選挙戦をふりかえり(5)

(4)より続く

早速、会派構成等に伴う活動や、5月1日には議員協議会が開催され、それとなくせわしなくなってきたところですが、先日、後援会幹事長として大活躍してくれたW氏のfacebookにこの様な投稿がありましたのでご紹介させていただきます。


岩見沢市議会議員選挙。

(中略)

選挙というものにどっぷりとハマってしまった?のは親父の選挙ではなく、ある県議会議員さん(O沢議員の政策秘書)の選挙のお手伝いさせて戴いた時だ。なぜか?それは私の家業が建設業でどうしても関わらくてはいけない環境に追い込まれたからだ。余談だがこの岩見沢も、全く同じ状況を目にするんで何だか昔を思い出しますが(笑)それ以来、県議の選挙、国政の選挙、親父の選挙とかなりの数の選挙を色々な内容で経験させて戴きました。がしかしその時はどちらかというと、自分の会社の為、親父の為というどちらかというと自分の利益?みたいな理由で選挙に関わり、政治に関わっていました。

なぜか岩見沢でも選挙に関わってしまいました。『平野よしふみ』。上記述べたようなしがらみがこのまちでは全くない為、極々、純粋な気持ちで、このまちにはこの人が絶対に必要な人だな!と感じた。それだけでお手伝いさせてもらった。補欠選挙での初当選でしたが、今回が事実上の本選挙。選挙の事でだけ言えば、私も役職を頂戴した以上は、その職責を全うする為に全力で力を尽くすのが当たり前で、もちろん、そうしました。ただなぜそうしたか?という動機づけが、以前とは変わっていました。自分の為ではなく、この人ならこの岩見沢を、社会を、より良き方向に導いてくれる。行動してくれる。その為に私ができる”行動”でした。

以前にある政治家の方のお話で、『政治がやれることは、みんながそれぞれ困りごとを解決していく上で足りないもの補い、不条理なことを取り除くことだ』と聴きました。でも困りごとを最後に解決していくのは当事者である私達です。みんな企業の社長やNPOなどでで活躍する凄い人になる必要はなく、なりようもありません。でもこのまちをかえたい!と口にだして言えないまでも、この生まれたまちが好きで、社会が作る矛盾や不幸に心痛め、普通に暮らしている人は大勢います。その大多数の人がほんの少しだけ想像力を働かせ、そしてほんの少しだけ、行動できたら、間違いなくまちは変わっていくんだろうなと思う。だからこそ私もその大多数の一人としてのほんの少しの行動が『平野よしふみ』を応援する政治参加でした。

結果、1855人の方が書いて戴き、上位で当選を果たしました。1855人。それぞれの立場、想い、それはわかりませんが、でも『頑張れ』と押し出してくれた方々の気持ちは絶対に忘れることなく、信ずる誠に向かって行動していってほしいです。2月から開いて活動してきた後援会の事務所も今日で片付けが終わりました。最後に、今回この選挙に関わって戴き尽力してくれた方々、そして一緒になって苦楽を共にしてくれた仲間、縁もゆかりもない私を信じて任せてくれた、平野さん。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。支えなくしては生きていけない。その大切さを改めて感じる事ができた良き経験でした。


という様なありがたい投稿です。

私が2年半前に選挙に出ることになったのも、元来自分が出たかったのではなく、こうした仲間達に背中を強烈に押してもらい、半ば使命の様な気概をもって出馬をしました。それは今回も変わりません。自分の名誉や報酬が目当てであれば、他にもっと違うやり方もあると思っています。

でもそうではなく、このまちづくりのど真ん中に真っ正面から向かっていく事になったことも縁であり、その決意の中で更に多くの人を巻き込んでいる現状を鑑み、より一層、期待を裏切れない。という思いが強まっています。

幸いなことに、本当に素晴らしい仲間達に恵まれ、そしてそれに腹を決めてつきあってくれる身内がいて、更に大きな輪をなって、ここまで来ることができています。

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私自身はまだまだ微力です。

しかし、なんとか多くの仲間や応援してくれる方々に支えられ、この様な結果を残すことができたことを踏まえ、更に精進しながら自身が信じていることを進めていくとともに、より質の高い活動ができるように邁進していきたいと考えております。


