平成26年2月6日(木)
北海道新聞朝刊 空知版に大きく下記のような記事が掲載されていました。
この岩見沢の人口減少に関することは、1月11日にもブログで取り上げておりますので、是非こちらも読んで見てください。
現在の人口流出傾向は、歯止めが利かないばかりか、更に加速しているような状況です。
これは豪雪による影響もあると思いますが、若者世代にとっては働く場が無いというのも大きな要素かと思います。常日頃言っていますが、単なる人口減少であれば、構造をコンパクト化していけば対応できるかもしれませんが、生産年齢世代の激減による年齢層の逆ピラミッド化が著しく進めば、社会保障を含め、経済縮小、社会資本の維持等々においても、大きな悪影響が及びます。
これを何とかするための起爆剤が必要で、そこは目先の対処療法ではならないはず。
明日も中心市街地活性化特別委員会がありますが、その資料の中でも「個性や強みのない地域は勝ち残れない」と明記されています。では、どうやってそれをつくっていくか。それがまだ誰にも見いだせていないのが現実です。
私には心に秘めたものがありますが、まだ多くの人に理解されるクオリティまでに至っていないのが歯がゆいところ。恐らくそんな事が多くの市民の方々にもあり、水面下に隠れていることと想像します。
それらを含め、多くの市民と情報を共有し、合意形成を行い、市民みんなで共有する岩見沢の魅力づくりを進めなければこの人口減少を抑える施策を実現することは難しいでしょう。
これまで種々行われた活性化の取り組みが、ピンポイントでは効果を発揮しつつあるものの、まち全体として効果を現すまでになるには、議論をリードする優秀な知恵と、多くの意見をコーディネートする能力が岩見沢には必要です。
明日の中心市街地活性化特別委員会では、そのことも訴えてきたいと思っています。
踏ん張りどころです。
[1月11日に投稿した岩見沢市の人口減少推移と考察]
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/01/15/2373