カテゴリー別アーカイブ: その他議員活動

議会改革特別委員会 第三作業部会

平成26年7月14日

今日は岩見沢市議会の議会改革特別委員会 第三作業部会がありました。

先日初めて実施した議会ポスターの検証及び、今後の考え方。そして議会のインターネット中継等について前向きな議論が行われました。

特に他都市ではインターネット中継は当たり前のものになりつつあります。しかしこの岩見沢市ではまだまだ夢物語の域を出ていなく、これまでも話題になっても実現に至っていないのが実情のようです。

そこで、ustreamgikai議会のインターネット中継に関しては、物々しい機材を使用せず、ustream程度であれば、今すぐにでも実現可能であることを説明させてもらいました。。(画像はustreamで「議会」と検索すれば何ページも出てくる様子です。)

あらゆる技術の進歩のお陰で、本会議ではさすがに自前というわけにはいかないでしょうが、委員会レベルにおいては、事務局に依存せず、議員自らがPCとネット環境を持ち込めば固定カメラで即LIVE配信することも実現可能です。。

また現在、議会開催中に市役所ロビー等で流している映像データを使えば、これまで保存された議会の状況をあっという間にyoutubeで流すこともできる状況にあります。しかもどちらも無料です。費用は一切かかりません。

時代は「予算が・・」という言い訳を許さない状況になっているため、「やるかやらないか?」ではなく、「どのように実施するか?」の議論以外は必要としないのが実情です。

ただ、こういった時代の変革期であります。ポスターづくりもネット中継も、その他新しいアイデアも全て、「では誰がそれをやる?」と言うときに、作業負担が一部に極端に偏る状況にあるのは致し方ないことではあるものの、小さな心の動きとしてはジレンマであったりもするわけです。

しかしここは誰が考えても利他の精神を最優先しなければならないところであります。従って、[修行と見なして徳を積むべし・・・]なのだろうと考えるところでありますが、さてどこまでやれるものか。これには様々な感情で心が乱れることもありますが、誰かがやらなければ変わっていかないのも事実。。


余談ですが、約1年10ヶ月前、初めて議員になってからの第一印象は、なんと議論のできない組織なのだろうか。というものでした。というのも、当然のことながら議会や委員会では、議長ないし委員長等に発言の許可をもとめて質問し、それに対し理事者が応えるという場面が普通で、議員同士が議論をする場というのは会派内で行われるぐらいです。

しかし、この作業部会においては、ルールとしてPC等の持ち込みも正式に許していただき、議論も一回一回発言の許可を求める類のものではなく、ざっくばらんな空気の中でそれぞれに意見を出し合うことで前向きな議論が深まる状況です。

当然、形式を重んじる場面も絶対的に必要ですが、このような議員同士が侃々諤々の議論が深まる場を市議会として得られていることが嬉しい今日この頃です。

岩見沢市青少年問題協議会(平成26年6月26日)

平成26年6月26日 多忙な一日

午前中は議会改革特別委員会第一作業部会、午後は岩見沢市まちづくり市民会議があり、それを中座し、こちらの岩見沢市青少年問題会議に参加しました。

この協議会の会長は松野市長であり、今回は公務多忙により開会挨拶は舛甚教育長が行いました。

その後の議事進行は副会長役を仰せつかっている私の役目となります。

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通常は各種関連事業の報告並びに今年度の事業計画、基金の運用状況、子ども達の補導状況等々が報告され、淡々と進行していくものですが、今回は教育行政担当者としての危機感と、私自身の危機感が様々に合致し、現在のスマホ、インターネット依存等についての話し合いの時間を設けることとなりました。

この依存については、前々から当拙ブログでも記載しているとおり非常に深刻な状況であり、強度の依存は子ども達の健全なコミュニケーション能力の育成を阻むものと考えています。勿論、これだけの時代ですから、全く使用禁止にするというのは何よりもナンセンスであろうと思いますし、是非とも上手につき合っていける環境を構築していくべきだというスタンスを持っています。

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他都市調査報告(第一作業部会)

平成26年6月26日(木)10:0~

議会改革特別委員会第一作業部会が開催されました。

gikaikaikaku0530第一作業部会では、市民への情報の伝達手段として各常任委員会単位での他都市調査報告会を行うことで進行中です。その原案はこちらでもご紹介した通りです。

第一作業部会の協議を経て、全体の議会改革特別委員会で全議員の承認をいただき、ほぼこの原案の通り開催することになってきました。

その具体的な内容について本日作業部会で協議をしたところですが、その会議に臨むにあたり、まずは来場していただける市民の方にわかりやすく伝えるため必要と思われる、各委員会共通の報告ルールのフォーマットづくりをしてみました。

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これは当たり前のステップでありますが、自分の委員会以外ではなかなか知ることのできないものでもあります。市民からすれば、当然のことながらもっとわからないこと。。

だからこそ、このような当たり前のステップを公にしながら、整理、実践し、多くの市民に伝えていくことが重要なのだろうと信じています。

この他都市調査報告会は11月16日(日)午後より開催予定です。
詳細が決まりましたら、再度ご報告させていただきます。

少し備忘録的ブログ[6月9~20日抜粋]

しばらくブログの更新もできていなかったので、簡単に記録しておきます。


[6月9日(月)]

13時より議会開会。ちなみに本日20日で平成26年第2定例会が閉会します。
この日の晩は駅まるの役員会。9月14日、15日/20日、21日の開催に向け、色々と作戦を練る。


[6月13日(金)]

