カテゴリー別アーカイブ: まちづくり的雑記

書かない窓口(岩見沢市役所)

〈令和4年3月12日投稿〉

只今、第一定例会真っ只中で、月曜日からは予算審査が始まります。

その様な中ではありますが、確定申告の期日が迫り焦る日々・・・。

昨晩、おかげさまで無事提出が完了しました。

 

さて、それらの準備もあり、3月頭に各種書類を取りに市役所窓口へ。

新庁舎内覧会の時に説明は受けていましたが、あらためて書かない窓口で手続きをし、その便利さに驚きます。特に今回は複数の書類が必要だったので、それらが申請書に一切記入することなく、スムーズに各種書類の交付が完了したことにびっくり。

頭ではわかっていたものの、実際にやってみると本当に便利なシステムでした。

今後、ICT化が進んでいくと、これらの業務も益々シンプルになっていくのでしょうね。

岩見沢青年会議所新年交礼会に参加してきました。

〈令和4年1月12日投稿〉

昨晩、表題の通り、岩見沢JCの新年交礼会が開催されました。私が現役の頃から、曜日に関わらず1月11日が新年総会&交礼会と決まっており、新年度の役員にとってはこれが対外的な初事業となり、色々な緊張の中で開催されることを、昨日のことの様に思い出されます。

しかしながら、このコロナ禍です。
設えも色々と大変だったことと想像します。

面白かったのは送付されてきた案内状にQRコードが添付されていて、これを受付のリーダーにかざせば受付番号が読み取られ、速やかに完了するというもの。

読み取ってみれば、単純に番号が把握され、受付が完了するというだけなのですが、こういう新しいことに取り組むことも勢いがあって面白いなと感じた次第です。さすがでした。

式は市内の各団体等の来賓、OB、近隣の青年会議所メンバー等が集まり、今年度の理事長となる嵯峨輝幸君の準備を尽くした安定感のある挨拶で始まりました。

今年度は北海道地区大会が岩見沢で開催されます。
これは2003年以来のことで、当時は現役メンバーが80名以上。現在は22名とのことなので、その大変さは想像を絶するものがあります。そこで南空知の各地青年会議所と合同で実行委員会を構成し、南そらち岩見沢大会として開催するとのこと。

まさしくこれからの人口減少社会における、地域連携の先駆けといえるものと感じます。

ぜひ成功を目指して頑張って欲しいと思っています。
私自身、非常に微力ですが、お手伝いできることは是非させていただきたく思っています。

民主主義にとって対話がどれほど重要か、自分ごととして痛いほど突きつけられる映画【ボストン市庁舎】

〈令和3年12月22日投稿〉

12月某日。

一部で話題になっている映画【ボストン市庁舎】を見てきました。

テーマソングだけでなくBGMもナレーションすら無く、行政のあらゆるセクション等と市民がひたすら会議や集会等で対話するシーンだけが延々と4時間半にもわたって続くドキュメンタリー映画です。

あるときは消防、あるときはゴミ処理、またあるときは再開発、雇用、移民、人種、LGBTQ、駐車違反、格差、分断、パレード・・・etc.、市長や各種委員会等、行政の担当が常に市民や関係団体等々と対話しつづけるシーンが次々に出てきて、「市役所は市民を助けるところ」を実現するために市民も話す、行政は聴く。その場で解決できない問題も蔑ろにすることなく、まずは聴く、そしてみんなでアイデアを出して解決に至るプロセスを尊重する。

この対話そのものが、民主主義の根幹なのだということを痛いほど痛感させられ、自分は言葉では対話という言葉を理解していたつもりでも、実際には全く理解していなかったことを感じたのです。

前述の通り、BGMもオープニングもかしこまったエンディングもない274分間、約4時間半、途中で唐突な休憩が入る濃密なドキュメンタリー映画。関心がなければ抑揚の無い退屈な4時間半。でも行政に携わる人や、政治に興味がある人であれば、それぞれがそれぞれの気づきをもって帰られる映画だと思いました。

北海道ではシアターキノのみで上映中。

しかも12月24日が最終日。


17時50分上映開始⇒自宅に帰ると深夜0時というものですが、私はありがたい縁の中で、見るべくして見られた映画かと思っています。貴重な気づきをいただけました。

https://cityhall-movie.com/

岩見沢市のまちづくり(市民活動)支援について

〈令和3年12月13日投稿〉

市のホームページに、市民活動支援について活用できる補助金等の情報が掲載されています。
この様な情報発信はありがたいですね。

「まちづくり(市民活動)団体」の情報発信支援もあり、登録すると情報共有に役に立つと思われます。

市民活動をされている方の参考になれば幸いです(下記画像クリックで市のサイトに移行します)。

空知の人口推移について

〈令和3年12月1日投稿〉

あっという間に12月となりました。
いよいよ明日は議会運営委員会があり、6日(月)より第4回定例会が始まります。

その前に、空知管内のとある会からお声がけいただき、4日(土)に研修会で講演させていただく機会をいただいています。現在、その準備も並行して行っているところですが、岩見沢市の人口推移は良くイメージしているものの、空知全体となると勝手な推測しかできませんでした。

元々が炭鉱で発展した空知地方ですが、石油へのエネルギー転換と輸入炭のシェア拡大に押され、現在はわずかに露天掘りが行われている程度、それゆえ人口推移は最盛期に約90万人いたといわれる空知も、令和2年国勢調査の値では281,954人と三分の一にまで減少。これから日本を襲う人口減少社会のはるか先を進んでいます。

