平成28年6月3日(金)18:00より
いわなび2階研修室にて、岩見沢シチズンの勉強会があります。
今回はあらためて「岩見沢市まちづくり基本条例」を読み解く内容となります。
これを機会に、是非触れてみては如何でしょうか。
どなたでもご参加可能です。お気軽にお越し下さい。
平成28年6月3日(金)18:00より
いわなび2階研修室にて、岩見沢シチズンの勉強会があります。
今回はあらためて「岩見沢市まちづくり基本条例」を読み解く内容となります。
これを機会に、是非触れてみては如何でしょうか。
どなたでもご参加可能です。お気軽にお越し下さい。
平成28年5月30日投稿
昨日の日曜日、大事な用事を午前中に済ませたあと、ハチ吉(右画)に悪戯されて傷だらけになってしまったメガネを新調しに札幌へ。そのついでに、5月中旬に公開され、見たい見たいと思っていながら叶わなかった映画、「殿、利息でござる!」を見にいってきました。
この題名とビジュアルでは、何となくコメディータッチの時代劇と思われそうですが、その中身は全くそんなことはなく見事な感動大作でした。
どうしてこの映画を見たかったかと言うと、この映画の原作は「武士の家計簿」などで有名な、磯田道史氏の作品「無私の日本人」に納められた3作品の中の一つ「穀田屋十三郎」であり、その実話に基づく強烈な史実は、今の日本人にこそ持ち続けなければならないものと認識をしてます。
3~4年程前にこの原作が発表された直後、縁あって手に取ることができ、その内容に大きく感銘を受けたことから、その年の正月休みの期間に東北へいく目的の一つとなりました。
ところが、いざ現地の吉岡宿(大和町)へ行くと、どこを見るべきか、事前に調べたごく僅かのインターネット情報以上のことがわからない。よって役場に聞きに行ったら、窓口も、そして窓口か聞いてくれた別の部署の方々も何の事かわからない・・。
行く前に調べた町議会の議事録でも、これからはこの史実をまちの誇りとして・・的なやりとりがあったのですが、実際には全く浸透していなかったことに、違った衝撃を受けたものです。
という様な事を過去のブログに投稿したら、原作者の磯田道史さんから吉岡宿のゆかりのあるスポットを記載した地図と共にお手紙をいただくという、大変光栄な事がありました。(その時のブログ)
その時はこの大和町自体もあまり関心の高くなかった話題(水面下では志を持って着実に進行中だったのかもしれませんが)だったと思われますが、この様に映画化されるとかなりホームページの情報も整理されていました。
是非、もう一度現地に行ってみたいと思います。
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そしてこの出来事を岩見沢に当てはめてみると・・
岩見沢市は開拓から高々130年少々ではありますが、その中でも歴史と文化というのは何より大事なことだと感じます。
その思いから現在「岩見沢CivicPride探求部」を主宰していますが、それらを進める内に、我々自身、無知ゆえの勿体なさを沢山思い知ることがあります。
例えば、
・宝水の地名の由来は、岩見沢の東町等の付近において、開拓が進み水田が増えてきたことによる水不足を解消(当時の水争いはどこの地方も死活問題につながるので、壮絶だったと想像します。)するために、あのあたりに沢山のため池をつくったことから、まさしく宝の水「宝水」という地名になったこと。
・道内で唯一現存するという勧業の鐘があり、その使用に纏わる背景・・。
・こんな所に松浦武四郎が泊まっていたのか!とか、
・岩見沢発祥の地付近では、榎本武揚やライマンが野営していたり・・。
・etc.etc.・・・
市内某所で眠っているアメリカ製トラス鉄橋だって、とてつもない価値を持っている。
自分たちのまちの事を知れば知るほど面白い。(その勉強会の一部はこちらから見ることができます。間もなくトラス橋の回も公開されると思うので、それはまた強烈に面白いのでお楽しみに。)
また、岩見沢が発展してきた軌跡として、鉄道と炭鉱があります。この発展の背景は、興味がなければなかなか取っつき難いものではありますが、その奥深さは強烈なものです。
つい先日も、駅北にある岩見沢レールセンターがどれだけ岩見沢にとって価値を持つものかというのを、北地区振興協議会で30分ほどお話をさせていただきました。
講演させていただいた対象は年配の方々が多く、ずっとこの駅北で活躍されてきたばかりのため「恐らく知っていること?」という懸念もあったのですが、皆さん真剣に聞いてくれて「全然知らなかった!」「それは凄い!」「これまで必要無いと思っていたが、本当に貴重なものだ!」などと大いに盛り上がっていただけました。
やはり知ること。それを1人でも多くの人と共有すること。それが地域の誇りに繋がるものと確信しています。
観光一つとっても、何も関連のないことを取って付けた様な手法を行えば、一部の旧産炭地の様なことになってしまう。やはり自分たちの地域で脈々と流れてきたものを感じ、その延長線上に新しい価値を見出していくという手法を目指していきたいと考えるのです。
そしてこれら地味な作業は、吉岡宿の大和町の例にもあるとおり、やはり行政が先頭を切って・・というのはなかなか実現できないものと考えています。それはこの岩見沢に流れる文化、歴史を掘り起こすのも同じで、まずは市民サイドからムーブメントをおこす。それに行政がアンテナを張っていてくれ、しかるべき時に何らかの連携がとれればありがたい。という感じです。
今、これらの岩見沢に纏わる情報は、追々発信していく準備が整いつつあります。
その新展開時にはまたご紹介させていただきますが、楽しみながら地道に少しずつ進めていきたいと思っています。
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最後にあらためて!