この選挙戦、1日目から6日目までで536回の街頭演説を行い、最終日のみ、回数重視ではなく25箇所の時間と場所を公開して実施したため、最終的には563回のミニ街頭演説を繰り返すこととなりました。

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その毎回でドラマがあり、非常に感慨深いところでありますが、その全てでお話してきたことは本音とこれからの決意です。

実現に向けてしっかりと努力していきたいと覚悟をしています。


話は変わり・・。

今回より新会派「市民クラブ」の副幹事長を仰せつかりました。早速各派交渉会にも出席をさせていただきました。これから人事案件等をふくめ、様々な動きが活発化してきます。

自身としても6月議会の一般質問も準備しつつ、まずはこの任期を有意義なものにするために、様々に足下を固めていきたいと思っております。

昨日まで2日間、家族サービスと自身のリフレッシュを兼ねてお休みをさせていただきました。しかし、本日(5月4日)からゴールデンウィークに関わらず会合がありました。明日も子どもの日ではありますが夜には会合が入っています。そんな機会もありがたいことと認識しつつ、精力的に議員活動を行っていけるよう努力してまいります。

まずは、これまで応援していただいた全ての皆様、また共に岩見沢を良いまちにしていきたいという思いを持って協働している同志の皆様に、心より感謝申し上げ、本選挙戦の報告、並びに今後への決意とさせていただきます。

どうか今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

 

*後日、出てきた画像をまとめた投稿です。
https://hiranoyoshifumi.jp/2015/08/20/6442

選挙戦をふりかえり(4)

(3)より続く

そんなこんなで、時に市内を駆けめぐり、時に個人演説会でお話をさせていただきと、あっと言う間の7日間でした。

あらためて感じることは、もの凄く貴重な仲間達に恵まれているという事です。

これは私が市議会議員をやりたいから応援してください!と集まったメンバーではなく、むしろ、この岩見沢を良くしていくために、それぞれの志の中で共に活動する仲間が集まったという方が適切のような気がします。

連日事務仕事をしてくれた仲間。狭い軽自動車に連日乗車し、自分たちの方が疲れているだろうに、私を後押しするために休まずに叱咤してくれた仲間達。日に日に増えていった事務所での留守番をしてくれる人たち。

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(初の1日100回街頭演説を達成したときの写真。みんな疲れてヘロヘロです。)


毎朝、内田会長が当日の目標を書きます。

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事故や違反はだめだけど、街頭演説等の無理してできるものは無理して突っ走れ!という激励(笑)


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動く度にドラマがありました。

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最終日は市内25箇所の街頭演説の時間と場所を公開させていただきました。するとそのほとんどの場所で誰かが応援に来てくれている。日頃から良く知っている人が駐車場で待っていてくれたり。facebookでしかお付き合いの無い方が「初めまして○○です!」と言って応援に来てくれたり、、知り合いの方がお子様連れで来てくれたり。あげくの果てには、自分が来れないからといって「○○時にダイエーに平野君が来るから、行ってきて!」とお母さんが来てくれて「初めまして○○の母です」という出会いがあったり・・。

色々な人を巻き込んで自分のこの活動が存在していることをあらためて感じました。


 

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26日(日)投票日。果たして自分がどれぐらいの票をいただくことができたのか、全くの不安だらけでありましたが、お陰様で上出来とも言える1,855票をいただき、5番目の上位当選をさせていただきました。

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再度、気を引き締めて努力してまいります。

(5)に続く

選挙戦をふりかえり(3)

(2)から続く

そんな事を考えながら、7日間の選挙戦を過ごしてきました。

また今回は2回しか開催できませんでしたが、初となる個人演説会も開催させていただきました。

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(上:北ふれあいセンター/下:若松会館)

ここで訴えたのは、まずはこれからの日本の厳しい現状、予測。

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それらの現実を踏まえた中で、より良い岩見沢を実現するために指針としていること。

