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北海道新聞社のアンケート補足

平成27年4月23日(木)

本日の北海道新聞朝刊にて、「市議選立候補者に聞く」というコーナーがあり、今日から上・中・下と3回に分けて掲載されます。私は届け出順(くじ引き)が18番なので、恐らく明日の掲載になると思われます。

期日前投票が一般的になってきた中、選挙活動のあり方を含め、色々と難しさがあることを感じるところですが、有権者が投票を考える一助になるなら幸いです。

さて、この北海道新聞のアンケートの回答が「各50文字以内」という非常にタイトで意を尽くせぬため、ここに補足を掲載させていただきます。 青字が設問と私の回答。黒字が補足となります。ご参考にしていただければ幸いです。


〈設問1〉市政の最優先課題は何か。その理由は。

【回答】市民参加構造:山積する諸課題に向き合うために全体最適思考と情報共有が必須。市民納得度の向上を目指す。

【補足】本来であれば、人口減少や少子高齢化、社会福祉のあり方、産業・雇用問題、経済活性化、子育て教育等々が真っ先に頭に浮かんでくることでありますが、これらの課題に優劣をつけることは非常に難しい状況です。そのどれもが解決に向けた膨大なエネルギーを必要とするものです。

私はこれらの抜本的な解決策は市政への住民参加だと考えています。
その第一歩として、行政・議会は徹底した情報の発信と広聴が必要であり、それを元に市民を交えた議論を展開していくことが、山積する地域課題を解決する岩見沢モデルの構築に繋がることと考えます。

まさに「市民満足度」を求めると際限がなくなるが、「市民納得度」を高めれば、住民が互いに尊重しあえる、より良い地域社会を構築できると信じています。

 

〈設問2〉松野哲市長の市政の評価は。「大変良い」「良い」「普通」「良くない」「全く良くない」の5段階で。その理由は。

【評価:普通】

【回答】「良い」に近い「普通」と考える。行政知識は高い。諸課題解決に向けた適切な発想と創造、リーダーシップを期待する。

【補足】この設問に関しては、上記記載の通りです。一方的に評価するのはフェアではないと感じるので深いコメントは控えさせていただきますが、基本的な立ち位置として、市長と議会は二元代表制の両翼を担うものであり、是々非々の立場で向き合うのが原則であり、都度、良いものは良い。良くないものは良くないという考え方を持っていたいと考えています。

 

〈3〉政務活動費(月額1万円)と報償費(月額38万4千円)は妥当か。

【回答】政務活動費は全情報公開を前提に増額すべき。報償費は増減両面の長短を踏まえた深い議論が必要と考える。(49字)

【補足】政務活動費に関しては、現在は月額1万円で個々議員ではなく所属会派に入ることになっています。私の所属する会派では、全員でテーマを決めて他都市調査を行い、そのフィードバックを行うために会派主催のシンポジウム等を開催する費用に当てられますので、自分自身が一議員として深めているテーマにかかる調査等活動経費は全て報償費から持ち出しています。このような状況は今後、志をもって議員を目指す人間にとっても決してプラスではないことから、正当な活動に関しては、全ての情報を公開し、市民の公正な審判を受けることを前提に増額できたらと考えています。

報償費に関しては、月額38万4千円とありますが、それぞれ引かれてほとんどの月で手取りは29万円台となります。私は少ないながらも別の収入源があるので、報償費を活動費として充てることができていますが、専属議員であったならば、育ち盛りの子どもを含めた家族を養うのは厳しい状況と感じています。何より人と会う機会も多く、出れば出るほど時間もお金も使うという議員本来の動きを考えると、よほどの志がなければ優秀な人材が目指せる報酬額ではないと思っています。

それを考慮すると、考え方は二通りあると思っています。

①もっと報酬を上げて定数を削減し、優秀な人材が議員を目指せるようにする。
②逆に報酬を下げて、定数を増やしてそれぞれの役割分担を明確にしていく。

議員になる前は①が良いと考えていましたが、現実問題として報酬の高い他都市でも優れた人材が集まっているかと言えば、決してそうも言えない状況を鑑み、また、自身の約2年7ヶ月の議員経験を踏まえると、②が最も良いのではないかと考えています。

もう少し報酬を引き下げ、その分、議員活動も日頃はベースとなる仕事を持っている事を前提にする。少なくとも二元代表制の一翼として、行政のチェック機能としての議会を目指すならばそれで機能するような気がします。ただ、現状で最も必要と考える政策提案能力の向上を目指すと、これも難があるのも事実。

