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教育を考える市民の会 第2回勉強会

本日(11月17日(土))、第2回目となる「教育を考える市民の会」が開催されました。

今回のテーマは《不登校の原因・予防と指導を考える》と題し、岩見沢市青少年センターの長尾孝男先生をお招きしての講演となりました。

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今回のテーマは、特に関連のある当事者以外にはなかなか関心の向かない内容のため、参加者も若干寂しい状況でありましたが、勉強会の内容としては大いに充実しておりました。

私自身、市P連の会長としての役割がありながら、実はこの不登校等の問題に関しては、全体の視点から見ると少数のため、なかなかPTA活動の表面に出てくることがない馴染みの薄い部分でもあります。しかしながら、役割の中で青少年センターの運営委員という立場があるため、その内容を知る機会が多々あるのですが、この岩見沢市青少年センターが熱意を持って取り組んでいる活動内容には本当に頭の下がる思いでありました。


さて、早速本日の内容へ。

まず不登校の定義としては年間30日以上という基準がありながらも、行ったり行かなかったりというのもその枠に入ってくるものと思われます。この岩見沢市においては、ここ10年ぐらいは年間で約50人前後が不登校という状況が続いているとのこと。

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第52回 岩見沢市青少年読書感想文コンクール表彰式

昨日(11月16日)、表題の通り、読書感想文の表彰式が行われました。

私は岩見沢市PTA連合会会長賞の授与があり、昨年に引き続き出席をしてきた次第。

 

今回は市内の小学校から高校まで4,253人が対象で、各学校からノミネートされてきたのが202作品。

市長賞、教育長賞、議会議長賞、振興会賞、市P連会長賞の5つの特別賞の他、各学年ごとの金、銀、銅賞が表彰されました。

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最後に実質上最高位の市長賞を受賞した、栗沢小の女の子のスピーチの中で、『昨年は「こう書いたら変かな?」という人の目を気にする意識が働いたが、今年は「私はこう思う」という事をしっかりと書けた。』という意味合いの言葉を聞いて感銘をうける。

大変良い刺激をいただきました。

唐突ですが、本日岩見沢駅にて!

■声楽重唱発表会2012

日時:11月14日(水)18時から
会場:有明交流プラザ(岩見沢複合駅舎)2階センターホール

tocchiamo

(画像がfaxのスキャンなもので粗くてスミマセン!)

北海道教育大学芸術課程音楽コースの学生さん達による声楽重奏発表会があります。
駅舎のセンターホールでとても良い音で繰り広げれられるコンサートは何とも贅沢!

いわみざわ駅まる。の鉄道部部長一押しの催しでもありますので、今日は駅まる定例会の前に18時から約1時間ぐらい楽しんでから移動する予定です。

この情報を目にされたら、これも何かのご縁かと思って是非駅に足を運んでみてはいかがでしょうか!

中心市街地活性化特別委員会

本日、10時より中心市街地活性化特別委員会が開催されました。
私は委員会メンバーではないので、オブザーバーとして出席させていただいた次第。

思うところ多々あり・・・。(その詳細は後日別項にて)

今回の内容は中心市街地活性化協議会の現状報告と次期計画に及ぶ部分、もう一つは駅前通の拡幅についての2点。

中活については、私自身、JC時代と今現在も《いわみざわ駅まる。》を通した中で、若干ではあるものの関連ある身でもあります。だからこそ、単なる批判は誰にでもできる事であり、だったらそれをどうするか?という議論がたりない事に強烈な危機感を感じる。

DSC_0129また、駅前通についても、全国どこの地方都市もよほど恵まれた環境でなければ大抵がシャッター街。

先日建設常任委員会で訪れた花のまちづくりを進める善通寺市も、空海(弘法大師)が生まれたお寺があり、その歴史的価値の高さと建築物の見事さと相反し、横側の門から繋がる商店街は見事なものの見事にシャッター街。

そこで感じた感想は、こんなに価値ある歴史遺産がある状況でも疲弊していく事実にやるせなさが湧き起こる。

そんな状況では、岩見沢も例に漏れず、全国に多くある”大してアドバンテージの無いまち”の中心部が疲弊するのは当たり前。

だからこそ、だったら何が必要なのかという意識を多くの人々と共有していかなければならないのであります。

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会派視察その1

先週は建設常任委員会の他都市視察がありまして、来年、岩見沢バラ園で開催されるバラサミットやその後の公園管理、市民意識醸造等々のための情報収集・検討を目的とし、松山市のパークサポーター制度や善通寺市の花のまちづくりを視察してまいりました。

