空知・日高管内『フロンティアリーダー養成アカデミー』でお話をさせていただきました。

〈令和3年1月25日投稿〉

23 日(土)、先日もご紹介した通り、北海道教育委員会と北海道立青少年体験活動支援施設ネイパル砂川の主催で、【北海道青少年フロンティアリーダー養成事業 空知・日高関内『フロンティアリーダー養成アカデミー』】において、基調講演をさせていただく機会をいただきました。

空知、日高地区の中高生32名が参加し、本来であれば同一会場に集っての開催の予定でありましたが、本コロナ禍において、日程の延期並びにオンラインでの開催となったものです。

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このプログラムのテーマは《地域を元気にするために自分たちができること》とあり、目的を資料から転記させていただくと、《将来のリーダーとなる中学生及び高校生を対象に、地域資源を活用した体験的な学習や「SDGs」の推進につながる地域課題の解決に向けた実践的な学習機会を通じて、次世代の地域リーダーとしての資質向上を図る。》というもので、参加される学生さん達も非常に意欲のある方々と感じました。

なお、私の立場は岩見沢シビックプライド探求部の主宰として。
出番は11時10分からの60分でしたが、参加者の皆さんは10時~14時半までの長丁場。

私も少しだけ早めに会場入りし、様子を見させていただきました。

今回はオンラインでの開催ですが、ZOOMのブレイクアウトルームという機能で、少人数制のグループに別れ、それぞれに自己紹介や自分の地域の魅力などを整理して発表されていて、いくつか見学させていただきましたが、それは立派な発表でした。

その後、私の話となり、下記の様なお話とさせていただいた次第です。

1,導入
・自己紹介~活動概要
・モチベーション(地域課題山積)

2,これからの地域づくりに大切なこと
・シビックプライド(まちへの愛着や誇り)の向上
・地域に誇りを持つために何が必要?
・そもそも地域アイデンティティとは?
・自分達のまちの魅力となり得る要素

3,見方の変化や新たな価値の創造~イノベーション
・〈例〉今後に期待の日本遺産「炭鉄港」
・負の遺産から新たな価値へ~見本となる事例紹介

4,まちの魅力を見つけるヒント
・価値観は変化する
・イノベーションに必要不可欠なもの~知識や経験
・見えないモノを見る力~教養?
・地域課題の解決に向けた方向性

5,まとめ~まちを担っていくために
・地域活動で感じていること
・すぐに役にたつことは、すぐに役にたたなくなる
・最後に

という流れ。

実際には私は成功者でもなんでもなく、まさに現在進行形であることを付け加えさせていただき、参加者の皆さんが自分たちの地域で、それまで見えていなかった魅力を導き、そしてそれを活かしていくためのヒントとなれば良いなと思っての内容とさせていただきました。

それでも、高校生はともかく、中学生には少し難しかったかな?などと反省もありますが、ほんの少しでも何かの糧になっていただければ有難いと思っています。

この様な貴重な機会をいただいた空知教育局の方々に感謝申し上げます。

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