もちろんこれらの詳細については、メリットデメリット、様々に波及する影響を考慮しながら慎重に議論していかなくてはなりませんが、現状の報酬で定数だけがどんどん減っていくことは、行政へのチェック機能が薄れていくことにより、結局は市民が損をするという状況になりえるのが心配です。


以上、どちらにしても意を尽くすには至りませんが、今回のアンケート回答の下地となっている考えです。

是非とも選択の一助にしていただけると幸いです。

緑稜高校スポーツ総合コース (2)

昨年の12月に総務常任委員会で報告がなされてから、2度に渡り投稿した内容はこちらですが、https://hiranoyoshifumi.jp/2014/12/18/4299

その後の報告が出来ていなかったので、あらためてここで現状をお知らせしたいと思います。本投稿の内容は平成27年度第1定例会の代表質問の答弁から抜粋させていただきます。

【概要として】

①スポーツ総合コースは岩見沢市民の誇りとなる文武両道の学校にするために導入される。

②普通科の中に「普通コース」と「スポーツ総合コース」が設置される。

③体育に関する専門科目を設置し、中学生の進路選択の幅を拡げる。スポーツ部活等で活躍した中学生に更なる活動の場を提供する。

④スポーツ活動の活性化を図る。

というのが大枠としての考え方になります。


「スポーツ総合コース」が子ども達にとって、どういう効果を果たすかという質問に対する答弁は、、

普通科の中の「スポーツ総合コース」では、体育に関する専門科目を設置し、中学生の進路選択の幅を広げ、部活動を高校でももう少し頑張ってみたい、部活動の盛んな高校で充実した高校生活を送りたい、というニーズに応え、子どもたちのスポーツ活動の活性化を図る。

さらに、スポーツ総合コースで学んだ特色を生かして、進路選択の幅も広がるものと期待している。


というものです。前回の投稿にも記載していますが、現有勢力を前提とした取り組みです。

その中でも、1年次から3年次までが一緒に学習する「専攻体育」という科目で、「バレーボール」「剣道」「野球」「陸上」を主とし、部活と連動させる。という狙いがあるため、そこに魅力を感じる学生もいると思います。

まずはこれからの子ども達にとって、進路の幅が拡がることを評価すると共に、新しい試みが更に良き方向に進化していくことを願います。

 

【平成27年4月1日追記】

緑陵高校の公式サイトに新コースが含まれたパンフレットが更新されていましたのでご紹介いたします。
http://www2.city.iwamizawa.hokkaido.jp/kyouiku/school/ryokuryo/topics/sports.pdf

【平成28年4月13日追記】

あらためて議会に正式な情報提供があったわけではありませんが、現在の入試に関する推薦基準の中には通常の成績評価の他に、”どのような種目に関わらず、全国規模の大会等で好成績を収めている者”(文言は正確ではありません)という様な基準があるそうです。

これは学校として、冒頭の専攻体育4種目に限らず、以前の投稿でも触れた様な多様なスポーツに対応していくということの現れと考えることもでき、時代のニーズに応えることにつながり、大いに期待できることと感じています。

現在の緑陵高校は情報コミュニケーション科の方針や実績を含め、非常に優れた教育を実践しています。この校風と教育運営側の優れたポテンシャルが活かされ、普通科スポーツコースにおいても、多くの中学生がここを目指すような環境になることを期待しています。

多くのスポーツに重要なのは、種目ごとの小手先の技術ではなく、メンタルやフィジカル、コンディショニング能力だと思っています。これらを磨く環境が整っていけば、自ずとほぼ全てのスポーツレベルを上げていくことを具現化していけるのだろうと思います。それは、高校期の重要な道標となる「進路実現」に向けて、様々な多様性を感じることができるのではないでしょうか。

いずれにせよ、まだまだ2年目の発展途上のコースです。

学校と生徒、保護者、地域が時に温かく見守り、時に力を合わせて育てていく事が何より重要なのだと認識をしています。

〈追記終わり〉

村木中道議 後援会鉄北支部総会

平成27年3月12日18時~

北海道議会議員 村木中後援会の鉄北支部総会が開催されました。
地元の市議として豊岡市議と私をお招きいただき、途中スピーチをする機会をいただきました。

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そこでお話させていただいたことは、村木道議とのエピソードの一部。

私はこれからの難しい時代において、まちづくりの柱として最も重要なのは「シビックプライド」の概念であり、それはすなわち「地域への誇り」「地域への愛着」というものをどう市民共有の認識として育んでいけるかを考えているということ。

