カテゴリー別アーカイブ: まちづくり的雑記

岩見沢の人口減少から徒然に

平成25年1月11日

先日からの大雪により、市内は混乱をしております。この降雪は見事に村松バンドの影響と報道されておりますので、前々年の恐怖の豪雪を彷彿とさせる状況であります。

さて、話しは変わって人口減少のお話です。

日頃から、まちづくりという活動においての指標の一つとして、「今後、岩見沢の人口は1年間に約1,000人ずつ減っていく」と、大まかな表現で言ってきておりますが、正確な数字でいくと、平成25年の人口は平成24年に比べると1,378人の減でありました。

詳細が記載されていた先日発行のプレス空知さんの記事を参考にすると、、、

DSC_0315平成24年度→平成23年度対比では937人の減少なので、1年間で約1.5倍のペースで悪化してしまったことになります。

ちなみに25年度の減少詳細としては、平成24年度比の増加分が市外からの転入として2,695人、出生が607人の計3,302名の増。翻って減少分においては、市外への転出が3,496人、死亡が1,184人の計4,680人の減で、1,378人の差という事であります。

平成25年は日本全国においても戦後最多の死亡者数を記録したとも聞いており、人口自然減に歯止めをかけることは出来ません。それはこの岩見沢においても同じこと。

であるならば、どうやって人口社会減(死亡等ではなく、なんらかの理由による転出減)を防いでいくかが今後の重要課題となります。

人が減れば活力が減り、経済も縮小し、それは行政における財政縮小にも繋がります。企業で言えば大幅な売り上げ減少でありながら、管理すべき設備等はそのままの規模で残り、むしろ老朽化による負担増が発生。職員構造も、実際に売り上げ・利益を上げる職員よりも、社会保障を多く必要とする扶養層が膨大で、いびつな組織構造となってしまう。ちょっと表現が乱暴ですが、そんな風に言い換えても良い状況であろうと思いますし、これは現実問題として目を背けてはいけない事象です。

人口社会減については、この豪雪に嫌気がさして市外に転出する方もいることと想像します。しかし最も深刻なのは、生産年齢世代が働く環境がなく、やむなく岩見沢を離れなければならないという状況です。

社会構造の大原則として、「人の集まるところに市(いち)ができる」という観点でいけば、まずは交流人口を増やすこと。その延長線上に定住人口の増加を位置づけすることも大事だと思っています。

この岩見沢は交通の拠点としての立地、他、生い立ちから歩んだ空知の中核としての役割、そして190万人都市の札幌が特急でわずか25分程度というアドバンテージを活かし、今、私達が行うべきことは、まちの価値観を高めて交流人口を増やしていくという心意気であろうと考えています。(当然それだけではなく子育て環境を整備していくことで、生産年齢人口層の増加も狙って行かなくてはならない等々、様々なアプローチがあろうかと思います。)

これまでの活動の根幹として、そんな事に注力してきましたが、より一層危機感を持って動いていかなければなりません。

減っていくことを嘆くより、どうやって減らさないか。どうやって選ばれるまちになっていくか。という部分を担うのが私の役割の大きな柱の一つだと考えています。事は簡単ではありませんが、急がなければなりません。

岩見沢の「たから」大募集!!

岩見沢市観光振興ビジョン実行委員会 たから部会による岩見沢の「たから」大募集の告知です。

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本来はすでに締め切りになっておりますが、今年はもう少し余裕ができたということで1月6日まで延長中です。

詳しくはリンク先をご覧下さい。

何と!抽選で100名様に、食べる「たから」部門で選ばれたお店で使える2,000円分の商品券が当たるとのこと!!これは凄い高確率の予感。。是非ご応募ください。

緑陵高校 課題研究発表会 講演終了

平成25年12月18日(水)

9時まなみーるへ集合。その後、課題研究発表を行う16グループの審査員の役割を全うさせていただき、11時55分より30分間の基調講演。

まなみーるの大ホールは2階席にも結構な人数がいる状況。
お題は「まちの個性を未来へ紡ぐ~いわみざわ駅まる。ができること~」と称して行わさせていただきました。

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(上記2画像はFB繋がりの方から拝借)

何せ、優秀な生徒さん達の発表の後ですから、やりにくいったらありゃしない(笑)

また、きっかり30分という時間設定の中でお話をするのも、実は初めての経験かもしれません。

お借りしたストップウォッチをチラチラ見ながら話すも、どうもペースが掴めずに終了。果たしてどこまで関心を持ってもらえたか、、また、聞いていただいた学生さん達にはどのように写ったでしょうか・・。非常に心配です。

 

今年は、北海道教育大学の授業でも1コマ時間をいただいてお話をさせていただいたりと、これまで経験したことの無い貴重な機会をいただいています。その都度、自分の未熟さを痛感するに至るのですが・・・。

これも自己修練&少しでも地域を良くしていこう!というムーブメントが起きるのを期待して頑張っていこうと思ってます。

このような機会をいただける事に深く感謝を申し上げる次第です。

大変でしたが楽しかったです。

第18回 岩見沢緑陵高校 情報コミュニケーション科 課題研究発表会

来る平成25年12月18日(水)

まなみーる 岩見沢市民会館文化センター 大ホールにて標記発表会が行われます。

各グループによる活動報告が主となりますが、昨年見学させていただいたところ、非常にレベルの高い活動を知ることができとても関心したものです。今回も昨年と同じく、一般公開の事業ゆえ、是非とも多くの市民の方に足を運んでいただきたく思います。

