カテゴリー別アーカイブ: まちづくり的雑記

㈱ワークヴィジョンズの西村浩さんが岩見沢へ!まちづくり系に興味のある方はぜひご参加してみてはいかがでしょうか!

〈令和4年12月4日投稿〉

岩見沢複合駅舎の設計でお馴染みの西村浩さん。

㈱ワークヴィジョンズの西村さんといえば、今や飛ぶ鳥を落とすが如くの大活躍で、建築業界のみならず”まちづくり系”の界隈でも非常に有名な方になってしまいました。

元々、刻印レンガの「岩見沢レンガプロジェクト」や「いわみざわ駅まる。」等々でも随分とお世話になりましたが、私の印象としては、我々凡人にはなかなか見えないものを、その知識と経験、そしてセンスによって、しっかりと見据えている天才の一人という感じです。

また、その能力をひけらかすことなく決して偉ぶらず、とても気さくな方。

改めて凄い方だと思っています。

西村さんとは先日、故吉岡宏高理事長の告別式にて、かなり久々にお会いしましたが、大きく進化した西村イズムを岩見沢でお話いただけると思うと楽しみです。


その岩見沢に来ていただける理由は、岩見沢市商店街振興組合連合会青年部の前野さんの企画で、下記のようなものです。

どなたでもご参加可能で、事前申し込みも不要とのこと!

もちろん私は楽しみに参加させていただきます。

ぜひこれからのまちづくりの事に興味がある方はご参加してみてはいかがでしょうか!

こんな機会は滅多にないと思います。

(下記は12月3日発行のプレス空知記事です)

故吉岡宏高氏へ哀悼の誠を捧げます

【臨時記載(偲ぶ会終了後に臨時記載分を削除します)】

「吉岡宏高さんを偲ぶ会」のご案内

歳晩の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととご拝察申し上げます。

さてこの度、本年11月26日に急逝いたしました、当NPO法人炭鉱の記憶推進事業団 理事長であった吉岡宏高とご縁のある皆様にお集まりいただき、その生前の足跡を振り返りたく「偲ぶ会」を相営みたく考えております。

つきましては時節柄大変ご多用中のことと存じますが、下記のとおり執り行いますので、どなた様もお気軽にご臨席いただきたくご案内申し上げます。

令和4年12月19日

主催「吉岡宏高さんを偲ぶ会実行委員会」
実行委員長 大橋二朗(NPO法人炭鉱の記憶推進事業団副理事長)

日時 令和5年1月14日(土)午後1時より

会場 駅東市民広場「イベントホール赤レンガ」

〒068-0034 岩見沢市有明町南1番地14  電話0126-22-5871

以上

*なお当日は平服にてご参加ください。

*詳細については、こちらもご覧ください。
https://yamasoratan.blog.fc2.com/blog-entry-3346.html



〈令和4年11月28日投稿〉

今朝の新聞記事でも掲載がありましたとおり、11月26日の夜、長年にわたり〈炭鉄港〉等の活動を推進してきた吉岡宏高氏が急逝大動脈解離により急逝されました。

1999年から20年以上にわたり、「負の遺産」と言われてきた炭鉱遺産を地域固有の資源として活用することを広め、「あるもので、ないものをつくる」を具現化すべく先頭に立って突き進んできてくれた人です。

その人となりは温厚で、しかし強烈な個性と「天才」という表現しか浮かばない、広範囲で膨大な知識量を持ち、我々凡人には見えていないことを常に見つめながら歩みを進めてきた人。私は身近にいる数少ないスーパーマンの一人として尊敬していました。

NPO炭鉱の記憶推進事業団の理事メンバーの言葉を借りると「吉岡さんは機関車。私達はその機関車に引っ張られてついていく貨車」という表現がピッタリでした。その機関車を失った貨車は一体どうなるのか。

でも私達はせっかく日本遺産「炭鉄港」として芽吹いた価値を失うわけには行きません。

この小樽と室蘭にあった北炭の石炭積み出し桟橋の様に、機関車から貨車が離れ、貨車だけで自動で反転して戻っていく様に、貨車にだって意地を見せることができるような気がしています。吉岡理事長の残した功績は非常に大きく、すでに各地でその種が芽吹いています。

