この度、表記の通りのガイドブックが発行されました。
これまで岩見沢市の除排雪環境に足りなかった要素の一つが、市民に理解を求める行動であったと感じていることから、大きな前進であろうと考えています。内容は概ね評価できるものであり、第一弾としてここまでのモノが作れたことに敬意を表したいと思います。
このガイドブックは全戸配布されるとのことですが、上記リンクからもダウンロードできますので、是非じっくりとご覧下さい。
他都市での取り組みにおいて、除排雪に関する情報提供が最も進んでいると感じる札幌市でも、こういった情報を見たことがない。知らない。という意見も聞きます。この岩見沢に関してもせっかくガイドブックを作成したものの、一度も目を通さずに仕舞ってしまう方も多いのかもしれません。
しかし、一人でも多くの方に理解していただき、それがジワジワと拡がっていくことを期待し、まずは取り組みを進めることが大事だと考えます。あとは、除排雪対策本部の方々や業者の担当の方々が、市民からくる理不尽な苦情等に、このガイドブックを片手にどこまで理解を求めることができるかが、これからの勝負かもしれません。(当然、切実な苦情、要望には誠意をもって対応するのが大原則です。)
私自身、以前チラッと年配の主婦同士の会話を小耳に挟んだことがあるのですが、「そんなちょっとの雪でもダメ元で市役所に電話してごらん!強く言えば結構やってくれるから!」という会話を聞いた時に、このままではマズイ。と感じたものです。
このような会話がひろがり、エスカレートすれば非常に危険な状況になると思われます。
そんな事から、何度も言うようですが、市民満足度を上げるのではなく、市民納得度を上げることに力を注いでいくことが重要だと考えています。
岩見沢市のホームページの「雪に関する情報」も少しずつではありますが、充実してきています。
https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/material/files/group/62/huyunokurasi.pdf
是非とも、適切な情報共有で、みんなで助け合い、いたわり合えるような、素晴らしい地域をつくっていけたらと思っています。