数年前までは全然平気だったのに、ここ最近は見事に花粉症の症状に悩まされます。今年ももう間もなくかな?と思いきや、FBの友人からこんなサイトがある事を教えていただきました。
北海道立衛生研究所のサイトですが、過去3年間の岩見沢保健所の情報も出ています。その中から岩見沢の情報を見てみると・・
過去のデータによると、そろそろスギ花粉の季節がやってきそうです。
辛い花粉症の症状ですが、これを見ながら自己防衛していかねばなりませんね(汗)
文部科学省のyoutubeに、平成25年度秋の褒章「佐藤雅彦氏」のインタビュー動画がありました。
恥ずかしながら知らなかったのですが、佐藤雅彦氏とは誰もが知っている数々のメジャーなCMやゲームソフト、だんご三兄弟、ピタゴラスイッチなどを生み出した方です。
とても面白いもので、このようなインタビュー内容を文部科学省で肯定しているのが、まだまだ日本の教育も改革できる可能性があるのだろうと感じます。
当たり前のことではあれど、今の学校教育、また家庭教育で育むことが難しいもの。
・studyではなく、studius(熱中)するということの大事さ。
・作り方を作ることで新しいものを生み出す。
・表面の見栄えで取り繕うのが一番マズイこと
等々、とても刺激的な内容です。
長めの22分間の動画ですが、あっという間の時間ですので、是非ご覧になってみては如何でしょうか。
そして私たちは、こういう子ども達にとって大事な経験が得られる環境をどうやって与えることができるのだろうか。
そこに知恵を絞っていかなくてはなりません。
-平成26年3月28日投稿-
昨日、3月27日(木)
美唄市において、講演会がありました。
美唄市はこういう事にとてもアンテナが高く、2011年にも藻谷浩介氏の講演にお邪魔させていただいたりと、数多くの講演、勉強会等を開催しており、そのどれも人選が素晴らしく、大いに刺激になるものです。(今の美唄特産物の拡がりの根幹には、こういう地道なスキルアップの積み重ねがあることをあらためて実感します。)
よって今回の講演会も、行けば間違いない!という想いで参加させていただきましたが、自分的にタイムリーな話題で、先日の松崎霜樹さんの講座とも奥底でリンクする素晴らしいものでした。
今回は、博報堂に努める(パウロ氏は社内子会社社長)洗練されたお二人が、自分たちの仕事から得られた経験を元に、地域のブランド化や売り込み方に対するヒントを伝授してくれるものでした。
最初のワンフレーズは「1,000のFACT(事実)よりもストーリー」 ≒ 「モノではなくコト」と通じるものです。
そして、パウロ氏が自身で手がける「キタコレ」を元に事例を展開。
次に、宮井氏は尖ることの重要性を伝授してくれました。
-平成26年3月28日投稿-
昨日、別件があって北海道新聞の記者さんと少しだけお話する機会がありました。
当初の相談は一瞬で終え、あとは雑談的に会話は進んだのですが、中でも岩見沢の子育て環境についての可能性について色々と語りました。
その延長線上でしょうか、今朝の道新に下記のような記事が掲載されていました。
*****以下、3月27日付 北海道新聞朝刊「そらち日誌」転載*******
こんな子どもの遊び場があれば最高だなと、思ったことがあった。
岩見沢市議会の会派が2月下旬に開いたシンポジウムで、川崎市営の冒険遊び場「子ども夢パーク」の西野博之所長が講演した。危険を理由に規制されやすい木登りや火おこし、泥あそびを存分に楽しめる。のこぎりやナタも貸し出す。穴も好きなだけ掘れるという。
岩見沢に夢パークのような施設があれば、休日には遠方からも家族連れが集まり、中には移住したくなる人も出そうだ。
現在、岩見沢から若い世代の人口流出が止まらない。2児の父親として、岩見沢での子育てに大きな不満はないが、こうした施設があると定住促進策としても効果的だろう。市は「子どもが輝く岩見沢」をスローガンに掲げる。子どもがもっと輝ける環境を長期的な視点で整えて欲しい。(鬼頭良幸)
