大空と大地の中で チャリティーコンサート

平成25年1月28日 19時~阿弥陀寺さんにて

ここ最近、北海道新聞さんやプレス空知さんにおいて記事にされております、東北復興支援のチャリティーコンサート「大空と大地の中で」の被災地視察報告会、並びに実行委員会が開催されました。

DSC_0102

まずは内田代表より今回の被災地の復興状況を細かく説明があり、前回行った時に比べると相当変化があるものの、まだまだ復興にはほど遠い現実が伝えられました。

彼らの凄いところは、現地の人々の話をしっかりと聴き取ってくること。

女川町長さんや、日々新聞の担当の方などなど、前回訪れた時と同じ方々とお会いし、その変化を感じ取ってきているのが本物の情報をもたらせてくれる。

また、今回は新たに仮設住宅で暮らす方々にもふれ、日々の活動、そして本当に狭い仮設住宅の中の様子なども伺い知ることができた。

これらの様子は各小学校等でも報告会を開いてくれますし、希望があれば色々な集まり等でも対応できると思いますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。(阿弥陀寺の副住職さんが連絡窓口になっています。)

さて、

報告会終了後、3月8日~10日に岩見沢複合駅舎で開催されるチャリティーコンサートの実行委員会が開催され、私も微力ながら片隅で参加させていただきました。

DSC_0105 DSC_0104
http://www.hamanasuart.com/event/2013/cc.html

彼らの活動は情熱と信念に裏付けされた本物の意識であると思います。

是非、当日は多くの方にご来場いただき、そして報告を聞き、一緒に被災地への思いを高めていただければと思います。


話は変わって、私自身・・

1月上旬に別件にて家族で東北へ行った際、被災地の様子をこの目で見ておきたいという思いがあり、内陸の奥州市から陸前高田市へ向かってみました。

そのルートは、何の気無しに陸前高田市をナビに入力したところ、目的地は旧市役所であったようで、自動的に車はそこへ誘われることとなりました。

ちょっとした小高い山道を下っていく途中、急に基礎だけの建物跡が出現してきて、「まだ海岸線からほど遠いこんなところまで津波が来たのか・・・」と驚愕すると共に、開けた工業団地(元々は建物がぎっしりと建っていたであろう場所ですが)のようなところに出たところ、ボロボロになった大型コンクリート建造物がいくつか見えてきた。(どうやらこの場所は津波到来時にはこのような状況だった様です。
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1071/20111123_01.htm

それはまさしく旧市役所等の姿であり、それを見たときの衝撃は車中から一切の言葉が消えたほどでありました。

なにせ不謹慎ではありますが、一切の予備知識の無い中で唐突に現れたコンクリート建造物のあまりの大きさと破損状況に頭をガツンと殴られたような感じとなり、これは決して中途半端な気持ちで接してはいけないと言う気持ちが急速に膨らみ、車を停めることも写真を撮ることも憚られ、しっかりと目に焼き付けつつ、一気に気仙沼市へと車を進めてしまいました。

途中、仮設ハウスで営業しているセブンイレブンが現れ、その斜め向かいには大型船が打ち上げられ、前に設置された祭壇には沢山の花が供えてありました・・・。

勿論、その周囲はきっと沢山の住宅が建ち並んでいたであろう形跡があり、それが今や何もない原野のようになっている様を目の当たりにし、今後の復旧の難しさを想像する。


あらためて長期的視野にたって今後の復興を考えた時に、今回被害のあった場所に再度街を再生することは叶わぬことであろう想像と、、だからこそ、この復興は単なる復旧とは性格が大きく異なるであることを認識する。新しく街を再生しようにも、それまであった場所が将来津波の再発が予測されるがゆえに不適合だとしたならば、どうやって新天地をつくれば良いのか、、それまで所有していた土地はどうなるのか?新たに取得すべき土地はどうやって確保するのか・・・。コミュニティとしての機能は?何よりその費用は・・・。

そんな難しく大変な問題が山積のはずなのに、政府は何をしていたか。復興予算も全国にバラマキ、、我々が出させていただいた義援金は一体どうなっているのかもわからない。

企業としても寄付することで税の優遇を受けられる団体もごくわずかであり、有名どころを含めた組織、団体は役人の天下り場所としての要素も強く、彼らの報酬でどれほどの人の生活に目処が立つのか・・・。

その反面、実務で身銭を切りながら汗を流す、地域に根付くNPO団体等などに企業が寄付をした場合には、税制優遇の認定を受けられないがために、その寄付金すら売り上げとしてカウントされ、そこにも更に税金をとられてしまう現状はいかがなものか。

やっぱり世の中はおかしいとしか言いようがないし、それを何とかしていかなければならないのであろう。

しかし、一体どうしたら良いのか皆目検討がつかないのが悲しいかな今現在の私の状況であります。

まずはできること。
この足下をしっかりと固めること。
岩見沢市を活気ある場所とすること。
それらを多くの市民と共有して前進できるようにすること。

そういった事が、間接的に被災地の復興を支援することに繋がっていくのかもしれない。

ただ、国としての方針がどうなるのかは我々一人ひとりが考えていかなければならないのだろうとも感じます・・。

この問題は簡単に風化させてはならない。

One thought on “大空と大地の中で チャリティーコンサート”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください