前回投稿した北海道立志塾の翌日。
北海道大学にて北海道自治体学会 2014年度政策シンポジウムが開催されました。
*******内容転載******
テーマ 『地域にイノベーションを起こす』
5月9日に北海道立志塾があり、そのスピーカーとして、東海大学 国際文化学部デザイン文化学科 石塚耕一教授に来ていただき、貴重なお話を聞く機会に恵まれました。
石塚教授といえば、その道ではとても有名な方で、北海道おといねっぷ美術工芸高校や松前高校をガラリと変えた方。「奇跡の学校」という本の題名は多くの人が聞いたことがあるはずです。
とてもためになる、貴重なお話を聞くことができましたので、全部とは言いませんが、少しだけかいつまんでご紹介させていただきます。(自身の備忘録代わりです。聞きながら書き留めているものなので、誤字や勘違いによる解釈ミスがあるかもしれませんのでお許し下さい。)
現在、大学に移って2年目(東海大学 国際文化学部デザイン文化学科 教授)
釧路明輝高校を早期退職。まともに行けば10年間、高校の校長をする予定だった。
実は今から3年近く前の2011年7月28日付の会社ブログにも掲載させていただいています、岩見沢市の住民自治に向けた取り組みが約40回の市民会議を経て形になっきました。(以前のブログを懐かしく見てみると渡辺市長の時代であり、今回の中間報告は松野市長へのものです。この条例をつくるの意味合いの一つとして、例え首長が変わっても、まちづくりの根幹となる部分は変化することなく続くようにルールを設けるという意味合いがある事から、この変化も感慨深いものがあります)
私自身、市民会議の前身である立ち上げの懇話会からメンバーとして参加させていただき、また、市民会議の中の4名で構成する起草部会のメンバーでもあります。ただ、どうしても数多くある公職の中の一つであること、また、途中自分の選挙活動があったり、どうしても時間を合わせられない日程が多々発生しこともあり、約40回の会議への参加状況には情けない思いと反省があるのですが、何とかここまで来たことを嬉しく思っています。
これまで市民会議で侃々諤々と議論を重ねてきたメンバーの皆さんの成果が、先日中間報告として出され、いよいよ市民との意見交換会を開催する運びとなりました。
その日程と場所は以下の通りであります。是非、どんなものか関心を持っていただき、会場に足を運んでいただければ嬉しく思います。
ちなみに、その意見交換会のスタートとなるのは、チラシの記載にはありませんが、23日の午後に議会向けの説明会からスタートします。私は議員でありながら市民会議メンバーとして参加することとなりますが、是非とも前向きなものとなるようにしていきたいと思っています。
中間報告書の内容につきましては、こちらからダウンロードする事ができます。http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/i/etc/jiti/jyorei-seitei/chukanhoukoku.pdf
また、これまでの取り組みはこちらのサイトで確認することができます。http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/i/etc/jiti/jyorei-seitei.htm
来る5月26日(月)18:30~
岩見沢シチズンの第10回勉強会を開催します。
今回は小学校教諭でありながら、積極的な活動を展開されている凄い方です。
詳細は個人のwebサイトに譲りますが、学校力向上コーディネーターとしても活躍されている方です。子育て世代の方は勿論、教育全般に関心のある方は是非ご参加ください。
今回はシチズンメンバーのみならず、せっかくの貴重な機会ゆえ一般参加も賜ります。お一人様500円を頂戴いたしますが、必ず元は取れると思われます。
勿論、教育関係者のご参加も大歓迎です。
詳細はチラシをクリック拡大してご覧下さい。
多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。
*こども環境学会2014大会(4)より続く
ひと通り、目的のカリキュラムを終えた後、京都のぶらり一人旅を楽しんできました。とは言え、寺社等の見たいとことは全て時間外となっており、外から眺めるしかできません。
近くのお寺などは、思い切って翌日の早朝散歩にとっておいて、今回は一人でなければ出来ないプチ冒険的な地元交流をしてみようと思った次第(結構小心者としては勇気がいりますが(笑))。
目指すは昨晩周辺散歩で見つけていた銭湯。
ホテルからタオルを借りて、颯爽と住宅街の銭湯へ。
*こども環境学会2014大会(3)より続く
今大会では国際シンポジウムもありました。
コーディネーター:高木真人氏 京都工芸繊維大学建築学部門准教授
基調講演:正高信男氏 京都大学霊長類研究所教授
ジョナ・サルズ氏 龍谷大学国際文化学部教授
サルズ氏は日本に来て狂言に魅せられた。
3人目のプレゼンはニセコ町長の片山健也氏
片山氏のプレゼンからコメンテーターとのやりとりまでを抜粋記載します。
ニセコ町長5年目になる。
子どもの笑顔が輝く町として立候補。憲法の中に、「義務教育はこれを無償とする」とある。しかし今はそうではないと感じている。理科の実験、修学旅行等々、親の負担は多い。例えば、道路工事100mで1千万円、これをやめれば教育に向かわせられる。
貧富の差も大きい。全道、全国大会に行く子どもは行政が応援している。部活で良い成績を取った、しかし遠征できない生徒がいる。頑張る子どもが報われる社会をつくらきゃいけない。
ニセコでは情報公開と住民参加を徹底的にやっている。
*こども環境学会2014年大会(1)より続く
次は、二人目の中島興世氏のプレゼンを抜粋紹介します。
市長選の時のマニフェストは絵本仕立てで行った。これには各地域における子育ての課題を書いた。とても大きな反響があり、選挙後2度にわたり8000部を増刷することになった。
日本一、世界一という部分に関しては子育ては恵庭がセンターランナー
しかし、現在は後退していると感じている。
自身が市長在籍時代、京都市長と共に子育てに関する首長の会を立ち上げた。
自然体験活動を模索、なかなか突破口が見つからず。しかしそのとき仙田氏の論文に出会い共感。首長の会でも基調講演をお願いし、高い使命感により国民運動を興すべきと考えるに至った。
政府に対し、子どもの育成に関する国家的戦略をたてるべきと。
地方にこそ突破口がある。地方自治体で遊び環境を整備する運動を何から行うか。自治体で条例を制定する運動はどうかと提案したい。
2つの流れがある。
子どもの権利条例と総合的育成環境の改善の2つ。
この効果はわからない。
しかし、子どもの遊び環境の改善には力はない。具体性がない。