カテゴリー別アーカイブ: まちづくり的雑記

某研修会にて「岩見沢の歴史について」の講演機会をいただきました。

〈令和4年7月13日投稿〉

先日、11日(月)のことですが、市内某協議会の定例会において、「岩見沢の歴史」という演題で60分間の講演依頼をいただきました。

せっかくなので、私が大切にしているシビックプライドのことから始まり、北海道開拓、岩見沢の発展の背景として「炭鉄港」との絡み、そして現在の岩見沢の状況等々をサラッとお話させていただいたところです。

残念ながら、こういった講演は何度やっても決して上手にはなれませんが、少しでも「へぇ~」とか「なるほど」などと面白がっていただき、岩見沢の過去と現在、そして未来に興味を持ってもらえたら良いなと思っています。

もしこの様なご要望がありましたら、できる限り対応したいと思いますので、お気軽にお声がけいただければ幸いです。

私が炭鉄港を大切にする理由について

〈令和4年7月8日投稿〉
 
実は岩見沢市議会議員として活動させていただいている中で、なぜ岩見沢市外の広域を含めた「炭鉄港」を重視するのか?私が「炭鉄港」を大切にする理由を少しだけ記載したいと思います。
 
【①シビックプライド】
 
自分たちの住む地域の成り立ちがどの様なものか。
 
物心ついた時のニュースでは、炭鉱は事故や労働争議などの暗いニュースばかり。
 
しかし日本の産業革命から高度経済成長等を支えたエネルギーの一大産出拠点として発展し、栄華を極める様な活況と衰退という短期間での栄枯盛衰のストーリー。その背景にある人々の喜怒哀楽と地域を発展させた技術と文化。それらを多面的に知ることは、必ずや自分たちの地域に対する誇りと愛着につながるものと信じています。
 
 
 
【②今後訪れる厳しい時代への懸念】
 
著しい人口減少と地域の疲弊。
 
この先を想像するに、時間の経過とともに地方は益々厳しい逆境に苛まれる。
 
それに岩見沢だけで立ち向かえるのか?
 
内需を回し外貨を獲得できるのか?
関係人口を増やしていくことができるのか?
 
だったら点のみに注力するのではなく、同じ境遇を持つ同士で連携して面にできれば、自分たちの地域の履歴が大きな武器になるのではないか?その先例として、スケールの差こそあれ、海外では石炭産業で栄えた地域が空知と同様に衰退するも、視点を変えることでブランドとして昇華し、見事に生まれ変わっている地域もあります。
自分たちの地域の歩みに連携の大義名分がある。
 
簡単ではないけれど、岩見沢のみの〈点〉ではなく空知や小樽、室蘭などと〈面〉として、単体ではなし得ない価値を得る。そしてその面をつくるのは行政はもちろん、民間レベルでの連携も必須。それらが相まってwin-winとなり、結果として岩見沢の価値も高まると考えています。
 
ここではまだまだ言い尽くせないけれど、これが私が岩見沢市議会議員として、より広いエリアの炭鉄港を大事なことの一つと定める理由の一部です。もちろん、これだけでなく大事なことは沢山ありますが。
 
まずは自分たちの地域を知ることから始まる「誇りと愛着」を高めていきたいと思っています。岩見沢のためにも、そして関連する地域のためにも!
岩見沢にも素晴らしい資源が沢山ありますね。

学校の授業シーズンが到来しました〈岩見沢の歴史や炭鉄港〉

〈令和4年7月7日投稿〉

近年、この時期になると学校の授業のお手伝いが始まります。

主に「炭鉄港」に関することや、「岩見沢の歴史」に関すること。
岩見沢の歴史を紐解けば、必然的に「炭鉄港」につながります。

またその目的としてはシビックプライド⇒子どもたちに「自分達のまちに〈誇りと愛着〉を持ってほしい」と願っています。

6月には某小学校6年生に岩見沢駅周辺(私)⇒元町跨線橋(日浦氏)⇒そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター(北口事務局長)という経路でフィールドワークを行い、主に「炭鉄港と岩見沢の関わり」について理解していただけるように務めました。


