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万字炭鉱跡地について

〈令和2年8月11日投稿〉

先日の日曜午後。

小雨降る中ではありましたが、今後予定されている某学校の授業に参考にならないかと思い、万字炭山森林公園へ事前調査へ。

ここへは数年前に来て、一度ズリ山に登ったことはあるのですが、前回行かなかった管理棟の方にいくと、明らかな炭鉱遺構がありました。

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これが何か私には判断がつかず、万字にあるジンギスカン鍋博物館の溝口館長に聞いてみると、旧北炭万字炭鉱の選炭場跡(ホッパー)とのこと。

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そして、当時の万字炭鉱の画像を送ってくださいました。この画像を見ると、当該コンクリート基礎の上に木造の選炭場があったようです。

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栗沢資料館(来夢21)

〈平成29年1月26日投稿〉

先日、北村の展示コーナーのご紹介をしましたが、今回は栗沢もご紹介。

栗沢は来夢21という市の施設の中に資料館があります。面積はかなりのもの!この施設内には図書館とこども館が一緒になっています。

ただ、この資料コーナーはほとんど需要がないらしく、私が行った平日昼間に関しては、節電のために電灯を点けないでいる状況。2階の図書コーナーに声掛けして会場内の電気を点けてもらう流れになっていました。

実は恥ずかしながら初めて入る施設。

第一印象としては思ったよりかなり大きい。

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そして感想としては、「栗沢の多様性を感じることができた。」という感じです。例えば、下の図は栗沢の各地域になりますが、それぞれに開拓からのストーリーがあり、そのまま根付いている様子が垣間見えます。

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また、その各地域(説明では部落)の成り立ちからの説明がなされ、これをじっくり見るだけでも非常に勉強になります。(下は一例)

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そこで栗沢というのは、様々な特色ある部落が根付き、現在につながっていることを認識することができます。まさしく当初からの多様性がそれぞれのアイデンティティを確保しながら現在に至っている感じです。

また、栗丘では久樽(クッタリ)という表現がでてきます。

これは以前ご紹介した辻村もと子著「馬追原野」の中で、主人公が幾度となく訪れる、明治の開拓期の当時の栄えた地でありました。願わくば現在の栗丘において、この栄えていた場所がどこだったのかを知りたかったのですが、残念ながら今日は知ることはできませんでした。

また、あらためて栗丘にはアイヌの砦があったことを確認しました。こちらは現在のライディングパークの外れの方と聞いたことがありますが、現在は全く痕跡が残っていないとのことで、知る人ぞ知る・・という状況になっているのだろうと想像します。こちらもできることなら、明確に地図に落とせるような配慮が必要なのだろうと考えています。

資料館としては、色々と多岐にわたり展示物は充実しています。しかし、どれもあと一歩の補足があるともっと良いのに!と若干の勿体無さがありました。まさしく、あとほんの少しの・・・。

そして、こちらのシアターはとても良い内容でした。

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冒頭の栗沢の概要においては、開拓期から始まり、栗沢が農業、工業、福祉で地域アイデンティティをつくり上げて来たことが理解できます。そして、鉄道における万字線がもう一つの栗沢の重要な要素で、スケールの大きな石炭産業が、独立したもう一つの栗沢の顔であったことがわかります。

あらためて万字線に沿った地域、東部丘陵地域のポテンシャルを感じたところです。

 

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内部は思ったよりかなり広く、展示品も多いです。

この来夢21では、図書館やこども対象の施設が同居しているため、今後の展開によっては大いに期待のできるものになるような気がします。

まずはもう少し子ども達やお母さん達にもわかりやすい整理や補足があると、きっと素晴らしいものになりそう!と思います。

今日もあらためて、岩見沢にはまだまだ埋もれているストーリーがあることを認識しました。それらを集めて編集して共有できれば、きっと市民のシビックプライドは高まるはず。そんなことに自信を深めたところでもあります。このあたりのことは、是非、2月5日のシンポジウムでもパネルディスカッションを通して触れていけたらと考えています。

最後になりますが、二階の図書コーナーでも随分と親切にしていただけました。

是非、多くの人に訪れていただき、そして率直な感想等をお伝えし、更に栗沢町のアイデンティティが高まるような施設になれば良いなと思っています。

是非見てみてください。

赤平TANtanまつりから徒然に。

平成28年9月11日(日)

赤平市で行われていたTANtanまつりに行ってきました。

その目的は旧住友赤平炭鉱立抗の内部見学です。

 

赤平市は「炭鉱のまち」というのを前面に出してシティアイデンティティを確立していこうとしていると感じています。

赤平観光協会のwebサイトを見ても、その本気度が良くわかります。

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http://akabirakankoukyoukai.jp/history

