平成27年10月25日
雪がチラつく寒い日曜日、空知管内13箇所で開催された【ぷらぷらまち歩き】の岩見沢開催がありました。
ちなみに、岩見沢での案内人は僭越ながら私が行わせていただく機会をいただきました。
せっかくなので、参加してくれた方々が退屈しないように岩見沢の開拓からの生い立ちにスポットを当ててルートを設定!俄仕込みですが何とか形に(笑)
平成27年10月25日
雪がチラつく寒い日曜日、空知管内13箇所で開催された【ぷらぷらまち歩き】の岩見沢開催がありました。
ちなみに、岩見沢での案内人は僭越ながら私が行わせていただく機会をいただきました。
せっかくなので、参加してくれた方々が退屈しないように岩見沢の開拓からの生い立ちにスポットを当ててルートを設定!俄仕込みですが何とか形に(笑)
平成27年9月20日(日)、21日(月)の二日間、百餅まつりと同時期に開催される情熱フェスティバルにおいて、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団のブースをお手伝いしていました。
詳細についてはこちらのブログに記載されておりますのでご覧下さい。
http://yamasoratan.blog62.fc2.com/blog-entry-2037.html
と言うことで、、
朝からいつもの葛西氏とコンビで部材の搬入です。
私もこのトラス橋に関わって早5年になろうとしていますが、その都度、自社のオンボロトラッククレーンで運搬させてもらっています。ちなみに私自身、トラッククレーンを操作するのは年に一回、このトラス橋の部材を運ぶときだけではないか?と思うほどのレア作業です。
しかし、岩見沢市内にこの様な130年前の貴重な鉄橋の部材が見事に揃って野積みされているのは凄いことです。
ちなみに、例年であれば「いわみざわ駅まる。」の中でこのトラス鉄橋を紹介させていただいているのですが、今年の駅まるは10月に開催するため、今回は情熱フェスティバルに出展する「炭鉱の記憶推進事業団」として紹介させていただいた次第。
いつもは駅まるイベントの時に、駅前で淡々とやっているのですが、この様に情熱フェスティバルの会場内で開催すると、本当に多くの人が感心を持ってくれます。
「コレ何?」という感心を持って集まってきてくれる方々に、、
「130年前、岩見沢市内で架かっていたアメリカ製のトラス鉄橋です。せっかくなので錆落とし作業していきませんか?」
「北海道開拓史の助っ人アメリカ人、クロフォードが発注し、ニューヨーク港から横浜、横浜から小樽に着いて、岩見沢市内に架かっていたものです」
「北海道開拓に伴った、幌内-手宮線の開通時には間に合わず、当初は木製の橋でしたが、翌年にはこの鉄橋が架けられました。現地に合わせてつくられたモノではなく、100フィートの既製品を2つ輸入して現地を合わせ、旧幾春別川と幌向側に架かってました」
「大正時代に機関車の大型化に伴い橋が架け替えられ、このトラス鉄橋は栃木県の東武鉄道で双子の橋として連結され、第二の活躍をしていましたが、平成に入り、一つは貴重な遺産としてJR東海の三島工場で復元展示され、もう一つはバラバラになって岩見沢市内で保管されています。」
「この橋はイマドキの鋼鉄と違い、錬鉄というもので出来ています。そのため、錆が内部まで浸透せず、ちょっと削るとすぐに銀色の下地が出てきます。角もしっかり立ってますよね。今の鋼鉄ならこれだけ年月が経っていれば腐って角も無くなっているはず。錬鉄の凄さですね」