そして昨日は、某小学校4年生の授業にて、岩見沢の歴史と称して「発祥の地公園」にて授業です。

ここでは、岩見沢市街地定住第一号の狩野末治さんのお話や、岩見沢の地名の由来となった「ゆあみ澤」の話、そして北海道開拓や幌内鉄道、士族移住や開拓の鐘の話などをすることができます。

また公園に隣接して、岩見沢市有形文化財の旧国兼邸があるので、開拓の話の延長で大正時代の家屋を見学することができます。その旧国兼邸に関しては、岩見沢市教育委員会の文化・スポーツ振興課の担当の方々にお力添えをいただき、好評のうちに授業を終えることができました。

この学校の授業等に関しては、私のお手伝いがどの程度需要があり、子どもたちのお役に立てるのかわかりませんが、可能な限り協力していきたいと思っています。

岩見沢アールブリュットギャラリー

〈令和4年7月6日投稿〉

最近、色々なことが重なり、なかなか本ブログに投稿するエネルギーが不足する状況でありました。

しかしながら、このままでは良くない!ということもあり、スマホの画像を振り返りつつ、少し投稿していきたいと思います。

まずは5月末に民生常任委員会の所管事務調査があり、書類審査の後、現地調査がありました。

その現地調査では岩見沢市指定ゴミ袋を製造している社会福祉法人を視察し、市内にあるアール・ブリュットギャラリーに立ち寄り、そして昨年開設された、栗沢の市民センターを視察してきました。


そこで今回は岩見沢アールブリュットギャラリーについて、簡単にご紹介したいと思います。

そもそもアール・ブリュットとは?

「アール・ブリュット」とは、フランスの画家ジャン・デュビュッフェが1945年に提唱した概念です。

「生(き)の芸術」を意味し、障がいのある人による作品だけではなく、正規の美術教育とは無縁の、既存の芸術概念や流行、伝統の枠にとらわれない作品を指しています。

〈岩見沢市webサイトより〉

ということになります。

そのギャラリーが岩見沢市の中心市街地(岩見沢市4条西3丁目3)にあります。

5月に行ったときには、このような作品が展示されていました。

これらは近くで見ると本当に緻密。

アール・ブリュット作品には独特の味わいがあります。
現在は(6月24日~7月19日)、下記の様な企画展を実施中とのことです。

是非、お気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。

第2回 World Baseball of Children NORTH FIGHT 2022が9月に開催されます。

〈令和4年5月12日投稿〉

昨年の10月に初開催された第1回 WBC NORTH FIGHT2021

コロナ禍ということもあり、海外、全国からの参加は叶いませんでしたが、北海道内各地からチームが集い熱戦が繰り広げられました。

その第2回として、本年は9月23~25日で開催されることが決定しました。

そのエントリーは本日より解禁。

参加希望のチームは是非公式ホームページをチェックしてください。

https://www.world-baseball-of-children.com/


大会協賛金も本日より募集開始となりました。


各  位

NORTH FIGHT実行委員会実行委員長 内 田  茂 伸

第2回World Baseball of Children [NORTH FIGHT] 2022協賛趣意書

謹啓 新緑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素より大変お世話になっておりますことを厚く御礼申し上げます。昨年、第一回開催につきましては、温かいご支援、ご協力を賜りましたことを心から感謝申し上げます。さてこの度、海外並びに日本各地から少年野球チームが集い、岩見沢の地で野球大会を開催いたしたく準備を進めているところです。本年も引き続き、新型コロナウイルスの影響を考慮しながらの開催となりますが、これからを担う青少年が、自らが熱中する野球を媒体とした各地との交流や国際的な親睦を通し、「キラリと光る人材」へと育つ場づくりの一助として、本事業にご理解を戴き、経費の一部について、広く皆様にご協賛を賜りたくお願いを申し上げる所存です。何卒宜しくお願い申し上げます。

