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除排雪についてのまとめ

[平成28年2月2日投稿]
(令和6年3月30日追記)

2024年2月23日投稿分

岩見沢市民の方から間口除雪に関する要望をいただきました。ありがたい機会と捉え、様々に考え、事情を共有してみたいと思います。
https://hiranoyoshifumi.jp/2024/02/23/15853


~これまでの投稿まとめ~

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昨日の24時間降雪が50㎝を越え、岩見沢が全国一となった模様です。

さすが豪雪の岩見沢の本領発揮でありました。

そこで、これまで投稿していた除排雪に関する投稿を少しわかりやすく見出しを付けてピックアップしてみたいと思います。

【*各記事の記載内容(状況、数値等)は投稿日現在のままで修正等をしておりません。あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。】


◇2012年11月26日投稿分

私がブログで除排雪のことを投稿するようになったきっかけになったものです。
除排雪の仕組みについて、市民の皆様の素朴な疑問に答えることから始めてみました。

『除雪について』
https://hiranoyoshifumi.jp/2012/11/26/786

『除雪について その2』
https://hiranoyoshifumi.jp/2012/11/26/788
(ここに記載のQ&Aの仕組みはすぐに実現しました。また、多くの方々からお寄せいただいたコメントもご覧いただけると幸いです。)


◇2013年12月26日投稿分

道路幅と除排雪の関係を図解してみました。雪が物理的に存在するという事は、簡単に移動したり消したりすることができないことを想像していただけると思います。

『道路幅と除排雪の関係考察』
https://hiranoyoshifumi.jp/2013/12/26/2359

上記の続編的投稿 『北4条通りの現状(1月15日現在)』
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/01/15/2394


◇2013年2月1日投稿分

【一般質問】自身初となる本会議一般質問(平成24年第四回定例会)の項目の一つに「除排雪について ~市民、業者、行政の三方良しの実現に向けた質問~」を実施した際の議事録です。
https://hiranoyoshifumi.jp/2013/02/01/6939


◇2013年9月9日投稿分

【一般質問】平成25年第二回定例会において、「除排雪事業について」 と題し、改善項目と官民パートナーシップの推進及び情報共有のあり方について一般質問を実施した議事録です。
https://hiranoyoshifumi.jp/2013/09/09/1834


◇2013年11月20日投稿分

岩見沢市のより良い除排雪体制の摸索をするにあたり、各地の優れた取り組みを視察してきました。そのレポートとなります。

『各地 除排雪への取り組み【前編】』
https://hiranoyoshifumi.jp/2013/11/20/2214

『各地 除排雪への取り組み【後編】』
https://hiranoyoshifumi.jp/2013/11/20/2224


◇2013年11月28日投稿分

平成25年第二回定例会の一般質問でも提案させていただいた「市民との情報共有」のツールの一つとして、除排雪に纏わるガイドブックが全戸配布されました。*現在もダウンロード可能です。

『岩見沢市の「冬のくらしガイドブック」』
https://hiranoyoshifumi.jp/2013/11/28/2260


◇2014年1月17日投稿分

市民の方からブログコメントに届いた苦情に対しての私の考え方等を投稿したものです。

『除排雪に関するご意見(1月17日)』
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/01/17/2413


◇2014年1月27日投稿分

過疎地における除排雪の実態。そして今後、多くの地域が陥るであろう社会構造の課題克服に向けた札幌発の「除雪ボランティア」に同行調査させていただいた記録です。企業の社会的責任(CSR)との関係等も大いにヒントになります。是非ご覧下さい。

『美流渡除雪ボランティアから徒然に(1)』
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/01/27/2483

『美流渡除雪ボランティアから徒然に(2)』
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/01/27/2492

『美流渡除雪ボランティアから徒然に(3)』
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/01/27/2509

『美流渡除雪ボランティアから徒然に(補足)』
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/01/27/2513


◇2014年1月28日投稿分

札幌市の非常に進んだ相互理解のしくみづくりの一つと認識している「冬みちアドバイザー認定講座」を見学してみたいと思っていた矢先、念願叶ってスタッフの一人として関わるありがたい機会をいただきました。その模様をお伝えします。

『冬みちアドバイザー認定講座の素晴らしさ。』
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/01/28/2537


◇2014年2月25日投稿分

より良い相互理解を深めるための取り組みとして、岩見沢シチズンと地域町会連絡協議会との共催にて、地域除排雪懇話会を開催することができました。その内容にについて報告したものです。市民、業者、行政が膝を突き合わせてお互いの事を知る機会として、とても有意義なものとなりました。

