カテゴリー別アーカイブ: まちづくり的雑記

プレイス・ブランディングの視点で「まちの未来」を考える【ご案内】

来る平成29年2月5日(日)14時より。

私の所属する岩見沢市議会の会派「市民クラブ」にて『Think いわみざわ!!みんなのまちづくりシンポジウム《プレイス・ブランディングの視点で「まちの未来」を考える》を開催します。

プレイス・ブランディングとは聞き慣れない言葉ですが、端的にいうと「場の力」的なもので、その地域における歴史や文化等の要素を踏まえた地域ブランドの構築とも言えるのかもしれません。基調講演はその専門家でもある小樽商科大学 大学院商学研究科の内田純一准教授にお願いをさせていただきました。

「地域アイデンティティ・地域資源の価値の共有・都市宣言の意義や意味」等を主軸に約50分間の講演をいただき、その講演の内容を軸に第2部のパネルディスカッションを展開する予定です。

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その第2部への導入はNPO法人炭鉱の記憶推進事業団の吉岡理事長にお願いをしています。

まさしく「場の力」をイノベーションと地域連携によってブランドに変え、過去の炭鉱遺産などを観光や地域活力の資源にしようと邁進されている方で、実践に裏付けられたお話を話題提供をいただいてスタートします。

他には岩見沢商工会議所の新会頭である松浦淳一氏には、経済界を背景とした視点から発言をいただき、道下将俊氏には基幹産業である農業経営者の視点や岩見沢と合併した旧町村目線での視点から切り込んでいただきたいと考えています。そしてコメンテーター的な役割を発揮していただくのが基調講演をしていただく内田准教授という、非常にワイドな構成で挑みたいと思います。

それらのお話を進行するコーディネーター役として、非常に力不足ではありますが私が担わせていただきます。

非常に難しいテーマと振り幅の広い参加者の中で、まだまだ落としどころ等のイメージを作り切れていませんが、あらためてシミュレーションした中で、あとはパネラーの勢いと空気で柔軟に対応していけたら良いなと考えています。

 

開催場所は岩見沢駅の横にあります、岩見沢自治体ネットワークセンター4階 マルチメディアホールです。

入場は無料!事前申込みも不要です!
会場は広いので、かなりの人が参加されても満席にはならないと思います。是非お誘いあわせの上、どしどしご参加いただければ幸いです。

 

是非、岩見沢の未来を考え、光明を見いだせるような時間にしたいと思っています。

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◇ちなみに、2014年に開催した当時の所属会派「新政クラブ」でのトークセッションでも進行役をさせていただきましたのでご紹介させていただきます。

「子ども達を取り巻く環境を考える」
https://www.youtube.com/watch?v=yX4uvxErfWA

この時も私がコーディネーター役をさせていただき、大変力不足ではありましたが、逆にパネラーのとても良いお話が引き立っていると思います。今、見直してもとても勉強になります。私自身、今、岩見沢でプレーパークを応援していたり、一般質問等でもこどもの遊びなどを重要視している理由を感じることができると思います。是非ご覧いただけると幸いです。

日本商工会議所青年部 第36回全国大会 北海道いわみざわ大会について

〈平成29年1月10日投稿〉

岩見沢市民の方々も重々ご承知のことと思いますが、今日から44日後の2月23日~26日まで、日本商工会議所青年部の全国大会が岩見沢で開催されます。

これまで36回の開催を重ねてきて、岩見沢の様な小規模の自治体で開催されるのは初のことと聞いています。それほど大きな重責を担う大会です。

どれぐらいのスケールかというと、こちらの公式ホームページを見てもらえると雰囲気がつかめると思いますが、大会期間中、岩見沢に4,000人以上の人が訪れるというものです。

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http://iwamizawa-yeg.com/

非常に努力している岩見沢商工会議所青年部の皆様の動きを見て、また、岩見沢を訪れてくれる全国の方々を迎えることに対し、一市民として何をもって応援できるか?議員としても何かできること、やるべき事は無いのかな?という事を考えています。

まずは1月19日(木)18時より〈市民説明会〉があると聞いています。是非私もそこに顔を出してみたいと思っています。

また、この大会を成功させるためには、やはり市民の後押し&応援が重要なのだろうと感じています。何かできたら・・。と思っていてもどうしたら良いかわからない等のこともあろうかと思いますので、その様な方は、是非上記市民説明会に参加してみては如何でしょうか。

【市民説明会は以下の通りです。(正確な情報が見つからないので記憶を頼りに)

◇日時:平成29年1月19日(木)午後6時より
◇場所:岩見沢商工会議所2F

恐らく事前申し込みは必要ないのだろうと思います。

またとない折角のチャンスなので、是非、来岩してくれた方々に岩見沢を素敵なまちだと思ってもらえるような大会になれる様、市民みんなで歓迎の雰囲気をつくり上げられることを期待しています。

岩見沢市観光協会のカレンダー

〈平成28年12月28日〉

先ほど、大変ありがたいことに2017年の岩見沢市観光協会カレンダーをいただきました。

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表紙以外のイラストは、全て地元の岩見沢市立緑陵高校情報コミュニケーション科の学生さん達の手によるものです。

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それぞれ1~12月までの作品がどれも見事!