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北2条北3条合同敬老会の実行委員会を開催。

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岩見沢市議会開催ポスター

本日、議会改革特別委員会の第3部会作成による議会開催案内ポスターの掲示をお願いしてきました。

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今回の作成部数は100部

本日6月2日より、第3部会のメンバーで手分けして、市内の公共施設ならびにそれに準ずるところで掲示のお願いをしています。

私は駅から北側の10箇所がノルマだったのですが、色々なありがたい縁をいただき、あっという間に倍の20箇所に貼っていただけることとなりました。

こういう流れは本当にありがたいです。

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こども環境学会2014年大会(4)

こども環境学会2014大会(3)より続く

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今大会では国際シンポジウムもありました。

コーディネーター:高木真人氏 京都工芸繊維大学建築学部門准教授

基調講演:正高信男氏 京都大学霊長類研究所教授
        ジョナ・サルズ氏 龍谷大学国際文化学部教授


サルズ氏は日本に来て狂言に魅せられた。

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こども環境学会2014年大会(3)

こども環境学会2014年大会(2)より続く

3人目のプレゼンはニセコ町長の片山健也氏

片山氏のプレゼンからコメンテーターとのやりとりまでを抜粋記載します。


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ニセコ町長5年目になる。

子どもの笑顔が輝く町として立候補。憲法の中に、「義務教育はこれを無償とする」とある。しかし今はそうではないと感じている。理科の実験、修学旅行等々、親の負担は多い。例えば、道路工事100mで1千万円、これをやめれば教育に向かわせられる。

貧富の差も大きい。全道、全国大会に行く子どもは行政が応援している。部活で良い成績を取った、しかし遠征できない生徒がいる。頑張る子どもが報われる社会をつくらきゃいけない。

ニセコでは情報公開と住民参加を徹底的にやっている。

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総務常任委員会(4月18日)

平成26年4月18日 総務常任委員会がありました。

実は、その日にフェイスブックには上げていたのですが、すっかりブログに書き損じていたため、あらためて簡単にご紹介いたします。

私は経済常任委員会の所属のため、委員外委員としてオブザーバー参加しました。

議題は「新学校給食共同調理所建設の計画変更」/「子ども子育て支援事業計画ニーズ調査の結果報告」/「であえーる岩見沢内子育て支援拠点施設整備の件」についての3点。

給食調理所に関しては、一度決まった志文の場所から別の場所へ変更するという内容であり、本当に変更が必要かどうかが見えにくい状況もあるため、今後の展開に注視が必要と感じています。

ニーズ調査に関しては、近々教育委員会のwebサイトにて公開される予定です。
公開されましたら、あらためてご紹介できればと考えています。
http://www2.city.iwamizawa.hokkaido.jp/kyouiku/main/

であえーるの子育て支援施設は、既存の教育委員会を4階へ移動し、3階フロアスペースを画像の様な展開に。未就学児を持つ保護者に対する環境向上が期待されます。(平成27年度内に供用開始予定)

今後は、より多くの子育て世代へ向けた施策を含め、更なる展開に期待するところです。

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総務常任委員会終了

平成26年4月18日

総務常任委員会がありました。私は経済常任委員会の所属であるため、総務常任委員会へは委員外委員としてのオブザーバー参加となります。

本日の内容は、、

①一度志文に設置することが決定していた新学校給食共同調理所が、事情により志文では対応できないことの説明。

②子ども・子育て支援会議で実施したニーズ調査の結果報告

③であえーる岩見沢において、子育て支援拠点施設の整備に関する報告

の3点でした。


学校給食共同調理所に関する経過は次の通りで、一度平成25年9月に基本計画策定業務委託のプロポーザルを行い計画がつくられたものの、敷地面積の都合で場所の変更を検討しているというもの。

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子どもが輝く環境を

-平成26年3月28日投稿-

昨日、別件があって北海道新聞の記者さんと少しだけお話する機会がありました。

当初の相談は一瞬で終え、あとは雑談的に会話は進んだのですが、中でも岩見沢の子育て環境についての可能性について色々と語りました。

その延長線上でしょうか、今朝の道新に下記のような記事が掲載されていました。

*****以下、3月27日付 北海道新聞朝刊「そらち日誌」転載*******

こんな子どもの遊び場があれば最高だなと、思ったことがあった。

岩見沢市議会の会派が2月下旬に開いたシンポジウムで、川崎市営の冒険遊び場「子ども夢パーク」の西野博之所長が講演した。危険を理由に規制されやすい木登りや火おこし、泥あそびを存分に楽しめる。のこぎりやナタも貸し出す。穴も好きなだけ掘れるという。

岩見沢に夢パークのような施設があれば、休日には遠方からも家族連れが集まり、中には移住したくなる人も出そうだ。

現在、岩見沢から若い世代の人口流出が止まらない。2児の父親として、岩見沢での子育てに大きな不満はないが、こうした施設があると定住促進策としても効果的だろう。市は「子どもが輝く岩見沢」をスローガンに掲げる。子どもがもっと輝ける環境を長期的な視点で整えて欲しい。(鬼頭良幸)

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この記者さんは、このシンポジウムの時も短時間の取材のつもりで訪れたものの、結局、川崎子ども夢パークの西野所長の講演が興味深く、最後まで席を立たずにいてくれました。同じ子育て世代の当事者であることから、自身の事として咀嚼していたものと想像します。

あらためて、その川崎子ども夢パークの動画(夢パまつりの様子)を貼り付けますのでご覧下さい。

そして、第一部の西野所長の講演は、子ども達のプライバシーの関係上公開することはできませんが、第2部の様子は許可をいただいておりますので、是非ご覧下さい。(若干格好悪い私の姿もありますが、これも味ということで・・)

あっという間の60分です。

教育大札幌校の平野准教授との掛け合いを含め、とても印象に残る話しが盛りだくさんです。

今朝の新聞記事を見て、あらためてご紹介させていただいた次第です。