これまでのように、全部を見渡せるスーパーマンはいないかもしれないけれど、地域やジャンルに特化した種も「集合知」になれば何とかなるはず。私達はそんな「種」として、そしてこれまで引っ張ってもらってきた「貨車」として、その意地を見せていかなくてはならないと思っています。

少なくとも私はほんのちっぽけで微力だけれど、何かできることを模索していきたい。

今の疲弊した地方にとって、自分たちのまちのアイデンティティを再構築し、負の遺産をプラスの価値に変換できるこの「炭鉄港」をしっかりと育てていかなくてはならないと思っているのです。


故人との思いでは沢山あります。

しかしその膨大な知識量に、いつも「へぇー!」と感心して頷くばかり。あまり頭の良くない私にとっては、その「へぇ~!」があればあるほど、終わってみれば「凄い面白かったけど、なんだったっけ?」という様な情報過多の状況。色々と教えてもらった分の、せめて10分の1でも記憶に残っていれば、私ももう少し戦力になれたのにと思うと悔しくてなりません。まさかこんな突然居なくなるとはほんの1ミリも想像していなかったのです。

いつでも聞けば答えてもらえる。

そんな存在だと思いこんでいました。

本当に残念でなりません。


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ぷらぷらまち歩き報告〈志文の辻村家&万字線跡について〉

〈令和4年10月25日投稿〉

22日(土)、多くの皆様のご協力をいただき、無事に3週連続のガイド役を終えることができました。

最後となった【室蘭線に乗って志文ぷらぷら ~大正浪漫と万字線の名残にふれる~】に関しては、前半の辻村家に関してのみではありますが、北海道新聞空知版にて大きく掲載していただけました。



https://www.hokkaido-np.co.jp/article/749416/


残念ながら紙面に私の名前はありませんが(画像だけは説明している風の私の姿が)、辻村家の存在は広く知っていただけたのではないかと思います。

この辻村家の魅力に関しては、後日、あらためて詳しくご紹介できたらと考えています(ここ数年の辻村家資料研究会の皆様の努力よって、随分と色々なことがわかり、情報がアップグレードされました。その中の一つには、今回の新聞記事内では「芥川賞候補にも・・・」云々という記載がありますが、実はこの年は戦禍がひどく、芥川賞自体は候補作品すら選ばれていないことも判明しています。しかし開催されていれば、確実だったというその筋の間違いのない見立てであった模様。)

他にも原生林と言われていた屋敷林の経緯や、膨大なガラス乾板の写真等々、あらためてその価値を知ることができています。

その今回のぷらぷらガイドの準備の模様はこちら!

辻村家の魅力に迫る詳細については、しつこいながら、ぜひ別の機会に紹介したいと思っています!



さて、今回はそらち炭鉱の記憶マネジメントセンターに集合し、簡単に概略をお話した後、参加者総勢18名にてJR室蘭線に乗車。

駅を出発し車内では、今回私自身大きなエネルギーを投入して作成した、辻村家のアウトラインがわかるガイドブックを予習として熟読していただきながら、尚且つ、大操車場の跡をちらりと説明しつつ室蘭本線に入っていき、あっという間に志文駅へ。

そこから徒歩で辻村邸に向かうのですが、歩きながら見えてくる鬱蒼と茂る林が個人の屋敷林というのに一同感心。

周辺にある辻村直四郎さんを称える石碑等も見学しつつ屋敷林の中を進み、そして邸宅の中へ。

残念ながら私は全体を通してのガイド役だったので、写真撮影がほぼできていなく、その情景は紹介できないのですが、辻村家資料研究会の村田先生や黒井氏にプロとしての説明をいただき、またお菓子のグランマヨシエとしても有名な辻村淑恵さんにも種々お話をいただき、参加者一同、とても貴重な見学をさせていただきました。

この場をお借りして、お世話になりましたことに感謝申し上げます。

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修学旅行等の誘致を目指した炭鉄港の取り組み

〈令和4年10月7日投稿〉

炭鉄港推進協議会にて、炭鉄港と関連が深い鹿児島からの修学旅行等の誘致を図るべく、モニターツアーが開催されました。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/742562/

「炭鉄港地域周遊促進事業」の一環として、炭鉄港ストーリーで深い繋がりのある鹿児島県内から有識者一行が来道されており、教育旅行等をイメージした視察が実施されております。昨晩は、〈北海道「炭鉄港」市町村議員連盟〉の会長として北村温泉にての意見交換会に同席させていただき、炭鉄港を軸にして、岩見沢を始めとする北海道の当該地域と鹿児島の学生たちが、修学旅行等で相互に意識しあえる環境になることに期待を持たせていただきました。ぜひ北海道と言えば空知!となる様な展開を目指していきたいと思います。

ぷらぷらまち歩き2022〈10月22日(土)室蘭線&志文「辻村もと子邸と万字線」〉

〈令和4年9月30日投稿〉

ぷらぷらまち歩き2022」の中で〈岩見沢市内&私が案内人〉を務める3本のPRをさせていただきます。

その第3段!

