カテゴリー別アーカイブ: 炭鉄港

炭鉄港が日本遺産登録へ!

〈平成30年7月13日投稿〉

昨日、札幌で炭鉄港市町村議員連盟の三役会を開催しました。

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画像は左から順に、赤平市議の植村会長、室蘭市議の南川副会長、小樽市議の安斎副会長、そして幹事長の私というメンバーです。

本日の表題ですが、先日のプレス空知さんにも炭鉄港が日本遺産登録を視野に活動を活発化させる記事がありました。

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記事によると、来年1月に関係市町村の連名で日本遺産登録申請、順調に行けば4~5月頃に認定の見通しとのこと。

本日投稿されていた美唄市高橋市長のfacebookによると、今日、推進のエンジンとなる「炭鉄港推進協議会」が立ち上がり、会長に赤平氏の菊島市長、副会長に夕張市の鈴木市長が就任した様です。

この推進協議会が立ち上がったことで、これまで動きをリードしてきた空知総合振興局の動きを含め、今後、一気に活発化してくることが期待されます。

我々地方議員が集う炭鉄港市町村議員連盟としても、議員としてやるべきことは何か?ということを踏まえ、今年度の研修事業を企画することとなりました。

また、個人的に課題として感じているのは、現在は炭鉄港を的確に説明できるスキルも人それぞれのばらつきがあることから、できれば1分で説明する炭鉄港とか、5分で説明する炭鉄港等々、多くの人に関心を持ってもらうための「わかりやすさ」が必要ではないかと思っています。

その思いの背景には、炭鉄港とは幕末から近代までのストーリーが根幹にあり、人によってどこを切り取るかで随分と炭鉄港のイメージが変わります。その様な切り口ごとや地域ごとをテーマにした炭鉄港の”中”のエピソードも整理することができれば、より多くの人に魅力と感じてもらえるコンテンツになれるのだろうと思います。

その様なことを踏まえながら少しずつ間口を広め、ゆくゆくは地域全体がエコミュージアム的な展開になれば良いなと勝手に想像しています。

我々の空知地方が小樽、室蘭と連動しながらグッと魅力的な地域になれることを期待しています。

赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設オープン

〈平成30年7月11日投稿〉

いよいよ7月14日(土)14:30より赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設がオープンします。

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赤平の貴重な炭鉱遺産を見ることができる拠点施設。

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この施設は旧住友赤平鉱立坑櫓の前にあります。
立坑については過去の投稿を御覧ください。
https://hiranoyoshifumi.jp/2016/09/16/7779

いよいよ炭鉄港の日本遺産登録も現実のものとなりつつある今、是非多くの方にご覧頂きたい施設です。

*明日は北海道「炭鉄港」市町村議員連盟の三役会です。今年の研修をどうするか大枠を決定したいと思っています。夕張も赤平も昨年実施したのですが、共に博物館がオープンしたりガイダンス施設がオープンしたりとガラリと変化していますので悩みます。良い方向へ変化しているというのは、とても嬉しい悩みでもあります。

鐵の人 ~「室蘭製鉄業の祖」井上角五郎の半生~

〈平成30年6月22日投稿〉

先週の6月16日(土)室蘭市に行ってきました。

こちらはシアタープロジェクト室蘭VOXさんによる北海道150年記念演劇講演として、表題の演劇が行われたのですが、室蘭の製鉄業の始まりは空知の石炭や北炭という会社等が大きな役割を果たしており、北海道「炭鉄港」市町村議員連盟として後援させていただいたものです。

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この演劇はプロの役者さんと公募市民が協力して演じる市民参加型のもの。私も関心があり手伝いの傍ら演劇だけは最初から最後まで見させていただき、本当に感激しました。

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新たしい炭鉄港パンフレット

〈平成30年4月30日投稿〉

空知総合振興局で作成した「炭鉄港」の新しいパンフレットです。

とても質の高い内容になっています。

詳細はこちらのブログに詳しく掲載されています。
http://yamasoratan.blog62.fc2.com/page-2.html

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先日開催した岩見沢シビックプライドDAY2018のアンケート結果でも、炭鉄港は非常に関心が高いことがわかりました。

ぜひ、この気運の高まりに合わせて、炭鉄港を知っていただければと思います。

 