 

この大きな立坑は住友赤平炭鉱として平成6年まで稼働していたもの。

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閉山後、有志がこれらの施設を後世に残していくために地道な活動を続けられ、2003年に「赤平コミュニティガイドクラブ”TANtan”」が立ち上がり、その後、着実に活動を継続しています。

今年7月「旧住友赤平炭鉱施設を無償譲渡 所有会社が赤平市と契約」という新聞記事を見た方も多いと思いますが、それらは全てこの様な地道な活動が実を結んで大きな一歩を踏み出したと確信しています。もちろん行政の連携・バックアップの成果でもあろうと思います。

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線路の灯2016から思う。

平成28年7月30日(土)

幌内線跡で行われるイベント、「線路の灯」に参加してきました。

これは過去数年連続して参加させていただいていますが、とても幻想的で美しく。また、北海道開拓からの背景を透かしてみると何ともノスタルジックでとても気に入っているイベントです。

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詳細は上の画像をクリックしていただけるとわかると思いますが、三笠幌内で採掘された石炭を運ぶため、岩見沢を経由し小樽の手宮まで、国内3番目の早さで敷かれた官営幌内鉄道をルーツとする旧幌内線の廃線跡、約2.5㎞にロウソクの灯りを灯すものです。

例年、なかなか設営から参加できず、非常に心苦しい思いをしていたのですが、今年は昼の12時から本イベント主催でもあるNPO法人炭鉱の記憶推進事業団の理事会があったため、連続して参加することができました。

冒頭の主催者挨拶(NPO法人炭鉱の記憶推進事業団 吉岡理事長)で、このイベントは大勢の人が訪れるのが目的で実施しているわけではない、過去の出来事を通し、事故にあって命を失ってしまった人々に対しての鎮魂の意味もある。言わば精霊流しのようなものと考えてもらえれば。。という意味合いのお話がありました。

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初任者のための炭鉱講座

平成28年4月27日

今日は炭鉱の記憶推進事業団による新しく炭鉱産業関連に付随する仕事につく方々を対象とした「初任者のための炭鉱講座」があり、その冒頭の月形町櫻庭町長の講演を聞いてきました。

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北海道開拓の下支えに大きな力を発揮してきた樺戸集治監の背景、そしてそれを誇りとしたまちづくり。関連する歴史をもの凄く良く勉強されていて、明治維DSC_1013新前後の国全体の動きと現在の月形町周辺のことまで一本の線で繋がる話はとても高い共感を得ました。まさに私たちが現在スタートを切った「岩見沢CivicPride探求部」の方向性と合致しています。

グローバル化や一極集中、市場原理に翻弄される地方都市が元気になるには、住んでいる人々が自分たちの地域に誇りを持って、その延長線上に明るい希望を持ち、原理原則に基づいた活躍をしていくこと。これが何より大事なことだと考えています。

そのために何をすべきか。
どうやって魂を込めることができるのか。

しばらくは摸索の日々だとは思いますが、諦めずに努力あるのみと思っています。

第一回勉強会のダイジェスト動画

平成28年1月27日(水)にNPO法人炭鉱の記憶推進事業団 吉岡宏高理事長をお招きしてご講演いただいた時のダイジェストムービーです。

若干音声が聞き取り難いのですが、2時間の内容が約3分とコンパクトにまとまっていますので、ご参照いただければ幸いです。

【第2回 活動報告会】無事終了いたしました。

[平成27年11月27日投稿]

平成27年11月25日 (水)18:30より、北海道グリーンランドホテルサンプラザさんを会場として、平野よしふみ後援会主催 活動報告会並びに交流会を開催させていただきました。

ご案内は、基本として11月頭に後援会会員向けに発送した「後援会通信」のみ。

また、スケジュール的にもタイトで、10月13日から11月11日までの間に4箇所の行政視察を挟んでおり、また、臨時議会や委員会等の開催も重なっていた都合上、事前に今回の開催ご挨拶を兼ねて多くの方々を廻ることもできず、今春、後援会入会者を多くご紹介していただいた、ごく一部の方々を訪ねるので精一杯。それでも結局伺うことができずに失礼してしまった方々も多いという大変不甲斐ない状況となってしまいました。

また、この様な催しの一般的な開催方法としては、事前にチケットを配布し、飲食を伴いながら楽しい雰囲気の報告会(交流会)を開催するのが有権者の皆様としても馴染みの方法だと思いますが、私達ならではの手法として、できるだけ真面目に報告会を開催し、平野の普段から行っている活動や考えていることなどを伝えた方が良いのでは?という発想のもと、前段では1時間のスクール形式での報告会。その後は会場を移してざっくばらんな交流会という流れにしております。

