カテゴリー別アーカイブ: その他議員活動

議会改革の学び~北大公共政策大学院公共経営事例研究会

〈令和2年10月21日投稿〉

昨日、10月20日より決算審査特別委員会が始まりました。

1日目の終了後、議会改革推進特別委員会で検討している議会基本条例の制定についての学びのために北大へ。

前回オンライン講演でお世話になった北海道大学公共政策大学院の山崎教授にお誘いいただき、大学院生に混ざって公共経営事例研究会の講義を受講させていただきました。

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講師は国内議会改革のトップランナーである芽室町議会の早苗議長様。

「芽室町議会改革の現状と課題」と称した講義は唸らされることばかり。

最後は慣例先例に倣うのではなく、本質を追求する熱量。

印象的だったのはTPP(徹底的にパクる)という言葉。良い事例を調査し、それらを徹底的に真似ながら自分たちのものにしていくこと。

岩見沢市議会の議会改革も、小委員会で揉んできた内容の中間報告が23日にあります。ぜひ、市民のための議会として進化できるように努力していきます。

また今回は、いつもなら一人での参加でありますが、第3ワーキンググループで班長として力を発揮してくれている武田議員と共に伺ってきました。この様な前向きな勉強にお付き合いしていただける方が増えてきて、本当に心強く感じています。

岩見沢市議会議会 有志によるオンライン勉強会

〈令和2年10月7日投稿〉

現在、岩見沢市議会では議長以外全議員参加の「議会改革推進特別委員会」を組織しています。各会派から課題と思われるものを抽出し、リストアップした中で2つの小委員会に分けて検討しているものです。

私はその第一小委員会の委員長を預かっており、特に議会ICT化の推進、議会基本条例等検討などをテーマとし、他にも細かい項目について、3つのワーキンググループに分かれて進行中です。

この小委員会は毎月開催で、そのためのワーキンググループも実施するため、この手の活動としては比較的活発に最低2週間に1回ペースで前進していると言って良いかと思っています。

表題のオンライン勉強会については、第3ワーキンググループの議会基本条例を検討するに伴い、まずは根幹となる部分の勉強をしたいという思いで、いつもお世話になっている北海道大学公共政策大学院の山崎幹根教授にご相談したところ、ご快諾をいただいて実施する運びとなりました。

また、コロナ禍ということもあり、せっかくならZOOMを用いたオンラインで開催することとし、このプレス空知さんの記事のように有志数名が委員会室にて受講。他に自宅等からオンラインで受講する形もとり、有志による非公式ではあるものの、岩見沢市議会としては初のオンライン環境での事業となりました。

プレス空知記事(20201007)

この議会基本条例は既に全国多くの議会で設置されているものの、PDCAがうまく回らず形骸化しているところが多い印象を受けています。そのような状況下において、いかに実行力のあるものを制定できるかがテーマとなりましたが、今回の勉強会では目から鱗が落ちるかのごとく、まずは議会改革の真の目的という抜本的な部分からの見直しを迫られることとなり、大きな方向づけができたと感じています。

これらを含め、また本日の小委員会、後日の全体会での協議、またワーキンググループと繰り返しながら、次年度以降の方向受けをしていきたいと考えています。

アットホームなお話会を開催していただけました。

〈令和2年9月7日投稿〉

6日(日)、岩見沢プレーパークを共に立ち上げた林さんのお招きにより、市議会議員としてのお話会を開催していただくことができました。

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(画像では撮影のために密になっていますが、プレゼン時、ディスカッション時はもっと広い間隔で開催しておりましたことを補足させていただきます。)

ご依頼いただいたテーマは、岩見沢の未来がどうなるのか。という部分を知りたいというリクエスト。参加者は市内各所から林さんのご友人の皆様がご参集くださいました。また、その会場が栗沢町の〈リスの散歩道〉さんとなりましたので、今回は栗沢のことも少しお話させていただきました。

まずは60分間程度でスライド78枚の話題提供をしたのですが、せっかくなので、下記にざっくりとした大まかな流れをご紹介させていただきます。

 

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議会改革推進特別委員会が進行中です。

〈令和2年9月4日投稿〉

これまであまり紹介できていませんでしたが、本年度は議会改革推進特別委員会が設置され、その中で2つの小委員会で実行的な議論を行うこととなっています。

私は第一小委員会の委員長を仰せつかり、直接的に諸課題に向き合う機会をいただいています。

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ここまで小委員会を3つのワーキンググループに分けて課題検討を行い、毎月1回、その報告と協議のための小委員会を開催し、それをまたワーキンググループに持ち帰り調査研究を進め、また小委員会で報告と協議を行うということを繰り返しながら、10月の中間報告、12月の最終報告に向け進行中です。

詳細については最終報告後にご紹介をしたいと思いますが、これまでも岩見沢市議会の中で検討されつつも実現されてこなかった事項を含め、これを機に形にできるよう、小委員会で一丸となって努力しているところです。

ボリューム的にもかなりのものがありますが、各議員の力をお借りしつつ、意義あるものとできる手応えを感じています。

視力障害を持つ方への取り組み〈タンデム自転車試乗会〉

〈令和2年8月7日投稿〉

少し前のお話ですが、7月25日(土)に介護タクシー等を経営されている悠愛さんがタンデム自転車を購入し試乗会を実施されました。


(画像は特段肖像権の許可をいただいていないので、少し加工させていただいております)

