タグ別アーカイブ: シビックプライド

空知・日高管内『フロンティアリーダー養成アカデミー』でお話をさせていただきました。

〈令和3年1月25日投稿〉

23 日(土)、先日もご紹介した通り、北海道教育委員会と北海道立青少年体験活動支援施設ネイパル砂川の主催で、【北海道青少年フロンティアリーダー養成事業 空知・日高関内『フロンティアリーダー養成アカデミー』】において、基調講演をさせていただく機会をいただきました。

空知、日高地区の中高生32名が参加し、本来であれば同一会場に集っての開催の予定でありましたが、本コロナ禍において、日程の延期並びにオンラインでの開催となったものです。

IMG_9091

このプログラムのテーマは《地域を元気にするために自分たちができること》とあり、目的を資料から転記させていただくと、《将来のリーダーとなる中学生及び高校生を対象に、地域資源を活用した体験的な学習や「SDGs」の推進につながる地域課題の解決に向けた実践的な学習機会を通じて、次世代の地域リーダーとしての資質向上を図る。》というもので、参加される学生さん達も非常に意欲のある方々と感じました。

なお、私の立場は岩見沢シビックプライド探求部の主宰として。
出番は11時10分からの60分でしたが、参加者の皆さんは10時~14時半までの長丁場。

続きを読む

シビックプライド活動で目指すもの

〈令和2年11月5日投稿〉

つい先日、貴重なデータを見せていただく機会をいただきました。

IMG_8332

授業に関わらせていただいた某小学校のアンケート結果です。

人数が記載されていると大体どこの学校か目星がついてしまうため、パーセンテージだけのご紹介となりますが、授業で岩見沢の歴史や炭鉄港などの背景を知った後に取られた「岩見沢が好きですか?若しくは好きになりましたか?」という設問に対し、98%が「はい」と応えてくれている。

残りの2%は石炭が戦争に使用されたから、、、という理由であったとのこと。その気持も良く理解できます。

授業で関わらせていただいた1学年の内、ほとんどの生徒が明確に「岩見沢が好き」もしくは「岩見沢のことが好きになった」と回答してくれているのは嬉しいこと。「いいえ」と応えた生徒さんも、明確に自分の意見を持てていることにとても感慨深いものがあります。

私自身、細々としかできてはいませんが、岩見沢シビックプライド探求部という活動を通し、この様に岩見沢の子ども達にも地域の価値を伝えることができているのは何よりもありがたいことです。

目指すところは、岩見沢に誇りと愛着を持てるような環境づくり。

まだまだ微力ですが、努力を続けていきたいと思っています。

fmはまなす〈いわみざわ元気計画!〉~シビックプライド探求部

〈令和2年10月30日投稿〉

昨日、岩見沢シビックプライド探求部の主宰として、16時から生放送のラジオ番組、〈いわみざわ元気計画!〉に出演させていただきました。

Snapshot_202010303_151000

久々の生放送はあっという間で、とても楽しい時間となりました。

再放送は電波の届く岩見沢市内のみではありますが、11月3日(火・祝)18時からとなっています。お時間ありましたら、FMはまなす76.1MHzでお聞きください。

岩見沢市立緑陵高校 情報コミュニケーション科の取り組み〈シビックプライトと炭鉄港〉

〈令和2年8月7日投稿〉

7月22日 ZOOMによるオンライン取材を受けました。これは岩見沢のフリーペーパーである「これっと」臨時号の一項となります。

お相手は緑陵高校情報コミュニケーション科の氷室冴子班の面々で、氷室冴子作品を読む中で、岩見沢の変遷に興味を持ったとのこと。

その流れで岩見沢の歴史と炭鉄港等のつながりを教えて欲しいとのことでした。当然私は専門家ではありませんので、これまでNPO炭鉱の記憶推進事業団の取り組みや、岩見沢シビックプライド探求部などで得てきた情報や見解を基に、できるだけわかりやすくお話できればと思った次第です(うまく出来たかどうかは微妙ですが)。

その取材の内容は「これっと」臨時号発行後にご紹介させていただきたいと思っています。


さて、今度は8月5日の午後には、同じく情報コミュニケーション科の〈炭鉄港〉を調査する別の班が取材に来てくれました。

DSC_5115

沢山話しすぎて結構な長い時間の取材となりましたが、ぜひ意義あるものになってくれていれば良いなと願っています。

続きを読む

旧国鉄万字線 朝日駅舎〈日本遺産〉のご紹介

〈令和元年10月17日投稿〉

先日、朝日駅を中心としたぷらぷらまち歩きを担当させていただきました。

その様子はこちらからご覧ください!
https://www.facebook.com/yoshifumi.hirano/videos/2461303943938474/