ではこれからは??
と疑問の解決に至らなかったので、「国立社会保障・人口問題研究所」のサイトから推計値を拾ってみると、以下のような状況になりました(本当は各地の人口ビジョンで予想値を取り上げるべきかもしれませんが、ちょっと手間がかかりすぎるので、こちらでご容赦ください)。

なんと、今から9年後の2020年には今より更に約5万人減少して〈22万人台〉、24年後の2045年には〈15万人台〉にまで減少する推計となっています。

この広い空知の24市町の合計が15万人台になるというのは、なんとも想像を上回る数字でした。

今年の6月の日本経済新聞の記事によれば、北海道内において前回国勢調査時との比較で人口増加が目立つのは、1~4位までが一極集中が進行中の札幌市を含む札幌圏内。

5位に旭川市に隣接する東川町が入りますが、6~9位は、ニセコ、倶知安、占冠、赤井川とリゾート地で外国人従業員の転入が顕著だそう。その様な事情を考慮すると、空知で人口増につながらる要素が簡単には見つかりません。このままでは一自治体だけでは太刀打ちできないと思われることから、空知全域で手を携える方向へシフトすることが必要だと感じます。

現在、私も力を入れている日本遺産「炭鉄港」は、その広域連携が実現するチャンネルの一つですが、今後の国内事情を考慮すると人口増は現実的ではなく、ではどうやって「あんしん、安全、幸せ」で心豊かな生活を送ることができるかを目指していかなくてはならないのだと考えています。

私達は将来、歴史や社会の教科書に乗るような難しい転換の時代を生きているということなのでしょうね。

日本遺産 炭鉄港実務者研修会&オンライン

〈令和3年11月27日投稿〉

昨日、表題のとおり、炭鉄港の実務者研修会が開催されました。

講師は日本観光振興協会 総合研究所 顧問であり、文化庁日本遺産審査委員でもある丁野朗氏です。

この場面でももちろん得るべきものはあったのですが、今回はその後18時から実施されたオンライン配信が特段素晴らしかったです。

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炭鉄港オンライン現場下見&打ち合わせ(予告編動画)

〈令和3年11月26日投稿〉

昨日、晴天に恵まれ、日曜日に生中継を行う「ぷらぷらまち歩き」の準備をしてきました。

その様子を軽く撮影してきたので、予告編的に作ってみました。

11月28日(日)午後1時から1時間程度、岩見沢駅周辺の炭鉄港をご案内させていただきます。

生中継を見逃しても、2ヶ月間は録画配信を見ることができます。
お申し込みはこちらからどうぞ!
https://3city.net/4city/

お祭展に行ってきました!

〈令和3年11月21日投稿〉

先程、大地のテラスに静態保存されている711系赤電車の中で開催されている「お祭展」に行ってきました。

とても良かったです。
せっかくなので、動画で会場の雰囲気を撮影してきましたのでご覧ください。

残念ながら会期は3日間のみ。すでに2日間が経過していますので、明日22日(月)が最終日となります。

時間は13時~19時まで、せっかくの機会なので、ぜひ多くの人に足を運んでいただければ幸いです。

詳細はこちらもどうぞ!

北海道教育大学岩見沢校の学生による【お祭り展】のお知らせ!〈会場は711系赤い電車〉

〈令和3年11月11日投稿〉

北海道教育大学岩見沢校の美術専攻の学生さんたちが中心となり、「社会との連動」をテーマにしたアートプロジェクトとして、縁日やお祭りをテーマにした作品・グッズの展示販売のイベントが開催されます。

その名も「お祭展」です。

会場となるのは大地のテラスにて静態保存されている711系赤い電車。

屋外での保存ゆえ、どうしても劣化が進んでしまう塗装面・・。
今年も保存会の羽鳥代表が中心となり、正面顔のクリームラインは間に合わなかったものの、何とか年内分の補修作業も完了したようです(本年は私も全然手伝えていないので申し訳ない思いです)。

何事も保存活動は地道な作業を着実にこなしていかなくてはなりません。ボランティアは本当に大変です。

711系赤い電車。保存とボランティアの難しさ&希望

その電車もこのように学生さん達に活用していただけることに、本当に喜んでいると思います。

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万字ズリ山愛好会研究??

〈令和3年10月27日投稿〉

今年は小学校の授業で万字炭山森林公園(旧北炭万字炭鉱)のズリ山に登る機会が多いです。

とはいえ、授業だけでなく準備や下見もあるので、なんだかんだと今年は7回ぐらいになろうかと思います。

しかし上には上がいるもので、twitterでズリ山の投稿をしたときにコメントをいただいた方が、万字のズリ山が好きで、今年に入ってからだけですでに60回も登っているとのこと。

そのようなお話を聞いて、ぜひ、一度一緒に登りましょう!という流れになって暫し・・。

せっかくなので、他にも一緒に登る方を誘ってみましょう!ということで、まずは毛陽でメープルアクティビティセンターを運営しているホジャティさんご夫妻。元地域づくり推進員で朝日在住の上井氏、岩見沢市観光協会からどなたか来ませんか?というお誘いに乗ってきてくれた吉川氏、そして当日すでに67回を登られたmii500さんと私という6名体制です。他にも若干声掛けしたのですが、いざズリ山を登るとなると、ちょっとハードルが高い模様。

実際にはズリ山ゆえ、往復2時間もあれば十二分にクリアでき、熊出没の心配はあるものの今年は目撃情報なしで、このズリ山近辺にはあまり来ない模様。鈴や笛などを用意していけば、皆さん一人でも繰り返し登っているので、少し大人数で会話しながらならほぼ心配ないかと思います。


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