カテゴリー別アーカイブ: まちづくり的雑記

新しい総合計画の基本計画(素案)に対するパブリックコメントが実施されていますのでご案内いたします。

〈平成30年1月30日投稿〉

今朝、市のwebサイトを開いたら、新しい総合計画の基本計画(素案)のパブコメが始まっていましたのでご案内いたします。http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/1500023/

総合計画は現在新しいものを策定作業中ですが、この総合計画とは岩見沢市の今後10年の方向性を示す、各種計画の最上位に位置するとても重要なものです。

議会においても、1月24日に総合計画・地方創生特別委員会が開催され、この取組について報告がなされました。私はこの特別委員会の配属ではありませんが、傍聴させていただいておりましたので、その時の説明も踏まえ、本総合計画の基本計画(素案)の見方について、若干投稿させていただきたく存じます。

■ 上記リンク先(若しくは下図クリック)から、赤く囲んだ部分をクリックすると、新しい総合計画の基本計画(素案)というpdfファイルを開くことができます。

300130pc

 
中には6つの基本目標と、その基本施策が記載されています。

300130mokuji 続きを読む

これっと原稿執筆中(志文辻村邸)

〈平成30年1月25日投稿〉

現在、ぷち連載させていただく機会を頂戴している、岩見沢のフリーペーパー《これっと》の原稿を執筆していました。

今回のテーマは、岩見沢の誇る作家さんである氷室冴子さんの功績を讃えて「氷室冴子青春文学賞」が設立され、この1月に応募が開始されたことに乗じ、早速、岩見沢における文学に視点を合わせてみると絶対に外せない人がこの方。

当ブログでも度々登場する《辻村もと子》さんです。(最近ではこの記事で取り上げさせていただいています。)

これっと0125

 

実は岩見沢は、氷室冴子さんや辻村もと子さんのみならず、中村武羅夫さんなども文学のジャンルでは全国的に有名な方だと思います。岩見沢東山公園の〈 誰だ 花園を 荒らす者は 〉という、下の画像(申し訳ありません。勝手にこちらから借用させていただきました。)の様な石碑を見た方も多いのではないでしょうか?

nakamura

実は恥ずかしながら、岩見沢プレーパーク研究会で東山公園に行った時に、初めてこの石碑を見ても何の事がわからなかったのですが、辻村邸の事を知るに従いその謎が解けた程度の知識です。恐らく、他にも文学的に著名な方がいらっしゃるのだろうと思いますが、常に「自分は自分のまちの事を全然知らない」という事実に恥じいる思いで日々勉強中とうところです。

今回の”これっと”の記事は、できるだけ辻村邸の事を知らない、初めての人でも関心を持っていただけるようにしたつもりですが、何せ、この辻村邸にまつわるエピソードは、個人的に”大河ドラマになってもおかしくないほど”と考えていることから、書きたいことが多すぎて、一向にまとまらず・・。

結果、随分と時間をかけてしまったのですが、そのように苦労したものは実は出来がイマイチという法則の通り、果たして読んでいただけた方々にどう感じていただけるのか心配です。

まずは一人でも多くの方に、この辻村邸の事を知って欲しいとの思いで書いてみました。無事に何事もなく”これっと”の最新刊が発行されましたら、また告知をさせていただきます。

その時は手にとってお読みいただければ幸いです。

赤電で映画ロケが行われました。

〈平成30年1月19日投稿〉

昨日、1月18日に私達、岩見沢赤電保存会が維持に携わさせていただいている711系赤い電車にて、某映画のロケが行われました。

26991716_1571801659555378_6838473534323574179_n

守秘義務がある関係上、その映画について報告することは叶わないのですが、いずれご報告できる機会が訪れましたら、しっかりとPRさせていただきたいと思っておりますので、どうかご容赦下さい。
続きを読む

室蘭線を学ぼう!に参加してきました。

〈平成29年12月20日投降〉

先程、『地域公共交通セミナー JR室蘭線を学ぼう!』に参加してきました。

これは平成28年11月の、JR北海道の単独維持困難線区の公表に伴い、岩見沢市・栗山町・由仁町の主催で行われ、地元の鉄路が現在、どのような状況にあるかを認識するための企画として実施されました。

25488065_1543709559031255_2500427729934739109_o

最初は『JR室蘭線の現況』と題し、JR北海道常務取締役 田畑正信氏の講演。

民営化当初、6822億円の経営安定基金運用(年利7.3%)で赤字を穴埋めする計画だったものが、社会情勢が激変。尚且つ人口減少、高速道路網の整備等で収益が悪化。

結果として安全に必要な経費も切り詰めなければならない事態に陥り事故も発生。国土交通大臣より事業改善命令、事業監督命令という非常に厳しい処分を受けた。

この反省が今回の発表にも繋がっている。

JR北海道は安全の再生に努めていきたいと考えており、それには更に毎年の赤字が膨らむこととなってしまう。

【鉄道を運行する以上、安全かつ安定的に維持するためのコストと人出は削らない】と方針を定め、輸送密度が200人~2,000人未満の線区においては、鉄道を維持する仕組みについて、地域の皆様と相談を開始したいと考えている。