「アメリカのフィラデルフィアで、当時の職人が手打ちでつくっているため、表目の凹凸にも感慨深いものがあるんです」
「錬鉄は純度が低いため、鉄としての価値があまり高くないそうです。だからこそ130年間も残ってきたのかもしれませんね。価値のある鉄だったらとっくに溶かして別のものに生まれ変わっていたかもしれません」
「とても貴重なものです。きっと組み立ててしまったら文化財級となって触れることも難しいかもしれません。錆落とししたり自由にさわれるのは今だけかもしれませんね」
小さなお子さん達に「将来、この橋が復元されたら、自分たちで錆落とししたこと覚えていてね」
等々、橋のスペシャリストである石川氏と葛西氏の解説により、沢山の市民の方にこの橋の存在と価値を知っていただけたと思います。
とは言え、まだまだこれらの類はマニアックなモノと捉えられています。私は、空知や岩見沢が背負ってきた鉄道や炭鉱に纏わる歴史にスポットライトが当たり、きちんと整理していければ、多くの人々に広く認知される「地域の価値」になりうると信じています。
また今回は線路を挟んで真っ正面に岩見沢レールセンターが見えました。これら関連を含めて、岩見沢と空知の可能性が垣間見えます。こんな話を含めて前進していきたいものです。
ちなみに、このトラス橋の内容を調査し、綿密にまとめられたブックレットが500円で販売されています。
興味ありましたら、是非炭鉱の記憶マネジメントセンターでお買い求めください。
平成27年9月3日
北海道空知総合振興局主催で、産炭地域活性化フォーラムが開催されました。その様子はこちらをご覧下さい。
http://yamasoratan.blog62.fc2.com/blog-entry-2023.html
6月の一般質問でも若干関連する内容とさせていただいていたこともあり、この開催は非常に楽しみにしておりました。
せっかくなので、自分用にメモしたものを差し障り無さそうな範囲で公開しておきます。
ぷらぷらまち歩きとは、”とっても新しいタイプの地域を巡るツアー!時速4㎞の視点で、まちを歩くと、新たな発見が!”という事で、今回、空知管内13の市町でこのぷらぷらが開催されるのですが、平成27年10月25日(日)はこの岩見沢の出番です。
その案内役は、ご心配満載かもしれませんが、何と私となります(笑)
集合は13時00分!1条通りにある炭鉱の記憶マネジメントセンターです。
テーマとしては知らない内に【”私”の岩見沢市街地と岩見沢駅】となっておりますが、せっかくなので期待に応えたいと思っています。
現在のところ、まだまだ詳細まで考えていませんが、せっかくなのでこんなルートではどうかと朧気に考えています。
①炭鉱の記憶メネジメントセンター出発
↓
②殆ど誰も知らない岩見沢駅の「へぇ~!」をじっくりとご紹介!
↓
③自由通路を北に渡り、岩見沢の価値として非常に大事な岩見沢レールセンターを外観から眺めて、その建物の凄さや当時のことをご紹介。
↓
④普段はなかなか見る事のできない(私も初めて!)岩見沢指定文化財の旧国兼邸の内部も見学!昔の歪んだ硝子や各種こだわりの飾りなど、古き良き時代を感じることが出来るはず。
↓
⑤官営の休泊所を払い受け、狩野末治氏が岩見沢定住第一号となったと言われる発祥の地公園を歩き
↓
⑥岩見沢の最初の繁華街である元町の元遊郭通りでもご案内?
