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線路の灯2016から思う。

平成28年7月30日(土)

幌内線跡で行われるイベント、「線路の灯」に参加してきました。

これは過去数年連続して参加させていただいていますが、とても幻想的で美しく。また、北海道開拓からの背景を透かしてみると何ともノスタルジックでとても気に入っているイベントです。

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詳細は上の画像をクリックしていただけるとわかると思いますが、三笠幌内で採掘された石炭を運ぶため、岩見沢を経由し小樽の手宮まで、国内3番目の早さで敷かれた官営幌内鉄道をルーツとする旧幌内線の廃線跡、約2.5㎞にロウソクの灯りを灯すものです。

例年、なかなか設営から参加できず、非常に心苦しい思いをしていたのですが、今年は昼の12時から本イベント主催でもあるNPO法人炭鉱の記憶推進事業団の理事会があったため、連続して参加することができました。

冒頭の主催者挨拶(NPO法人炭鉱の記憶推進事業団 吉岡理事長)で、このイベントは大勢の人が訪れるのが目的で実施しているわけではない、過去の出来事を通し、事故にあって命を失ってしまった人々に対しての鎮魂の意味もある。言わば精霊流しのようなものと考えてもらえれば。。という意味合いのお話がありました。

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線路の灯り2015

平成27年8月1日(土)18:30~

【私からの超お勧めのイベントのご案内です】

三笠幌内線跡に2.5㎞の区間、ロウソクの灯された線路をトロッコが走っていく幻想的なイベント(徒歩も可)です。正直、独り占めしていたいほどのノスタルジックな雰囲気ですが、独り占めすると無くなってしまうので、是非多くの方々に見ていただきたくPRします。

過去のブログ(http://www.ganken.jp/hirano/2012/07/21-110518.html)

線路の灯り2015フライヤー表

 

線路の灯り2015フライヤー裏2

毎回、準備の時間に間に合わず、現場に遅れて到着すると、ついトロッコに乗りたくて仕方なくてお客さんモードになってしまう反省点から、今年こそは17時の準備開始に間に合うようにクロフォード公園に行こうと思っております。

まだ見たことが無い方は是非とも足を運んでみてください。

18:50分のナイトトロッコに乗ってロウソクが灯る幌内線を走り、鉄道村で19:30発のナイトトレインSL-S304号に乗ると、何とも懐かしいような石炭の香りとノスタルジックで迫力のある汽笛の音で感動すること間違いなし。


日本の近代化に大きく貢献した幌内鉄道。
岩見沢が発展するきっかけになった場所でもあります。

明治元年に三笠幌内にて偶然燃える石の「石炭」を発見し、明治6年にアメリカの地質学者ライマンが幌内煤田を調査。

明治9年には、幌内炭鉱に伊藤博文、山県有朋、寺島宗則ら明治の重鎮が巡検。

明治12年、クロフォードが鉄道測量に着手。明治15年に幌内-手宮間の鉄道が日本で3番目の鉄道として開通。

その後、この石炭を運ぶために岩見沢を経由して小樽港や室蘭港に運ばれていったもの。

当時の賑わいに思いを馳せるのも良いものです。

 

派手さのあるイベントではありませんが、私はこの静寂の中にロウソクの灯りとトロッコの走行音、また鉄道村の蒸気機関車が奏でる音がとても心地よく感じます。

是非、足を運んでみてください。。

線路の灯り報告

7月20日(土)

三笠鉄道村主催で恒例となった「線路の灯り」が開催されました。

これは廃線になった三笠、幌内間の約2.5㎞の線路にロウソクを灯し、トロッコで走っていくノスタルジックでステキな事業であります。

協力団体にも名を連ねる「NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団」の理事として、毎年お手伝いをしなければ・・と思いつつ、3年連続でトロッコ発車ギリギリに到着し、ついお手伝いではなく、家族でトロッコに乗ってしまうというダメっぷりですが、終了後の撤収作業だけは張り切って参加しております(笑)

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約2.5㎞、こんな贅沢な灯りの中をトロッコが進むわけですが、年々参加者も増え、密かな人気を醸し出しました。

三笠の鉄道村では、このSLが大きな汽笛を鳴らしながら走行し、これまた本物の音にお腹のそこからやられます。

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