〈平成31年1月17日投稿〉
ありがたいことに、地元である北3条町会とお隣の北2条町会の新年総会に毎年お招きをいただきます。
今回は昨年末より北3条町会の会長等の役職が決まらず、選考委員の方々も本当に苦労されておりました。
結果として、私と同世代のかなりお忙しい仕事をされている方が会長を担っていただけることとなり、その補佐として副会長が2名。その内訳としては、会長と同じく40代の仕事現役世代の方。もうひとりが年配の経験者の方。
この3名が中心となり、会長という役職名は会則に基づき1名ですが、実質、副会長合わせて3名で交代で回してくような体制となりました。
今回、この難航していた背景を考えるに当たり、岩見沢市内の年齢別人口をおさらいしてみました。
■岩見沢市統計情報よりデータ拝借
https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/1504241/
岩見沢市の人口を10歳毎にまとめていくと、以下の通りとなりました。(男女計、H30年12月現在)
1)60歳代:13,432名
2)70歳代:11,547名
3)50歳代:10,820名
4)40歳代:10,691名
5)80歳代:7,588名
6)30歳代:7,436名
7)10歳代:6,655名
8)20歳代:6,455名
9)10歳未満:5,294名
10)90歳以上:1,861名
60歳代の13,432人を筆頭に40~70歳代までは10,000人以上いるものの、30歳代になると7,436名、20歳以下になると5~6,000名台になってくることから、今後の人口減少を顕著に感じることができます。
しかし地域活動等においては、幸いなことに40歳代までは比較的人数が多いこともあり、仕事をしている現役世代が手分けしながら携われる環境にすることで、何とか今後も上手く世代交代をしてけるのではないかと感じます。(この年代別傾向は市全体のみならず、北条丁目と範囲を限定しても40歳と50歳代の順位が逆になるだけで、大きな差はでていません。)
特に今回の北3条町会の手法においては、現役世代がリーダーシップを取りつつ、直接的な町会活動ではなく、それに付随する多くの役職や会議などを周囲の方々とシェアしながら対応していくというのも画期的なことと思いました。
これまで通りにいかず苦慮すること等も多々発生するかもしれませんが、時代に合わせた取り組みであることは間違いないと思っています。
現在、他の町会等を見ていても、役員さんの多くは70歳代が主流ではないかと思います。良く聞くこととしては、世代交代に苦慮している様子があります。現状のままで上手く世代交代が進んでいけばそれに越したことはないのかもしれませんが、なかなか次の担い手を育成するのも見つけるのも大変なこと。
これからは防災や行政課題の増加等により、益々地域力が必要とされる時代になってくると思われます。
やはりそれぞれの地域に適した方法で、臨機応変に対応していけることが大事だとつくづく感じた次第です。もちろん、それがとても難しいことでもありますが・・。
また、早速北3条町会のtwitterができていました。
若い役員さんならではのスピードで、今朝も早速、廃品回収の案内で我が家も救われました。
キャラクターは〈北三郎(51歳)〉北3条通りのプラタナス並木をイメージした町会キャラです(笑)まだまだ始まったばかりなので今後がどうなるかわかりませんが、とても期待しています。
余談ですが、お隣の北2条町会さんは、役員さんは比較的高齢と言って良いと思いますが、とてもエネルギッシュな方々で、尚且、総会参加者の約三分の二が女性でした。ここは女性部がしっかりしていて、これも今後の担い手不足に対応できる大切な要素だと感じた次第です。
市内には数多くの町会がありますが、それぞれにカラーがあり、課題も異なるものと思います。ただ、その地域活動が大事であることを市民みんなで認識していければ良いなと思っています。
今後、それぞれの町会が抱えている課題等をどう捉えているか調査してみたいと考えています。
「町会総会と岩見沢人口構成から徒然に」への1件のフィードバック