①岩見沢の全体最適思考の実現。
②それにむけた議会の変化が不可欠なこと。
③市民参加に繋がる情報発信について。

ということをお話させていただきました。

公職選挙法の改正後、恐らく岩見沢では初となるパワーポイントを使ったプレゼンをさせていただき、来場者の皆様に、かなり意図したことが伝わったと感じています。

ただ、どうしても岩見沢市の全体最適に反するようなモノゴトに対しては、地域のご用聞きの立場は取れないこと、単なる口利きとしての役割は担うべきではなと考えている事も伝えさせていただき、多少お叱りをいただくような場面もありましたが、私は未来に誇れる岩見沢を育んでいきたいという思いをお伝えさせていただきました。

その上で、更に応援していたただける機運が高まったことを感じるに至ったことは、何より誇りに思えることの一つでもありました。

こういう演説会を繰り返すことができれば、選挙カーで走り回るよりも、より多くの方々に理解していただける機会が増えることを手応えとして感じました。が、公職選挙法では選挙期間中に開催チラシを配ることすら禁止されているので、動員は口コミのみとなります。残念ながらインターネットの効果も微々たるものしかなく、web経由で参加してくれる人はほんの一握りというのも実態でした。

それでも今回、多くの人々が会場にかけつけてくれたのは、まさしく後援会北支部の方々が一生懸命近所をまわってお誘いをしてくれていた賜なのです。

(4)につづく

選挙戦をふりかえり(2)

(1)より続く

11148374_1030056007035021_2905776557651362805_n良い方としては、スピーチが終わると「きっと誰も聞いてくれていないだろうな・・」と感じていても、近くの家の窓から拍手をくれたり、更には玄関から出てきてくれて握手をしてくれたり。

我々にしても、「うるさくしてご迷惑をおかけしてすみません。」という思いが強く、「もしかしたら怒られるのでは?と」思うようなシチュエーションも時折発生してしまうのも事実です。それでも終わると拍手をくれて「頑張って!」と言ってくれる人がなんと多いことか。

ある時には共○党さんの立て看板がある近くで気づかずにやってしまい、そこの庭で作業をしている人がいる。スピーチしながら様子を見ていると、完全に無視をして作業をしていると思いきや、スピーチが終わると立ち上がりこちらへ向かってくる。

何か苦言を言われるだろうかと身構えたら、拍手をくれて「頑張って!」と握手の手を差し出してくれることも。

何せ、遊説にしても街頭演説にしても、ほとんどの場合でリアクションが無いのが実態ですが、それでも窓から顔を出すことなく家の中で聞いていてくれている人がいてくれるはず・・・と、淡い期待の下に街頭演説を繰り返してきました。それが手法として正しかったか、また、多くの人に思いを伝えることができたのかどうかは全くわかりません。

しかし、選挙期間が終わってtwitterで検索してみると、こんな投稿を見かけました。

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これが私の事をさしているかどうかの確証はありませんが、きっとこういう感想が聞きたくて563回の街頭演説を繰り返してきたのは事実です。

ただ、この様に受け止めてくれる人がいる反面、逆にキタナイものでも見るかのような扱いをされることも多かった様な気もします。まるで議員を目指して選挙に出るのが、私利私欲のためで、そんな人間は許せない!というかの如く・・。

その様な対応を取られると、なんとも傷つき凹むのも事実ですが、そんな環境を生んでいるのも民意と政治に携わる人間の悪循環が要因となっているのは間違いありません。

これまでも世の中には沢山の志の高い政治家がいたと思うのですが、そういう人たちは大概人気取りがヘタです。選挙も弱い傾向があると感じています(今回の選挙戦においても正論を掲げられる貴重な人材を失いました)。逆に政治を名誉職と捉え、単なる口利き議員として存在し、日頃の政治活動より地域への利権誘導や口利きを優先する人の方が、選挙時も民意の受けが良く、結果としてまともな人が淘汰されてしまうことを感じています。これは私自身の実感として、”ごく一部”ですが「何でこんな人が議員をやっているのだ?」と思う様なことも発生しているのも事実です。

だから政治も停滞します。結果、民意の期待も遠のきます。悪循環です。


それを変えていくために、消去法でも良いから自身で選んで投票をしてほしいと願っています。日頃、広報等で、更にはインターネット等でどれだけ情報を発信し、どんな考え方を持っているのか。

