カテゴリー別アーカイブ: まちづくり的雑記

岩見沢赤電保存会を一休み

〈令和元年7月8日投稿〉

6月30日(日)ですが、岩見沢赤電保存会の年次報告会を開催しました。

実は私、日本遺産に認定され、種々盛り上がりを見せる「炭鉄港」に力を入れたい事情もあり、その前に実施した6月5日の世話役会にて、世話役代表の役職を降ろさせていただきました。何せ自分の限界はしれていますので、その中でどうにか活動のバランスを取っていくには、やはり何かを諦めなければなりません。

赤電保存会の新代表は、世話役の中でも中心的人物で、保全作業にも詳しく、またデザイナーとしても優秀な方になっていただいた次第です。

これまでご協力いただいた皆様には、大変略儀ながらこの場をお借りして感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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現在は画像で見える通り、劣化した塗装を処理するため、メンバーが塗膜の剥離作業と防錆塗装をしています。

この状況を上辺だけ見て面白おかしく評論する方もいらっしゃる様ですが、メンバーは目先の補修で誤魔化すのではなく、長い目で見た時に後悔しない方法を模索しています。

是非、長い目で見守っていただければ幸いです。

炭鉄港の気運が高まりつつあります。

〈令和元年6月17日投稿〉

この度、エネルギッシュな岩見沢青年会議所の後輩たちが頑張ってくれ、炭鉄港への関心も高まりつつあります。

6月11日は岩見沢青年会議所の例会日で、私に講演の依頼をいただきました。

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歴史に興味がないと面白くなかったかな?という内容としましたが、JCらしさを強調。「すぐに役に立つことは すぐに役に立たなくなる」の言葉と炭鉄港やJC活動に当てはめながら約1時間。

私にとっては楽しい時間となりました。


6月13日(木)はこれまた岩見沢青年会議所の委員会が年間を通して参画している中央小学校の総合学習の授業で講師をさせていただきました。

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まずは炭鉱の記憶マネジメントセンター奥の石蔵(日本遺産構成文化財)で6年生57名が集まって講義。

講義といっても明治維新等や産業革命などの理解も難しいのかな?と判断し、できるだけわかりやすく◯☓クイズ形式で炭鉄港や岩見沢の歴史を考えてもらいました。

その後、フィールドワークとして駅やレールセンターを視察。

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岩見沢が石炭産業を主体とした「鉄道の要衝」として栄えたこと、そのスケールの大きさなどをお話させていただきました。

また、レールセンターでは小樽や室蘭との繋がりを始め、薩摩の人たちとの関連を説明。ただできるだけやさしく伝えるのは本当に難しく、果たして何割伝えられたのかは不明ですが、それでも最後に沢山の生徒から的確な質問をいただけたのには驚きました。

やはり何かを感じてくれる様で、これをきっかけとして、地域の歴史や誇りにアンテナを張ってくれるようになれば良いなと願っています。

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最後にレールセンターをバックに記念撮影!

とても良い写真なのですが、私自身はこの場での掲載許可をいただいていないので勿体無いけどモザイク処理をさせていただきました。

とても元気で優秀な生徒さんたちでしたが、それも先生たちが素晴らしい土台をつくってくれているからこそ。

この様に子どもの頃から地域の歴史に慣れ親しむのは本当に良いことだと思います。是非、このような気運が高まることを期待しています。

祝!日本遺産!朝日駅写真展

〈令和元年6月17日投稿〉

6月10日(月)午前。

昨年、朝日駅舎を塗装補修した有志の中心人物であるHさんご夫妻さんと打合せ。色々と朝日駅への夢が溢れ、とても素敵な場所になりそうな予感も多々!

そんな朝日駅舎ですが、この度の補修の成果を含め6月22日(土)に写真展が開催されます。
https://www.facebook.com/events/2067548926884210/

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普段は施錠されている朝日駅舎ですが、この日は中に入ることが可能です。

そして中には炭鉱のピーク時に、活き活きとここで生活する人々の写真が展示されます。また、一角には塗装補修したときの有志の紹介も!