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この記者さんは、このシンポジウムの時も短時間の取材のつもりで訪れたものの、結局、川崎子ども夢パークの西野所長の講演が興味深く、最後まで席を立たずにいてくれました。同じ子育て世代の当事者であることから、自身の事として咀嚼していたものと想像します。
あらためて、その川崎子ども夢パークの動画(夢パまつりの様子)を貼り付けますのでご覧下さい。
そして、第一部の西野所長の講演は、子ども達のプライバシーの関係上公開することはできませんが、第2部の様子は許可をいただいておりますので、是非ご覧下さい。(若干格好悪い私の姿もありますが、これも味ということで・・)
あっという間の60分です。
教育大札幌校の平野准教授との掛け合いを含め、とても印象に残る話しが盛りだくさんです。
今朝の新聞記事を見て、あらためてご紹介させていただいた次第です。
-平成26年3月27日(木)投稿-
温かい春の陽気の中であらためて駅前通りをみてみると、1・6地区の駅前ビル解体が始まり、他の新しい店舗も続々と姿を現してきました。そこで再度、以前もご紹介した約束事がどうなっているのかという視点で見てみると、しっかりルールに則っているものもあれば、決してそうではないのではないか・・。という解釈の幅の広さに打ちひしがれます。
この駅前通りと中心市街地に関しては自分としてもまちの顔として非常に重要なこととして捉えている関係上、公式な場における質問も幾度となく実施させていただいています。
今回は、まだ昨年の9月定例会での議事録をご紹介していませんでしたので、ここに掲載させていただきます。
是非、質問と市長答弁とを合わせて現地の様子を見ていただきたいと思います。
(以下、平成25年第二定例会(9月議会)議事録転載)
常々、今の子ども達を取り巻く環境(群れる場所の欠如、運動不足、ゲーム、コミュニケーション能力開発の機会の喪失等々)に危惧を感じ、その根幹は紛れも無く大人に要因があることを痛感する毎日。
自身も親でありながら、子ども達が五感を磨くような実体験をさせる機会を逃し、常に懸念はすれど実行に移せない至らぬ親であることを反省し、少しでも活きた経験をさせる場をつくりたいとの思いから、ちょっとだけ重い腰をあげ、昔やっていたスノーボードを教え始める(とは言え、綱渡りのようなスケジュールでほんの微々たる時間しかできていませんが・・・)。
結果、見事に息子が強い興味を持ってくれ、一人だけでも山へ行くぐらいはまってくれました。
ただ、本人もオリンピックを見て競技に興味を持ち、レースをやってみたいということで、私の現役時代の縁を頼りに練習に参加できる環境をいただけました。
そんなことから先日、息子を連れて行くついでに、「どうせなら運動不足の自分の身体も動かそう!」との単純な発想で、床下から【14年前の板とブーツ】を発掘。古くて恥ずかしいなぁ・・と思いながらも、それこそ指折り数えれば14年ぶりのゲート入り。
ロートルなのでたった4本しか滑っていませんが、14年ぶりの割に意外と滑れる自分に驚きつつ、なんだかんだと身体は覚えていることに関心。それでも危ないので慎重に抑えながらの滑走・・・。
とは言え、抑えたつもりであっても、やっぱり身体の衰えは強烈なものでした・・。という事で、恥ずかしながらそんな笑えるオチをご紹介します。(本当にみっともないのですが)
たまにこんなアホになるのも気分転換になってリセットできました。
やっぱり運動しないと健全な思考も生まれませんね。とはいつも思っていても、やっぱり日常に追われてしまうのですが・・。
平成26年3月25日
本日、平成26年度の第一定例会が閉会しました。
3月3日に開会した時はまだ冬の様相だったのですが、今はすでに春の気配です。
市長、教育長の年度方針から始まり、新年度の予算審査まである非常にボリュームの多い3月議会だけに、日程的にも長いと共に、事前に調査、準備することも膨大なため、いざ終わってみると結構疲労している自分に気がつきます。