謹白

■大 会 名: 第2回World Baseball of Children [NORTH FIGHT] 2022
■開 催 日: 令和4年9月23日(金)~25日(日)
■開催場所: 岩見沢市内各所
■実施内容: 青少年軟式野球大会
■主  催: NORTH FIGHT実行委員会実行委員長 内田茂伸振込
■口座: 空知信用金庫 本店(010)- 1050357ノースフアイトジツコウイインカイ
*1口5,000円(誠に恐縮ですが、振込手数料はご負担いただければ幸いです。)
*大会パンフレットやwebサイト等に企業名(ご芳名)を記載させていただきます。〈1万円以上は金額に応じて広告枠を拡大して掲載させていただきます。〉
■Webサイト:https://www.world-baseball-of-children.com/


近日中にクラウドファンディングもスタートする予定です。

岩見沢市営球場のスコアボードが新しくなりました

〈令和4年5月9日投稿〉

昨年工事していた市営球場のスコアボードですが、4月29日にスコアボードオープニングセレモニーが執り行われました。

私は昨年に引き続き、2回目となる【World Baseball of Children NORTH FIGHT2022】の会場下見に行って見学させていただいたものです。これまでのスコアボードは老朽化が進んでいたことから、今回の入れ替えとなり、その際、電光掲示が一味違うこの仕様に生まれ変わったものです。

随分と立派になりました。
益々の熱戦が繰り広げられるのが楽しみですね。

岩見沢の雪をテーマにしたボードゲーム「ユキナマラ」をプレイしてきました。

〈令和4年4月25日投稿〉

4月23日(土)に、表題の通り「ユキナマラ」というボードゲームのテストプレイ会にお招きをいただきました。

これは北海道教育大学岩見沢校のメディアコンテンツ研究室の学生さんたちが作ったもので、「岩見沢は雪は大変だけど、そこもどこか誇らしいという気持ちがある・・・」という気持ちを織り込んだゲームとなります。

4人1組で実施することを想定したボードゲームで、結構ルールが複雑かな?という印象をもったものの、実際にやってみるとシンプルながら奥が深く最初から盛り上がる。

ポイントはゲームを重ねる内に、「オミヤゲカード(加点)」と「ワヤカード(減点)」が手持ちに累積されていき、その差し引きで勝敗が決まるのですが、それぞれにオミヤゲは岩見沢の名物等が記載され、ワヤはネガティブな要素が記載されていたりします。

印象としては、このオミヤゲとワヤの要素を、様々に岩見沢の特色をもっと盛り込んで行けば、そのままシビックプライドの醸成に繋がりそうな気がします。まちを良くする気持ちとか、まちを愛する気持ちなどは、まずは自分たちのまちを良く知ることがスタートだと思うので、まさにこのゲームでそんな知識を得られて、岩見沢への誇りを醸成できれば最高だなと感じた次第です。

ルールもデザインもとっても良い出来栄えです。

現在、4月27日までは岩見沢複合駅舎内のi-boxで展示されておりますので、ぜひ足を運んでみては如何でしょうか。


ちなみに、今回このようなご縁をいただいたのは、私の雪に関する過去の投稿がきっかけだったようです。(記事としてはちょっと古いですが)

除排雪についてのまとめ

【他、除排雪に関するカテゴリー】
https://hiranoyoshifumi.jp/%e9%99%a4%e9%9b%aa%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6

町会役員のなり手不足と町会費引き下げ(ゴミステーション使用量の徴収)

〈令和4年4月14日投稿〉

先日の10日(日)、地元の北3条町会の総会がありました。
当然、コロナ禍ゆえの配慮で1世帯1名以下の出席だったり、懇親会がなかったりと色々と制約があります。

そして今回の大きなポイントとして、これまで1~12月を年度としていましたものを今季より4~3月へと変更したことに伴い、初めての4月に行う総会となりました。

また議題の一つに町会費の引き下げがありました。

これはどういうことかと言うと、当町会も他と同様に町会への加入状況は減少の一途です。
町会に加入されない方々の理由の一つは、町会費を払いたくないというわけではなく、役員の順番が回ってきても対応できないというのが大きな要素。

