カテゴリー別アーカイブ: まちづくり的雑記

赤電車プチ報告

平成29年2月28日投稿

昨日、テレビ番組の取材を受けてきました。

その番組はTVHで、一人の趣味等を密着していく30分番組とのことで、今回は北海道鉄道観光資源研究会で711系赤い電車の保存活動に人力されたH田さんを追っていました。

その構成の中で、この赤い電車のシーンがあり、岩見沢赤電保存会の会長として対応させていただいたものです。番組中でこの赤電車のシーンがどれぐらい確保されるかは不明ですが、少なくとも私と佐々木事務局長の受け答えの撮影の機会がありました。

写るかどうかはわかりませんが、放送日が決まりましたら再度ご紹介させていただきます。

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↑ 雪の白さと青空に、赤い電車はバッチリ似合います。

 

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↑ 大地のテラス道下社長とのやり取りを撮影。終了後、赤い電車を見ながらランチ。この設置の角度や高さも随分とこだわって設定したとのこと。見事に走っているかのように見える絶妙なバランスです。

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↑ つい先日も世話役会があったのですが、いよいよ会員募集のチラシが出来てきます。このデザインは世話役の一人であるHさんがデザインしたもの。赤電への愛情がにじみ出ています。

 

昨日も電車を見る機会がありましたが、塗装の劣化が一段と進んでおりました。通常、北海道の静態保存機はブルーシートで全面覆ってしまうのが普通ですが、この赤電車は2番目の写真でも分かる通り、レストランや道路から見た景色が絶妙です。

よって、屋根をかけたり、シートをかけてしまっては勿体無い。そこで塗装が劣化してしまうのを覚悟の上でそのまま越冬させています。

よって雪解け後の塗装修繕が相当手間がかかることが予想されています。もちろん、それには費用もかかることから保存会の会員になってくれるかた、また、寄附をしていただける方を随時募集しています。

ホームページからも入会可能ですので、是非、サイトをご覧頂けると幸いです。
http://iwamizawa711.com/

 

いずれにせよ、春からの保全活動が楽しみです(笑)

YEG全国大会〈北海道いわみざわ大会〉のボランティア無事終了!

平成29年2月28日投稿

先日の24日金曜日、25日土曜日の二日間。岩見沢の地で開催された日本商工会議所青年部第36回全国大会 北海道岩見沢大会の駅前インフォメーションブースの運営を有志で実施してきました。

岩見沢YEGはメンバーも少なく、当然そのメンバーも仕事をしながら大会の準備を行うことから、非常に厳しい状況であったことが想像できます。その中で1月19日に開催された第1回市民向け説明会において、なかなか準備が追いついていない様子が見えたこともあり、せめて勝手知ったる駅前のエリアぐらいは、会員以外の市民ボランティアで完全運営できたら良いかな?と思って相談し、実際におまかせをしてもらいました。

本部へ申し込みのあった市民ボランティア、私や仲間から直接声掛けさせていただいたり、SNSで広くご案内させていただいた方々を含め、二日間、延べ人数で約40名が力を貸していただき、無事に任務を遂行することができたと思います。

 

まずは事前に備品の購入から始まり、前日には各種資料をラミネートし、ボランティアのシフト表を作成。

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そして当日。
駅から続々と出て来る全国からのYEGメンバーの皆さまをお出迎え。
相棒の中谷君とシフト表は作ったものの、どのような状況になるか全く想像ができなかったので、合言葉は「臨機応変!」

見事に皆さんがやりきったと感じています。

 

主な案内は

①登録受付・クロークであるコミプラ2階、各種お店などへの誘導

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駅の出口が詰まるほど混雑する時間帯もあり、エスカレータが詰まって事故が起きないように市民ボランティアみんなで大声で誘導しました。

②シャトルバス乗り場の案内

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受付場所とシャトルバス乗り場が反対方向でわかりにくかったため、この案内もとても重要でした。そしてその動線に、こちらも中谷君コダワリゾーンの「小さな雪玉を集めて大きな雪だるまをつくる」ことに。とても好評で、多くの団体がこの雪だるまの場所で記念撮影を繰り返していました。
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③記念写真撮影の案内

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(↓)このインスタ的な枠は非常に好評でした!事前に相棒の中谷君と二人でこのボランティアの作戦会議を開いている時に、「やはり記念写真を取るツールは大事!」ということで、作成したものですが、大当たりでした!