 

室蘭線の現状としては、元来が空知地区の石炭を室蘭に運ぶ路線。旅客では学生の移動が主体。貨物の輸送も岩見沢を通すのが1日に2本、石勝線からは6本。

現況で毎年12億円の赤字が発生。

また、各種設備の老朽化を考慮すると今後の設備投資として約30億円は必要。

現在は、少しでも利用促進を図るべく、一日散歩きっぷ、ご当地入場券、無人駅活用、ヘルシーウオーキング等を行っている。

JR北海道としては、なんとか室蘭線を残したい。しかしJR単独では無理。という判断であることが言われました。

 

次に『北海道における鉄道貨物輸送の現況』と題し、日本貨物鉄道㈱ 北海道支社総括次長 上川恒成氏の講演。

トラック輸送は運転手一人で約10tの運搬。鉄道は運転士1人で650tの長距離運搬が可能。また、tあたりのCo2排出はトラックの10分の1。

現在の貨物輸送状況は道内から道外へ247万トン、道外から道内へは236万トンとなっている。

岩見沢-追分経由は本州直通便であり、年間約21万トンが輸送されているとのこと。

 

その後、関連自治体で行った利用実態調査報告がありました。

この詳細は11月号の広報いわみざわに掲載されているので、その内容はこちらからダウンロード可能です。

muroransenkouhou

 

*************

 

このセミナーに参加して、室蘭線のみで年間12億円の赤字となる見込みであり、また今後の設備投資も相当な額になることを再認識しました。

更に1日あたりの乗降客数、並びに利用者年代割合等々。

あらためてこれらの情報を目にすることで、益々自分自身の中でも答えを出すことが難しく感じます。

JR北海道の単独維持は非常に難しいと理解すると共に、では沿線自治体で何らかの手出しができるのかと言えば、それもかなり厳しい状況にあると認識しています。かと言って廃止が本当に未来のためになるのか。

この前投稿で記載した〈眼前ノ繰リ回シニ百年の計を忘ル勿レ〉の言葉を元に、今後どのような議論になってくるのかを含め、自分自身も判断材料を得られるように努力していこうと考えるところです。

環境コモンズ研究会/岩見沢河川事務所共催『地域との共生を考える』~北村遊水地事業と地域創生~講演報告

《平成29年12月16日投稿》

12月6日(水)岩見沢コミュニティプラザにて表記講演会が開催され、恐れ多くも(一社)地域研究工房代表理事、環境コモンズ研究会座長の小磯修二氏の講演の後、「岩見沢シビックプライド探求部主宰」として地域との共生事例講演をさせていただくという機会を頂戴しました。

講演会1

そもそも『コモンズ』とはなんぞや?というところからのスタートでありましたが、事前にいただいた著書等を熟読し、いきついた先は「コモンズは空間のみに適用されるのではなく、幅広く、地域の宝物をみんなで守っていくための仕組みのようなもの。それが森林だったり、建築物だったり、なかには見えない地域の風習だったりするかもしれない。」という言葉。

  続きを読む

地域公共交通セミナー『室蘭線を学ぼう!』の開催について

《平成29年12月14日投稿》

12月20日(水)15時より

岩見沢市、栗山町、由仁町主催による【地域公共交通セミナー『室蘭線を学ぼう!』』が開催されます。

JR室蘭線に関する現状認識と、地域の公共交通に対する危機感を共有し、人流と物流の両面から、今後の利用促進等の取組に資すること等を目的としたセミナーとのことです。

murorannsen 
詳細はこちらのリンクをご覧ください。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/3104862/

 

■まったくの余談ですが、この室蘭線は幌内(三笠)-手宮(小樽)間の官営幌内鉄道が敷かれる前に、開拓使の顧問であったケプロンが、太平洋側から本州に航路を設けることができる室蘭港を開発し、幌内-室蘭間に鉄道を敷くことを提言したが、開拓使は費用と工期の関係で断念。最終的にライマン案の幌内-手宮を結ぶ官営幌内鉄道が敷かれた経緯があります。

その後、明治22年に幌内鉄道の払い下げがあり、当時の政界、財界等の圧倒的な支援を受けた北炭が民間活力にて、明治24年に砂川・歌志内に炭鉱を開発して鉄路を敷設、その翌年の明治25年に念願の岩見沢-室蘭間・追分-夕張間が開通し、石炭輸送を軸に日本の近代化を支えてきた路線です。

しかし時代の流れによる近郊の炭鉱閉山により、昭和55年に東北以北最大と言われた岩見沢の大操車場も廃止され、現在に至っています。

 