その様な特徴から、決しておもしろみのある集いではないため、毎回、果たして何名の方が来てくれるかわからないという不安一杯の中、いざ蓋をあけると用意した席が足りず、途中でどんどん椅子を追加するほどに・・。(とは言え、当初目標設定数が低いので、結果として自慢できるような状況ではありませんことを付け加えさせていただきます。)

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ほっと胸をなで下ろすと共に、これだけの方々に「平野はどんな事を考えているんだ?」と真っ正面から厳しいチェックの眼差しで見られるプレッシャーはかなりのもの。

今回、集まっていただいた皆様にお話させていただいた内容としては、後援会幹部と相談させていただいた結果、単純な実績報告ではなく、どうせならこれからの岩見沢に夢が持てるように、平野自身が考えていること、また議員活動を通してやっていきたいと思っていることを話すべき。とのアドバイスを受け、頭の中にある事を整理して、3日間かけて必死につくったパワーポイント52ページ!

せっかくなので、52ページの内、18ページ分だけをざっくりと一部簡単にご紹介させていただくと。。

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ぷらぷらまち歩きin岩見沢 報告

平成27年10月25日

雪がチラつく寒い日曜日、空知管内13箇所で開催された【ぷらぷらまち歩き】の岩見沢開催がありました。

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ちなみに、岩見沢での案内人は僭越ながら私が行わせていただく機会をいただきました。

せっかくなので、参加してくれた方々が退屈しないように岩見沢の開拓からの生い立ちにスポットを当ててルートを設定!俄仕込みですが何とか形に(笑)

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産炭地域活性化フォーラム〈メモ〉

平成27年9月3日

北海道空知総合振興局主催で、産炭地域活性化フォーラムが開催されました。その様子はこちらをご覧下さい。

http://yamasoratan.blog62.fc2.com/blog-entry-2023.html

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6月の一般質問でも若干関連する内容とさせていただいていたこともあり、この開催は非常に楽しみにしておりました。

せっかくなので、自分用にメモしたものを差し障り無さそうな範囲で公開しておきます。

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ぷらぷら まち歩きin岩見沢

ぷらぷらまち歩きとは、”とっても新しいタイプの地域を巡るツアー!時速4㎞の視点で、まちを歩くと、新たな発見が!”という事で、今回、空知管内13の市町でこのぷらぷらが開催されるのですが、平成27年10月25日(日)はこの岩見沢の出番です。

その案内役は、ご心配満載かもしれませんが、何と私となります(笑)

集合は13時00分!1条通りにある炭鉱の記憶マネジメントセンターです。

テーマとしては知らない内に【”私”の岩見沢市街地と岩見沢駅】となっておりますが、せっかくなので期待に応えたいと思っています。

現在のところ、まだまだ詳細まで考えていませんが、せっかくなのでこんなルートではどうかと朧気に考えています。

①炭鉱の記憶メネジメントセンター出発
  ↓
②殆ど誰も知らない岩見沢駅の「へぇ~!」をじっくりとご紹介!
  ↓
③自由通路を北に渡り、岩見沢の価値として非常に大事な岩見沢レールセンターを外観から眺めて、その建物の凄さや当時のことをご紹介。
  ↓
④普段はなかなか見る事のできない(私も初めて!)岩見沢指定文化財の旧国兼邸の内部も見学!昔の歪んだ硝子や各種こだわりの飾りなど、古き良き時代を感じることが出来るはず。
  ↓
⑤官営の休泊所を払い受け、狩野末治氏が岩見沢定住第一号となったと言われる発祥の地公園を歩き
  ↓
⑥岩見沢の最初の繁華街である元町の元遊郭通りでもご案内?
  ↓
⑦ぷらぷらと最初の岩見沢駅ができたと言われる辺りを通りつつ、跨線橋から炭鉱の記憶マネジメントセンターへ

という感じでどうかな??と考えております。(当然、検証しつつ変更するかもしれませんので、最終的に確定したら再度記載させていただきます。)

このルートに関しては、炭鉱の記憶マネジメントセンターのスタッフの皆さんと相談しつつ、自分の足でも歩いてみて確定させていきたいと思います。

そらち13ぷらぷら速報.ai

という事で、10月25日(日)は「ぷらぷら まち歩き in岩見沢」です。他のまちでも上記フライヤーの通り開催されていますので、是非ご参加ください。とってもマニアックな内容でワクワクすると思われます(笑)

あと、現在開催中のそらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2015もあります。

是非、自分たちの住む地域の生い立ちを垣間見る機会を楽しんでみては如何でしょうか。