カテゴリー別アーカイブ: まちづくり的雑記

岩見沢の雪をテーマにしたボードゲーム「ユキナマラ」をプレイしてきました。

〈令和4年4月25日投稿〉

4月23日(土)に、表題の通り「ユキナマラ」というボードゲームのテストプレイ会にお招きをいただきました。

これは北海道教育大学岩見沢校のメディアコンテンツ研究室の学生さんたちが作ったもので、「岩見沢は雪は大変だけど、そこもどこか誇らしいという気持ちがある・・・」という気持ちを織り込んだゲームとなります。

4人1組で実施することを想定したボードゲームで、結構ルールが複雑かな?という印象をもったものの、実際にやってみるとシンプルながら奥が深く最初から盛り上がる。

ポイントはゲームを重ねる内に、「オミヤゲカード(加点)」と「ワヤカード(減点)」が手持ちに累積されていき、その差し引きで勝敗が決まるのですが、それぞれにオミヤゲは岩見沢の名物等が記載され、ワヤはネガティブな要素が記載されていたりします。

印象としては、このオミヤゲとワヤの要素を、様々に岩見沢の特色をもっと盛り込んで行けば、そのままシビックプライドの醸成に繋がりそうな気がします。まちを良くする気持ちとか、まちを愛する気持ちなどは、まずは自分たちのまちを良く知ることがスタートだと思うので、まさにこのゲームでそんな知識を得られて、岩見沢への誇りを醸成できれば最高だなと感じた次第です。

ルールもデザインもとっても良い出来栄えです。

現在、4月27日までは岩見沢複合駅舎内のi-boxで展示されておりますので、ぜひ足を運んでみては如何でしょうか。


ちなみに、今回このようなご縁をいただいたのは、私の雪に関する過去の投稿がきっかけだったようです。(記事としてはちょっと古いですが)

除排雪についてのまとめ

【他、除排雪に関するカテゴリー】
https://hiranoyoshifumi.jp/%e9%99%a4%e9%9b%aa%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6

町会役員のなり手不足と町会費引き下げ(ゴミステーション使用量の徴収)

〈令和4年4月14日投稿〉

先日の10日(日)、地元の北3条町会の総会がありました。
当然、コロナ禍ゆえの配慮で1世帯1名以下の出席だったり、懇親会がなかったりと色々と制約があります。

そして今回の大きなポイントとして、これまで1~12月を年度としていましたものを今季より4~3月へと変更したことに伴い、初めての4月に行う総会となりました。

また議題の一つに町会費の引き下げがありました。

これはどういうことかと言うと、当町会も他と同様に町会への加入状況は減少の一途です。
町会に加入されない方々の理由の一つは、町会費を払いたくないというわけではなく、役員の順番が回ってきても対応できないというのが大きな要素。

よって、北3条町会では数年前から町会に入らなくても良いので、ゴミステーションの使用料だけいただけませんか?という形に変更しました。するとそのゴミステーション使用に伴う収入が約20万円ほどとなり、結果、町会加入者の会費を若干ではありますが下げることができたという状況になります。

これは今後の他地域でも参考になるものと思われます。

このゴミステーション使用料という名目が良いのか、それとも町会に加入いただいても役員にならなくて良い準会員みたいなシステムを作った方が良いのか・・。それは各地域の事情によって異なると思いますが、現在加入していない世帯の多くは、町会等を無駄なこととは思っていなく、ちゃんと役割を説明すれば共感してくれる人が大半であろうこと、しかしながら、お仕事やプライベートの時間確保等々の事情で、とてもじゃないけれど町会役員は出来ない。と考える人がいて、そういう方々にとってのこれまでの選択肢は、町会に加入するか?しないか?という2択が一般的であろうと思います。

そこでこの中間的な位置づけをつくることによって、お互いに良好な位置関係を築くことができると共に、少なくとも地域コミュニティの一員という事実が構築されることは、色々な面でメリットであると感じています。

ご参考まで。

書かない窓口(岩見沢市役所)

〈令和4年3月12日投稿〉

只今、第一定例会真っ只中で、月曜日からは予算審査が始まります。

その様な中ではありますが、確定申告の期日が迫り焦る日々・・・。

昨晩、おかげさまで無事提出が完了しました。

 