なんと、50名を超える参加者に恵まれ大盛況でした。

第一部では元地域おこし協力隊の上井氏(朝日への移住者)にガイドを担っていただき、第二部では、現朝日町会長であり、元朝日炭鉱労働組合書記長でもあった佐藤会長に当時のお話をしていただき、とても素敵な時間となりました。


さて、その朝日駅舎ですが、昨年度に前述上井氏やホジャティさんご夫妻などが中心となり、駅舎復活プロジェクトがなされました。

それまでは室内はホコリだらけ、外観は劣化した状態だったのが、内外共に清掃・再塗装がなされ見事に美しい姿になりました。

せっかくなので多くの人に愛される駅になってほしいとの願いを込めて、紹介動画を作ってみました。youtubeチャンネルは新たに〈岩見沢シビックプライド探求部〉で作成しましたので、きっと知らない人には誰がつくっているのかわからない仕様となっていると思われます(笑)

所詮素人の動画なのでクオリティは低いですが、時間を見つけては岩見沢の素敵な場所の紹介ができるようになれれば良いかなと目論んでいます。

今回の動画では、これまで立ち入ることの出来なかった朝日炭鉱の坑口の紹介もしています。

是非ご覧ください。

asahieki

https://youtu.be/rrdElH3snl0

目指せ日本遺産!応援セミナー「炭鉄港と岩見沢」が無事に終了いたしました。

〈平成31年3月26日投稿〉

3月25日(月)18:30より、岩見沢市生涯学習センターいわなびにて、表記セミナーを開催いたしました。

主催は岩見沢シビックプライドDAY実行委員会とし、共催としてNPO法人 炭鉱の記憶推進事業団にバックアップしていただいて実施することができました。

55554322_2310790255825238_5379514183974912000_n

本セミナーはサブタイトルに

~「炭鉄港」と世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」との繋がり~とし、先日、政務活動費を活用させていただいた視察報告を兼ねた内容とさせていただいています。

相変わらず告知PRに不安があったものの、結果として約60人の方々に参加いただきました。その内訳として約8割が岩見沢在住の方、2割が札幌、江別、栗山、由仁などの市外の方々でした。

前段の第一部では、私が先日視察に行った結果を反映させ、

1)そもそも「炭鉄港」って何?

2)世界文化遺産「明治日本の産業革命」との深い繋がり

3)それらが岩見沢にもたらす期待

という流れで約60分間のお話をさせていただき、その後、第二部として、NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団の吉岡理事長に総評的まとめをいただきました。