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シャッタータイミングの掛け声は「い・わ・み・ざ」「わ!」とみんなに「わ」と大声で言っていただくスタイルが浸透。多様性に富んだ市民ボランティアの面白さがありました。

 

④雪だるまづくりの案内

こちらは北海道教育大学札幌校のH先生を中心としたボランティアチーム。一手に雪だるま大作戦を担ってもらいました。

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初めて雪だるまをつくる人に、軍手とビニール手袋をお貸しし、見よう見まねで雪だるまを作ってもらうゾーン。16864583_1259813534087527_7477223099056836555_n

H先生チームで作ったのが呼び水となり、駅前に沢山の雪だるまが並び、もう一つの撮影スポットになっていました。16806703_1259813597420854_3913007460177480649_n

⑤安全管理

電車が到着するたびに発生する危険があるエスカレーターの渋滞などの事故。結果として全く危ないこともなく安定しておりましたが、心配だったのが帰りの時間。式典が終了し、一気にシャトルバスがつくと、切符を買う人などで大混雑し、あわや大事故など・・。と朝から身構えて、ここの安全管理担当ボランティアを担ってくれた北海道開発局河川事務所の所長さんを始めとする方々に念入りにシミュレーションを重ねていただき、また、副駅長さんとも連携していただき、万全を期したところでもあります。

しかし、いざその心配の時間になる前に、続々と分散してメンバーが戻ってくることとなり、心配した事態には全くならない拍子抜けの状況ではありましたが、これも良き思い出となりました(笑)

 

というところです。

 

これらを市民有志のボランティアだけで切り盛りし、みんなで自分達も楽しみつつ、大勢の来岩してくれたメンバーを歓迎させてもらいました。皆さんにどれぐらい喜んでいただけたか、全くの未知数でしたが、後日、このブース設置のきかっけとなる相談をしてくれたSさんから送られてきたものは以下の通りでした。

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少しでも役に立てたかと思うと光栄です。

過去に前例の無い、人口8万人少々のちいさな市での全国大会。
準備をしてきた会員、OBの皆さんは本当に大変な思いをしてきたのを感じています。

それらが少しでも報われると良いな!という思いと、岩見沢を良いまちだと感じていただけたらという一心で関わらせていただきましたが、何より自分達が楽しませていただきました。

私達が垣間見れたのは、この駅前の僅かなエリアと時間だけですが、その外ではとても多くのドラマと苦労があったものと思われます。まずは本大会の大成功を心よりおめでとうとお伝えしたいと思います。

また、本駅前インフォメーションに関わっていただいた大勢の市民ボランティアの皆さま。

なかなか寒くて肉体的には大変でしたが、とても笑いの耐えない良い時間となりましたね。わずかの時間でしたが、一緒に活動することができて本当に嬉しかったです。

また何かありましたら宜しくお願いいたします。

最後に、お越しいただいた4,000名を超える全国の皆さま、準備を重ねて岩見沢の名前を全国に知らせてくれたYEG現役会員の皆さま、OBの皆さま、各所で関わった大勢の市民ボランディア及び関係各位に心より感謝を申し上げます。

岩見沢の降雪量を見てみると

〈平成29年2月11日投稿〉

岩見沢の異様な小雪傾向の中、全国ニュースでは大雪の被害が報道されています。

以前、Green Artistさんの投稿で、岩見沢では観測史上4回、年間積雪量が5mを下回っていることを知りました。そこであらためて色々と調べてみると、昭和38年にも似たような状況があり、岩見沢の降雪量は僅か433㎝でありましたが、本州などは大雪となり「三八(さんぱち)豪雪」と命名されているほどの気象状況だったことがわかります。その事から、今年も普段降らないところが降り、降るべき岩見沢が降らないという稀有な状況が再来していると連想してしまいます。

