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緑稜高校スポーツ総合コース (2)

昨年の12月に総務常任委員会で報告がなされてから、2度に渡り投稿した内容はこちらですが、https://hiranoyoshifumi.jp/2014/12/18/4299

その後の報告が出来ていなかったので、あらためてここで現状をお知らせしたいと思います。本投稿の内容は平成27年度第1定例会の代表質問の答弁から抜粋させていただきます。

【概要として】

①スポーツ総合コースは岩見沢市民の誇りとなる文武両道の学校にするために導入される。

②普通科の中に「普通コース」と「スポーツ総合コース」が設置される。

③体育に関する専門科目を設置し、中学生の進路選択の幅を拡げる。スポーツ部活等で活躍した中学生に更なる活動の場を提供する。

④スポーツ活動の活性化を図る。

というのが大枠としての考え方になります。


「スポーツ総合コース」が子ども達にとって、どういう効果を果たすかという質問に対する答弁は、、

普通科の中の「スポーツ総合コース」では、体育に関する専門科目を設置し、中学生の進路選択の幅を広げ、部活動を高校でももう少し頑張ってみたい、部活動の盛んな高校で充実した高校生活を送りたい、というニーズに応え、子どもたちのスポーツ活動の活性化を図る。

さらに、スポーツ総合コースで学んだ特色を生かして、進路選択の幅も広がるものと期待している。


というものです。前回の投稿にも記載していますが、現有勢力を前提とした取り組みです。

その中でも、1年次から3年次までが一緒に学習する「専攻体育」という科目で、「バレーボール」「剣道」「野球」「陸上」を主とし、部活と連動させる。という狙いがあるため、そこに魅力を感じる学生もいると思います。

まずはこれからの子ども達にとって、進路の幅が拡がることを評価すると共に、新しい試みが更に良き方向に進化していくことを願います。

 

【平成27年4月1日追記】

緑陵高校の公式サイトに新コースが含まれたパンフレットが更新されていましたのでご紹介いたします。
http://www2.city.iwamizawa.hokkaido.jp/kyouiku/school/ryokuryo/topics/sports.pdf

【平成28年4月13日追記】

あらためて議会に正式な情報提供があったわけではありませんが、現在の入試に関する推薦基準の中には通常の成績評価の他に、”どのような種目に関わらず、全国規模の大会等で好成績を収めている者”(文言は正確ではありません)という様な基準があるそうです。

これは学校として、冒頭の専攻体育4種目に限らず、以前の投稿でも触れた様な多様なスポーツに対応していくということの現れと考えることもでき、時代のニーズに応えることにつながり、大いに期待できることと感じています。

現在の緑陵高校は情報コミュニケーション科の方針や実績を含め、非常に優れた教育を実践しています。この校風と教育運営側の優れたポテンシャルが活かされ、普通科スポーツコースにおいても、多くの中学生がここを目指すような環境になることを期待しています。

多くのスポーツに重要なのは、種目ごとの小手先の技術ではなく、メンタルやフィジカル、コンディショニング能力だと思っています。これらを磨く環境が整っていけば、自ずとほぼ全てのスポーツレベルを上げていくことを具現化していけるのだろうと思います。それは、高校期の重要な道標となる「進路実現」に向けて、様々な多様性を感じることができるのではないでしょうか。

いずれにせよ、まだまだ2年目の発展途上のコースです。

学校と生徒、保護者、地域が時に温かく見守り、時に力を合わせて育てていく事が何より重要なのだと認識をしています。

〈追記終わり〉

新風会主催 まちづくりシンポジウムの開催

平成27年2月22日(日)15時~開催

先日より告知させていただいていた岩見沢市議会 新風会主催の「まちづくりシンポジウム 地域力向上!夢を描ける岩見沢へ」を開催させていただきました。

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当日は岩見沢市内で魅力的なイベントが重なってしまい、動員がとても心配されましたが、無事盛況に開催することができました。