ただ、その情報を整理してブログに載せる時間が取れずじまいのまま、7日(水)より新政クラブの会派視察として海老名市の給食センターを視察しにきております。

今現在、8日(木)就寝前のひとときに少しだけ整理したいと思います。(本当は建設常任委員会の視察報告が先ですが、資料を置いてきてしまったために後日作成して投稿します。)


第1日目 11月7日(水)

朝、6時30分に岩見沢市役所に集合し一路千歳へ。

そこから道民の翼AIR DOで羽田に降り立ち、神奈川県海老名市へと直行 → 大急ぎで昼食を掻き込み13:30より視察開始。

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この視察は、岩見沢市においても準備が進められている給食センターについての先例を参考にすべく、新しい視点の中で建設され、始動まもない「海老名市食の創造館」が第一番目の目的地となりました。

この海老名市の給食センターは、老朽化が進んだ2施設の代替施設として計画され、それにプラスして食育を推進し、広く市民サービスを提供する市民開放型の多目的施設を目指し設置されています。

その開放とは、調理実習室や会議室を一般開放するほか、災害時の炊き出し、幼稚園給食や高齢者対象の配食なども視野にいれた活用を図ろうとしています。

それゆえ、学校給食センターではなく、「海老名市食の創造館」というこだわった名称がつけられております。

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決算審査特別委員会終了

昨日をもちまして、私自身初となる決算審査特別委員会が終了いたしました。

感想としては色々とあるのですが、また機会を見つけてじっくりと私的総括として投稿しようと思っておりますので、少々お待ち下さい。(とは言え、以前にも書いたかと思うのですが、予算に対する決算審議ゆえ、あまり目立つような案件もなく特に懐疑的な部分は持っておりません。)

そして、今日と明日で企業会計の審査委員会が始まっております。

私の所属は一般会計の方の委員会のため、こちらへの参加義務はないのですが、勉強のためにオブザーバーとしての参加とさせていただきました。

本日は総括的な部分と市立病院の会計であり、この市立病院についてはこれまで知らなかった実情もあり、この部分だけで長文投稿できそうです。(後日投稿する予定です)

明日が委員会最終日。

またオブザーバー出席してくる予定です。

いわみざわシチズン 第3回勉強会

10月19日(金)

第3回目となる岩見沢シチズンの勉強会がありました。

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今回の講義内容は、、

講師;北海学園大学 西村宣彦准教授

1、地方財政の現状
2、夕張の財政破たん、その原因と地域再生
3、岩見沢が夕張にならないために

という内容となりました。
何と!18時開始~3時間の長尺講義。

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まちづくり基本条例進行中

16日(火) 「岩見沢市みんなで創るまちづくり基本条例市民会議」がありました。

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回が進むにつれ、議論が活発化するのが理想ですが、今回はなかなかそうもいきません。

 

現在の進行は、章ごとに条文を作成していく過程なのですが、それぞれメンバーが出した意見書を元に起草部会で精査し、それを更に市民会議に戻して形にしていくというもの。

しかし、この条文づくりというのがどうしても言葉遊びになってしまう。

当初は例えそれが言葉遊びであったとしても、回を重ねていくうちにメンバー各々の理解が深まり、その条文一つひとつの意味合いを理解しつつ高めていく。まさに動きながら勉強していくというイメージでありましたが、まだまだその域に達することが出来ていません(お恥ずかしい事に私自身・・)

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一般会計決算特別委員会に向けて

来週23日、24日と決算特別委員会が開催されます。

先日、それに向けてクラブ控え室にこもって決算資料をチェックさせていただきました(現在進行形)。

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通常の企業会計とは異なる文言等もあり、一部ネットで用語を調べながらのことも。また、資料の体裁も馴染みの無いパターンなので、なかなか理解するまでに時間がかかる。

また、決算書だけみても詳細は掴めないため、予算書や決算報告書等の別資料と行ったり来たりしつつの作業。まだまだ時間をかけなければ気がつかないところも多々あるのですが、何となくコツを掴んできた気もする今日この頃であります。

ただ、決算というのは予算に対しての考え方しかできないので、あまりにも予算と執行額に差があるモノ以外はそんなに目に付くこともなく、単なるチェックという要素が強いのも事実かと思います。(もう少し自身の知識がつけば違う見方もできるようになるかと思うのですが)