市民生活的には非常に楽で良いのですが、様々に影響する市内経済循環にとっては、懸念すべき事態とも言えます。何事もほどほどである必要性が身にしみます。

そこで過去の傾向が気になって気象庁の「年ごとの値」を調べてみると・・。

岩見沢過去の降雪量

年間降雪量が5mを下回ったのは4回ですが、10mを上回ったのも4回ありました。そしてグラフにしてみると、岩見沢は大体年間7mぐらいの降雪と言われていますが、思った以上に大きな波があることに気づきます。1961年から1965年は5年間の間に、10m降ったかと思えば4.3mになり、またまた10m降るというジェットコースターのようなデータになっています。ちなみに私が生まれた1970年は過去最高の降雪で11.1mも降っているのですが、両親から「あんたの生まれた年は雪が多い年だった・・」とは聞いたこともありません。不思議なものです。

 

ちなみに、気象庁のデータにはかなり詳しく他の数値も載っているので、何か他のデータと降雪量に関連性を見出すことができないかと頑張ってみたのですが、私の素人解析では雷発生日数も年間日照時間も平均気温もその他諸々を含め、降雪量との相関を見つけることはできませんでした。

それほど、雪がどれぐらい降るかは、お天道さまの気まぐれということでしょうか。

朧気な記憶では、毎年毎年雪には悩まされていて、ほぼ同じぐらいの降雪量かと思いきや、結構なバラつきがあって驚くと共に、人間の記憶や感覚というのもあまりアテにならないことも感じます。

とは言え、どなたか鋭い方がいれば、気象庁のデータから関連性を見つけ出し、岩見沢の降雪予報精度を向上できるかもしれません。お時間ありましたら、このデータとにらめっこしてみては如何でしょう。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/annually_s.php?prec_no=15&block_no=47413&year=1963&month=&day=&view=

 

ちなみに、先日もご紹介したGreen Artistさんのブログでも非常にためになる情報があります。

炭鉄港について

日本の近代化を支えた、石炭と鉄鋼、港湾という視点で、今日の北海道を築く基礎となった「空知・室蘭・小樽」の繋がりをストーリーとして理解しやすくする取組をご紹介させていただきます。

皆様ご承知の通り、岩見沢は幌内で発見された石炭がきっかけで出来た町です。その後一気に開発された空知各地の炭鉱で採掘される石炭を本州へ運び出すための鉄路の拠点でありました。

今、この近代化の過程が見直されつつあります。

北海道と薩摩藩の繋がりは知れば知るほど日本近代化の背景を理解することに繋がるし、何よりこの近代の北海道「炭鉄港」が歩んできた歴史は、疲弊した空知(現在の空知の人口はピーク時の80万人弱から現在約30万人という4割程度しかいない)の地に再度、脚光を浴びせることのできる可能性の高いもの。

また、空知の石炭がきっかけとなって出来た室蘭港や鉄鋼業の流れ、小樽の港湾、それらを繋げる鉄道との背景には、2015年に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」にも勝るとも劣らない資源が埋もれています。

それらの取組の一貫として、2月26日(日)札幌にてセミナーが開催されますので是非ご参加ください。

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詳細はリンク先をご覧ください。
https://www.facebook.com/tantetsukou/?pnref=story

この石炭を運ぶ交通の要衝として栄えた岩見沢は、人やモノだけではなく、あらゆる価値観や情報なども集まっては分散していったHUBの地。この炭鉄港の流れにおいて重要な役割を担う地として自覚することが重要だと認識しています。

ちなみに、来年は北海道150年明治維新150年の年となります。

あらためて自分たちの地域が歩んできた足元を見直す時期にきていると認識すると共に、これら過去からの積み重ねからも、未来の岩見沢にとって駅周辺が重要になることを感じています。

そのあたりはまた機会があればご紹介してみようと思います。

お誘い。

〈平成29年2月8日投稿〉

以前も投稿しましたが、日本商工会議所青年部全国大会〈北海道いわみざわ大会〉が間もなく開催されます。

そこで、「せっかくなので!的おもてなしの心」で、市民ボランティア運営による駅前インフォメーションブースを設置する予定で準備をしています。

雪にあまり馴染みの無い人々に雪だるまづくりを案内したり、各種インフォメーション&ドカ雪まつりとの連携をしたりと準備を進めていますが、どうも世の社会現象と同じく人不足の模様です。

何とか、岩見沢を訪れた方々に良い印象を持って帰っていただけたらと思っておりますので、以下の日程において、単発でも構いませんので、助っ人となっていただける方を募集中です。

 