『岩見沢シチズン共催 地域除排雪懇話会』
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/02/25/2715


◇2014年6月3日投稿分

岩見沢シチズンで作成した「岩見沢市における除排雪に対する提言書」を発行し、電子書籍で無料配布できるようにしたものです。

『岩見沢市における除排雪に対する提言書』
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/06/03/3208


◇2014年9月3日投稿分

【一般質問】克雪に向けた取り組みについて、平成26年第二回定例会で一般質問した議事録です。
主に市民参画を促すための体制づくりと補助制度のあり方について実施しています。
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/09/03/3781


◇2014年8月27日投稿分

行政と市民の関係は、サービスを提供する方と受ける方に意識が完全分離してしまうと、どうしても適切な判断が叶わずに、解決すべき課題が見えなくなる傾向が強まると考えています。その切り口の一つとして「市民満足度」を高めることを理想とするのではなく「市民納得度」を高めることが何より重要であると認識をしています。あらためて札幌市では、この様に進んだ取り組みを摸索しておりました。大きく参考になると思われますのでご紹介させていただきます。

『雪とわたしたちのくらし(討論型世論調査)』
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/08/27/3699


岩見沢市は下図の様に、村松バンドという雪雲の筋が通る場所として、時折危機感を覚えるほど雪が降り続くという豪雪地です。
であるかたこそ、近所でも助け合い、労りあえる人としての優しさを感じることができます。是非、その優しさをもう一歩進め、市民と業者、そして行政の三方良しの構造を実現し、みんなで笑顔で助け合えるまちにしていけたらと考えています。

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尚、このまとめページに掲載していない「除排雪に関する投稿」はこちらからご覧いただくことが可能です。

 

*今後の必要に応じて追加していきたいと思っています。

H)子育て・教育カテゴリー ~まとめとして~

知れば知るほど、今の子ども達の置かれている環境が心配になります。

あまりにもモノ(物質的、情報的共に)に溢れ、それを一方的に享受する環境は、これから訪れる産業構造の変化、グローバル化の著しい進行による国際関係の変化、人口問題に関連する社会保障等の深刻な想定等々を含め、間違いなく訪れる困難な環境を切り拓く能力を高められているとは言い難いのです。

それらを考えていく過程において、幼少期の”遊び”が人間性を育む大事な時期だと言うことに気がつきました。でも社会が求める子ども達の姿とは大きな相違がありました。学校教育の過程においても、求められる人物像とそれを育むための手法とはやはり大きな開きがあります。

現在の学校教育の現場においては、創造性を育む教育を深めていく事はとても難しいと思っています。当然、教育行政を始めとする現場においても大変な努力はしていますが、それには限界があります。やはり教育現場よりも、保護者や家庭、周辺の大人の意識がとても大事だと認識をしています。

幼い頃から電子ゲームやインターネット等の受動的刺激にまみれ、その中で脳を刺激してバーチャルな達成感や優越感を得ている現状。実際にどうしてその環境に浸かり続けるかというと、脳科学を持ち出すまでもなく、親がそれを良しとすること。また、それ以外に面白いこと、やりがいのあることが沢山あるはずなのにそれを知る術がないという不運があると思われます。

「子どもは親の言った通りには育たない。親のやった通りに育つ。」

これは自らに問うと非常に情けない思いになりますが、全ての親が常に自問しなければならない名言であります。

大人が失敗を恐れずチャレンジする背中を見せる。失敗してもそこから何かを掴んで前に進む背中を見せる。上辺のメンツにこだわるような背中を見せない。恥をかく勇気。諦めない心。 努力、苦労の先の達成感を得る様子。etc.・・・。

いつの時代も外野から人のすることを上から目線で批評、批判したり、足を引っ張ったりするのは「自分では何もしない人」であると言います。決してそんな大人を量産してはならないと信じています。


 

平成26年に内閣府より公表された、「子ども・若者白書」から、色んなことをかいま見ることができます。

白書の中で特集として取り上げられていたのが、日本を含めた7カ国の満13歳から29歳の若者を対象とした意識調査です。

この内容を見ると、日本の若者は、「自分自身に満足している」「うまくいくかどうかわからないことにも意欲的に取り組む」「社会現象を変えることができるかどうか」「将来への展望」等々、そのほとんどが、7カ国中最低で推移しており、これからの人口減少社会、グローバル化で大きく変わっていく時代に適応するための能力である「たくましく逆境に向かい、クリエイティブな能力を発揮して新しい道を切り開く力」が著しく不足していると思われます。

