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平成30年度第1回定例会開催中です。

〈平成30年3月13日投稿〉

今回の定例会は3月5日(月)に開会し、市長による市政方針、教育長による教育行政方針が述べられました。

◆市政方針:http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/1500022/

◆教育行政方針:http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/1506374/

その後、議案審査のための休会となり、昨日、12日には本会議で議案付託された案件を審査する委員会が開催され、本日13日より、上記市政方針並びに、教育行政方針に対する代表質問が行われます。

 

代表質問とは、各会派ごとに1名が代表して行う質問で、現在の岩見沢市議会では私の所属している「市民クラブ」の他に、「政和会」「日本共産党議員団」「公明党」があります。
(会派別所属議員一覧表:http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/common/files/dl/176700/meibokaihaH29.04.03_170406044158.pdf

 

それぞれの発言通告がweb上にもアップされておりますので、ここに転載いたします。
(こちらからご確認ください:http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/2000314/ )


平成30年岩見沢市議会第1回定例会
市政方針及び教育行政方針に対する代表質問発言通告

【1.市民クラブ 峯 泰 教 議員(所要時間60分)】

1 総合計画について
 (1) 総合計画について
  総合計画策定に当たっての思いと考えた方を問うものです

2 市民の安全・安心な暮らしを守り、強靭で美しいまちづくりについて
 (1) 総合的な雪対策について
  総合的な雪対策についていま一度、市民理解と納得度を高めるための取り組みが必要と考えるがお考えをお伺いします
 (2) 公共交通網の整備について
 バス路線の再編やデマンド型乗合タクシー導入などの取り組みに加えJR室蘭線が単独維持が困難と位置づけられている中、どのように市内の交通網
を整備していかれるのかお考えをお伺いします
  (3) 市庁舎建設事業についての考え方
  平成30年度からの事業行程と建設に対するお考えをお伺いします
 (4) 地域を支える持続可能な上下水道について
  桂沢水道企業団構成3市の水道事業統合に対する市長の見解と今後の議論の進め方についてお伺いします

3 市民が健康で幸福を実感できるまちづくりについて
 (1) 新市立総合病院建設について
  新市立総合病院建設に向けての考え方とタイムスケジュールをお伺いします

4 地域産業・経済が元気なまちづくりについて
 (1) 農業振興について
  ① ICT環境の向上について
  ② 農業振興に向けての今後の取り組みについて
   ICT活用による地域問題解決事業に取り組んでいるが、今後の事業展開と可能性についてお伺いします
 (2) 中心市街地活性化について
  駅前通整備促進事業により空き地が目立ってきたが今後の事業展開をお伺いします
 (3) 観光振興戦略について
  観光協会のDMO化による今後の観光戦略についてのお考えを伺います

5 市役所改革について
 (1) 市役所改革について
  市役所を市民の役に立つところへと変革していく覚悟と今後の取り組みについてお伺いします

6 教育行政について
 (1) 小中学校の適正配置について
  小中学校の適正配置について今後の取り組みをお伺いします
 (2) 市内高校の間口削減に対する備えについて
  市内高校の間口削減に対する考えをお伺いします
 (3) 子ども・子育て支援について
  子ども・子育て支援に対する考え方と今後のあり方について

【2.政和会 石 黒 武 美 議員(所要時間60分)】

1 平成30年度予算について
 (1) 具体的にどのような特徴があるのか
 (2) 予算編成に当たり、どのような点に留意したか

2 総合計画と地方創生について
 (1) 新しい総合計画について
  ① 10年後の岩見沢市の姿をどのように捉えているのか
  ② 新しい総合計画に対する市長の思いは
  ③ 最重点で取り組むことは何か
 (2) 人口減少対策について
  岩見沢市の強みや優位性を生かしながら取り組んでいかなければならないと思うが市長の考えは

3 市民の安全・安心な暮らしを守り、強靭で美しいまちづくりについて
 (1) ICTを活用した除排雪について
  ① 道路台帳図のデジタル化をどのように進めるのか
  ② 全ての未除雪路線での活用は、いつ実現できるのか
  ③ 除排雪作業に応用できる先進技術が、除排雪のさまざまな課題や懸念に対し、どのような効果をもたらし、どのような期待を持たれているか
 (2) 新庁舎建設について
  ① 現時点における「簡素で経済性に優れた庁舎」を目指すとする基本的な考え方は
  ② 現在分散している教育委員会の取り扱いについて