◆2月24日(金)8:30~17:00
◆2月25日(土)9:00~17:00

 

年齢性別趣味嗜好一切不問です。
寒い外で、「お・も・て・な・し」が出来る方なら大歓迎です。完全ボランティアなので昼食券しかお礼は当たらない模様ですが、もし「いつもと違う事をしてみたい!」「いつもと違う自分に出会いたい(?)」的な方がいらっしゃれば大歓迎です。

きっと岩見沢駅に電車が到着するたびに、大パニックになるような非日常を味わえるかもしれないとワクワクしております♪

ということで、せっかくの機会なのでみんなで楽しみませんか♪

お気軽にご連絡ください。

会派シンポジウムのお知らせ!

〈平成29年1月29日投稿〉

2月5日(日)14時から開催する岩見沢市議会市民クラブのまちづくりシンポジウムの準備をしています。

基調講演は小樽商科大学の内田純一准教授にお願いしておりますが、第2部のパネルディスカッションは、僭越ながら私が進行役をさせていただくこととなりました。

1、松浦淳一氏(岩見沢商工会議所会頭として、経済界やまちづくりを背景とした視点)
2、道下将俊氏(岩見沢市農民協議会委員長としての農業視点、岩見沢と合併した旧町村視点)
3、吉岡宏高氏(NPO炭鉱の記憶推進事業団での活動と、観光の専門家としての視点)
4、内田純一氏(小樽商科大学ビジネススクール、知識を元にした正論を導く視点)

この様な豪華なパネリストの皆様とどのような内容を掘り下げるか・・。

ただいま作成中のシナリオ案としては、私自身、これまでのまちづくり活動を通して実感している部分でもある、「知る・育む・共有でつくる”まちの価値”」~未来の岩見沢を見据えて~という感じの軸で行きたいと思います。

決してシナリオどおりに行くものではありませんが、一つ軸をつくっておけば、あとは臨機応変に対応できるように準備をするまで。短い時間で振り幅の大きいリスキーな展開になることが予想されますが、真摯に未来の岩見沢の価値を高めることに集中していきたいと考えています。

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豪華メンバーの中、進行役としては非常に力不足と思われますが、来ていただいた方に少しでも良いイメージをお持ち帰りしていただける様に、ギリギリまで準備を進めておきたいと思います。

どうか2月5日(日)14時~

岩見沢駅となりの自治体ネットワークセンター4階 マルチメディアホールまでお越しください。事前受付不要・入場無料です。

栗沢資料館(来夢21)

〈平成29年1月26日投稿〉

先日、北村の展示コーナーのご紹介をしましたが、今回は栗沢もご紹介。

栗沢は来夢21という市の施設の中に資料館があります。面積はかなりのもの!この施設内には図書館とこども館が一緒になっています。

ただ、この資料コーナーはほとんど需要がないらしく、私が行った平日昼間に関しては、節電のために電灯を点けないでいる状況。2階の図書コーナーに声掛けして会場内の電気を点けてもらう流れになっていました。

実は恥ずかしながら初めて入る施設。

第一印象としては思ったよりかなり大きい。

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そして感想としては、「栗沢の多様性を感じることができた。」という感じです。例えば、下の図は栗沢の各地域になりますが、それぞれに開拓からのストーリーがあり、そのまま根付いている様子が垣間見えます。

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また、その各地域(説明では部落)の成り立ちからの説明がなされ、これをじっくり見るだけでも非常に勉強になります。(下は一例)

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そこで栗沢というのは、様々な特色ある部落が根付き、現在につながっていることを認識することができます。まさしく当初からの多様性がそれぞれのアイデンティティを確保しながら現在に至っている感じです。

また、栗丘では久樽(クッタリ)という表現がでてきます。

これは以前ご紹介した辻村もと子著「馬追原野」の中で、主人公が幾度となく訪れる、明治の開拓期の当時の栄えた地でありました。願わくば現在の栗丘において、この栄えていた場所がどこだったのかを知りたかったのですが、残念ながら今日は知ることはできませんでした。

また、あらためて栗丘にはアイヌの砦があったことを確認しました。こちらは現在のライディングパークの外れの方と聞いたことがありますが、現在は全く痕跡が残っていないとのことで、知る人ぞ知る・・という状況になっているのだろうと想像します。こちらもできることなら、明確に地図に落とせるような配慮が必要なのだろうと考えています。

