平成26年11月22日(土)14時~16時
岩見沢複合駅舎センターホールにて表題の様なシンポジウムが開催されました。
主催は緑陵高校生!
実はこの日、私は衆議院解散に伴う会議が2件入り、会場と駅を行ったり来たりの慌ただしい一日となりましたが、とても楽しい時間を過ごさせていただくことができました。
このシンポジウムは緑陵高校情報コミュニケーション科の「駅まる班」が企画してくれたもの。
遡ると、昨年の12月に課題研究発表会の基調講演をさせていただき、その時に「駅まる」の活動に関心を持ってくれた4名の生徒さんが、4月の新年度のスタートと同時に、課題研究のテーマとして「駅まる」に関わりたいと言ってきてくれたもの。
それが縁で、9月の駅まるイベントの時には「足湯」を実現してくれました。
(↑9月の足湯の様子)
そんな駅まる班の集大成としての一日になりました。
最初は僭越ながら、私の基調講演から始まります。
ここでは、これまでの「岩見沢駅」を中心としたまちづくりがどういう経緯で発生してきたか、またこれからどんな事をしていこうと考えているかをお話させていただきました。
ただ、非常にボリュームのある内容をわずか30分の持ち時間で流してしまったので、ちょっと飛び飛びの不完全燃焼気味でしたが、一応、緑陵生は昨年の12月にお話したことと重複する部分はサラッとで。。
この次が緑稜情コミュの3班による活動報告プレゼン。
三笠高校や企業と組んで商品開発をした班と、岩見沢のゆるキャラの「いわみちゃん」を活用して岩見沢の情報発信に努める班、そして駅まる班の3つでした。
どの活動も素晴らしく、自分が高校生の時と比較すると雲泥の差があります。
最後に班毎に講評の時間があるのですが、それを駅まるの和田専務と私で担当。。どの発表も素晴らしく是非とも12月の報告会本番では評価を得られるようになって欲しいと願うばかり(報告本番は12月20日 (土)入場無料、どなたでもご覧になれます。詳細はまた後日。)。
この報告を聞いた大人は誰しも「今どきの高校生は凄い!」と言わさると思います。高校生でありながら、大人の中にどんどんと入っていき、自分たちの課題を実現するために意思を表現して、そして力を合わせて現実のものとしていく。
この緑陵高校の情報コミュニケーション科の課題研究というものは、「活きた教育」という面において本当に素晴らしいものだと感じます。
最後はこの3班の代表と緑陵の川崎先生、そして私の5名によるパネルディスカッション。
進行も駅まるスタッフと高校生が連携をして、非常に上手に仕切ったり時に笑いの渦になったりと和気藹々のディスカッション。
それぞれのパネラーはぶっつけ本番。私たち大人は慣れていますが、高校生は人前でも緊張することなく、都度与えられたお題に対して自分の意見を明確に述べていき、会場内を頷かせていました。
こういう生徒を育てることができる先生の能力というのも見事なものだと感じさせられますし、実際にパネラーとして登壇していた川崎先生の言葉においても、これまでの数年間で培ってきた成果や苦労を聞くことができました。
また、高校生の発言においても、苦労して自分たちで経験してきたからこその言葉が出てきて観衆も頷くばかり。
こういう生徒達が、まちづくりとか地域活性化という言葉を多用し、これまでの実経験から、上辺のイベントなどではなく人と人との繋がりが大事だなどという意見があったり何とも頼もしい限り。
今どきの若い人は・・という言葉は良く聞くものではありますが、全くそんなことはなくとても頼もしいです。
是非、こんな若者を応援できる私達でいれたらと思うとともに、言葉ではなく背中で教えていけるような人間でありたいとも願っています。
まずは取り急ぎ、、素晴らしい1日でした!というご報告を。