令和3年第3回定例会が開会しました。

〈令和3年9月6日投稿〉

本日より、第3回定例会が始まりました。

主な議題は下記の通りとなります。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/2000314/

また、新型コロナウイルス感染症の影響による経済対策は、追加議案として後日提案されることとなります。どの様な内容か分かり次第ご紹介させていただきたく存じます。

 


今回の定例会では、私も一般質問に登壇させていただきます。本日「発言通告書」を提出いたしましたが、予定では9月13日(月)13時の本会議開会より2番目の登壇となる予定です。

内容については以下のとおりです。

1 ふるさと納税について
(1) 令和2年度の減少の要因について
  ①大幅な前年比減についての見解を伺います
(2) 今年度の状況について
  ①現時点での状況を伺います
  ②今年度の推定はどのように分析されているか
(3) 岩見沢市民の他自治体への寄付傾向について
  ①市民税控除額の推移はどのようになっているか
  ②控除を受けている市民はどれぐらいいるか
(4)ワンストップ特例について
  ①不合理の発生と影響について伺います
(5)今後の取り組みについて
  ①「モノ」から「コト」への魅力を高める方向性について
  ②支援対象プロジェクトや返礼品の公募等の検討はいかがか

2 市のwebサイトについて
(1)リニューアルについて
  ①公募プロポーザルの応募は何社だったでしょうか
  ②リニューアルにあたり重視しているポイントはどのようなことか
  ③何がどの様に変化する予定か
(2)双方向性の活用について
  ①ホームページの「市政に対するご意見・ご要望」への意見状況について
  ②同じく「ホームページに対するご意見。ご要望」への意見状況について
  ③ホームページからいただいた意見に対する検証、反映等の流れについて
  ④SNSでのコメントに対する確認、検証、反映等の仕組みについて

令和2年第3回定例会一般質問〈人口推移とその対応/公共施設の状況と今後/ICT環境について〉

〈令和3年9月6日投稿〉

昨年の第3回定例会における一般質問議事録の転載を失念しておりましたので、掲載させていただきます。

 


○議員(平野義文君)〔登壇〕 通告に従い一般質問をさせていただきます。

 まず、一つ目は、人口減少社会への対応について、現在の人口推移とその対応についてお伺いをいたします。

 岩見沢市の人口は8月末で7万9,726人となっています。この人口推移として、平成30年度に改訂された国立社会保障・人口問題研究所の推計値では、岩見沢市の本年10月時点での人口予測が7万8,591人となっており、その推計と比較すると減少幅がかなり緩やかになっていることが分かります。これは、今までの市の施策や、市民の皆様の様々な取組が功を奏していると言ってよいのではないかと思われますが、現在の人口推移について、市長はどのような見解を持ち、今後どのような見通しを持っておられるかお聞かせください。

 また、第2期岩見沢市総合戦略の2014年から4年間の人口動態分析によると、特に14歳以下の子供と、その親世代に相当する30代での改善が顕著になっていることから、より一層の取組をもって選ばれる岩見沢として認知されていくことが重要だと考えています。そのような中、先日も報道等で話題となりましたが、内閣府による地域少子化対策重点推進交付金のうち、結婚新生活支援事業が来年度から拡大する方針が固まったとのことであります。この事業は、現時点においては、対象者が夫婦ともに34歳以下、世帯年収が480万円未満などと対象が制限され、効果が限定的と思われること、また補助率も2分の1であるためか、今年度、北海道内においては5市15町4村のみの実施で、岩見沢市も実施はしておりませんが、今後の展開として、対象年齢及び世帯年収も拡大される方針であるとのことから、市としてどのような考えを持っておられるかお聞かせください。

 また、中長期的に見ても、この世代の社会動態が改善されるのは、岩見沢市全体に波及する好循環が生じる可能性があり、大変心強いことでもあります。この現在好転している強みとなるものをより効果的に発展することが重要と考える中、市としても国の動向等を注視しながら効果的な施策の検討を続けているものと認識をしています。そこで、改めてこの世代に対し、より効果的な事業展開を行うべく検討されていることがあればお聞かせください。

 また、14歳以下の子供、その親世代に相当する30代での改善が進んでいると評価をされる一方、20代の転出超過傾向に改善が見られないことから、対策が急務であるとされておりますが、現在、その改善に向けた施策について、どのような検討と見通しを持っておられるかお聞かせください。

 次に、公共施設の状況と今後についてお伺いをいたします。

 日本全体の状況を見ると、地方都市において人口減少の進行を抑制することは必須であるが、人口減少を止めるということは非常に困難なことであると認識をしています。よって、市長もおっしゃるように積極戦略と調整戦略とのバランスをうまく取りながら、積極的な調整戦略をいかに進めていくかが重要との見解に同意をするところであり、私自身、選ばれる岩見沢となるための施策と、今後の人口減少社会に的確に対応すべく、極力痛み少なくまちを縮める準備と、そして覚悟が必要であると考えています。