今回の講師は木村俊昭氏。

2013年の2月に士別市で開催されたシンポジウムに参加させていただき、大いに感銘を受けたことから、今回講師として依頼をさせていただきました。

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スマホ等のルールづくりについて

平成27年2月7日(土)9:30~

岩見沢市生涯学習センターいわなびにて、市内の中学10校の生徒代表により「スマホ等のルールを考える会議」が開催されました。


その前段となるのが下の記事(2月2日に開催された協議会)でもありますが、岩見沢市青少年問題協議会で議論されている懸念です。

この協議会はこれまでは「夏休み中の補導件数」などが議題の一つとして上がったりしているのですが、年々その補導数等も激減しています。それは指導する立場の人たちが親身に頑張っていただけている成果であることは勿論ですが、それと同時に「本来子ども達が集まる場所に子どもの姿が見えない。」という担当者の声が心配です。

今回発表された補導件数のリストでは、1年間で何と2名のみ。しかもその内容は自転車の二人乗りを注意されたということです。

他には全くのゼロ件であることは非常に望ましいことである反面、実は子ども達が本来群れて育ち、そこで社会性を養っていくという人間の性質を考えると、勉強や塾に忙しいのか、もしくは家で電子媒体等を経由して群れているのか・・という心配が表面化してくる思いです。これは単なる少子化で子どもの数が少ないという事では済まされない事態だと考えています。

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(平成27年2月7日 (土)プレス空知記事)


その様な事を含め、現状の子ども達を取り巻く環境の中で、しっかりと見守っていかなければならない事として、電子媒体(スマホ、携帯、ゲーム機等のインターネット関連機器)との付き合い方があると思います。

これからの時代にインターネットは無くてはならないものであり、しかし、その使用には大きな危険が伴うものです。時折【刃物】に例えられ、ただ使わせないという事ではなく、上手に使用することを教えなければならないとも言われます。

しかし、刃物と違うのは、子どもがしかるべき感受性期において身につけていかなければならない能力を得る機会を著しく損失してしまったり、また知らぬうちに電子媒体に依存してしまう事の影響が計り知れないほど大きいのです。

これは非常に深刻な事であり、その影響の根拠は是非ともこちらを一読ください。
https://hiranoyoshifumi.jp/2015/02/02/4599

車の中でも温泉地のロビーでもゲーム機を手から話さない子ども達。友達と遊べない子ども達。与えられたルールの中でしか活躍できない大人達。色々な弊害が考えられます。


その様な事からも、まずは子ども達に自分たちで考えるきっかけを!と言うのが、今回の中学10校の生徒による会議です。(前段がすっかり長くなってしまいましたが・・)

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協議会副会長としての開会挨拶で、ネットトラブルの当事者になること、ネットいじめ等が発生させない様にすることは凄く大事なこと!それにプラスしてゲームやインターネットによる脳への働きについて少しだけお話をさせていただきました。まだまだこれが一般化するには時間がかかるかもしれませんが、次代を担う子ども達にとって、もの凄く影響のある事実だと考えています。(前述①のリンク参照)

最初に空知総合振興局よりI氏のスマホやネットによるトラブル事例等の講話。
講師のとても穏やかな人柄が滲み出て、子ども達も熱心に聞き入っていました。

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その後、後のテーブルに移動してワールドカフェ形式でワークショップとなります。

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ワークショップの進行は、会場に行ってから初めて知ったのですが、勝手知ったるアムリプラザ&neco塾の丸山氏!

さすがの進行で心配する大人を尻目に、初めて会った中学生同士で前向きな議論が進みます。さすがこの様な場にでてくる中学生だけあって、非常に優秀な学生さん達ばかりです。

ワールドカフェゆえ、お題とテーブルを移りながら自分たちの意見を整理していきます。

そして最後に各学校ごとで「大事なこと」「何をしていくか」等の発表が行われました。

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それぞれに前向きで、きっと学校単位で色々なムーブメントが起きてきそうな期待感溢れる発表でした。本当にしっかりした中学生達でした。

終了後、講評があり最後に記念撮影!