さて、それらの準備もあり、3月頭に各種書類を取りに市役所窓口へ。

新庁舎内覧会の時に説明は受けていましたが、あらためて書かない窓口で手続きをし、その便利さに驚きます。特に今回は複数の書類が必要だったので、それらが申請書に一切記入することなく、スムーズに各種書類の交付が完了したことにびっくり。

頭ではわかっていたものの、実際にやってみると本当に便利なシステムでした。

今後、ICT化が進んでいくと、これらの業務も益々シンプルになっていくのでしょうね。

岩見沢青年会議所新年交礼会に参加してきました。

〈令和4年1月12日投稿〉

昨晩、表題の通り、岩見沢JCの新年交礼会が開催されました。私が現役の頃から、曜日に関わらず1月11日が新年総会&交礼会と決まっており、新年度の役員にとってはこれが対外的な初事業となり、色々な緊張の中で開催されることを、昨日のことの様に思い出されます。

しかしながら、このコロナ禍です。
設えも色々と大変だったことと想像します。

面白かったのは送付されてきた案内状にQRコードが添付されていて、これを受付のリーダーにかざせば受付番号が読み取られ、速やかに完了するというもの。

読み取ってみれば、単純に番号が把握され、受付が完了するというだけなのですが、こういう新しいことに取り組むことも勢いがあって面白いなと感じた次第です。さすがでした。

式は市内の各団体等の来賓、OB、近隣の青年会議所メンバー等が集まり、今年度の理事長となる嵯峨輝幸君の準備を尽くした安定感のある挨拶で始まりました。

今年度は北海道地区大会が岩見沢で開催されます。
これは2003年以来のことで、当時は現役メンバーが80名以上。現在は22名とのことなので、その大変さは想像を絶するものがあります。そこで南空知の各地青年会議所と合同で実行委員会を構成し、南そらち岩見沢大会として開催するとのこと。

まさしくこれからの人口減少社会における、地域連携の先駆けといえるものと感じます。

ぜひ成功を目指して頑張って欲しいと思っています。
私自身、非常に微力ですが、お手伝いできることは是非させていただきたく思っています。

民主主義にとって対話がどれほど重要か、自分ごととして痛いほど突きつけられる映画【ボストン市庁舎】

〈令和3年12月22日投稿〉

12月某日。

一部で話題になっている映画【ボストン市庁舎】を見てきました。

テーマソングだけでなくBGMもナレーションすら無く、行政のあらゆるセクション等と市民がひたすら会議や集会等で対話するシーンだけが延々と4時間半にもわたって続くドキュメンタリー映画です。

あるときは消防、あるときはゴミ処理、またあるときは再開発、雇用、移民、人種、LGBTQ、駐車違反、格差、分断、パレード・・・etc.、市長や各種委員会等、行政の担当が常に市民や関係団体等々と対話しつづけるシーンが次々に出てきて、「市役所は市民を助けるところ」を実現するために市民も話す、行政は聴く。その場で解決できない問題も蔑ろにすることなく、まずは聴く、そしてみんなでアイデアを出して解決に至るプロセスを尊重する。

この対話そのものが、民主主義の根幹なのだということを痛いほど痛感させられ、自分は言葉では対話という言葉を理解していたつもりでも、実際には全く理解していなかったことを感じたのです。

前述の通り、BGMもオープニングもかしこまったエンディングもない274分間、約4時間半、途中で唐突な休憩が入る濃密なドキュメンタリー映画。関心がなければ抑揚の無い退屈な4時間半。でも行政に携わる人や、政治に興味がある人であれば、それぞれがそれぞれの気づきをもって帰られる映画だと思いました。