現在の室蘭線のあり方と将来の見通しに関しては、見る角度で様々に印象が異なると思います。そのためには、携わる方々もそうでない方々も、あらゆる角度から見てみて理解を深めることが重要ではないかと考えます。

大変都合のつけ難い時間帯での開催ではありますが、もしご都合がつけばご参加してみては如何でしょうか。

氷室冴子青春文学賞実行委員会

〈平成29年12月1日投稿〉

11月28日(火)の晩、氷室冴子青春文学賞開催に向けた第2回実行委員会が開催されました。

24257638_1525067190895492_677575347_n

氷室冴子さんは、恐らく名前を聞いたことのない方は少なく、全国的に有名な作家さんであると認識をしています。その氷室冴子さんが、小中学校は私の先輩にあたることを知ったのはつい最近。恥ずかしながらその著書もまだ読んだことは無いのですが、この様な文学賞を展開することを知り、シビックプライドの観点からも、微力ながら何か応援できれば良いなと思って実行委員会の一員に加えさせていただいておりました。

しかし、実行委員会に参加できたのは今回が初。

あらためてその内容をお伺いし、とてもクオリティが高く、スタート時から大きな話題になりそうな期待感と、長期にわたりこの素晴らしい活動が継続していきそうな予感がする素晴らしい内容でした。

詳細についてはリリース後にあらためてご紹介させていただきたいと考えておりますが、岩見沢市民にとって誇りの一つになりそうな、そんな素敵な活動であると思います。

是非、期待いただければと思います。

これっとNO.14 11月号発行されました。

〈平成29年11月21日投稿〉

先日、編集長のC姉さんが「生みの苦しみが・・」と出来たての”これっと”を届けてくれました。

23805543_1514797345255810_18923115_n

今回は恵みの秋にちなんでということで、宝水ワイナリーで有名な宝水地区の地名の由来等について、「郷土かるた(和田高明氏著)」から紹介させていただきました。

これっとは岩見沢市内各所で配布されているフリーペーパーです。見つけたら是非手にとって見ては如何でしょうか。

ちなみに、、

PDFはこちらからダウンロード可能ですが、あまりの多忙さにまだ更新されていないようです。。
http://i-collet.info/

 

時折チェックして更新をお待ちください♪

なかよし保育園創立50周年

〈平成29年11月21日投稿〉

11月18日(土)14時より、社会福祉法人北翠会 なかよし保育園の創立50周年記念式典・祝賀会が開催されました。

DSC_0064

何を隠そう、私自身この保育園の約40年前の卒業生です。

当時は現在の場所ではなく、北3条の住宅街の中に一際大きな2階建ての三角屋根の園舎があり、その横には決して大きくないけれど、ブランコ、シーソー、砂場のある広場があり、その砂場の真ん前が自宅でした。

よって、園の広場は自分の公園の様な想いで、日々暗くなるまで遊んでいたことを思い出します。

 

当時は当然知る機会もありませんでしたが、最近、当時の理事の方々のお話を聴くことができました。園が存亡の危機にあったこと。その時に理事が保証人となり融資を受けて乗り越えたこと等々、様々に覚悟と苦労を乗り越えてきたことを知りました。

その頃の理事の方々の年齢を聞くと、ほぼ今の自分世代になります。

今、私を含め、そのようなことができる人がどれぐらいいるのか。

あらためて襟を正す機会となります。

平成29年度 平野よしふみ活動報告会のお知らせ

〈平成29年10月30日投稿〉

ここ数年の恒例となっておりますが、来る11月12日(日)に【平野よしふみ活動報告会】を開催させていただきます。

h291112

時間は14時から。

北海道グリーンランドホテルサンプラザさんにて開催させていただきます。

尚、今回は終了後のどなたでも参加できる懇親会はございません。あくまで報告会のみの開催となりますので、どうぞご家族ご友人等お誘い合わせの上、お気軽にお越しいただければ幸いです。

もちろんいつもどおり、今回も事前申込不要・参加無料で開催いたします。

今回はこの約1年間にあった市政の話題+その背景+側面的活動諸々のお話を軸に構成させていただきたいと考えております。それほど堅苦しくなく、気さくな雰囲気で実施したいと思っておりますので、日曜の午後の暇つぶし的に遊びに来ていただければ嬉しく思います。

 

また、この報告会の案内を兼ねて、後援会名簿にご記載いただいた方々には「後援会通信」を郵送させていただいております。後援会通信はこちらからご覧いただくことが可能です。

https://hiranoyoshifumi.jp/data/5-291017.pdf

 

【参考資料:これまでの報告会の様子】

○平成26年:第一回目の様子
https://hiranoyoshifumi.jp/2014/11/04/4105

○平成27年:第二回目の様子
https://hiranoyoshifumi.jp/2015/11/27/6869

○平成28年:第三回めの様子
https://hiranoyoshifumi.jp/2016/07/15/7470