  (3) 循環型社会の形成の推進について
  ごみの減量化等を推進するため、市民へより一層の意識喚起をする必要があると思うが市長の考えは

4 市民が健康で幸福を実感できるまちづくりについて
 (1) 健康経営都市の推進について
  ① 健康経営都市を推進するための取り組み及びその成果について
  ② 健康経営都市をさらに推進するための今後の方向性について
 (2) 福祉施策の再構築について
  持続可能な福祉施策のあり方について
 (3) 総合病院の建設について
  ① 地域の医療事情と総合病院の現状認識について
  ② 建設に当たっての基本的な考え方について

5 地域産業・経済が元気なまちづくりについて
 (1) 農業基盤整備における国営緊急農地再編整備事業について
  ① 事業の概要と現在の進捗状況について
  ② この事業に対する市長の考えについて
 (2) 観光の振興について
  ① 観光振興戦略の3年間の取り組みと成果について
  ② 今後の取り組みについて

6 子ども・子育て支援の推進について
 (1) 子育て相談体制の充実について
  ① これまでの子ども発達支援センターの役割について
  ② 子育て支援センターに療育相談機能を加えることになった背景や経緯について
  ③ 療育相談機能を拡充することにより、「えみふる」を利用する子どもや保護者にとって、どのような利点が期待できるのか
 (2) 青少年健全育成の充実について
  ① 市内の児童・生徒における携帯電話やスマートフォンの利用実態を、近年の傾向を踏まえてどう把握されているのか
  ② 青少年問題協議会などの場で、こうした問題がどう取り上げられてきたのか
  ③ その解決策として、岩見沢市ではどういった観点で検討し、具体的にどのような取り組みを進めようとしているのか

【3.日本共産党議員団 山 田 靖 廣 議員(所要時間50分)】

1 国の経済政策への認識について
 (1) 地域経済等への影響について
  ① 地域経済及び市民への影響について
  ② 新しい経済政策パッケージについて

2 市政運営方針について
 (1) 市民との信頼回復について
  市民との信頼回復への具体的な考えについて
 (2) 市民との情報共有等について
  市民との意見交換の場をふやすことについて

3 市民の安全・安心な暮らしを守り、強靭で美しいまちづくりについて
 (1) 市民参加による防災訓練について
  市内各地での防災訓練の取り組みについて
 (2) 除排雪問題について
  間口除雪の今後の拡充等について

4 市民が健康で幸福を実感できるまちづくりについて
 (1) 国民健康保険事業について
  保険料の負担増の抑制について
 (2) 介護保険事業について
  第7期介護保険事業計画の保険料について
 (3) 福祉3事業について
  ① 事業の検証について
  ② 利用する市民の声の把握について
  ③ 廃止等の経緯について
  ④ 事業継続に向けての再考について
 (4) 市立総合病院の整備建設について
  新病院建設の基本的な考えについて

5 子ども・子育て環境の充実と芸術文化・スポーツのまちづくりについて
 (1) 新事業ファミリー・サポート・センターについて
  事業内容等について
 (2) 乳幼児等の医療費の拡充について
  通院費の中学3年生までの拡充について

6 地域産業・経済が元気なまちづくりについて
 (1) プレミアム商品券発行事業について
  事業継続の考え方について

 (2) 中心市街地について
  であえーる岩見沢等の集客効果の波及について

7 市民とともに築く、自立したまちづくりについて
 (1) 交通空白地域対策について
  交通空白地域に対する考え方について

8 教育行政について
 (1) 信頼回復の取り組みについて
  ① 業務改善の具体策について
  ② 教育長の考えと決意について
 (2) 教師の働き方、勤務時間について
  教師の勤務時間の把握及び管理について
 (3) 中学生のクラブ活動への対応について
  運動クラブの休養日等活動方針の作成について
 (4) 小・中学校の適正配置計画について
  ① 美流渡小・中学校の統廃合について
  ② 今後の計画について
 (5) 子育て相談体制の充実について
  子育て支援センターの拡充について
 (6) いじめ問題について
  ① 調査等からみる現状について
  ② 学級での取り組みについて
 (7) 薬物乱用防止教育などについて
  ① 薬物・喫煙・飲酒・ギャンブル対策について
  ② 学校での児童生徒への教育実態について