 その調整の最たるものとして、公共施設をいかに適正な規模としていくかが問われていると認識をしています。この公共施設には建築物系や道路、橋梁、上下水道等のインフラ系があり、それは膨大な量となります。改めて平成28年に策定された岩見沢市公共施設等総合管理計画を見れば、建築物系の公共施設だけでも415施設、1,056棟、延べ床面積62万平方メートル、人口1人当たり面積では5.62平方メートルと近隣類似自治体平均の3.84平方メートルと比較し約30%多い状況となっています。これを今後30年間で約19万平方メートル、30%ほど削減をしていくことが目標として掲げられておりますが、この計画が策定された平成28年12月から4年近くが経過している状況下、公共施設の再編等の過渡期であり、なおかつ人口減少が進行していることから、今現在における施設数また延べ床面積、人口1人当たり面積はどのようになってるかお聞かせください。

 今後、再編を進めていくに当たり、岩見沢市公共施設再編基本計画が策定をされています。この内容について、現在は第1期計画の前期と位置づけた中で膨大なデータをまとめ、評価を行い、各方向性を提示されており、その努力に敬意を表すところでもあります。

 次に、第1期の後期、第2期、第3期と30年間にわたり計画が進行していくわけでありますが、今後の市財政の長期健全性を重視すると、適切なタイミングで少しでも早い再編を進めていくことが必要であります。しかしながら、移転・統合・廃止・廃止または地元への譲渡を視野に協議を行うもの等については、やはりそれぞれに地域の方や事業を営んでいる方々などが存在し、その調整には、全体の理論と個々の事情のはざまの中で様々に難航することが予想をされています。よって、今後、おのおのの施設において具体的な進行、調整や提案、交渉等がなされていくものと思いますが、その際、やはりその当事者となられる方々との丁寧な議論が必要であることは言うまでもありませんが、それらの対応について、どのような配慮が必要と考えておられるか、市長の見解をお聞かせください。

 また、今後の充当可能財源による更新費用の不足も懸念をされております。老朽化の進行により大規模修繕、更新費用が増大する一方で、人口減少に伴う市税等の減少により、充当可能財源の確保が困難になることが推測をされており、普通会計と公営企業会計を合わせると、今後45年間で6,500億円が必要とされ、年間にならすと145億円が必要とされています。しかしながら、現在充当可能と推測されるのは約145億円のうち約63億円の試算であるがゆえ、毎年約82億円もの不足が生じることとなるなど、非常に困難な予測がなされております。これまでも市の広報やウェブサイト等でこれらの情報が発信をされておりますが、今後は、今まで以上に市民共通の課題として認知をされる必要性を感じていることから、より積極的な情報発信を行うことが必要と考えますが、いかがでしょうか。

 また、この懸念に関しては、長期間を見据えたものとなることから、ぜひ、現在の小中学生や高校生等にも授業などを通した情報提供を行い、共に問題意識を共有するなどの施策も必要と思われますが、市長の見解をお聞かせください。

 次に、ICT環境について質問をさせていただきます。

 市長も常々、Society5.0への対応を述べておられますが、まさしくこれからの時代において、持続可能な地域社会の実現に向け、有効な環境が構築されてくるものと期待をしています。既に、岩見沢市では、他地域に先駆け、種々産学官連携を実現し、5Gや最先端のローカル5Gの活用を含め、自他ともに認めるICT農業の先進性のみならず、農・食・健康・環境等の連動を掲げ、さらなる進化に取り組まれている状況です。これは関係各位の先進性や努力を含め、大いに評価をされるものであります。また、それぞれの最先端技術の追求と並行し、今後、市内広域のスマート化を図るために欠かせないブロードバンド環境の整備としても、光ファイバーの増強整備への努力、FWAサービスや地域BWAの構築等、いち早い取組の下、条件不利地域のデジタルデバイド対策が進められていると認識をしています。

 そこでお伺いをいたしますが、今現在、一般通信事業者のみならずFWAサービスや地域BWAを含めると、全市におけるブロードバンド環境の世帯カバー率はどのような状況になっておられるでしょうか。また、実際にFWAやBWAが活用できるエリアに居住している方々において、現在の世帯加入状況はどのような感じか、また、加入したいと考えているが、様々な事情で利用を見合わせている方などの状況を把握されているかどうか。把握されているとしたら、どのような傾向があるのかお聞かせください。