今回の目玉は辻村邸宅!
中に入れる機会は滅多にありません。

実は10月1日(土)午前7:30からの「NHK おはよう北海道 土曜プラス」で辻村もと子さんの企画が放送されます。

辻村邸での取材もかなり凝っていたそうなので、明日の放送が楽しみです。間に合えばぜひ御覧ください!今回のぷらぷら志文は、企画上やむを得ず参加可能人数は限定15名となります。

放送後は参加希望者が増える可能性がありますので、お申し込みはお早めに!

■10月22日(土)12:20集合【室蘭線に乗って志文ぷらぷら~大正浪漫と万字線の名残にふれる~】

今回の主旨は3つに分かれます。

1)室蘭線に乗ろう!
2)辻村邸の魅力を知ろう!
3)万字線の名残を見つけよう!

1)の室蘭線はそらち炭鉱の記憶マネジメントセンターに12:20分に集合し、12:45岩見沢駅発のJRで志文駅へ!

2)辻村邸の魅力はここでは言い尽くせないのですが、ぜひ一人でも多くの方に知っておいていただきたいことです。

その辻村邸に関しては、過去に拙ブログでも幾度か紹介しておりますので検索していただければと思います。
また、フリーペーパーこれっとの連載でも紹介したことがありますので、ぜひそちらも御覧ください。

3)の万字線の名残に関しては、帰りのJRの時間の都合でどこまで散策できるかわかりませんが、志文駅周辺でいくつか残る万字線の形跡を見に行きたいと思っています。

こんな感じでぷらぷらまち歩きが続きます。

岩見沢市内の企画に関しては、他にも炭鉱の記憶推進事業団Gさんの企画によるお菓子屋さん&喫茶店巡りなどもあり、また、岩見沢市外でも魅力的な企画がもりだくさんです。

ぜひ、こちらをご覧いただき、ぷらぷらと参加してみては如何でしょうか!

■お申し込み方法など、詳細はこちらをご覧ください。
https://yamasoratan.blog.fc2.com/blog-entry-3313.html

ぷらぷらまち歩き2022〈10月15日(土)万字炭鉱跡ズリ山ハイキング〉

〈令和4年9月30日投稿〉

ぷらぷらまち歩き2022」の中で〈岩見沢市内&私が案内人〉を務める3本のPRをさせていただきます。

その第2段!

■10月15日(土)13時集合【炭鉱遺構を探しながら”秋彩”万字ズリ山ハイク♪】

明治38年~昭和51年まで稼働した北炭系の万字炭鉱跡が整備をされ、現在は万字炭山森林公園として整備されている公園です。その中心的位置づけになっているのがズリ山!

これは地下から石炭を採掘する際、同時に排出される岩石や石炭のなり損ないなどを積み上げた人工の山!実際に登ると、その大きさに圧倒されます。

また周辺には炭鉱時代の遺構がいくつも残っています。その遺構を探しつつ、ズリ山を堪能する企画となります。体力的に自信の無い方も、のんびりペースで行きますのでお気軽にご参加ください。

なかなか万字炭鉱跡のズリ山をイメージすることが難しいかな?と思って、予告的な動画を作ってみましたので御覧ください。

https://youtu.be/1bt0ttTb3CU

当日の参加者には「万字周辺のオリジナル見どころマップ」もプレゼント予定です。

岩見沢に誇りと愛着を♪

■お申し込み方法など、詳細はこちらをご覧ください。
https://yamasoratan.blog.fc2.com/blog-entry-3313.html

ぷらぷらまち歩き2022〈10月8日(土)岩見沢駅周辺〉

〈令和4年9月30日投稿〉

ぷらぷらまち歩き2022」の中で〈岩見沢市内&私が案内人〉を務める3本のPRをさせていただきます。

まずは第1段!