視点、表現、仕上がりの質、どれをとっても見事に超高校級ですね!

(表紙の岩見沢レールセンターは2015年のフォトコンテスト作品です)

 

本当に授業のレベルの高さに関心するばかり。
先日開催された課題発表研究会も非常にレベルが高く大人顔負け!
頑張る学生さんと、それを導く先生を始めとする学校環境の素晴らしさに、勝手ながら今後益々期待を持ってしまいます。

岩見沢市北村郷土資料コーナー《北村の記憶》開設記念投稿

〈平成28年12月23日(金・祝)〉

場所を北村環境改善センターに移設した北村の郷土資料コーナーが開設されました。

10時から開会セレモニーということで、地吹雪の激しい生憎の天候ではありましたが、せっかくの機会なので様子を見に行ってきました。

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セレモニーは三角教育長の挨拶から始まり、展示等に関し学生を率いて連携をしてきた北海道教育大学岩見沢校の角准教授のご挨拶。

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岩見沢市北村郷土資料コーナー「北村の記憶」

〈平成28年12月14日投稿〉

北村郷土資料館を一度閉館し、場所を移しての再スタートとなる〈岩見沢市北村郷土資料コーナー「北村の記憶」が平成28年12月23日(金・祝)にオープンします。

*詳細は以下の岩見沢市公式webサイトをご覧ください。http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/index.php/contents/item/3098309

 

****以下転載*****

北村地域の特色ある歴史や文化を紹介した、岩見沢市北村郷土資料コーナー「北村の記憶」を北村環境改善センター内に開設いたします。

 本コーナーでは、北村の歴史的な魅力を再発見するため、厳選された5つのテーマを紹介し、関連する郷土資料を展示する予定です。開設日時や開設場所は以下のとおりになります。

皆さまのご来場お待ちしております。

○開設日  平成28年12月23日(金曜日)祝日 午前10時から

○場所   北村環境改善センター内(岩見沢市北村赤川595-4)

○観覧時間 午前9時から午後9時まで

○休館日  毎月第1及び第3月曜日(12月29日から1月3日)

○観覧料  無料

○展示テーマ

 テーマ1 松浦武四郎の探検 ~幕末の北村の地~  

 テーマ2 北村の開村 ~礎を築いた人びと~

 テーマ3 純国産ホームスパン発祥の地、北村 ~農家を救った毛織物~

 テーマ4 羊肉料理を広めた地、北村 ~北村の挑戦~ 

 テーマ5 文学にあらわれた北村 ~石川啄木・小林多喜二~

****転載終わり****

 

非常に楽しみですね。

岩見沢赤電保存会第一回例会

〈平成28年12月9日投稿〉

10月に発足した岩見沢赤電保存会ですが、11月の世話役会を経て、この度会員になっていただいた方とともに、炭鉱の記憶マネジメントセンターをお借りして第一回例会を開催させていただきました。

目的は「赤電保存会」の事業計画書を通し、意思の共有並びに懇親が主としての開催です。

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現在は積雪期間なので、保全活動は休止中のため、会員を募る作業等もあまり大体的には行っていないため、非常に静かな船出ではありましたが、4月下旬以降の短期保全活動、6月ぐらいの初夏の中規模的保全活動に向けて準備を行い、合わせて会員を募るための情報を発信していきたいと思っています。

何はともあれ、懇親会も和気藹々と進み、実働に向けて着々と充電中という感じです。

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時期がきましたらあらためてご案内をさせていただきます。

*711系赤い電車に関してはこちらをご覧ください。
http://iwamizawa711.com/

【雑談的】岩見沢市の人口推移考察

〈平成28年12月3日投稿〉

今年も早いものであっという間に年末になってしまいました。
年齢を重ねるごとに1年のスピードが早まる気がするのは、心理学的にもジャネーの法則というのがあり、物凄く簡素化した説明をすると、10歳の1年は10分の1年、しかし50歳にとっての1年は50分の1年という、1年の価値が異なるというような意味合いのものがあります。半ば強引ながら「なるほど」と思わされるものがありますね。

さて、12月5日より第四定例会が始まります。

今回は私も一般質問をさせていただくべく準備をしていますが、それとは脱線した部分で可視化してみたものがあります。

岩見沢市の人口推移の年代別のデータです。

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細かくてちょっとわかりにくい表になってしまっていますが、平成25年11月から、平成28年10月までの大雑把な年代別のデータ比較です(項目等の記載が不親切で自分にしかわからない様な感じかもしれませんがお許し下さい)。