そんな情報を候補者は常に発信する努力をする。有権者はそれを元に、適正なジャッジをしていく。これが政治に信頼を取り戻し、より良い未来にむかって進める根幹になるような気がしてます。

それが今回の選挙日程の中で強く感じたことの一つでもあります。

それが出来ていない現実というのは、「政治不信」の要素が強い反面、誰がやってもそこそこにはなるのだろう?という「政治過信」が背景にあるような気がしています。せめて投票率が上がってきたら、もう少し違う結果が出ることも想像されるところではありますが、投票率が伸び悩む現状においては、地盤と組織のあるところに叶うことは難しく、果たして一部地域や組織を抱え、そこへの優先を掲げている人を本当に民意は望んでいるのか?という部分から咀嚼していかなくてはならない、根の深いものだと感じています。

 

(3)につづく

選挙戦をふりかえり(1)

平成27年4月19日(日)に告示日を迎え、市役所にて朝8時半、くじ順による受付を終え選挙戦がスタートしました。

受付と車両検査の場所は岩見沢市役所です。
ここに全ての選挙カーが集合します。

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私の車はどこにあるかと言うと、下側の歩道沿いの右側の車両です。立派な大きな車両が集っている中で、今回は唯一となる軽自動車を選びました。

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軽自動車を使用するにあたって、何もかもがゼロからのスタートだったので、看板枠からスピーカーの取り付けまで試行錯誤の末にやっと完成!

軽自動車にする場合の欠点はスピーカーを含めた全ての高さに2.5mの制限があることと、乗車定員が4名しか乗れないことが上げられます。

反対に利点としては、非常に小回りが利くことと、駐停車する際に交通渋滞を起こす可能性がかなり低くなるのが最大の利点です。我々の選挙活動としては、できるだけ名前のみを連呼するのではなく、極力想いを伝えていきたいという考えの下で実施しているので、前回の補欠選挙の時は331回の街頭演説を行い、今回は400回を目標(途中で500回に変更)に掲げたため、この軽自動車がなによりの武器になりました。

乗車定員も私たちは元々が大名行列のような体制を取っていない(取れないという側面もありますが(笑))ため、少数精鋭の如くこじんまりと行動し、かえってそれが機動力となりました。

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当初1日の予定は70回程度を想定していたものの、1日目で85回の街頭演説を実施。二日目には87回/日、3日目には100回/日というハイペース。

これは雨の中でも変わらず、むしろ前半戦は雨が降っていた方が気温が高くやりやすかったほど。

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この極力名前の連呼を避け、街頭演説を繰り返すスタイルにすることの最大のデメリットは、「平野の車が全然来ない」「まだ見ていない」などと言われてしまうことが多いのが事実。なぜなら停まっている時間が長いので、通常だと市内を2巡ぐらいできるのに、残念ながらどこの地域もほぼ1回しか伺うことができません。きっとこの一度も車を見ることも、声も聞いていないという方が大勢いらっしゃることと思います。

また、事前に実施する場所を決めているわけではなく、時間等を勘案しながら、その場の雰囲気でパッと実施するため、車を停める場所に非常に気を使います。

密集した住宅街などでは、スピーカーが直接住宅の壁に当たるような場所で実施するわけにも行かず、どうやって駐車しようか頭を悩ませながらの決断を繰り返し、どちらかというとスピーチするよりもこの駐車場所を決めるの方が精神的疲労が蓄積していく感じが強かったです。

しかし、公園や空き地が多い住宅街ではかなりスムースに事が運び、1日100回越えも全く苦になりません。

この様な手法をとっていると、本当に様々なドラマが生まれます。

 

(2)に続く

御礼

平成27年4月27日(月)

昨晩の開票結果をもって、無事2期目へのステージに立つことができました。
得票数はお力添えをいただいた皆様のおかげで、上出来と言って良い結果になったと感じています。

選挙の難しさ、そしてあらためて多くの人に支えていただきましたことを痛感する次第です。
これからも一段と気を引き締めて努力してまいります。

どうかご今後とも指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

 

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本日は、10時よりクラブ会議。11時より当選証書授与式となります。