映画「殿、利息でござる!」は本当に素晴らしい作品でした。
私が見たときは小さな会場で自由席。それほど人気の無い状況でしたが、この映画はからなず評価される時がくると思います。是非、1人でも多くの人にみていただきたい。そう心から思える作品でした。
そして映画を見た後に、また原作「無私の日本人」を読み返していただければ更に深まることと思います。3作品中の他の2作品も本当に素晴らしい内容です。
是非見てみてください。
平成28年5月24日投稿
3月末と4月上旬は市役所に行くたびに、市民サービス課のカウンターに多くの人が訪れていて、市民生活が活性化しているのがわかります。
その大きな要素の一つが転入出ということもあろうかと思い、どれだけの増減があるかwebサイトをチェックしてみました。
資料は今年の3月から4月の移り変わりです。
(↓)平成28年4月分
(http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/media/k2/items/book/toukei201604_160509085701.pdf)
男 |
女 |
計 |
人口割合 |
|
0~14歳以下 |
4,601 |
4,423 |
9,024 |
10.70% |
15~64歳以下 |
23,268 |
24,325 |
47,593 |
56.41% |
65歳以上 |
11,608 |
16,145 |
27,753 |
32.89% |
合計 |
39,477 |
44,893 |
84,370 |
100.00% |
となります。
ちなみに3月分は、
男 |
女 |
計 |
人口割合 |
|
0~14歳以下 |
4,595 |
4,412 |
9,007 |
10.68% |
15~64歳以下 |
23,261 |
24,374 |
47,635 |
56.50% |
65歳以上 |
11,579 |
16,095 |
27,674 |
32.82% |
合計 |
39,435 |
44,881 |
84,316 |
100.00% |
となります。
何と人口全体で54人の増加。
社会動態を想像すると年度替わりは社会減が発生するのかと考えていましたが、実際には増えていることがわかりました。
そこで平成27年度の3月→4月を見てみると21人の減。4月→5月期を見てみると、90人の減少となっていました。
と言うことは、今年も5月分を見ると減少に転じることが予想されますので、またデータが公表されたら見てみたいと思います。
この人口推移に関しては、いずれ時間を取ってじっくり分析してみると何かが見えてくるかもしれません。(今回は別の事を調べている間の脱線だったので、軽く触れる程度でお許し下さい)
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/index.php/contents/item/1504241
ちなみに、、
平成27年1月から12月までの人口動態は以下の様になっています。
(総務常任委員会資料より)
1年間で1,245人の減少。
1年間の出生数は491人、死亡者数が1,080人。よって自然減が589人。
社会動態としては、転入が2,741名、転出が3,397名で656名の減少。合計で1,245名という内訳となります。
平成28年4月27日
今日は炭鉱の記憶推進事業団による新しく炭鉱産業関連に付随する仕事につく方々を対象とした「初任者のための炭鉱講座」があり、その冒頭の月形町櫻庭町長の講演を聞いてきました。
北海道開拓の下支えに大きな力を発揮してきた樺戸集治監の背景、そしてそれを誇りとしたまちづくり。関連する歴史をもの凄く良く勉強されていて、明治維新前後の国全体の動きと現在の月形町周辺のことまで一本の線で繋がる話はとても高い共感を得ました。まさに私たちが現在スタートを切った「岩見沢CivicPride探求部」の方向性と合致しています。
グローバル化や一極集中、市場原理に翻弄される地方都市が元気になるには、住んでいる人々が自分たちの地域に誇りを持って、その延長線上に明るい希望を持ち、原理原則に基づいた活躍をしていくこと。これが何より大事なことだと考えています。