この数値は全て市のwebサイトで公表されているものをまとめただけです。(よって今日現在では今年の11月分の数値が掲載されていないので、10月分までのデータです)

この3年間で、岩見沢市の人口は3,230人減りました。

その年代別で、64歳以下と65歳以上で分けると、なんと64歳以下は5,084人の【減】で、65歳以上は1,764人の【増】となっています。

これは下表のような年齢別人口分布になっているため、今年ぐらいまでは毎年65歳になる人が増えていく傾向だったためでもありますが、来年以降はその傾向も変化していくことが想像できます。

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(引用先:http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/index.php/contents/item/1504241

毎年平均すると1,100人弱が減っていく状況下、65歳以上は増えてきていながら全体が減っているということは、やはり自然減より社会減の方が影響があるという認識で良いのかと思います。

それでも平成28年度は前年度までと比較して減少傾向が抑えられており、特に生産年齢人口においてその傾向が強いので、雇用に関する部分で僅かではあるものの、例年と比較し、何かしらの転出減、転入増となる要因があったと思われ、窓口のアンケート調査の内容に興味が湧きます。

また、上の分布図をみていると、それらの推移とともに、新生児の出生数が減っていること。特に男の子の数が前年より2割以上減少しているのが心配です。単なる偶然なら良いのですが、今後の推移も継続してみていきたいと思っています。

この様な表を作成したり、じっくり見てみたりしても見えてくるものは僅かですが、その中から更に掘り下げるべきものが見えてくることがあります。

また定期的に比較分析してみたいと思います。

 

ちなみに、このデータなどは今回の一般質問に使用する資料ではありません。

他のことを調べている中で気になって整理してみただけでした。よってあくまで雑談的ということでご了承ください。。

緑陵高校情報コミュニケーション科課題研究発表会(平成28年度)

一生懸命さと質の高さから毎年楽しみにしている「緑陵高校情報コミュニケーション科」の”課題研究発表会”ですが、今年は12月17日(土)に開催のようです。

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今年ポスターデザインとして取り上げているのが、「CIVICPRIDE」という言葉と、約130年前に岩見沢市内で架かっていたアメリカ製トラス鉄橋と弁慶号!

このシーンは今年の駅まるイベントの時の情景が思い浮かびます。

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岩見沢市内の高校生が、このトラス橋と過去に鉄道のまちとして発展してきた文化の何かを感じてくれていると想像できること。そしてシビックプライドという言葉が一般化してきていることに、とても嬉しいと感じる自分がいます。

今年の課題発表会も是非全て見させていただきたいと思っております。

毎年感じることですが、頑張っている学生さんは当然のことながら、熱心に、そして上手に生徒を導いている学校環境に心から敬意を表したいと思います。

この課題研究発表会をまだご覧になられていない方は、是非この機会に一度見学されてみては如何でしょうか。

公共施設等総合管理計画(案)へのパブリックコメント募集中

〈平成28年11月30日投稿〉

市内に数多く存在する公共施設の多くは高度経済成長期に整備され、現在は老朽化を迎えつつあります。その為、維持するにも改修するのも多大な費用がかかってしまうことから、今後は方針を定めて計画的に取りすすめていかなくてはなりません。

そのための公共施設等総合管理計画(案)が公開され、現在パブリックコメントを受け付けています。

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http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/index.php/contents/item/1500029

見るのも理解するのも大変な内容かもしれませんが、私達の未来、子ども達世代の現実に影響してくるものですので、是非一度目を通してみては如何でしょうか。

岩見沢市立図書館「午後の朗読会」

〈平成28年11月28日投稿〉

昨日の日曜日、岩見沢市立図書館にて
~辻村もと子生誕110年/宮沢賢治・生誕120年によせて~と題して『午後の朗読会』が開催されました。

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辻村もと子さんの「第1回樋口一葉賞」の表彰状の展示や、所縁の品々と画像等が展示されており、非常に見応えのあるものでした。

メインの朗読も宮沢賢治の『虔十公園林』から始まり、休憩を挟んで、加藤愛夫~辻村もと子 ー 人と文学 ー より 『馬追原野考』『故郷の森に帰る』の朗読がありました。

会場は満席で立ち見がでるほど。

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私も早めに行って席を確保していたのですが、あまりの参加者の多さ(約90名)と年齢層の高さに席を譲り、約1時間半の間、立ち見で参加をさせていただきましたが、朗読会自体が初めての経験だったこともあり、プロが朗読するレベルの高さにあっという間の時間で、テレビやインターネットとは違う、とても質の高い楽しさがありました。

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