↓
⑦ぷらぷらと最初の岩見沢駅ができたと言われる辺りを通りつつ、跨線橋から炭鉱の記憶マネジメントセンターへ
という感じでどうかな??と考えております。(当然、検証しつつ変更するかもしれませんので、最終的に確定したら再度記載させていただきます。)
このルートに関しては、炭鉱の記憶マネジメントセンターのスタッフの皆さんと相談しつつ、自分の足でも歩いてみて確定させていきたいと思います。
という事で、10月25日(日)は「ぷらぷら まち歩き in岩見沢」です。他のまちでも上記フライヤーの通り開催されていますので、是非ご参加ください。とってもマニアックな内容でワクワクすると思われます(笑)
あと、現在開催中のそらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2015もあります。
是非、自分たちの住む地域の生い立ちを垣間見る機会を楽しんでみては如何でしょうか。
山口・福岡・佐賀・長崎・熊本・鹿児島・岩手・静岡の8県に点在する、【明治日本の産業革命遺産-製鉄・鉄鉱、造船、石炭産業】が世界遺産登録されたのはご承知の通り。(ここでも少し触れさせていただいてます)
実はこの空知管内には、この流れと大きく関連し、価値としても見劣りすることのない産業遺産等が多数存在しています。
そのあたりはまた機会を見てゆっくり解説したいと思いますが、今日はその流れにおいて炭鉱施設を活用したアートプロジェクトのご紹介をします。
昨年までは三笠の奔別(ぽんべつ)で開催(過去情報)していましたが、今年は夕張にある石炭の歴史村公園内で開催です。
~石炭が出来るまでの5千万年にわたる自然の営みの上に、100年に及ぶ石炭生産の痕跡があり、わずか30年で終わった観光開発の結末がある。~
この積み重なった層を元に、その素材を掘り起こすアートの力がどのようなものか。是非足を運んでみては如何でしょう。
詳細は添付の画像をクリック拡大してご覧下さい。
身構えることなく、「へぇ~」連発の新鮮な気持ちで足を運んでみることをお奨めいたします。
岩見沢観光振興ビジョン キックオフプロジェクトから生まれた《いわみざわ駅まる。》が今年は鉄道EXPOをメインとして開催されます。日時は10月10日(土)・11日(日)の二日間。
詳細はこちらのサイトをご覧下さい。
http://ekimaru.st-i.net/
回数を重ねるごとに、様々に変化している駅まるをお楽しみください。
平成27年10月3日(土)
ここ数年、岩見沢の名産品としても評価が鰻登りの落花生。これをメインとした「いわみざわ落花生まつり」が開催されます。
詳細は画像をクリック拡大してご覧いただければ幸いです。
この茹で落花生は本当に美味しい!おまけに安心安全!!
詳細はこちらのページからもご覧いただけます。
http://www15.plala.or.jp/yasai/
10月3日(土)是非参加してみては如何でしょうか。
友人のFBから、とても参考になるサイトを知ることができました。
その名も【ミエルカ 人口増加都市】(トップページから地域を選択してご覧下さい)
株式会社 社会価値’見える化’研究所( Social Value Visualization Laboratory Co., Ltd.)という民間会社が公開しているデータですが、日本全国の様子を調べることが可能です。例えば、岩見沢市の人口推移等においても、下の表の様に年齢構成別に簡単に見える化ができています。
他にもパッと目を通しただけでは把握できないほど、沢山のデータが掲載されています。一度時間をつくって、じっくりと眺めてみるとこれまで気がつかなかった岩見沢の姿に気づけそうな気がします。
本データは、下記の公開されているデータを元にして集計しているもので信憑性も高いと思われます。それだけに 当然、今現在の最新の情報というわけにはいきませんが、大いに参考になる情報だと思います。
◆住民基本台帳人口移動報告
◆統計でみる市区町村のすがた
◆市町村別決算状況調
◆厚生労働省「医療費の地域差分析」
◆平成21年経済センサス‐基礎調査
◆工業統計調査
*是非、一度ご覧になってみてください。
http://www.visualization-labo.jp/index.php
私も今日から平成27年第3定例会が始まります。
空き時間等の隙を見ながら、じっくりデータを眺めてみたいと思います。
岩見沢商工会議所のwebサイトの中に8月24日現在の岩見沢プレミアム建設券販売状況の記載がありました。
発行枚数16,000枚=総額9億2千万円中、8月24日現在で13,562枚=7億7981.5万円が発行されていることから、残りは2,438枚=1億4018.5万円とのことで、15.24%の残ということです。
プレミアム商品券の地元企業での利用率がどれぐらいか気になるところでもありますが、自分の感触として、この建設券も大いに地域経済の活性化に貢献していると思われます。なかなか行く末に不安が募る時代背景ではありますが、何とか笑顔が自然と溢れる世の中にしたいものです。