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(今回の投稿画像は中学生ということもあり、全て学生さんの顔がわからないように加工させてもらいました。ご了承ください。)

この会議の模様は近々授業等でも使用できるように編集されてDVD化されるとのことで、完成が非常に楽しみです。

また機会があれば、そのDVDもご紹介できるかもしれません。

いずれにせよ、このように学生が主役となって自分たちの環境を考えていく場というのはとても有意義であると感じました。この会議を企画・運営していただいた岩見沢市教育委員会の担当者各位の感度と、それに賛同していただき、お力添えを賜った各中学校の先生方、また参加していただいた中学生の皆様、見守っていただいた青少年問題協議会のメンバーの皆様に心より感謝申し上げます。

岩見沢市 冬の防災訓練に参加してきました。

平成27年1月17日 (土)

13時より、中央小学校にて「冬の防災訓練」が実施されました。(8月に行われた訓練の模様はこちらからご覧ください)せっかくの機会なので、私も市民の一人として同じ所属会派の池島議員と二人で参加してきました。

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参加者数は、正確には伺ってこなかったのですが7~80人と言ったところでしょうか。

訓練のシミュレーションとしては、冬期間に発生した大地震により、水道、電気、暖房等が全て停止している前提で実施。体育館も全くの火の気なしで、スタートから物凄く寒い状況。

正直言って、これほどまでに芯から冷えるとは思いませんでしたので、貴重な経験となりました。


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平成25年度 決算審査特別委員会

10月27日(月)、28日(火)の二日間で「平成25年度 決算審査特別委員会」が開かれます。

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昨日、今回の質問事項を通告させていただきました。

昨年は企業会計でしたが、今年は一般会計の決算審査です。

過去3年間の流れを気にしながら、一通り目を通すだけでもかなりの時間がかかってしまいます。今回は公の場で質問するまでも無い軽微な疑問がいくつかあったので、本日担当の方々にレクチャーをしていただきました。

まだまだパッと見ただけで数字を把握できるような能力は身に付きそうにありませんので、ひたすら時間をかけて努力するしかありません(汗)

Oka-biz〈経済常任委員会他都市調査〉

平成26年10月6日(月)

台風18号が本州を直撃しているため、千歳空港で2時間10分の足止め。すでに疲労蓄積・・。

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実は昨年の経済常任委員会の視察も同じような境遇で、非常に大型の台風とブッキングする状況でした。

しかし、どちらも大きな影響もなく、調査は無事遂行。


今回のメインとなる視察は、愛知県岡崎市のOka-biz〈岡崎ビジネスサポートセンター〉です。 続きを読む

松居和氏の講演

本日(平成26年10月4日)、’14 男女共同参画市民フォーラム in いわみざわに参加してきました。

第一声としては、本当に聞きに行って良かった!

そう思うばかりです。

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これまで、子ども達を取り巻く環境を何とかしていかなくてはならないと考え続けてきたものの、最終的には地域の大人のあり方に行き着く問題となってしまい、どこから切り込んでいくべきかがわからない状況でありました。

しかし、今回の講演を聞いて、また一つ扉が開いた様な気がします。


どうして人間は0歳児から生まれるのか。

ゼロ歳児は話せない。

これには意味がある。

生後2ヶ月ぐらいで必ず笑う。大人は嬉しくなる。自分が良い人間だと感じる。夫婦や近隣の大人と一緒に眺めると、そのなかで心が一つになる。

人間は心を一つにするのが好き。

一つ屋根の下に赤ちゃんがいるだけで空気が変わる=心を一つにしようとするから。

人間は子育てをしながら双方向で育つ。言葉を話せない赤ちゃんを前に、両親、祖父母、近所の人々等、複数人で育てる。これは非常に手のかかる絶対的存在の赤ちゃんを育てることで、自分たちも育つ。そして存在する意義を見出す。そこにモラルが生まれる。

しかし今、その環境があまりにも足りない、そのためにどうすべきか?