【4.公明党 酒 井 和 子 議員(所要時間50分)】

1 持続可能な開発目標SDGsについて
 (1) 持続可能な開発目標SDGsについての認識をお伺いします

2 市民の安全・安心な暮らしを守り、強靭で美しいまちづくりについて
 (1) 災害に強いまちづくりについて
  ① 女性消防団員の状況について
  ② 防災訓練参加者の推移・実態について
  ③ 備蓄食品の実態の確認と、有効活用の考え方について

3 市民が健康で幸福を実感できるまちづくりについて
 (1) 市民待望の新病院建設について

4 子ども・子育て環境の充実と芸術文化・スポーツのまちづくりについて
 (1) 2019年、障がい者国際芸術文化祭の開催誘致を踏まえ「生の芸術アール・ブリュット」への市民の理解を深めようとの考え方について

5 地域産業・経済が元気なまちづくりについて
 (1) フェアトレード、ある意味消費者教育について

6 市民とともに築く、自立したまちづくりについて
 (1) 「誰ひとり取り残さない」社会の実現に向けて、地方自治体が果たす役割への期待は大きく、市政運営の基本にSDGsを位置づけ、全庁的にS
DGsの推進に取り組むべきでは

7 教育行政について
 (1) SDGsの理念に対するお考えをお聞かせください。その上で、岩見沢の児童生徒にどう伝えるかについて伺う


本代表質問は本日13日(火)と14日(水)の二日間、13時から行われます。

二日間に分けるため、慣例でいけば本日は「市民クラブ」「政和会」、明日は「日本共産党議員団」「公明党」となる予定です。

13時からインターネット中継も行われますので、是非ご覧ください。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/3096453/

 

その後の日程は下記リンクの通りとなり、19日(月)からは本格的に予算審査特別委員会も始まります。

会議日程等はこちらからご覧ください。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/2000314/

空知教育センター組合議会などなど

〈平成30年2月27日投稿〉

今日は朝から滝川で「空知教育センター組合議会」がありました。

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この空知教育センターは、空知管内24市町が共同で、小・中学校に勤務する教職員の研修や教育の理論等々の研究を行っている機関です。ちなみに岩見沢は単独で岩見沢市立教育研究所がありますので、こちらのセンターと連携する部分と個別で行っていることなどがあります。

今回の議会では、平成30年度の事業計画や予算の審議が主でスムースに決定されました。

 

さて、滝川と言えば今年の大雪。

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新しい総合計画の基本計画(素案)に対するパブリックコメントが実施されていますのでご案内いたします。

〈平成30年1月30日投稿〉

今朝、市のwebサイトを開いたら、新しい総合計画の基本計画(素案)のパブコメが始まっていましたのでご案内いたします。http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/1500023/

総合計画は現在新しいものを策定作業中ですが、この総合計画とは岩見沢市の今後10年の方向性を示す、各種計画の最上位に位置するとても重要なものです。

議会においても、1月24日に総合計画・地方創生特別委員会が開催され、この取組について報告がなされました。私はこの特別委員会の配属ではありませんが、傍聴させていただいておりましたので、その時の説明も踏まえ、本総合計画の基本計画(素案)の見方について、若干投稿させていただきたく存じます。

■ 上記リンク先(若しくは下図クリック)から、赤く囲んだ部分をクリックすると、新しい総合計画の基本計画(素案)というpdfファイルを開くことができます。

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中には6つの基本目標と、その基本施策が記載されています。

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岩見沢市議会 意見交換会終了

〈平成29年12月1日投稿〉

11月25日(土)15時より、岩見沢市議会 意見交換会がありました。

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大きく予想を覆す参加者の少なさ。
報道表記でいけば議員合わせて30数名・・。ということは、議員21名+事務局関係者なので。。

理由は日程かテーマか広報か、、、。
参加される市民より議員の方が多い状況になると、活発な意見も出にくい雰囲気になってしまうので、せっかく参加してくれた市民の方々にとっても申し訳ない状況となりがちです。

とは言え、これも現在の広報広聴委員会で議論検討した結果なので、今後に反映してより良い意見交換会の実現に繋がればと思います。何事も、より一層を目指したトライ&エラーの繰り返しが次の成功を生むのだと思われます。