 また、通信速度の面において、FWAでは規格上の最大速度も決して速くない状況であり、BWAにおいても現在の利用者の声では、残念ながらその速度に幅がある状況と聞いています。今後のSociety5.0の実現に向け、セルフヘルスケアや障害者支援、このコロナ禍において一般化してきたテレワークやオンライン授業など、様々に環境が変化していくと考えますが、現在の通信環境はベストエフォート型が主体ということもあり、この弊害として利用者の増加や技術の高度化等でデータ量が増えるに従い、通信速度の低下が避けられないのではないかと考えています。その際、設備の増強等も検討されることと思いますが、公設民営型である地域BWAなどの場合は、市の負担も相応に発生するのではないかと想像をいたします。今後のICT農業のより一層の普及、また他の利活用の推進などもあり、活用が進行するほど、このような懸念が発生し得るのではないかと思われますが、どのような見解を持たれているか、お聞かせください。

 以上、一般質問とさせていただきます。

○議長(篠原藤雄君) 市長。

○市長(松野 哲君)〔登壇〕 平野議員の一般質問にお答えをいたします。

 初めに、人口減少社会への対応についてのご質問でございます。

 当市における近年の人口の推移につきましては、昨年度に行った第1期総合戦略の検証の中で、14歳以下の子供とその親世代に相当する30歳代における社会動態に顕著な改善が見られるなど、政策の効果が現れる一方、全国と同様に出生率の改善が見られず、少子化に伴う自然減の影響をより大きく受けているものと総括したところでございます。

 今後の見通しとしましては、一定程度の人口減少が避けられないことを前提とした考え方へと転換をすべきであり、地域の活力や経済規模を維持・向上させていく、積極的な調整戦略が、より重要性を増してくるものと考えております。

 次に、結婚新生活支援事業のお尋ねでございます。

 この事業は、結婚に伴う経済的負担を軽減することにより、若い世代の結婚を後押しし、出生率の改善等につなげることを目的としております。

 市では、第1期における結婚支援事業といたしまして、出会いの場の提供に取り組んでまいりましたが、この結婚新生活支援事業は、経済的支援を目的とした当市にとって新しい事業であり、今回、国が対象要件の緩和等の方針を示したことを踏まえ、先行自治体の状況なども分析し、結婚や出生に与える効果を見極めた上で、今後の方針を検討してまいりたいと考えております。

 次に、14歳以下及び30歳代に対する施策についてのお尋ねでございます。

 これらの年代につきましては、第1期から取り組んでまいりました様々な施策が着実な成果を上げているところであり、その好循環を止めることなく、さらに伸ばしていく必要があるものと考えております。その例を挙げますと、新たな産業の創出による雇用の拡大と所得の向上、充実した子育て支援による子供を産み、育てやすい環境づくり、教育大学と連携した芸術文化・スポーツの振興といった取組があり、まちの魅力を高め、誰もが暮らしやすく、住み続けたいと思っていただけることにつながっていくものと考えております。

 次に、20歳代に対する施策の検討と見通しについてのお尋ねでございます。

 この年代は、高校や大学の卒業を機にまちを離れる方が多く、当市の社会減の大半を占めております。当市の歴史的背景を振り返ると、そこには、ある意味宿命とも言うべき構造的な要因があり、早急に改善できるものではありませんが、若者を引きつけるような魅力ある働きの場をつくるなど、地道な取組が必要と考えております。

 また、コロナ禍において、東京圏など都市部への人口集中によるリスクが高まる中、働き方やライフスタイルに対する意識の変化を好機と捉え、高度なICT基盤や豊かな自然環境といった優位性を生かし、新規就農者を含めたUIJターンの促進や、テレワーク、デュアルワークといった新たな働き方の提案なども必要と考えているところでございます。

 次に、公共施設の状況と今後についてのご質問でございます。

 初めに、公共施設の現況についてのお尋ねでございますが、平成30年度末現在の施設数は396施設と、公共施設等総合管理計画の基準年である平成25年度末と比較して19施設の減少となっております。また、延べ床面積は、いわみざわ環境クリーンプラザ9,515平米の建設などもあり、計画策定時とほぼ横ばいの62万平方メートル、行政財産の市民1人当たりの延べ床面積は、人口減少に伴い、5.91平方メートルと若干増加しております。

 現在は、各施設の所管課におきまして、具体的な再編プロセスを示す個別施設計画の策定を進めているところであり、公共施設再編基本計画でお示しをした令和7年度までの方向性に基づき、その着実な実行に努めてまいりたいと考えております。