資料館としては、色々と多岐にわたり展示物は充実しています。しかし、どれもあと一歩の補足があるともっと良いのに!と若干の勿体無さがありました。まさしく、あとほんの少しの・・・。

そして、こちらのシアターはとても良い内容でした。

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冒頭の栗沢の概要においては、開拓期から始まり、栗沢が農業、工業、福祉で地域アイデンティティをつくり上げて来たことが理解できます。そして、鉄道における万字線がもう一つの栗沢の重要な要素で、スケールの大きな石炭産業が、独立したもう一つの栗沢の顔であったことがわかります。

あらためて万字線に沿った地域、東部丘陵地域のポテンシャルを感じたところです。

 

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内部は思ったよりかなり広く、展示品も多いです。

この来夢21では、図書館やこども対象の施設が同居しているため、今後の展開によっては大いに期待のできるものになるような気がします。

まずはもう少し子ども達やお母さん達にもわかりやすい整理や補足があると、きっと素晴らしいものになりそう!と思います。

今日もあらためて、岩見沢にはまだまだ埋もれているストーリーがあることを認識しました。それらを集めて編集して共有できれば、きっと市民のシビックプライドは高まるはず。そんなことに自信を深めたところでもあります。このあたりのことは、是非、2月5日のシンポジウムでもパネルディスカッションを通して触れていけたらと考えています。

最後になりますが、二階の図書コーナーでも随分と親切にしていただけました。

是非、多くの人に訪れていただき、そして率直な感想等をお伝えし、更に栗沢町のアイデンティティが高まるような施設になれば良いなと思っています。

是非見てみてください。

711岩見沢赤電保存会のページに動画が設置されました。

〈平成29年1月23日投稿〉

現在、岩見沢複合駅舎で開催されているグラスシアターの映像に、岩見沢赤電保存会の映像も流していただけています。

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まもなく映写期間が終わり、見られなくなってしまうこともあり、事務局長が当webサイトのトップページに貼り付けてくれました。

とても素敵な映像なので是非多くの方にご覧いただけたらと思います。

http://iwamizawa711.com/

岩見沢市の今年の少雪から徒然に

〈平成29年1月23日投稿〉

公私共々お世話になっている方のwebサイトに、この様なデータが掲載されていました。

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http://blog.068.jp/?eid=1028571 

「50年に1度レベルの少雪か(岩見沢)」と題された投稿を要約すると、現在の岩見沢市の雪の降り方は過去観測史上最低積雪だった1963年と同じような推移をしているということ。また、積雪深ではなく降雪量で見ると、平年は約7m前後降る中で5mを下回る少雪の年は過去に4回のみ。にも関わらず今年は1月22日現在でまだ313cm。

このまま行くとどうなるか・・・。というところです。

(是非、上記リンク元[blog: http://blog.068.jp/]をご覧ください。)

 

しかし、今季少雪なのは岩見沢を始めとして普段から雪が多く降る地方であり、逆に平年はそれほどでもない札幌や千歳などで大雪になっている。そこで、岩見沢が過去最低積雪だった時の全国的な状況を見てみると・・。

何と、岩見沢は観測史上最低の積雪深であった1963寒候年は、他地域は「三八豪雪(さんはちごうせつ)」などとも呼ばれる。日本中で豪雪の被害があった年だったそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C38%E5%B9%B41%E6%9C%88%E8%B1%AA%E9%9B%AA

スケールは違えど、道内でも年明け前に札幌市等、普段あまり降らないところでまとまった雪が降っている様子など、今年とちょっと似たような感じであると捉えられないこともないです。

では、他に過去4回、岩見沢の降雪量が5mを下回った1963年以外の年、1959年、1991年、2007年(寒候年)の他地域の状況はどうだったのか?