同年4月に、シンクタンクである共立総合研究所が、「全国学力・学習状況調査」の結果をもとに、「生活習慣」「意思・人格」「家庭」「道徳・規範」等々の11の分野から都道府県別に偏差値化した、「いい子供が育つ」都道府県別ランキングが発表されました。

このデータを見ると、白書の特集では、日本は、国際社会の中でも非常に低い数値を示す中で、さらに日本国内においては、北海道は、総合ランキング47都道府県中46位であり、分野別に見ても非常に低い項目が目立つ結果となっています。

例えば、「難しいことでも、失敗をおそれずに挑戦しているか」という問題では、47都道府県中、最下位。「自分にはよいところがある」「人の役に立つ人間になりたいか」「テレビゲーム等をする時間の長さ」「地域や社会への関心」「自分の発言に対する自信」「言いたいことをうまく伝えることができるか」などなど、あらゆる項目でワースト5位に入る、非常に残念な結果となっています。

さらに、この北海道の中で岩見沢市がどういう位置づけかというのは、残念ながらはかるすべはありませんが、これからの時代を生きていく子供たちのことを考えると、国内での評価はもとより、国際社会で生き抜ける能力を身につけることを目指すべきであり、そのために、保護者はもちろん、岩見沢市の教育行政としても真剣に、どんなことをするべきかを考える事も重要だと思っています。

まずは、脳科学において重要な成長の機会として位置づけられる幼児教育期の「生きた体験」を通して、人間としての能力をはぐくむための環境づくりとその支援。

学校教育においては、岩見沢市教育行政方針にも掲げられているとおり、課題を解決するための思考力、判断力、表現力等をバランスよく伸ばす。また、自尊感情を高め、自己指導能力の育成等を含め、主体的に「みずからの思考を高め、具現化していく力をはぐくむ」ことを重視した、”実行力のあるカリキュラム”づくりが必要だと考えます。

それは放課後の時間かもしれない、若しくは地域との連携で生まれてくるのかもしれない。間違いなく言えるのは、「それは家庭が」とか「それは学校が」と互いに押しつけ合う意識が生じてしまっては絶対に成り立たないことなのだろうとも思っています。これが簡単にシステムを提唱、構築するだけで世の中が変わらない難しい部分であります。

だからこそ、現在の子ども達を取り巻く環境に対する危機感を一人でも多くの方々と共有し、出来ることから行っていくという気運が高まることを期待しています。


前段で述べたとおり、先進国の中でも日本の子ども達の評価は非常に低い状況、またさらには、その日本の中においても一段と北海道が心配な状況であるのは、常に車社会におけるドアtoドア環境や、インドアで遊ぶことが多いことによる身体能力の低さにあるとも言われます。体力と学力・知力・気力等との相関が存在すると考えるならば、やはり幼少期の遊び環境を我々大人が確保してあげる必要があると思っています。

そこで必要となるのが、行政として本気で子どもの遊び環境を確保していく意思を見せることだと考えるに至っています。ここの本気というのは、消費型のあそび場や、子どもではなく親が喜ぶ遊びでもありません。子ども達自らが自主性を持って、自らが磨かれていくあそび環境です。

その明確な意思表示になるのは、前恵庭市長の中島興世氏が提唱している「子どもが元気に育つ環境の整備に関する条例」の様に、行政の本気度を表し、市民が熱く共に守っていくことではないかと思います。(条例の内容に関する投稿リンク

ただ、その様なことを周囲にお話をしても、なかなか「ピンと来ない」と言われてしまう傾向もあり、これらの投稿の内容を簡素端的に説明することは難しく、どうしても共感を得るにはいたらない状況が続いています。これは子育てが終わった人はもちろん、現在幼少期の大切な時期を育んでいる保護者の方も同様です。それは致し方のない事であり、私自身、仲間を増やしつつ、少しずつ出来ることをやっていくしかないと考えています。

その一環として、拙ブログで細々と投稿させていただいてきた「子育て・教育」のカテゴリーの中で、根幹となりえるものをあらためて整理させていただきました。私自身、まだまだ知識不足、思い違い等が多くあるのかもしれません。それらは都度、補完、修正していきたいと考えています。また気づかいの至らないところもあるかもしれません。気づき次第、都度修正していきたいと考えておりますが、何卒ご容赦いただければ幸いです。

平成28年1月21日

 

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