55496011_2310790262491904_9062323085515948032_n

参加者アンケートの結果も、約8割の方が記載してくれ、その全数が1部、2部共にとてもわかりやすかったと評価いただきました。


【炭鉄港への期待】に関する自由記載抜粋

「観光地としての発展、それを活かした岩見沢市の経済成長に発展して、将来の岩見沢市が他の市より憧れられる町になるツールになってほしい(50代男性)」

「地域振興のエンジンとなることを期待。5月の日本遺産認定の結果が楽しみ(50代男性)」

「観光と結びつけたい(30代男性)」

「大変興味深い話題、広めてほしいです(50代男性)」

「地域の歴史を知ることにより、これからの生き方、暮らし方を考える上で大切だと思った(50代女性)」

「岩見沢の街がどう成り立ってきたのか。振り返りながら今後のあり方につながっていくと良いと思います。地域の中心的な存在として息を吹き返したいですね(50代女性)」

「炭鉄港をPRすることで岩見沢市もPRでき一石二鳥。岩見沢の歴史に興味を持てた(40代男性)」

「歴史を大事にすることは未来を大事にすることにつながる(80代男性)」

などなど、ここでは紹介しきれないほどのコメントを頂いています。


【本日のセミナーの感想は?】自由記述抜粋

「終始楽しく参加させていただきました(30代男性)」

「岩見沢がこれほど重要な場所であったことを、このセミナーを受講して初めて知りました。これを機会により深く知っていきたいと思いました(50代男性)」

「大変、為になる話でした。炭鉄港は岩見沢市にとって大きなチャンスだと思います。チャンスを活かすために何か協力出来たらと思います(50代男性)」

「素晴らしいです。従業員にも聞かせたい(30代男性)」

「お二人とも良かった。岩見沢愛、三笠愛が感じられた(50代男性)」

「歴史と産業の発展の面白さに興味を引かれました(50代女性)」

「炭鉄港を何となくしか理解していなかったので、より掘り下げた理解をすることができ、大変有意義でした(40代男性)」

「とてもわかりやすくてためになりました。政務活動費をこのような形で還元してくれるのは、とても良いことだと思います(40代男性)」

「次回が待ち遠しくなる程のセミナーでした(50代男性)」

などなど、こちらも一部だけの紹介ですが、このような嬉しい感想を沢山いただくことが出来ました。


あらためてこれらの内容については第一部のみですが、動画で上げさせていただきます。

今回は時節柄、私の準備不足も有り、なんとも歯切れの悪い部分もありますが、炭鉄港に関する多様な切り口の一つとして、楽しみながらご覧いただければ幸いです。

310325

https://youtu.be/dtaAiQi99_0


岩見沢シビックプライドDAY2018〈動画〉

〈平成30年11月16日投稿〉

今年の4月に開催させていただいた岩見沢シビックプライドDAY2018ですが、仲間のS氏が動画にあげてくれているので、取り急ぎ1時限目だけご紹介させていただきます。

cp2018yt
https://youtu.be/xqIFpphLZyc

至らぬ点が多々ありますが、お時間ありましたら御覧ください。

岩見沢フリーペーパーこれっと〈連載〉シビックプライド探求部!それいけ!岩見沢~まちの誇りを見つけに行こう!~【バックナンバーのご紹介】

〈平成30年11月16日投稿〉

表題は、岩見沢のフリーペーパーである「これっと」の2017年3月発行のNo.11から、一時休刊となる2018年2月発行のNo.16まで(No.15はお休み)、計6回連載をさせていただいたものです。

この度、著作権等に関し、問題ないと言っていただけましたので、ここでもご覧になれるようにご紹介させていただきます。

〈情報誌これっと〉のバックナンバー等はこちらからご覧になれます。
https://i-collet.info/

◆私の連載No.1~No.6までの一括ダウンロード
https://hiranoyoshifumi.jp/data/collecp.pdf


以下は各記事ごとのダウンロードとなります。

◇No.1〈岩見沢ってどうして出来たか知ってる?〉
https://hiranoyoshifumi.jp/data/colle01.pdf

col1

続きを読む

鐵の人 ~「室蘭製鉄業の祖」井上角五郎の半生~

〈平成30年6月22日投稿〉

先週の6月16日(土)室蘭市に行ってきました。

こちらはシアタープロジェクト室蘭VOXさんによる北海道150年記念演劇講演として、表題の演劇が行われたのですが、室蘭の製鉄業の始まりは空知の石炭や北炭という会社等が大きな役割を果たしており、北海道「炭鉄港」市町村議員連盟として後援させていただいたものです。

tetsu

この演劇はプロの役者さんと公募市民が協力して演じる市民参加型のもの。私も関心があり手伝いの傍ら演劇だけは最初から最後まで見させていただき、本当に感激しました。

続きを読む

岩見沢シビックプライドDAY2018無事終了いたしました。

〈平成30年4月26日投稿〉

22日(日)の午前10時から開催した岩見沢シビックプライドDAYですが、当初の予想を大きく上回る参加者に恵まれ、無事に終了することができました。

civicpride2018

(↑)プレス空知様記事

当日は9時半を過ぎた頃より少しずつ来場者が訪れてくれるようになり、ちゃんと席が埋まれば良いなと期待を高めていたところ、10時近くになると続々と人が訪れ、2名かけにしていた座席をところどころ3名がけにするほどの来場者。更にこのままでは席が足りなくなるということで、空いていたお隣の部屋を急遽追加で借用させていただき、仕切りを開放して座席を増やすこととなりました。

結果、第一部が始まる頃には約70席が埋まっている状況。

この様な文化系で、なおかつ1,000円の参加費をいただくセミナーで、こんなに沢山の来場者に恵まれたのは本当に予想外で嬉しい出来事でした。


第一部は私が岩見沢の歩みから、少し特徴的なエピソードを交えて紹介。多くの方が笑顔で楽しんでくれる、また一生懸命メモをとってくれる。こちらも楽しくなるような反応をしてくれながらの60分はあっという間の時間でした。

31239549_2081522845418648_2190565332684487980_n

ただ、この日の説明でもお話させていただきましたが、私は歴史等に関する部分は全くのド素人で、様々な参考資料を元にできるだけわかりやすく解釈してお伝えしているつもりなだけなので、どこかで解釈の誤り、「史観」ではなく「私感」が入っているであろうことは否めません。

今回はまずは面白がっていただき、興味を持ってもらい、あとはご自身で掘り下げていっていただければ・・・という思いでありますので、何卒ご容赦いただければ幸いです。

あえて岩見沢市の出来事を岩見沢市民に対し、”人口に膾炙する”とまではいかなくとも、少しでも身近に感じていただければ良いなという方向に向けた取り組みでありますことをご理解ください。

続きを読む