この取組は、これまで公道でのタンデム自転車の走行が禁止されていたものの、北海道でも本年4月1日より道路交通法が改正されたことによります。

この道交法改正により、視覚障害を持つ方にも自転車の爽快感を味わってもらうことができる。その様な観点から1台を購入し、この試乗会に至ったものだそうで、現在のところ無料での活用を考えておられるそうです。

*タンデム自転車の定義: 道交法第10条オより抜粋〈2人乗り用としての構造を有し、かつ、ペダル装置が縦列に設けられた自転車をいう〉


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令和2年度 民生常任委員会所管事務調査〈市立病院〉

〈令和2年8月7日投稿〉

7月30日に表記所管事務調査がありました。

例年であれば5月の開催となりますが、今年は新型コロナウイルスの影響で開催時期を変更して開催されました。

その中で市立病院に関し、いくつかの確認をさせていただいておりますのでご紹介いたします。

*以下、質問文面と答弁内容は正確な議事録からではなく、あくまで要旨であることをご了承ください。


■新型コロナウイルス感染症の影響を受け、患者数推移も変化しているものと思われるが、どのようになっているか。

□令和2年3月から6月末までの直近を前年度比較

〈入院患者延数〉43,519人→35,680人(△18%)
〈外来患者述数〉73,744人→63,841人(△13.4%)
〈入院外来合計〉117,263人→99,521人(△15.1%)

要因として、新型コロナウイルス感染拡大に伴う、緊急を要しない手術の延期や、感染不安に起因する受診抑制等が考えられる

 

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桂沢水道企業団 令和2年第2回定例会・新浄水場視察

〈令和2年7月10日投稿〉

昨日9日、表題の通り、桂沢水道企業団議会が開催されました。

各種報告案件の他、議案は3件。

その議案は、会計年度任用制度に伴い、職員の種類に応じて支給する給与の種類について明確化するための条例の一部改正改正、決算認定、補正予算(第1号)となります。

 

今回質問で確認させていただいたのは以下の部分となります。(要旨のみ記載)

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補正予算専決処分について〈7月8日付〉

〈令和2年7月9日投稿〉

昨日、国の第2次補正予算における新型コロナウイルス感染症に係る事業として、ひとり親世帯への支援、及び学校再開に伴う感染症予防対策、学習保障への支援を専決処分したと報告がありました。

(*前回、5月27日付の専決処分の内容はこちら

専決処分とは、本来であれば議会の議決・決定を経なければならない事柄について、市長が地方自治法第180条に基づき、議会の議決・決定の前に自ずから処理することを言い、よりスピード感が必要とされる事態等で行われることとなります。

今回は臨時議会を招集する時間より、一刻も早い執行を優先したこととなろうかと思います。


 

この度の専決処分内容は以下のとおりです。

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日に日に心配が募ります。

〈令和2年4月13日投稿〉

本日は午前10時より、岩見沢市議会広報広聴委員会が開催されました。

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主な議題は5月1日の広報いわみざわと一緒に各家庭に届く、市議会だよりの校正です。


さて、コロナウイルスの影響は日増しに大きくなり、4月7日には東京を始めとする7都市で「緊急事態宣言」が、そして昨晩は「北海道・札幌緊急共同宣言」が出されました。

この岩見沢にとっては札幌の感染拡大の影響がどの様になってくるのかが懸念されます。特に札幌市内の小中学校と高校、札幌市からの生徒が多い近隣の空知・石狩地方の10校程度の臨時休校という事に関し、この岩見沢市内の高校も含まれるのかどうかということに関心を寄せている方も多いかと思いますが、残念ながらこの投稿時点で私の下には情報はありません。状況を見守りたいと思います。

また、医療機関のキャパにも限りがあることから、札幌の感染拡大が続けば、恐らく周辺に応援を頼まなければならない状況になってくると想像できます。そうなった時に、やはり今後は岩見沢で受け入れることもあると思われ、益々医療従事者の方々に負担が生じます。

その時に、全国的にN95マスクやフェイスシールドマスク、防護服などの在庫が不足し、再入荷の目処も立たないということがあり、それはこの岩見沢でも同様と思われ、今後の心配が募ります。果たして感染者が増え続ける一方、それに対応できる環境があるのか。

私達、国民、市民一人ひとりが気をつけなければ、あっという間に医療崩壊が訪れることを認識しなければなりません。


先日、飲食業の方から直接お話を伺う機会がありました。お話を聞いていると、その苦しさに胸を打たれます。

現在の行動自粛、三密の話は各業界の経営に大きなブレーキをかけてしまいます。かといって私自身、感染リスクを考慮すると、率先して三密を避ける行動をすべき立場と認識しており、その矛盾に心が苦しくなります。

その様な飲食店だけでなく、様々に影響を受けている人々に対し、国、道の動きが見えない中で、今、市として何をすべきなのか、そしてそのために市議会として何をすべきか。

他市ではコロナウイルスに対応する独自の経済対策基本方針等を策定して支援を実施しているところがあったり、また静岡県御殿場市では市単独で休業補償を行う施策を発表しました。

他にも様々に国や都道府県の動きとは別の、市独自の動きがでてきており、この岩見沢市も現在様々に努力しているところと認識をしていますがが、今後益々、より現状に沿った対応をスピード感を持って決断をしていかなくてはなりません。

私自身、色々と思考を巡らせていきたいと思います。