その検証に関しては、広報広聴委員会で協議が行われ報告書が作成されます。いずれ議会webサイトに掲載されると思いますので、そのときにはお知らせいたしたいと思います。

 

参考までに、私が担当した過去2年も試行錯誤しながら手法を工夫し、この様な内容で開催しています。

平成27年
https://hiranoyoshifumi.jp/2016/02/25/7162
報告書

平成28年
https://hiranoyoshifumi.jp/2017/02/28/8399
報告書

岩見沢市議会 意見交換会のお知らせ

平成29年11月25日(土)15時より

岩見沢生涯学習センターいわなびにて、岩見沢市議会『意見交換会』が開催されます。

この報告会・意見交換会は、これまで様々に試行され実施をしています。

最初の試行は明確な報告事項があった方が良いという考え方の下、各常任委員会単位で他都市調査の内容を報告する「他都市調査報告会」と題し、その後、私が広報広聴委員会委員長になった一昨年は、特段、テーマを固定せず、話題提供として各常任委員会毎に重点施策を提示した後に、自由な意見交換の時間を長くとっての開催。(H28年2月開催:https://hiranoyoshifumi.jp/2016/02/25/7162

昨年は、過去2回の検証を行った中で、市内6箇所での分散開催とし、市政全体で10分程度の話題提供の後に自由な意見交換を行うという手法で実施してきました。(平成29年2月開催:https://hiranoyoshifumi.jp/2017/02/28/8399

 

今年は、委員会配置が変わり、私は広報広聴委員長ではなく総務常任委員長となりましたので、その意見交換会の内容に関する議論の詳細は理解できておりませんが、テーマを除排雪とし、1箇所開催で行うこととなりました。

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当然、除排雪以外の意見交換の時間もございます。

是非ご参加いただければ幸いです。

平成29年度 平野よしふみ活動報告会のお知らせ

〈平成29年10月30日投稿〉

ここ数年の恒例となっておりますが、来る11月12日(日)に【平野よしふみ活動報告会】を開催させていただきます。

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時間は14時から。

北海道グリーンランドホテルサンプラザさんにて開催させていただきます。

尚、今回は終了後のどなたでも参加できる懇親会はございません。あくまで報告会のみの開催となりますので、どうぞご家族ご友人等お誘い合わせの上、お気軽にお越しいただければ幸いです。

もちろんいつもどおり、今回も事前申込不要・参加無料で開催いたします。

今回はこの約1年間にあった市政の話題+その背景+側面的活動諸々のお話を軸に構成させていただきたいと考えております。それほど堅苦しくなく、気さくな雰囲気で実施したいと思っておりますので、日曜の午後の暇つぶし的に遊びに来ていただければ嬉しく思います。

 

また、この報告会の案内を兼ねて、後援会名簿にご記載いただいた方々には「後援会通信」を郵送させていただいております。後援会通信はこちらからご覧いただくことが可能です。

https://hiranoyoshifumi.jp/data/5-291017.pdf

 

【参考資料:これまでの報告会の様子】

○平成26年:第一回目の様子
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/11/04/4105

○平成27年:第二回目の様子
https://hiranoyoshifumi.jp/2015/11/27/6869

○平成28年:第三回めの様子
https://hiranoyoshifumi.jp/2016/07/15/7470

今日の出来事

〈平成29年10月27日投稿〉

本日は朝から秋晴れの良い天気!

日の出直後からハチ吉に起こされ、久々の早朝散歩をしてきました。(ずっと朝方生活をしていたのですが、最近夜型に変化してしまい、朝早くに起きられなくなっておりました。)

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もう紅葉も終わりに近づいています。

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そして11時からは清園中学校がモデル校になっている主権者教育の一環として、中学3年生の生徒さん達が訪れ、議場で議員とのやり取りが行われました。議員側は主に広報広聴委員会が対応しましたが、私は様子を見に参加させていただいたものです。

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信州やまほいく〈総務常任委員会他都市調査②〉

〈平成29年10月5日投稿〉(①より続く

今回の視察の核となったのは、この長野県が進める「信州やまほいく」という制度でした。

この制度は、人の育ちに対する「幼児期の重要性」を、保護者、保育者、地域住民、行政など、子どもを取り巻く大人達が共有し、子どもの主体的な育ちと学びを大切にすることを目指してつくられています。