まだ公にお話する段階ではないが、それを実現するためのアイデアが私の頭の中に断片的に存在しており、そのアイデアを体系化した叩き台的なものをA4用紙10枚のプレゼン資料にして、村木道議に「時間のあるときに見てみてください!」と手渡したことがあります。

公式な場でなかったため、そのままカバンの中で塩漬けされても仕方ない状況でありましたが、後日「平野!あれ良いよ。実現に向けてやってみようよ」という電話をいただき、様々にアドバイスも頂戴しました。

それだけに留まらず、後日、夜に突然電話があり、「これから出てこれないか?」というお誘いを受け、向かった先には私が構想している「シビックプライド」を実現するために”キーマン”になりうる方がおり、初めて3者で会合をする機会をいただきました。

その様に、道議とは色々と連携をしたなかで活動を行っていること、更には政治家として「正面からまともにぶつかっていくことの大事さ」と、時に「水面下で様々なネットワークを活用した中でロビー活動を展開することの重要性。」そのような行動の仕方を背中を通して教えてもらっている状況です。

たまたま年齢が近いということもあり、兄貴分として非常に近しくさせていただいていること、また国には渡辺代議士がおり、そことのパイプも太いこと。それらの事から、私自身が、市政に対して活動をするときに村木道議の力が無くてはならない存在であるということをご紹介させていただきました。

 

私自身、来月の選挙で民意のジャッジを受けることとなり、またバッチを付けて市政に携わることができるかどうかはその時になってみなければわかりませんが、再度その活動の場を持つことができたならば、色々な場面においてお力添えや相談、連携をさせていただきながら前に向かっていくこととなります。

その村木道議の総決起集会は3月13日(金)18時~開催されます。

今回の支部総会にお招きをいただき、あらためて私も気を引き締めていきたいと思った次第です。

新風会主催 まちづくりシンポジウムの開催

平成27年2月22日(日)15時~開催

先日より告知させていただいていた岩見沢市議会 新風会主催の「まちづくりシンポジウム 地域力向上!夢を描ける岩見沢へ」を開催させていただきました。

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当日は岩見沢市内で魅力的なイベントが重なってしまい、動員がとても心配されましたが、無事盛況に開催することができました。

今回の講師は木村俊昭氏。

2013年の2月に士別市で開催されたシンポジウムに参加させていただき、大いに感銘を受けたことから、今回講師として依頼をさせていただきました。

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木村俊昭氏による特別講演「地域の魅力を高めるために!」

平成27年2月22日(日)15時より

岩見沢市生涯学習センター「いわなび」にて、我々の会派「新風会」主催のまちづくりシンポジウムを開催いたします。

今回のテーマは「地域力向上!夢を描ける岩見沢へ」とし、元、スーパー公務員、現、地域イノベーションのスペシャリストとして活躍する「木村俊昭氏」より《地域の魅力を高めるために!」と題した特別講演をいただきます。

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当日配布資料の《一部》を抜粋すると・・。

□地域の現状と課題
□本当に2040年までに自治体半分が「消滅」するのか?
□地域活性化のものさし(基準)とは?
□まちの常勤者の一体感がカギ!プロデューサーが重要!
□「産学官金公民」連携による地域活性の人財養成がカギ! 

等々、、岩見沢市に応用して考えられるテーマが盛りだくさん!

ちなみに・・。
木村俊昭氏の講演が聞きたくて、私自身、過去に士別市まで聞きに行ったことがあります。
https://hiranoyoshifumi.jp/2013/02/20/1236

冬みちを遠くまで行った価値が十二分にあった講演でした。
今回も間違いなく、多くの人に気付きをもたらしてくれると確信しています。

入場は無料。興味のある方はどなたでもご来場いただけますので、お気軽にお越し下さい。

立起表明の記事

平成27年1月21日(水)

いつもお世話になっているプレス空知さんに、先日開催された後援会総会での立起表明の記事が掲載されました。

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また、後援会事務所開きのご案内も掲載していただき、深く感謝申し上げます。

2月12日より開設される事務所の住所は岩見沢市北2条西9丁目1-28となります。 お車も数台は止められますので、お気軽に遊びにきていただければ幸いです。

何とぞ宜しくお願い申し上げます。

岩見沢市 冬の防災訓練に参加してきました。

平成27年1月17日 (土)

13時より、中央小学校にて「冬の防災訓練」が実施されました。(8月に行われた訓練の模様はこちらからご覧ください)せっかくの機会なので、私も市民の一人として同じ所属会派の池島議員と二人で参加してきました。