■10月8日(土)13時集合【開拓から鉄道のまち岩見沢への足跡を辿る】

これは定番ですが、今回はこの様なルートになります。

①そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター集合 ⇒ ②岩見沢複合駅舎 ⇒ ③レールセンター(敷地内見学) ⇒ ④旧国兼家邸宅內部見学(岩見沢市有形文化財)&発祥の地公園 ⇒ ⑤元町跨線橋 ⇒ ⑥炭鉱の記憶マネジメントセンター着

という感じです。

某ガイド時のアンケートで、〈最初正直、「なんだ。駅かい」と期待していなかったのですが、予想外の面白さがいっぱいでした(後略)〉とか〈興味深いものばかりで、あっという間に終わった感じです。何気なく見ていた駅やレールセンターなどですが、今後は見方が変わること間違いありません(後略)〉などなど、嬉しい言葉が沢山いただけるもので、ぜひ岩見沢市民の方にこそ参加して欲しい企画です。

これらのコースでは、現在の駅に宿る開拓から鉄道のまちとして発展した岩見沢の歴史や、士族移住が主体となった初期の北海道開拓のことなどなど、、また、レールセンターの星のマークから連なる薩摩との歴史等々、普通に暮らしているとなかなか知ることのできない話が盛りだくさんです!

岩見沢に誇りと愛着を♪

ぜひお気軽にご参加ください。

■お申し込み方法など、詳細はこちらをご覧ください。
https://yamasoratan.blog.fc2.com/blog-entry-3313.html

炭鉄港ミニツアーガイドについて

〈令和4年9月21日投稿〉

岩見沢駅を中心としたガイドなどは、これまで幾度となく行ってきていますが、今回は公式となる「炭鉄港ミニツアー」のガイドを引受させていただきました。これはJR北海道のヘルシーウォーキングと連動する企画で、このガイドツアーに参加すると、同イベントのポイントも貰えることとなります。

しかしながら、生憎の雨模様・・・。

それでも20名近い方々にお集まりいただきました。

結果として、約2時間のガイドツアーは盛会のうちに終了。

頂いたアンケートもかなり高評価が多く、それぞれに楽しんでいただけた様です。

特に〈最初正直、「なんだ。駅かい」と期待していなかったのですが、予想外の面白さがいっぱいでした(後略)〉とか〈興味深いものばかりで、あっという間に終わった感じです。何気なく見ていた駅やレールセンターなどですが、今後は見方が変わること間違いありません(後略)〉などなど、嬉しい言葉がたくさん。

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30年ぶりの路線バスに乗ると、思った以上に大変だった話

〈令和4年9月16日投稿〉

【お恥ずかしい話と新たな気づき】
 
本日は議会最終日。
 
今年は3年ぶりとなる岩見沢神社祭りが再開。
 

市役所駐車場は外構工事の真っ只中のため、駐車できる台数が圧倒的に足りない状況です。

よって約30年ぶりの路線バスに乗っての登庁にトライすべく、前日からインターネットで時刻表等を念入りに調べて準備万端に。
 
朝、バスターミナルへ行くと券売機があり、いきなり動揺。
券を買うのかどうかすら分からず、まず窓口で教えていただくことに。
 
その後、乗り場に進むも目指す時間に該当するバスが存在せず、やむなく「市役所に行くにはどの乗り場でしょうか?」と再度窓口へ。
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近々の岩見沢の炭鉄港系ガイド等について

〈令和4年9月15日投稿〉

今年も学校や町会、民生委員・児童委員の方面ごとなど、炭鉄港や岩見沢の歴史などをガイドする機会を頂いております。

近々でいけば、昨朝の北海道新聞でも記事として紹介していただいた、東武トップツアーズの炭鉄港ミニツアーがあります。これは今回のJR北海道のヘルシーウォーキングと合わせて実施されるのですが、トップツアーズさんの街歩きツアーの第一弾を私がガイド役を努めさせていただきます。

このトップツアーズさんの街歩きガイドは、当日の正午まで受け付けているそうなので、もし興味ありましたら、ぜひご参加ください!



そして毎年恒例であるものの、コロナ禍で休止していたNPO法人炭鉱の記憶推進事業団が実施する「ぷらぷらまち歩き2022」として3年ぶりに復活します(参加費500円)。

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