よって、北3条町会では数年前から町会に入らなくても良いので、ゴミステーションの使用料だけいただけませんか?という形に変更しました。するとそのゴミステーション使用に伴う収入が約20万円ほどとなり、結果、町会加入者の会費を若干ではありますが下げることができたという状況になります。

これは今後の他地域でも参考になるものと思われます。

このゴミステーション使用料という名目が良いのか、それとも町会に加入いただいても役員にならなくて良い準会員みたいなシステムを作った方が良いのか・・。それは各地域の事情によって異なると思いますが、現在加入していない世帯の多くは、町会等を無駄なこととは思っていなく、ちゃんと役割を説明すれば共感してくれる人が大半であろうこと、しかしながら、お仕事やプライベートの時間確保等々の事情で、とてもじゃないけれど町会役員は出来ない。と考える人がいて、そういう方々にとってのこれまでの選択肢は、町会に加入するか?しないか?という2択が一般的であろうと思います。

そこでこの中間的な位置づけをつくることによって、お互いに良好な位置関係を築くことができると共に、少なくとも地域コミュニティの一員という事実が構築されることは、色々な面でメリットであると感じています。

ご参考まで。

書かない窓口(岩見沢市役所)

〈令和4年3月12日投稿〉

只今、第一定例会真っ只中で、月曜日からは予算審査が始まります。

その様な中ではありますが、確定申告の期日が迫り焦る日々・・・。

昨晩、おかげさまで無事提出が完了しました。

 

さて、それらの準備もあり、3月頭に各種書類を取りに市役所窓口へ。

新庁舎内覧会の時に説明は受けていましたが、あらためて書かない窓口で手続きをし、その便利さに驚きます。特に今回は複数の書類が必要だったので、それらが申請書に一切記入することなく、スムーズに各種書類の交付が完了したことにびっくり。

頭ではわかっていたものの、実際にやってみると本当に便利なシステムでした。

今後、ICT化が進んでいくと、これらの業務も益々シンプルになっていくのでしょうね。

岩見沢青年会議所新年交礼会に参加してきました。

〈令和4年1月12日投稿〉

昨晩、表題の通り、岩見沢JCの新年交礼会が開催されました。私が現役の頃から、曜日に関わらず1月11日が新年総会&交礼会と決まっており、新年度の役員にとってはこれが対外的な初事業となり、色々な緊張の中で開催されることを、昨日のことの様に思い出されます。

しかしながら、このコロナ禍です。
設えも色々と大変だったことと想像します。

面白かったのは送付されてきた案内状にQRコードが添付されていて、これを受付のリーダーにかざせば受付番号が読み取られ、速やかに完了するというもの。

読み取ってみれば、単純に番号が把握され、受付が完了するというだけなのですが、こういう新しいことに取り組むことも勢いがあって面白いなと感じた次第です。さすがでした。

式は市内の各団体等の来賓、OB、近隣の青年会議所メンバー等が集まり、今年度の理事長となる嵯峨輝幸君の準備を尽くした安定感のある挨拶で始まりました。

今年度は北海道地区大会が岩見沢で開催されます。
これは2003年以来のことで、当時は現役メンバーが80名以上。現在は22名とのことなので、その大変さは想像を絶するものがあります。そこで南空知の各地青年会議所と合同で実行委員会を構成し、南そらち岩見沢大会として開催するとのこと。

まさしくこれからの人口減少社会における、地域連携の先駆けといえるものと感じます。

ぜひ成功を目指して頑張って欲しいと思っています。
私自身、非常に微力ですが、お手伝いできることは是非させていただきたく思っています。