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参加者数は、正確には伺ってこなかったのですが7~80人と言ったところでしょうか。

訓練のシミュレーションとしては、冬期間に発生した大地震により、水道、電気、暖房等が全て停止している前提で実施。体育館も全くの火の気なしで、スタートから物凄く寒い状況。

正直言って、これほどまでに芯から冷えるとは思いませんでしたので、貴重な経験となりました。


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北2条、北3条定期総会等々。。

平成27年1月11日(日)

13時より、私の生まれ育った北3条町会の定期総会が開催されました。

そこへ来賓としてお招きいただき、ありがたく会員としての立場も含めて参加させていただきました。

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総会では、これまで6年間会長をつとめてこられた伊藤氏が退任、新たに中川新会長による新体制が承認されました。

その後、懇親会。。

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最初は締めか何かのご挨拶の予定だった様ですが、乾杯のご挨拶を使命された顧問団が私にやれ!と振っていただき。急に乾杯の音頭を取らせていただくことに・・。こんなイレギュラーも地元ならではの醍醐味でしょうか(笑)

温かいご厚情に感謝申し上げます。

 

翌日の12日(月・祝)は北2条町会の定期総会。


こちらも議員になってから毎回お呼びいただき、すっかり住民の方の顔がわかってきました。

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総会は名議長の進行で滞りなく終了。
その後懇親会と相成ります。

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こちらでは祝杯の前にご挨拶の機会をいただき、ありがたくお話をさせていただきました。

北2条町会の懇親会はしこたま明るく、ビンゴ大会やカラオケなど参加者みんなが楽しんでいます。

せっかくの機会なので、どちらの町会もお一人ずつつお話をさせていただくように努めていますが、やはり普段は聞けないような話も沢山聞くことができます。

ただ、ここで世知辛いのが、右肩あがりの時代であれば「この地域の為に○○をつくります!」とか「地域のために○○をします」などというのが政治の醍醐味であったかと思うのですが、今や人口減少、経済縮小の変化の時です。むしろ地域単体ではなく、岩見沢全域の全体最適を見据えた中で「これは残念ながら見直します」とか「残念ながらこれは諦めて、こちらに比率を高めて投資をします」などの選択や見直しをしていくのが政治の使命になります。

ポジティブなエネルギーから、どうしても一見するとネガティブな方向性が目立ってしまう中で、批判や反感を買うことも増えてきます。それは地域全体の将来に向けて真剣に考えていけば行くほど、現状を思う方々からは批判の対象になる可能性があるということでもあります。

膨大な除排雪費ひとつとっても、なかなか大変なことでありますが、お話をするとわかってくれることが多いです。

そのような事から、いくら地元だからと言っても、地域を背負って「この駅北地域の発展のためだけに!!」と旗を振るつもりはありません。全体最適と地域の利点が一つになる時は当然全力で事にあたりますが、それ以外はあくまで岩見沢全体を見据えた判断軸で活動をさせていただきます。でも地元地域の方々から見たら、『最も身近で、最も相談しやくす頼りになる。』そんな人間でありたいと思っています。

そのような信条も今年の4月にジャッジを下されることになるわけですが、どうなることか。。。
少しでも共感を得ていただけるように、自分がどう考えているのかを努力を惜しまずにやっていくしかないのだろうと思っています。

平成27年岩見沢消防出初式

平成27年1月10日(土)

朝から岩見沢消防出初式に来賓として初参加。

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多くの消防団員がキビキビとした動きで行進。

この消防団は消防職員とは異なり、日頃は別に仕事を持っている人で構成されます。まさしく自己犠牲の精神と強い責任感で地域の安全を守ってくれている方々です。 (詳細はこちらへ http://www.hamanasu.com/syoubou/syouboudan.htm

この後、まなみーるに会場を移し、式典へと進みます。

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これも素晴らしい式典でした。

式典終了後、今度は平安閣さんへ移動し交流会。

あらためて日夜安全を確保してくださっている消防署員の皆様、そして消防団の皆様に感謝の気持ちが湧いてきます。

いわみざわ環境クリーンプラザ いわ☆ぴか

平成26年12月17日

午後より民生常任委員会を傍聴してきました。また、所管調査として現在建設中の新ごみ処分場「いわみざわ環境クリーンプラザ いわ☆ぴか」を視察してきました。

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現場は平成27年3月27日工期に向け、多くの方々が作業していました。

そして、すでに1月からの試験運転に備え、炉に火を入れて慣らしている状況。

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本格稼働した際には、是非また見に行ってみたいと思います。