詳細はまた後日機会をみて投稿させていただきます。
まずは取り急ぎ御礼まで。

多大なるお力添えを賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

選挙戦終了です。心から感謝申し上げます。

平成27年4月25日(土)

無事、この度の選挙戦が終了いたしました。
最後の街頭演説は19時10分のTSUTAYA前。

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街頭演説終了後、事務所前の打上げ式に向かい、1週間の通算563回の辻立ち街頭演説が終わりました。

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このやり方が正しいかどうかは全くわかりません。しかし、やったからこそ得られた事が沢山あります。途中、本当にキツくて、何度休みたいと思ったことか・・。

しかし、常に同乗して私よりも声を枯らしながら背中を押してくれた内田会長。事務仕事と遊説の二足の草鞋を履きながら常に限界以上で向き合ってくれた和田幹事長と中谷事務局長。スポットで運転手や遊説応援に入ってくれた多くの仲間たち。さらに温かく後押ししてくれた北支部の面々、通りすがりや演説中に拍手や手を降ってくれた多くの方々。FBでコメントやメッセージをくれた皆様、etc.etc。。

そんな沢山の皆様に後押しされ、こんなに多くの街頭演説を行い様々な出会いに恵まれ、素晴らしくドラマティックな1週間を過ごすことができました。

この演説がどれだけの人の心に訴えられたかは全くの未知数で、一度も会えていない有権者の方がほとんどなんだろうとも思っています。正直結果が怖いところもあります。しかし、この1週間の行動に全く悔いはありません。本当に多くの人に支えられ、自身の能力以上を発揮できた事を感じています。物凄く幸せで、そして今後の活動に期待されていることを感じることで、途中で放り出して下車ができない重さも痛感しています。

あらためて、今回の選挙にて結果を出すことができれば、更に役割を全うすべく全力で努力をしてまいります。

明日の投票日、多くの有権者の方々がそれぞれに候補者を吟味して、信じた方に投票していただけると幸いです。それこそが岩見沢の未来を決めるということを感じていただきながら。

まずはこの準備期間から、選挙戦本番の1週間まで。この様に多くの方々に支えられた事に感謝申し上げるとともに、本当に多くの方々と同志として一致団結して戦えたことを誇りに思います。

最後に、この1週間、大変お騒がせをいたしましたことをお詫び申し上げ、感謝の活動報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。

選挙6日目終了

平成27年4月24日(金)

無事、6日目が終了いたしました。
途中、雨にあたったものの、1日の演説回数の最高記録100回を更新し、通算も当初目標の500回を大きく超えました。

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(画像はまだ元気な時点のものです。)

明日は街頭の回数を重視するのではなく、これまで回りきれていなかったところや、重点的に行っておきたいところなどをまわりたいと思っています。

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選挙5日目終了

平成27年4月23日(木)

画像2昨晩は街頭演説回数、1日の最高記録の100回を達成したせいか、非常に身体が重たく集中力に欠けた一日。演説にもどうしてもムラが出てしまいがちになったのと、午前中は住宅街が多かったので、街頭演説の的確な場所を探すのにも気疲れし、何となく調子の出ない1日。

(右画像は昨晩の100回目達成時の画像)

それでも仲間たちに後押しされ、休みたい気持ちをうまくコントロールしてもらい、1日80回をクリア。総数433回を数えるに至りました。

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そして夜は若松会館での個人演説会。

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北海道新聞社のアンケート補足

平成27年4月23日(木)

本日の北海道新聞朝刊にて、「市議選立候補者に聞く」というコーナーがあり、今日から上・中・下と3回に分けて掲載されます。私は届け出順(くじ引き)が18番なので、恐らく明日の掲載になると思われます。

期日前投票が一般的になってきた中、選挙活動のあり方を含め、色々と難しさがあることを感じるところですが、有権者が投票を考える一助になるなら幸いです。

さて、この北海道新聞のアンケートの回答が「各50文字以内」という非常にタイトで意を尽くせぬため、ここに補足を掲載させていただきます。 青字が設問と私の回答。黒字が補足となります。ご参考にしていただければ幸いです。