この相関が分かれば、今年の岩見沢のこれからの降雪傾向もわかるかと思って少し調べてみたものの・・。

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誠に残念ながら、「岩見沢と札幌」、「岩見沢と太平洋側」などを比較しても、その相関は読み取ることは出来ませんでした。まさしく自然はそんな単純なものではないという事をあらためて認識させられます(力不足&中途半端な結論で申し訳ありません・・(汗))

 

いずれにせよ市民の関心としては、今後1月後半から春までの降雪がどうなるか?大方の予想の様に「辻褄が合う」ような降雪があるのか、それとも他地域が降っている現状も含め、観測史的にも少雪のまま収まっていくのか。

またあまり降らなければ、ツルツル路面の発生による危険の増加や、除排雪に関連する方々に関しては経済的懸念も大きいと想像されます。

直接的な市民生活にとって少雪はありがたいですが、通常の降雪に備えた環境を維持する自治体としては、あまりにも想定と乖離するのも深刻な課題です。しかし、いかなる状況であっても、行政も市民も備えだけはしっかりとしていかなくてはなりません。

 

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〈予測と異なり、思ったより中途半端な結論になってしまったので少々追記〉
 

◆本日、利根別川の水位が上がる消流雪が実施される模様です。

こちらは幾春別川の水を利根別川に導水路を整備してポンプで組み上げ、水位の上がった利根別川の橋の上からダンプで運んできた雪を川に投げ込み融雪する仕組みです。市の中心部に近い場所で実施できるため、ダンプの運搬距離が短く、より少ない台数で効率的に排雪できる優れたシステムだと思っています。
http://www.sp.hkd.mlit.go.jp/kasen/10chisui100/jigyo/j054.html

ちなみに、この幾春別側から水を汲み上げる場所は、公園として整備されているのをご存知でしょうか?

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以前紹介した私の犬の散歩コースの一つでもありますが、夏は清々しく、秋は紅葉の美しい場所です。ここでポンプアップした水が導水路を通り、利根別川を増水させて雪を融かしてくれるのです。

 

◆岩見沢市のホームページにも雪に関する情報が載っていますので、そちらもご覧ください。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/index.php//contents/item/1500326

YEG全国大会〈北海道岩見沢大会〉市民説明会を終えて

[平成29年1月20日投稿]

昨晩19日の18時より、商工会議所2Fにおいて、表記の市民説明会がありました。

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お話の主軸は大会の概要並びに、市民に協力していただきたいことなどです。

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この大会は過去を通し、人口8万4千人程度の自治体では開催したことはなく、これからの縮小社会の先駆け的な挑戦となるのかもしれません。

そのこともあり、北海道全土で分科会を開催するスケールの大きさが目を引きます。

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しかし、当然主力は開催地の岩見沢であります。

岩見沢商工会議所青年部も、ただでさえ会員数も減少してしまっている中、一人ひとりの負担というのは想像を絶するものであろうと想像に難くないため、何か少しでもお手伝いできることがあれば・・と考えています。

 

市民ボランティアに関しては、その取りまとめを考慮すると、個人での募集というよりは団体毎に協力してもらうことが理想なのかな?とも想像しておりますが、それでもドカ雪まつり当日とぶつかるため、人手が足りないことが容易に予想されます。

基本的にはインフォメーション的な手伝いや、シャトルバス乗り場での安全確保、物産展ブースや大懇親会に関わる部分、また、上記チラシ第8分科会に関する部分での市民ボランティアが必要とのことです。私も希望者がいれば駅舎案内や簡易なインフォメーション等を実施するため、この第8分科会に関わろうと考えています。

他にも2月13日午前9時~12時/14日午後1時~夕方4時までの間に、登録キット5000部の袋詰作業も協力していただきたい旨の報告がありました。

何かできる事があれば・・。と思われる方もいらっしゃると思いますので、この袋詰作業を含め、お問い合わせ等の連絡先は以下の通りとなっております。

 

〈日本商工会議所青年部 第36回全国大会北海道いわみざわ大会事務局〉

岩見沢市1条西1丁目16
TEL:22-3445 FAX:22-3441
(担当:荒井・徳差)

http://iwamizawa-yeg.com/

また、今後あと2回、市民説明会もあるとのことです。

現在の予定では、、

◇2月2日(木)18時~
◇2月16日(木)18時~

とのことです。

他にも詳細がわかりましたらご報告させていただきたく思います。

 

是非、岩見沢商工会議所青年部の皆さまには、この全国大会を大成功へと導いていただきたいと思っています。そのためにも市民もホスピタリティを意識できるように私も微力ながらできることを考えていきたいと思います。