北海道ではシアターキノのみで上映中。

しかも12月24日が最終日。


17時50分上映開始⇒自宅に帰ると深夜0時というものですが、私はありがたい縁の中で、見るべくして見られた映画かと思っています。貴重な気づきをいただけました。

https://cityhall-movie.com/

岩見沢市のまちづくり(市民活動)支援について

〈令和3年12月13日投稿〉

市のホームページに、市民活動支援について活用できる補助金等の情報が掲載されています。
この様な情報発信はありがたいですね。

「まちづくり(市民活動)団体」の情報発信支援もあり、登録すると情報共有に役に立つと思われます。

市民活動をされている方の参考になれば幸いです(下記画像クリックで市のサイトに移行します)。

空知の人口推移について

〈令和3年12月1日投稿〉

あっという間に12月となりました。
いよいよ明日は議会運営委員会があり、6日(月)より第4回定例会が始まります。

その前に、空知管内のとある会からお声がけいただき、4日(土)に研修会で講演させていただく機会をいただいています。現在、その準備も並行して行っているところですが、岩見沢市の人口推移は良くイメージしているものの、空知全体となると勝手な推測しかできませんでした。

元々が炭鉱で発展した空知地方ですが、石油へのエネルギー転換と輸入炭のシェア拡大に押され、現在はわずかに露天掘りが行われている程度、それゆえ人口推移は最盛期に約90万人いたといわれる空知も、令和2年国勢調査の値では281,954人と三分の一にまで減少。これから日本を襲う人口減少社会のはるか先を進んでいます。

ではこれからは??
と疑問の解決に至らなかったので、「国立社会保障・人口問題研究所」のサイトから推計値を拾ってみると、以下のような状況になりました(本当は各地の人口ビジョンで予想値を取り上げるべきかもしれませんが、ちょっと手間がかかりすぎるので、こちらでご容赦ください)。

なんと、今から9年後の2020年には今より更に約5万人減少して〈22万人台〉、24年後の2045年には〈15万人台〉にまで減少する推計となっています。

この広い空知の24市町の合計が15万人台になるというのは、なんとも想像を上回る数字でした。

今年の6月の日本経済新聞の記事によれば、北海道内において前回国勢調査時との比較で人口増加が目立つのは、1~4位までが一極集中が進行中の札幌市を含む札幌圏内。

5位に旭川市に隣接する東川町が入りますが、6~9位は、ニセコ、倶知安、占冠、赤井川とリゾート地で外国人従業員の転入が顕著だそう。その様な事情を考慮すると、空知で人口増につながらる要素が簡単には見つかりません。このままでは一自治体だけでは太刀打ちできないと思われることから、空知全域で手を携える方向へシフトすることが必要だと感じます。

現在、私も力を入れている日本遺産「炭鉄港」は、その広域連携が実現するチャンネルの一つですが、今後の国内事情を考慮すると人口増は現実的ではなく、ではどうやって「あんしん、安全、幸せ」で心豊かな生活を送ることができるかを目指していかなくてはならないのだと考えています。

私達は将来、歴史や社会の教科書に乗るような難しい転換の時代を生きているということなのでしょうね。

日本遺産 炭鉄港実務者研修会&オンライン

〈令和3年11月27日投稿〉

昨日、表題のとおり、炭鉄港の実務者研修会が開催されました。

講師は日本観光振興協会 総合研究所 顧問であり、文化庁日本遺産審査委員でもある丁野朗氏です。

この場面でももちろん得るべきものはあったのですが、今回はその後18時から実施されたオンライン配信が特段素晴らしかったです。

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炭鉄港オンライン現場下見&打ち合わせ(予告編動画)

〈令和3年11月26日投稿〉

昨日、晴天に恵まれ、日曜日に生中継を行う「ぷらぷらまち歩き」の準備をしてきました。

その様子を軽く撮影してきたので、予告編的に作ってみました。

11月28日(日)午後1時から1時間程度、岩見沢駅周辺の炭鉄港をご案内させていただきます。

生中継を見逃しても、2ヶ月間は録画配信を見ることができます。
お申し込みはこちらからどうぞ!
https://3city.net/4city/

お祭展に行ってきました!

〈令和3年11月21日投稿〉

先程、大地のテラスに静態保存されている711系赤電車の中で開催されている「お祭展」に行ってきました。

とても良かったです。
せっかくなので、動画で会場の雰囲気を撮影してきましたのでご覧ください。

残念ながら会期は3日間のみ。すでに2日間が経過していますので、明日22日(月)が最終日となります。

時間は13時~19時まで、せっかくの機会なので、ぜひ多くの人に足を運んでいただければ幸いです。

詳細はこちらもどうぞ!