振り返れば、初日の請願案件への反対討論をする機会を頂戴し、自分なりにも色々と悩んだことから始まり、膨大な予算書、参考資料との格闘、そして本日最終日には議員定数の定数変更決議、所属会派の合併と盛りだくさん。この期間中にも「ろのじ組」のシンポジウムの提案があったり、自民党青年局の準備と進行があったり、また、その直前から岩見沢シチズンの企画、JC例会パネリスト、会派シンポジウムと運営企画がハードな怒涛のスケジュールだったこともあり、ここに来てドッと疲れがでたのか、今日は朝から一日、風邪による鼻水でティッシュが手放せない状況です。すでに鼻が真っ赤っ赤・・
予算審査特別委員会の質問内容は後日詳しく記載させていただきたいと思います。
今回は本日の出来事である議員定数の確定、会派の合併について触れさせていただきます。
平成25年3月21日(金)
岩見沢の地において自由民主党第十選挙区支部青年局研修会が開催されました。
通常は講師の方をお招きしての講演会となるのですが、今回は若者世代の政治離れや世の中の政治に対する期待感の喪失等々を鑑み、あらためて「政治とは何か?」という視点で開催する事となりました。
その演題は、、
「世を変えるには政治の力が必要不可欠!」
~あらためて政治とは何か!私たちが出来ることは何かを考えよう~
というテーマでトークセッションを開催。
ステージゲストとして、
衆議院議員 渡辺孝一様 / 北海道議会議員 村木中様 / 10区青年局長であり夕張市議会議長である高橋一太氏の3名を軸に、力不足ながら私が進行役を務めさせていただきました。
あらためて、国政、道政、市政という3つの階層の中で、政治がどのような流れになっているのか。そしてその持つ役割について80分間のあっという間のトークセッションとなりました。
私自身、政党色が強いわけでもなく、また依存しているわけでもありませんが、縁あって10年ほど前から自民党の党籍を持ち、様々な機会で勉強させていただいています。
現在のような風潮の中で、特に市町村レベルの議員であれば、こういう党籍を持っている事を公言するというのはむしろ逆風の要素が強いのかもしれませんが、私自身、今の政治情勢を考えると色々と懸念すべき点もありつつ、しかし、様々に政治について触れ、国政から市町村レベルの政治まで、縦横の連携を含め、あらゆる勉強になる環境を得られていることに感謝をしている次第です。
そんな想いから、今回のトークセッションも一人でも多くの若者世代に、政治の大切さをお伝えできればと考えたものです。
上手く伝わったかどうかはわかりませんが、私自身は、また大きな勉強をさせていただいたと感じています。
平成26年3月15日(土)に開催した 一般社団法人ろのじ組主催のシンポジウムについてご報告します。
会場となる「いわなび」の入り口に着くと、いきなりこのような大きな紙看板があり驚く。
今回は松崎霜樹さんの講座終了後に、「シビックプライド」と称したシンポジウムが開催され、その中で最初のきっかけとして私が提案プレゼンをさせていただきました。もちろん、まだまだ改良する余地のある、叩き台の案でしかありません。
また、今回はあくまで中心市街地というのを念頭においたものですが、まち全体を通してのアイデンティティの形成にも大いに活用できる手法であろうと思っています。
簡単に紹介させていただきます。
もともと、岩見沢市は過去にIT特区の認定を受けていたこともあり、先端技術に対するアンテナの高いまちです。現在も市の担当者の感度も高く、実は農業分野においてもとても優れた取り組みが行われているものの、あまり世間一般には知られていないのが実態。
そこで少しだけご紹介させていただきたく思います。(とは言え、恥ずかしながら私は農業分野は素人同然なので、もしかしたらズレていることも書いてしまうかもしれませんが・・・)
本日(平成26年3月21日(金))の朝、GPSによる農業機械の自動運転等に関するデモンストレーションにお邪魔してきました。
場所は市内でも最先端の技術で農業経営をされていると伺っているT様の農場です。
