振り返ってみると、ここ最近の小学生を取り巻く環境にとても危惧を抱いています。
人間には何らかの組織に属したいという帰属本能があります。それは子ども達も同じで、【群れる】中で切磋琢磨し、人としてのコミュニケーション能力を開発していくのが本来の姿のはず。
しかし近年では共働きの家庭も多く、当たり前の事ながら「親が居ないときに友達を家に上げてはいけません。」と言われています。そういう家庭が多くなると多くの子ども達は行き場を無くしてしまいます。(小学生低学年ぐらいまでは地域の児童館等が機能するのですが、高学年になると居場所がなくなります)