保育園等へ保護者がどう関わっていくか。もの凄い画期的な事例を交えて紹介していただきました。

是非、このyoutubeをご覧頂けたらと思います

最後に著書を購入させていただきました。

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今日のメモをまとめるに至っていませんので、また機会があれば咀嚼した上でご紹介させていただきたいと思います。

新消防庁舎建設用地について【補足】

反対討論内容についてはこちらからご覧下さい。

先日の反対討論の文面だけでは真意が伝わりにくいと思いますので、少しだけ補足をさせていただきます。



【討論内容の補足】

消防用地8条東10

上記が今回購入が決定した敷地となります。(裏ののり面の様子

総面積6,612㎡でありますが、現在想定されている叩き台の配置計画資料(非公式のものなので掲載は憚られます)によると、約1,300㎡の庁舎を建設すると仮定した場合、訓練・体験用の敷地は広く見積もっても僅か30m×50m程度となり、これからの時代にあった広さには物足りないのではないかと感じます。また、常に署員等約40名が勤務する本庁でありながら、事前の説明によると、署員用の駐車場は13台分しか確保できない状況になると聞いています。その他駐車場として普通車10台、大型車2台分、建物を挟んだ別位置に来客用14台分を確保する想定があるものの、どう考えても快適とは言えない環境であり、今後40年、50年活用していくにあたって、本当に理想の場所なのですか?という思いが募っていたものです。

また、除雪の堆積場所も非常に苦しく、頻繁な排雪等で余計な経費が発生することが想像されます。

確かに、他の場所に比べると立地は間違いなく良いと認識しています。サイレンの音に関しても周辺に住宅が少ないため、このような環境に適した場所と言っても良いことは十二分に理解をしています。

ただ、上記条件の中で、では他に考え方はないのだろうか?もう少し丁寧な検討を重ねたほうが良いのではないかというのが当本会議の時点で否決に廻った理由です。

例えば、、

5条東15

3つの選択肢の中の一つとして提示された、5条東15丁目にある札建農業事務所の跡地であれば、今回決定した用地と市中心部までの移動距離はほとんど変化ありません。(↓)

移動距離

これを議案説明にあった中心円の概念にこだわると、8条東は中心部から1km以下であるのに対し、5条東は1,785mで論外。という扱いになってしまっています。

また、東方向に移動することで、既存の出張所が必要なくなり、その設備を南地区等に適正配置することで、全体のバランスも維持できるかも知れません(ここは知識不足のため、あくまで勝手な推測です。)

中心円

また、この5条東であれば、現在かなり広い面積にアスファルト舗装が敷かれていること等を考慮すると、その路盤改良費用等の必要が減り、それなりのコストダウンにも繋がります。何より敷地が長方形で配置に伴うロスがありません。

また、もうひとつの考え方としては、これも選択肢の一つとして提示のあったポリテクセンター跡地であれば、中心部からの距離が5条東よりも更に200mほど遠くなってしまいますが、8000㎡を越える広大な敷地があります。それこそ隣接する用地取得することができればドクターヘリのみならず、防災ヘリも視野にいれ、すぐ近くの労災病院との新たな連携を考えることができるかもしれません。

ポリテク跡地

更にはここでは詳細を省きますが、南公園や大和の操車場跡地という事も検討に値する場所の一つです。南公園は住区基幹公園という種類で近隣公園としての位置づけから、国の基準ではもしここを違う用途で使用するには500m以内に2haの公園を別途設けなければならないのです。しかし、この防災意識が高まってきている昨今、また、某市では市立図書館にTSUTAYAやスターバックスが入る時代において、正当な意思があれば、国も杓子定規な判断にはならないのではないか。その打診ぐらいはできるのでは?という思いもあります。

また、大和は中心部からの距離も圧倒的に近く、西20丁目線ができれば南北のアクセスも大幅に向上することから、国道に隣接するという条件から外れても大いに考慮する余地が残ると感じていました。