この技術に興味を持ったきっかけは、予算審査特別委員会の農業分野及び、企画財政課の取組みの中に記載されていた項目と、facebookでつながっている農業の方の投稿で、融雪剤をGPSをつかって散布しているのを見て、岩見沢の基幹産業である農業の最先端技術に興味を持ったものです。
早速、10年ぐらい前に、私がJCの委員長時代、岩青協の主力として一緒に様々な活動をしていたD氏に連絡を取り、実際に最先端技術取り入れているTさんをご紹介していただきました。そして本日の見学を受け入れてくださる事となった次第です。
今回はGPSによる自動運転の様子です。
当然、運転者は乗っていなければなりませんが、動画を見ると分かる通り、ハンドルに手を触れていません。GPSによる誘導で設定通りに動いている状況です。(動画中の大勢の人はメーカーの関係者と他地域からの視察の方々です)
こういう技術により、何がメリットになるかというと、、、
この図にある通り、農機具のラインを正確に設定することができるので、代掻きなどで農機具がどこを走ったか跡が見えない場合、通常は重複したラインを取らざるを得ないものがロス無く走行できるため、その時間の短縮たるや相当なもののようです。
また、施肥や融雪剤の散布にしても、かなり正確に無駄なく施すことができるため、時間だけではなく材料のロスを抑えることができる。何より、従事する方々の高齢化が顕著になってくると、この運転作業も疲れてしまい、長時間の労働が苦痛になるものが、ほとんどオートマチックになるため、1日中乗っていても疲れが少ないとのこと。
そして、そこまで簡単になってくると、実はベテランの技術がなくても、派遣スタッフでも簡単な操作で作業ができる可能性もあり、農業従事者不足が解消されることも考えられます。
このGPSの技術は、x,yの平面的なものだけでなく、高さを備えたz座標も活用できるため、さらなる可能性を秘めていると共に、すでに十分に実用化が進んでいます。(このあたりの詳細はまた別の機会に紹介させていただきたく思います。)
今回のGPSは人工衛星だけだと精度的な誤差が数十センチ発生するため、畝の間を正確にトレースできず、せっかく育った作物を踏んでしまう恐れがあります。岩見沢市ではその精度を向上させるため、平成25年度に市の予算で大願地区と上幌向地区に基地局を設置。
結果、僅か数センチの誤差になっているとのこと。また、更に広範囲の地域をカバーし、精度を上げるために今年度、基地局をもう一つ設置する計画になっています。
現在、農業だけでなく、除排雪の分野でも実験が始まっており、つい最近では冬期間通行止めで雪で埋もれていた道路を開通させるのに、このGPSのシステムを用いて作業することで、大幅な時間短縮になっているとのこと。
更に、通常の路線除雪にしても、位置管理だけでなく、危険なマンホールの飛び出しや、ひっかける恐れのある構造物などをあらかじめ登録しておくことで、注意を促す警告を出すことができるなど、様々な分野で展開できそうです。民間業務においても、色々とアイデアが閃きます。
現在はこのように、器となる基地局は行政で整備し、受信側の設備は受益者負担という形になっています。今日の自動運転のシステムで約200万円ぐらいと聞きましたので、除排雪の分野とシェアできれば、あっという間に元がとれそうな感じもします。
いずれにせよ、一気に普及していく可能性を秘めていると感じました。
また、岩見沢のICT農業はこれだけでなく、1年以上前に簡単にご紹介した「次世代型農業気象システム」においても全国初の試みであり、様々な観測データを元に、生育予測、収量予測、病虫害発生時期等を算出可能になっています。
これらを称して「地理空間情報高度活用社会(通称:G空間社会)」と呼んでいるそうですが、この岩見沢市は着々とその実績を積み重ね、全国でもかなり進んだ環境を構築しつつあります。
当然、新しいことには課題もつきまとうものですが、その恩恵を考えると益々進化のスピードは早まると思われますので、私達も遅れること無く、アンテナを高くしていかねばならないと再認識した次第です。