幼児期の育ちの重要性については、私自身、過去から様々な機会でお話をさせていただいたり、本サイトにおいてもまとめとして掲載していることもあり、この信州やまほいくの根底に流れるものと共通の想いがあります。(この制度は、想いだけではなく県内各地で実践していることが何より凄いことなのです)

この信州やまほいくのことを知るきっかけになったのは、この制度の中心人物である長野県県民文化部次世代サポート課次世代育成推進幹の竹内氏の講演を札幌で聞いたことに始まります。

今回はその時の気づきを、私個人だけではなく、岩見沢市の子育てや教育を所管する総務常任委員会のメンバーで共有したい。そして岩見沢での実現に向けて一歩を踏み出したい。その様な想いでお伺いさせていただいたものです。

よって、市の常任委員会の視察先としては珍しい県庁への依頼。そして午前に現場、午後から座学という1日がかりの視察となるなど、非常に力の入った調査となりました。

まずは現場で実際に活動されている「こどもの森幼稚園」でこども達が実際に遊んでいる姿を視察させていただき、その後、県庁にて座学となりましたが、本投稿では便宜上、順序をMIXして紹介させていただきます。

 

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まずはこの『信州型自然保育認定制度(信州やまほいく)』とは、自然保育の社会的認知、信頼性、質の向上を担保するため「自然保育」に取り組む団体を、選択できる2つの種別と24項目の基準で、長野県が独自に認定し、支援する仕組みです。

認定は、質、量共に自然保育に重点を置いている活動を行う「特化型」と、他のプログラムと併せて自然保育にも積極的な活動を行う「普及型」という2つの種別から選択することができます。

例えば今回視察させていただいた「学校法人 いいづな学園 『こどもの森幼稚園』」は徹底的に外遊びを重視する特化型となります。

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(↑偶然的に自然のブランコを発見して遊ぶ様子)

この幼稚園は55名の園児がいます。
飯綱高原という標高1千メートルぐらいの場所にあるのですが、長野中心市街から車で20分程度で通える好立地。前日の天気予報が雨だったため、外遊びのこども達を見ることができないのではないかと心配していたのですが、雨が降ってもこども達は大抵は外で遊んでいるとのこと。

また午前も午後も外で遊び、お弁当も外で食べることが多いとのこと。

よって、こども達の水筒も室内ではなく屋外に吊るされておりました。(↓)

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遊具等は最小限で、できるだけシンプルで工夫することが楽しい環境になっています。また50名を超えるこども達が自由に山の中でドロドロになって遊び回っているのですが、当然のことながら子ども達は気づかないものの、先生を始めとする大人たちが見守る器の中で自由に遊んでいる状況です。

 

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(↑)女の子がカエルを捕まえて見せてくれました。このカエルは敷地内に巣があるらしく、ちょくちょく出てきては子ども達に捕まっているとのこと。こども達には通称「神様」と呼ばれているカエル。(表情が豊かでとてもかわいらしい女の子だったのですが、掲載許可をもらってないので残念ながら下半分の表情でお許し下さい。とても自信たっぷりでカエルを見せに来てくれました。)

午後からの県庁庁舎内での座学では、竹内氏よりこれらのやまほいくが重要である視点として、「幼児期の育ちがいかに重要か」そしてその実現に向け「自然保育がどれほど適しているか」という事に関して、様々に説得力のある資料が提示されます。

 

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ちばレポ〈総務常任委員会他都市調査①〉

〈平成29年10月5日投稿〉

10月2日(月)~4日(水)まで、総務常任委員会にて他都市調査を実施してきました。

今回の大きな柱は「こどもの育ち」であり、特にその取組が顕著な長野県の信州やまほいくの状況を視察することを主軸としましたが、その移動範囲内にて総務常任委員会管轄で、岩見沢市に活用することで市民生活に好影響がでることが期待できるものとして、以前から関心を持っていた「ちば市民協働レポー ト」の状況をお伺いしてきました。

よって、初日は時間的にも非常にタイトで朝7時40分に市役所を出発。羽田空港から一度千葉市に向かい、研修後に長野市まで移動するというスケジュール。それでもやはり行って良かったと感じる「ちばレポ」の内容でした。

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まずはこの〈ちばレポ〉がどのようなものか簡単に説明したいと思います。

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