このパンフレットは身近なところでは、そらち炭鉱の記憶マネジメントセンターで入手可能です。お気軽に訪ねてみてください。

 

北海道「炭鉄港」市町村議員連盟 平成30年度定期総会報告

〈平成30年4月24日投稿〉

4月19日(木)小樽の地で炭鉄港議連定期総会が開催されました。

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昨年3月に創立してからあっという間の1年となります。

1年目は夕張、赤平、室蘭で研修会を開催し、盛りだくさんの内容となりましたが、今年は少しペースを落としてでも大事にじわじわと浸透していくような活動を展開できればと目論んでおります。

総会終了後は、小樽市総合博物館の石川直章館長様にご協力いただき、「小樽の歴史と遺産を知る」と題してご講演いただきました。炭鉄港の取り組みにおける小樽の重要度を再認識することができます。

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NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団 定期総会

〈平成30年2月26日投稿〉

2月25日(日) 図書館トーク終了後にそらち炭鉱の記憶マネジメントセンターに移動。

私も理事を勤めさせていただいている、NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団の定期総会でした。

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本NPOは今年の春から夕張石炭の歴史村の指定管理を受託し、運営を行うこととなりました。

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地域ガイド育成研修会 樺戸道路を活用した観光周遊ルートづくり

〈平成30年2月26日投稿〉

平成30年2月24日(土)午後 そらち炭鉱の記憶マネジメントセンターにて、樺戸道路を活用した観光周遊ルートづくり協議会による、地域ガイド育成研修会が行われました。

この樺戸道路はこちらの動画も好評ですが、北海道開拓を担った囚人にスポットをあてたものでもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=G8KdTB4Lv9c&feature=youtu.be

 

第一部は前月形町長で月形樺戸博物館名誉館長でもある桜庭誠二氏の講演。第二部としてNPO法人 炭鉱の記憶推進事業団理事長の吉岡宏高氏の講演が行われました。

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この樺戸道路は、現在の北海道道275号月形峰延線のこと。

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北海道「炭鉄港」市町村議員連盟役員会開催

〈平成30年2月26日投稿〉

ちょっと画像が溜まっているので、今日は一気に投稿します。

 

2月22日午後、札幌にて北海道「炭鉄港」市町村議員連盟の役員会を開催しました。

札幌は岩見沢等とは違い、時間貸しで会議の場所を探すのも大変!少しでも安くて借りやすい場所として、最近はスペースマーケットというサイトを活用させてもらっています。

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この議連の活動も、炭鉱、鉄道、鉄鋼、港という、近代史を学ばなければなかなか価値が見えないという難しさもあり、会員間での情報共有を強化していきたいと思っています。

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環境コモンズ研究会/岩見沢河川事務所共催『地域との共生を考える』~北村遊水地事業と地域創生~講演報告

《平成29年12月16日投稿》

12月6日(水)岩見沢コミュニティプラザにて表記講演会が開催され、恐れ多くも(一社)地域研究工房代表理事、環境コモンズ研究会座長の小磯修二氏の講演の後、「岩見沢シビックプライド探求部主宰」として地域との共生事例講演をさせていただくという機会を頂戴しました。

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そもそも『コモンズ』とはなんぞや?というところからのスタートでありましたが、事前にいただいた著書等を熟読し、いきついた先は「コモンズは空間のみに適用されるのではなく、幅広く、地域の宝物をみんなで守っていくための仕組みのようなもの。それが森林だったり、建築物だったり、なかには見えない地域の風習だったりするかもしれない。」という言葉。

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炭鉄港議連:室蘭研修報告

〈平成29年11月27日投稿〉

11月23日(木・祝)に今年3回目となる北海道「炭鉄港」市町村議員連盟の室蘭研修ツアーがありました。

今回快く受け入れをしてくださったのは、㈱日本製鋼所 室蘭製作所様です。

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最初に座学にて会社の概要や役割などをレクチャーいただいた後、稼働中の工場内の見学をさせていただき、そのスケールの大きさに一同圧巻。広大な工場内部には世界に誇る巨大な設備により、一際大きな製作物が製造されておりました。

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(工場は撮影禁止のため画像はありませんが、巨大な発電所等のパーツなど、その一つひとつのスケールが本当に大きく、世界をリードする製鋼業の凄さを感じることができました。)

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