そのために何をすべきか。
どうやって魂を込めることができるのか。
しばらくは摸索の日々だとは思いますが、諦めずに努力あるのみと思っています。
平成28年4月25日
富山で「こども環境学会」の全国大会があり、自宅に帰宅したのが日曜日の23時過ぎ。
久々に家に戻ると、何やら宅配が届いておりました。
中を開けると、非常に貴重な本が二冊。
一冊は古本で買おうとしたら、あまりの金額の高さに断念した辻村もと子著「馬追原野」です。
辻村もと子さんは、岩見沢生まれ岩見沢育ち。
岩見沢志文開拓の祖である、父辻村直四郎さんの開拓日記を元に小説化したもので、第1回樋口一葉賞を受賞されています。小説の内容としては長沼地域を開拓した時のことを記してあり、志文に移住する少し前で終わっているものの、北海道開拓の背景が良くわかる貴重な小説です。
この辻村もと子さん、直四郎さんの事は、前回の郷土かるたを教科書にした勉強会でも触れていますので、是非ご覧下さい。
(下記動画の48:45からが辻村さんの部分です)
もう一冊が、千葉県銚子市長、2代目、4代目岩見沢市長を務めた川村芳次氏の著書で「地方自治創造の悦び」という本。
これも非常に貴重なものであると感じます。
これらの本は岩見沢CivicPride探求部で大変お世話になった方からのプレゼント。
何とも嬉しいと共にこんな貴重なものを送っていただき、とても背筋が伸びる思いがします。
しっかり勉強させていただきます。誠にありがとうございました。
3月1日より平成28年第一定例会が始まり、あっという間に今日は23日。
3日以降、一度も更新していないのは新記録かと思います。それぐらい余力がなく、一瞬で過ぎ去った3月の大半でありました。
議会は予算審査を含め、すべて原案通り可決。
私はこの度、初めて予算審査特別委員会第一分科会委員長という役を仰せつかりました。委員で居るときとは若干異なる視点での委員会運営で、非常に良い経験になりました。
明日24日は消防事務組合の第1回定例会があります。
気がつけば残雪も残り僅かとなってきました。
あらためて気を引き締め直していかねばなりません!
平成28年2月17日に開催した岩見沢シビックプライド探求部の第2回勉強会の模様です。
https://www.youtube.com/watch?v=FTIrfDWyZts
探求部の仲間であるHOKKAIDO JIJI-GRAPHICさんがyoutubeにUPロードしてくれました。
内容としては、和田高明氏がつくった「原域 岩見沢郷土かるた」を教科書として、私が案内人を務めるという設定です。
この郷土かるたは五十音順でエピソードが記載されているため、今回は岩見沢開拓の礎となった「石炭」と「鉄道」が発展して衰退するまでの明治元年から昭和62年までを追ってみました。
ただ、教科書は良いものの、私自身の記載ミスによる誤字や言い間違い等々、見れば見るほどボロが出るという、クオリティとしては大変心苦しいところでありますが、その辺りは何卒ご容赦いただき、大きな心でご覧いただければ幸いです。(もし次回似たような事があるならば、もう少しクオリティを上げられるように努力しなければならないことを痛感しました(汗))
尚、冒頭の案内人紹介のところで、私の役職が平野建設㈱専務取締役となっておりますが、昨年夏の段階で役職を辞任しておりますので、現在は違うことを申し添えさせていただきます。
◇岩見沢Civic Pride探求部のページはこちらです。
http://civicpride.jimdo.com/
平成28年3月26日、いよいよ新幹線が鹿児島から北海道まで結ばれます。
その良き日を記念し、空知総合振興局主催で「岩見沢複合駅舎×岩見沢レールセンター見学ツアー」が開催されます。
詳細は下記のリンクをご覧下さい。
http://www.sorachi.pref.hokkaido.lg.jp/ts/tss/shinkansen.htm
このイベントの中で、駅舎のガイドは僭越ながら私が実施させていただくこととなりました。
まだ駅舎の事を良く知らない&レールセンターを見てみたい!という方は是非ご参加ください。
午前と午後の2回開催となりますが、どちらも定員30名となりますので、お早めにお申し込みください。