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あらためて日本遺産に認定されたこともあり、この朝日駅に注目が集まるのは必至。この日の打合せ中も平日の午前中にもかかわらず5組程度の見学者が立ち寄るなど、活用の仕方によっては非常に大きな可能性を秘めている場所だと感じた次第です。

是非、6月22日は様子を見にきていただけると幸いです!

赤電補修作業の実施

〈令和元年5月20日投稿〉

昨日の19日(日)は、午前10時より岩見沢赤電保存会の公開補修作業日でした。

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この赤電車は、何せ屋根なしで保存しているため、下記の理由で塗装の劣化が著しく、常に補修作業に追われています。

それでも個々の能力の高い(私以外)世話役のメンバーがそれぞれの力を発揮して保全にあたっています。

昨日はその作業日程を事前公開して、自由に誰でも作業に参加できる日でした。

私自身は別件があり午前中しかいられなかったのですが、何とか下地の塗装までは行った模様です。願わくば一度、ツギハギの塗装ではなく、きれいな全面塗装ができると良いのですが、資金的にもまだまだ遠い話になりそうです。

そして個人的なことをお話させていただくと、、

良く誤解されるのですが、私は実は鉄道ファンではありません。過去、たまたま岩見沢複合駅舎新築の時に「刻印レンガ」のプロジェクトに発足から関わったこと、また、岩見沢市観光振興ビジョンの「いわみざわ駅まる。」の発足、運営に携わったことなどから、鉄道に詳しいと思われがちですが、実は全くの鉄道素人です。

そういう面でも、この赤電保存会の代表という関わりは異色だったのですが、これは通常と異なり、元々決まっていた世話役会のメンバーの中に、あくまで飾り的な代表として招き入れていただいたこと。更には今期で2回目の会員更新期を迎えることから、いよいよ次の展開のためにも新たな代表を迎えて心機一転を図る時期に来ていると感じています。

そのあたり、明確に決まりましたらまたご案内させていただきます。いずれにせよ、この保存活動を末永く応援していただければ幸いです。

人口推移比較(全国、北海道、岩見沢)と今後への想い

〈平成31年4月13日投稿〉

現在、来週の個人演説会の根拠となる資料を作成中ですが、ちょっと脱線してブログ投稿。

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昨年公表された国立社会保障・人口問題研究所の今後の人口推移について少し記載します。

ここではわかりやすく、あくまで”単純割”であることを申し添えますが、岩見沢市は今後ほぼ毎月100人ずつ人口が減っていく推計となっています。実数として毎年約1,200人ずつ減っていくということは、人口に対する減少率が大きくなっていくということです。

参考までに2015年から2020年までの5年間での減少は5,908人で減少率は93%です。

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幾春別川をよくする市民の会 役員会

〈平成31年4月12日投稿〉

本日、幾春別川をよくする市民の会 第一回役員会がありました。

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議題としては4月17日(水)に行われる鮭の稚魚放流壮行会について。

これは毎年、市内各所で卵から育てられた稚魚を放流する行事で、小学生など約600名が約10,000匹の稚魚を放流するものです。

残念ながら私は選挙期間中の予定なので参加することは叶いませんが、穏やかな好天に恵まれることを祈っています。

北3条町会わんわんパトロール

〈平成31年4月8日投稿〉

先日、この様な回覧板が回ってきました。

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聞くところによると、これまで役員さんが定期的に行っていた防犯パトロールの負担が大きく、それの代替え案として出てきたようです。

確かに、定期的に夜間、複数人で集まって防犯パトロールとして町内を歩くのは、かなり労力の必要なこと。これまでよく継続されてきたと思います。

この北3条町会では、現在、改革の名のもとの色々と見直しを行っており、この防犯パトロールの廃止も検討されていた模様。しかしただ単純に廃止するだけでなく、この様に犬の散歩をする人にその役割を担ってもらおうなど、とても良いアイデアだと思った次第。

よって早速、我が家のハチ吉も隊員となりました。

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この様にバンダナを巻くか、若しくは下の様にリードにバナーを取り付けるかの選択となります。

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いけまぜ夏フェス2019のお知らせ

〈平成31年3月29日投稿〉

3月27日に第2回目となる「いけまぜ夏フェス2019」の実行委員会がありました。

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この準備として、昨年の6月から僅かながら関わらせていただいておりますが、この度、実行主体の皆様の努力の甲斐があり、いよいよ全貌が見えるようになりつつあることを感じています。