いずれにしても、もう少し内容をしっかりと確認させていただいた中で、委員会に臨ませていただこうと思っております。

みんなで教育を考える日、無事終了。

昨日、みんなで教育を考える日の事業が無事に終了いたしました。

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この事業は今年で29回目を迎えるもので、近年は幅広い年齢層の方々が一同に集い、テーマにそって話し合いの場を持つのが通例になりつつあります。

この実行委員会はPTA関係や教育関係者、市内の各種団体、市民大学等々で構成されており、実行委員長は岩見沢市PTA連合会の会長が担うことになりますので、必然的に私の役割となります。

通常、このように長い歴史を持ち、行政が事務局を担う組織の場合、事務方であらかたの流れをつくっていて、実行委員長というのはお飾りみたいな感じになりがちなのですが、この実行委員会はちょっと異なっておりまして、昨年の第28回の時に初めてこの役をいただき、第一回目の実行委員会では「さぁ、、今年は何をどうしましょうか・・・」という全くのゼロからのスタートでありまして、百戦錬磨の実行委員会メンバーに色々と複雑に入り交じった視線を頂戴しながらのシドロモドロの組立となったことを思い出します。

しかし、その時の譲れない想いとしては、まずは下は中学生から上は市民大学に参加している80代ぐらいの高齢の方々まで、約300人もの人々があつまり、教育に関することを考える機会となることから、「あらゆる年齢、性別、立場を超えて、これからを担う子ども達、そして自分達のありかたについて、深く再考する場としたい」という想いで幾度となく実行委員会を開催し、組み立てたのであります。

その根幹となる想いは「変化の時代」であります。

これまでは、勉強をして、良い学校に入って、良い会社に入って・・というのが一般的な幸せの概念といってよいものがあったと思いますが、いまや生産年齢人口の減少はこの国全体の疲弊に通じ、企業も地方も活力を失い、ひいては大学を出ても正規雇用の場に恵まれず、安定した収入をえられず、家庭を持つことすらままならない。というのも身近な話。

もはや「今までどおり」という概念ではこれからを担う子供達に明るい未来は訪れないであろう・・という非常にネガティブな切り口から、だったら私達を含めた一人ひとりがどうあるべきか!ということを軸にテーブルディスカッションを展開しました。

その評価は、「目から鱗で今後を大きく考えさせられる結果となり、来て良かった」というような意見が半数を占め、逆にそのような切り口に対する批判的な評価も無かったわけではなく・・。

しかし、これからの日本社会を見据えた時に、この容易に予測される現実を意識した中でモノゴトを考える機会は、何よりも重要という思いで実行委員会メンバーと共に組み立てたのが昨年の経過でありました。

DSC_0057今年はそれをもう一歩進め、ネガティブな要素を極力隠し、「変化の必要な時代において、その根源となるものは何か?それは一人ひとりが人生の指標ともいうべき《夢》を持ち、大切に育んでいくことなのではないだろうか」という切り口で組み立てました。

その話し合いの手法も、昨年はテーブルディスカッションで1テーブル12名ぐらいで座長を設けてやっていたものの、今年はもっと気軽に掘り下げた会話ができるように「ワールドカフェ」という手法を用いての開催としました。

最後のアンケートの結果をチラっと見たところ、その多くが「内容がとても良かった」「参加して良かった」というような最大級の評価をいただき(もちろんモノゴトを行う以上、批判の声もありますが)、私たち実行委員会のメンバーとしてはホッと胸をなで下ろしたところであります。

この実行委員会、本当にガチンコでゼロから組み立てる、なかなかプレッシャーのかかる事業でありまして、それこそ「今までどおり」を否定するスタンスで考えると、毎回本質を議論することとなり、結果として重苦しかったり閉塞感のでる場面もあるのですが、そういった会議を繰り返しながら当日を迎えると、このように「やって良かった」感が十二分に味わえるのであります。

私の議員としての活動の大切にしているスタンスとして、まずは著しい人口減少、消費者減少社会の中、この岩見沢に活力を取り戻すこと、そしてもう一つがこの次代を担う子ども達を守る教育へのこだわりであります。

そのために、私たち大人がもう一度襟を正し、行動でしめしていく必要があると信じております。

ということで、この「みんなで教育を考える日」というのは今年で29年目を迎えた、とても素晴らしい事業であります。恐らく何事もなければ来年も第30回として開催されると思いますので、是非お気軽に参加してみていただきたいと思っております。

*途中の新聞記事は平成24年度10月21日 北海道新聞空知版掲載記事です)