平成26年6月24日(火) 18:30~
岩見沢生涯学習センター「いわなび」において、岩見沢でプレーパークを実現するための勉強会を開催します。関心のある方のご参加を大いに期待しています。
あらゆる実体験が足りない子ども達。自分に自信が持てず、失敗を恐れずに挑戦する気概を持てない子ども達。。
(https://hiranoyoshifumi.jp/2014/04/08/2922)
その背景には大人の「見守り力」の欠如があります。
だからこそ、大人と子どもが共に何とかする環境を整えて行かなくてはならない(民間力としても行政の施策としても!)!という事を今年の2月に開催した新政クラブ主催のシンポジウムでも話題とさせていただいたところです。
(https://hiranoyoshifumi.jp/2014/02/28/2739)
そのシンポジウムを見に来てくれていた林さんという女性とシンポジウム終了後に名刺交換をさせていただいたのですが、つい最近、「岩見沢でプレイパークを実現したいので、相談に乗ってください」という嬉しいご連絡をいただきました。
そこでお会いしながら簡単ですが一緒に作戦を立て、まずは岩見沢でプレーパークを実現するにあたり、関心のある人に集まっていただき、「なぜ必要か」、「どうやって始めるか」、「そしていかに続けていくか」という勉強会から始めましょう!ということになったものです。
その記念すべき第一回目の勉強会として、林さんのツテで、あそびばネット北海道の代表である岡村恵子氏にお越しいただき、講演&ディスカッションをしたいと思う次第です。
ちなみにプレーパークとは何ぞや?の一面として、会派シンポジウムで講演いただいた川崎市の子ども夢パークの映像をご紹介します。
*あそびばネット北海道のwebサイトから、引用すると・・。
子どもにとって「遊び」とは「生きることそのもの」。
いいことも悪いことも、アブナイキタナイウルサイことも、やってみなくちゃわからない。
近頃、アブナイキタナイウルサイ遊びは「やっちゃいけない」という考えが、子どもにも浸透しているようです。でもそれは、「やってみてはじめてわかる」気づきを子どもから奪っているのではないでしょうか。
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これらの事はとても大事!でもなかなか出来ないのが今の状況です。子どもは群れて遊ぶ中であらゆる人間としての成長の機会を得ていきます。それが今やネット上でバーチャルで群れるのが大半になってしまい、上辺のコミュニケーション&経験で「何でもできた勘違い」、「何でもできる思いこみ」で生きていってしまう危惧があります。更には、せっかくの実体験の中にある”小さな失敗の機会”を「危ない!」「汚い!」等々で大人が奪ってしまっていることの多さ・・。失敗をしなければ達成感や自信を得ることもできないわけで。。その結果が内閣府による今年の子ども・若者白書の日本人の若者は世界と比較しても自分に自信を持っていなく、難しいことに挑戦する気概もない。という状況を生んでいると思われます。
私達大人は、もっとこの危機的状況に気づき、よりよい環境作りをしていかなければなりません。このままでは日本の将来は危ういものになるでしょう。
それはいくら文科省がカリキュラムをつくっても、教育委員会で旗を振ろうとも、個々の大人が変わっていかなければならないことです。
今回の勉強会については、全くどこの支援も受けずに有志でスタートしますので、講師の先生の交通費及び会場費等の経費を参加者みんなで負担すべく、参加費として500円頂戴いたします。
現在は、まだまだお互いに会ったことの無い、極少数のメンバーがいるだけの準備会です。もしこういった活動に関心がありましたら、是非お気軽に勉強会に参加していただけると幸いです。(根っこは難しい背景がありますが、実行することは単純で、子ども達に生きた経験を沢山してもらい、本気で悔しがり、本気で笑える機会を増やすことだと思っています。)
もし思いが一緒であれば、共に実現に向けて汗をかく仲間になっていただけると嬉しいです。
この勉強会に関しては、事前申し込みは必要ありません。当日、会場に来ていただければ参加可能です。(勿論、席に限りがありますので、入りきれないような状況になってしまった場合はお許し下さい。)
この勉強会並びに研究会に関してのお問い合わせは、チラシに掲載の林さん、若しくは私にしていただければ宜しいかと思います。
是非、岩見沢で子どもを育てることが誇りになるような、そんな地域をつくっていきたいものです。お気軽にご参加のほど宜しくお願いいたします。
余談ですが、昨年の6月定例会において、このプレーパーク&プレーリーダーに関し、今後の活動の布石的な位置づけで一般質問をしています。もしお時間がありましたらお読み下さい。(この回は本当に触り程度ですが)
https://hiranoyoshifumi.jp/2013/12/06/3215
あと、直接プレーパークやプレーリーダーの話にはなりませんが、子ども達がより自主性や創造性を育む教育の実現に向けた課題共有のための一般質問を16日(月)に行います。もしお時間あれば傍聴にお越し下さい。
「岩見沢でもプレーパークを実現したい(岩見沢プレーパーク研究会発足)。」への4件のフィードバック