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また、今回は非常に光栄なことに基調講演として私を呼んでくださいました。

「これまで行ってきた駅を中心としたまちづくりについてお話をいただきたい。」というありがたいリクエストでありまして、せっかくの機会なので「私達の仲間が、どんな思いでこの活動を続けてきて、その延長線上に今後どんな可能性を持っているのか。」そんなことをお伝えできれば良いなと思っています。

30分間という限られた時間でありますので、どこを簡素化してどこに厚みを持たすか等々、構成についてはこれからつくりたいと思ってます。(いつもギリギリですみません。)

多くの高校生の心に残るお話ができれば良いのですが・・・。

そんな貴重な機会でありますので、真剣に実のある30分になるように頑張ろうと思っています。

1条通り

今朝の北海道新聞の《おさんぽ北海道》というコーナーにおいて、「JR岩見沢駅と1条通り」という記事が掲載されておりました。

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私は残念ながら、この1条通りが賑わっていた頃の記憶はありません。しかし、幼い頃は日曜ともなると4条通りはもの凄い混雑をしていたし、夜中の初売りなどは「これは一体どうしたものか??」というぐらいの人混みでありました。

これからの時代において、そのような賑わいが再生されることはとてつもない困難でありましょうし、それを目指していくと方向を誤ってしまうことになると思います。であるならば、商用を中心とした「街へ向かうの動悸付け」ではなく、別の意味での「街へ向かう理由」をつくっていかなくてはなりません。

結果、人集まるところに市ができる。という言葉のとおり、好循環が発生してくるように。

 

その起爆剤としての第一歩が駅前通りであろうと思っています。

是非ともALL岩見沢で合意形成ができるような、素敵な夢を見られたら良いなと思います。

ザ・スターキーズに出会った。

すこし前のことですが、某団体の意見交換会という名の一席の後、二次会と称して「M’z bar」へ行きました。そこで出会ったのが連太郎君という青年。

一緒に行ったメンバーの同級生ということで紹介していただきました。

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市内でザ・スターキーズというバンドを組んでいて、TSUTAYA岩見沢店でもCDを販売しているとのこと。ミーハーな私としては、早速CDを売っていただき、サインなぞいただく。

曲風は見事にパンク!でもボーカルの連太郎君は爽やかな空気も併せもつ好青年。

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行政改革大綱

11月11日に総務常任委員会があり、行政改革大綱の内容が発表されました。

これがどのように行政とまちを変えていくのか、しっかりと考えていきたいと思います。

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(↑行政改革大綱〈概要版〉)

http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/i/sisei/kaikaku/gyousei/index.htm

上記リンクからダウンロードできます。

北海道教育大学岩見沢校「地域プロジェクト」

11月15日(火)13時~14時30分

人生において初体験となる、大学の授業で講義を行うという機会に恵まれました。

それは北海道教育大学岩見沢校で「地域プロジェクト」という新しい講義であり、その記念すべき第一回目として、これまで自分がやってきた「まちづくり活動」についてお話をさせていただきました。

パワーポイントを使ったお話を約60分、その後質疑応答等の時間を30分。。

自分が学生の頃は長いと感じていた90分があっという間でした(笑)

昨日、その担当S教授より学生達の感想がとどきました。

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岩見沢駅にまつわる動画

今、一般社団法人いわみざわ駅まるプロジェクトでは、岩見沢市観光物産拠点センターの運営に伴い、様々な動画を作成しています。どんなものかはこちらをご覧ください。

その中でもクオリティの高いものは「はまなす&アートミュージック」の竹内氏が中心となって手がけてくれており、本日UPされたのは10月27日(日)時点での岩見沢駅の様子です。

日頃よく見る岩見沢駅が一段と映える映像製作技術の妙です。

私個人としては、このレールの刻印が並ぶシーンが好き。

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また、先日北海道新聞でも取り上げていただいた「All Iwamizawa」のPVも彼らの作品です。

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岩見沢ガイアナイト2013

明日の夕方から岩見沢商工会議所青年部の方々が、「岩見沢ガイアナイト2013」と称した事業を開催するそうです。

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以下、10月17日 16:00更新の北海道新聞様webサイトから転載
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/498516.html


【岩見沢】廃油で作った2千個のろうそくに灯をともして、環境問題について考える「岩見沢ガイアナイト2013」が19日、岩見沢駅前広場と同駅舎2階センターホールで開かれる。主催する岩見沢商工会議所青年部は、午後5時の「点火」を手伝うボランティアも募集している。

 同青年部のふるさと活性化委員会(川口誠也委員長)が企画した。今年2月に開いた「癒やしのキャンドルロード」に続く2回目のイベントで、電気をできるだけ使わず、「エコ」への関心を高めてもらうのが目的だ。

 今回は市内の飲食店や一般家庭から集めた廃油200リットルを使用。岩見沢農業高と岩見沢緑陵高のボランティア部員も加わり、高さ10センチの紙コップに廃油を流し込むなどして、ろうそくを制作した。

 イベントは午後3時~同8時。会場では古雑誌を利用したアート作品作りや電気を使わない木管やオカリナ、鼻笛などのアコースティックコンサートが行われる。参加無料。

 ろうそく点灯への参加希望者は、チャッカマン(点火棒)と軍手を持参し、午後4時半までに駅前広場に集まる。問い合わせは同会議所(電)0126・22・3445へ。(鹿内朗代)

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(転載終わり)


是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?

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