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唯一の心配が地盤が軟弱地であること、そして洪水ハザードマップ(上図)においても0.5m未満の浸水可能性エリアに隣接していることがあげられます。

しかし、ここも現地をよく見ると感じられるのですが、4条通り自体は周辺の土地よりもかなり盛土されていて、周辺が0.5m程度の浸水が発生した場合でも、道路は浸水しない可能性が高いのではないかと想像しています (実測していませんので、あくまで想像です)。また、庁舎周辺も同じ考え方で盛土していけば、浸水の心配がなくなると考えられ、緊急対応に支障がないのではないかと考える事が出来ます。


他にも色々と検討可能な部分があり、その一つひとつをご紹介することはできませんが、視点を変えて考えることで、より防災機能を充実した、将来に誇れる施設、消防関係者にとっても優れた環境で働くことができる場を提供できるのではないか。そのような可能性がある中で、検証もせずに「専門家が上げてきた意見だから間違いない。だから無条件に賛成だ。」という議論とはかみ合わないままでした。それで済めば議会は必要ないのだろうと思うばかり。

当然、上記の私の勝手な想像にしても、一つひとつの出来ない理由、また、揚げ足をとっていこうと思えば様々な論点があると思われますが、だからといって、「消極的消去法」と感じざるを得ない選定に危惧を感じるものです。

活用すべき合併特例債の期限ももう少し期間がある中で、せめてあと一歩理想に向けた議論を深めることができれば、という私たちの思いは、残念ながら準備不足によって多くの理解を得ることが出来なかったのだと思っています。

これは我々の初動の遅さを反省すべきであり、今後の大きな課題となりました。本来であれば反対する以上、もう少し具体的な代替案を示すのが責務でありましたが、それができなかった事が悔やまれるところです。

今後は駒沢高校跡地の購入が検討されています。

各地の土地開発公社が大きな課題を抱えている中、この岩見沢においても売却できずに多くの公有地が存在している状況です。

それを踏まえた中で、現時点で利用構想の無い広大な敷地を、2億円という費用を用いて購入する必要とは何なのか?をしっかりと検証していきたいと思っています。

新消防庁舎建設用地について

平成26年9月12日

第3回定例会最終日、第57号議案 「財産の取得について」に反対を表明し、会派(新風会)を代表し、若輩者の私に反対討論を述べさせていただく機会をいただきました。(ちなみに討論というのは、議決の際に賛成反対が別れる場合、多数決の採決を行う前にそれぞれの言い分を述べ、他議員の賛同を求めるものです。)

今回の否決に意思を固めた背景としては、議案の説明等に曖昧な要素が多いと感じられた状況下、岩見沢全域、また今後の未来にむけた「全体最適」を自らの判断定規とする中で、せめてもう少し議論を深めることが必要ではないかという感覚を抑えることができず、だったら議員としての責務を全うすべきとの思いで実施をさせていただいたものです。


以下、その思いの中で、今回の討論として述べさせていただいた内容です。(途中アドリブ等を含みますので、実際の議事録とは異なる場所があると思いますが、意味合いとしては全く相違ありません。)

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H26 第二定例会議事録 ③豊かな人間性を育む教育について

② 克雪に向けた取組みついて より続く

3つ目は現在の子ども達を取り巻く環境に対し、どう私達が取り組んでいくべきなのかを取り上げ、それを豊かな人間性を育む教育についてと題して教育長に質問をさせていただきました。


(平野:より一括して質問)次に、豊かな人間性をはぐくむ教育について、教育長にお伺いをいたします。

まずは、平成26年度版「子ども・若者白書」の特集等から見る教育課題について、ご質問をさせていただきます。

東海大学名誉教授の川崎一彦氏の論文を参考にさせていただくと、今、人類は、狩りを生活の糧とする「狩業」の時代から、約1万年の「農業時代」、そして、約200年前の産業革命より「工業時代」へと移行し、現在は、急速な知識産業、知恵産業としての「知業」の時代へと移りつつあります。

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