〈設問1〉市政の最優先課題は何か。その理由は。

【回答】市民参加構造:山積する諸課題に向き合うために全体最適思考と情報共有が必須。市民納得度の向上を目指す。

【補足】本来であれば、人口減少や少子高齢化、社会福祉のあり方、産業・雇用問題、経済活性化、子育て教育等々が真っ先に頭に浮かんでくることでありますが、これらの課題に優劣をつけることは非常に難しい状況です。そのどれもが解決に向けた膨大なエネルギーを必要とするものです。

私はこれらの抜本的な解決策は市政への住民参加だと考えています。
その第一歩として、行政・議会は徹底した情報の発信と広聴が必要であり、それを元に市民を交えた議論を展開していくことが、山積する地域課題を解決する岩見沢モデルの構築に繋がることと考えます。

まさに「市民満足度」を求めると際限がなくなるが、「市民納得度」を高めれば、住民が互いに尊重しあえる、より良い地域社会を構築できると信じています。

 

〈設問2〉松野哲市長の市政の評価は。「大変良い」「良い」「普通」「良くない」「全く良くない」の5段階で。その理由は。

【評価:普通】

【回答】「良い」に近い「普通」と考える。行政知識は高い。諸課題解決に向けた適切な発想と創造、リーダーシップを期待する。

【補足】この設問に関しては、上記記載の通りです。一方的に評価するのはフェアではないと感じるので深いコメントは控えさせていただきますが、基本的な立ち位置として、市長と議会は二元代表制の両翼を担うものであり、是々非々の立場で向き合うのが原則であり、都度、良いものは良い。良くないものは良くないという考え方を持っていたいと考えています。

 

〈3〉政務活動費(月額1万円)と報償費(月額38万4千円)は妥当か。

【回答】政務活動費は全情報公開を前提に増額すべき。報償費は増減両面の長短を踏まえた深い議論が必要と考える。(49字)

【補足】政務活動費に関しては、現在は月額1万円で個々議員ではなく所属会派に入ることになっています。私の所属する会派では、全員でテーマを決めて他都市調査を行い、そのフィードバックを行うために会派主催のシンポジウム等を開催する費用に当てられますので、自分自身が一議員として深めているテーマにかかる調査等活動経費は全て報償費から持ち出しています。このような状況は今後、志をもって議員を目指す人間にとっても決してプラスではないことから、正当な活動に関しては、全ての情報を公開し、市民の公正な審判を受けることを前提に増額できたらと考えています。

報償費に関しては、月額38万4千円とありますが、それぞれ引かれてほとんどの月で手取りは29万円台となります。私は少ないながらも別の収入源があるので、報償費を活動費として充てることができていますが、専属議員であったならば、育ち盛りの子どもを含めた家族を養うのは厳しい状況と感じています。何より人と会う機会も多く、出れば出るほど時間もお金も使うという議員本来の動きを考えると、よほどの志がなければ優秀な人材が目指せる報酬額ではないと思っています。

それを考慮すると、考え方は二通りあると思っています。

①もっと報酬を上げて定数を削減し、優秀な人材が議員を目指せるようにする。
②逆に報酬を下げて、定数を増やしてそれぞれの役割分担を明確にしていく。

議員になる前は①が良いと考えていましたが、現実問題として報酬の高い他都市でも優れた人材が集まっているかと言えば、決してそうも言えない状況を鑑み、また、自身の約2年7ヶ月の議員経験を踏まえると、②が最も良いのではないかと考えています。

もう少し報酬を引き下げ、その分、議員活動も日頃はベースとなる仕事を持っている事を前提にする。少なくとも二元代表制の一翼として、行政のチェック機能としての議会を目指すならばそれで機能するような気がします。ただ、現状で最も必要と考える政策提案能力の向上を目指すと、これも難があるのも事実。

もちろんこれらの詳細については、メリットデメリット、様々に波及する影響を考慮しながら慎重に議論していかなくてはなりませんが、現状の報酬で定数だけがどんどん減っていくことは、行政へのチェック機能が薄れていくことにより、結局は市民が損をするという状況になりえるのが心配です。


以上、どちらにしても意を尽くすには至りませんが、今回のアンケート回答の下地となっている考えです。

是非とも選択の一助にしていただけると幸いです。