この「いけまぜ」というイベントは、障害があって日頃外で遊びたくても諦めざるをえない子や、その保護者の方々などを含め「障害があっても無くても、みんなごちゃまぜ」になって楽しめることを目指しているもので、毎年開催地を変えながら一泊二日のスケジュールで盛大に行われるものです。

私がこのイベントの事を朧気ながら知ったのは2006年のことです。

当時、岩見沢青年会議所(JC)の専務理事をしていた頃、あるイベントでお世話になっていたご夫妻に自らのお子さんに障害があることを伺い、その上で「障害のある子やその家族のための素晴らしいイベントがあるが、それを岩見沢でできないだろうか」という様なご相談を受けたのがきっかけです。

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目指せ日本遺産!応援セミナー 《炭鉄港と岩見沢》~「炭鉄港」と世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」との繋がり

〈平成31年3月22日投稿〉

3月25日(月)18:30より

表題の通り、「炭鉄港と岩見沢」と題した目指せ日本遺産!認定応援セミナーを開催します。

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開催趣旨として、現在、日本遺産申請中(本年5月頃に可否見込み)の「炭鉄港」は、北海道開拓から現在までの私達の地域の歩みを再認識させてくれるもの。

そのルーツは幕末の薩摩藩(鹿児島)から。それらの繋がりを含め、そもそも「炭鉄港」とは何か?私達の地域に与える影響は?など「炭鉄港」を全く知らない人でも楽しめる、岩見沢に誇りや希望が持てるお話にしたいと考えています。


ポイントとして!

1)そもそも「炭鉄港」って何?

2)世界文化遺産「明治日本の産業革命」との深い繋がり

3)それらが岩見沢にもたらす効果?

4)総評的まとめ

という構成で、1)~3)までは私が行い、4)の総評的まとめでNPO法人 炭鉱の記憶推進事業団の吉岡宏高理事長にご登壇願う予定となっています。

是非、炭鉄港なんて言葉も聞いたことがない!という様な方にもご参加いただければ嬉しく存じます。


本セミナーは入場無料、どなたでもお気軽にご参加いただけます。(先着70名(この様な企画ゆえ満席になることはなかなか考えにくいですが・・))


私達の地域にある身近なものを通すと、、、

■岩見沢駅の北側にあるレールセンターの星のマークの由来は何?

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■どうしてこれと似ているマークが鹿児島にあるの?

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という様な部分なども含め、できるだけわかりやすくお話したいと思っています。

そのお話のベースになるのが、この時の視察です。
https://hiranoyoshifumi.jp/2019/02/25/10841

当初はこの視察の報告会として開催予定でしたが、どうせやるなら「炭鉄港の日本遺産認定応援セミナー」として、一人でも多くの方に知っていただきたい思いでこの様な手法を取らせていただきます。

実際、選挙も近くてそれどころではない!という雰囲気もありますが、議員として目先の選挙に力を入れるよりも、本来やるべきことの「より岩見沢の未来につながること」に力を入れていくべきとの思いです。

是非、お気軽に知る楽しみを味わいにご参加いただければ幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。


facebookのイベントページはこちらからご覧になれます。
https://www.facebook.com/events/301741760502599/

岩見沢複合駅舎開設10周年記念イベント

〈平成31年3月18日投稿〉

この週末、16日、17日の二日間で岩見沢複合駅舎開設10周年記念イベントが開催されました。

実は昨年の夏から準備を始めており、2009年のグランドオープンの時の様に盛大に各界のご来賓をお招きして!という案もあったのですが、様々な協議の結果、岩見沢観光振興ビジョン実行委員会の駅部会主催で行うことになったものです。

当然費用もかかるので、それは企業協賛等で大部分を賄うこととし、それを見込んで2013年にもお招きした写真家の中井精也さんにお越しいただきました。

土曜日は15時から式典が開催され、後にゲストの中井精也さんや駅舎設計のワークヴィジョンズ西村浩さんのトークショーが開催されることから、会場には多くの人が。

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(画像は式典の模様で、この後、もっと多くの人が集まりました)

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