 次に、施設の再編検討の際の当事者等への対応についてのお尋ねでございます。

 平成27年度に策定した、施設カルテにつきましては、全ての公共施設の現況を可視化した情報について、広く一般に公開するなど、計画等の策定の都度、市民の皆様との情報共有に努めてきたところでございます。現在策定を進めている個別施設計画につきましても、市民の皆様との合意形成がこれまで以上に重要となりますことから、個々の施設の利用状況や、廃止時の受皿となり得る代替施設等も考慮しながら、市民の皆様との対話や利用者団体との調整など、丁寧な説明を行い、検討を進めてまいりたいと考えております。

 特に、地域における集会施設等につきましては、再編基本計画において廃止や譲渡等の方針を拙速に定めることなく、協議という項目を設け、十分な合意形成を図ることとした経緯があり、地元の町会等と時間をかけて協議するなど、より丁寧な対応を進めてまいりたいと考えております。

 次に、市民と課題認識を共有するための情報提供や手法についてのお尋ねでございます。

 公共施設の老朽化が進む中で、既にその維持管理費が市の財政硬直化の一因となるなど、

公共施設の再編は、差し迫った市政の重要課題であります。その認識を市民の皆様と共有するため、平成31年3月の広報では、公共施設の未来を考えると題し、公共施設の現状と課題、将来の在り方についての問題提起と情報共有を図ったところでございます。今後におきましても、引き続き時機を捉えて、様々な立場や幅広い世代の皆様に、共に考えていくことを働きかけてまいりたいと考えております。

 次に、ICT環境についてのご質問であります。

 まず、市内ブロードバンド環境の世帯カバー率に関するお尋ねでございますが、いわゆるインターネット接続サービスにつきましては、接続方法により、光ファイバーを用いたFTTHサービスなど優先接続方式と当市で構築するFWA・固定無線接続や地域BWA・広帯域移動無線接続などの無線接続方式、さらには、スマートフォンなどで一般的に利用される高速モバイル通信技術を使った通信規格や、既に市内でも整備が開始されている5Gなど、携帯事業者による通信サービスがございます。これらの接続方式を合わせますと、それぞれの利用可能な伝送機能に差異はあるものの、中山間地域の一部を除き行政区域のほぼ全域において、いずれかの接続方法でサービスが利用可能であると捉えております。

 次に、FWAや地域BWAに関するご質問であります。

 構造改革特別区域法の認定、平成15年でございますが、認定を経て平成18年度よりサービスを開始したFWAにつきましては、当時FTTHやADSLによるサービス利用が困難なエリアを条件不利地域と設定し、自営光ファイバー網と無線を用いたインターネット接続サービスとして開始したものであります。サービス開始時は、ADSLでもインターネット接続に支障がないとされておりましたが、利用されるコンテンツ容量の増加や通信事業者の設備投資の抑制等により、近年では利用が厳しくなっていると伺っております。また、スマート農業の普及に伴い、ご家庭への接続だけではなく、圃場に設置するセンサーの接続など、面的な機能拡充が必要となってきております。

 このような利用環境の変化を踏まえ、機能や対象エリアを増強する形で今春よりFWAから地域BWAへの切替えを順次開始したものであり、新型コロナウイルスの影響による関連設備の納品の遅れなど想定外の支障はあったものの、8月末現在の加入世帯数は125世帯となっております。また、対象エリアにおける利用者傾向でありますが、スマート農業に取り組まれている世帯を中心に加入が進む一方、高齢者世帯ではインターネットを利用する機会が少ないなど、加入を見合わせている方が多いようであります。今後、健康サポートをはじめ日常生活に関する様々なサービスの普及により、利用される世帯も増加していくものと考えております。

 次に、利用者数の増加による通信速度の低下に関するお尋ねでございます。

 一般家庭へのインターネット接続はベストエフォート型が基本であり、これはFWAや地域BWAなど、無線接続方式に限ったことではなく、FTTHサービスを利用されているご家庭においても、利用に支障を来す時間帯があると伺っております。今後の技術進展により、例えばウェブ会議用のアプリケーション自体の効率化が進むものと考えておりますが、一方で、日常生活など様々な分野における利活用は加速していくものと考えております。

 現在、同時接続数の増加による影響が少ない優先接続方式によるサービスについて、通信事業者との間で対象エリア拡大に向けた協議を進めているほか、無線接続方式によるサービスに関しましても、関連する通信事業者と連携しながら、利用状況に合わせた機能強化を進めるなど、快適に利用いただくための環境形成に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

(「終わります」と呼ぶ者あり)

○議長(篠原藤雄君) 平野義文君の一般質問を終わります。

コロナに負けるな!ガンバレ岩見沢ねぶた祭り!!

〈令和3年8月27日投稿〉

本日から北海道にも緊急事態宣言が発出。
その様な中ではありますが、北海道教育大学岩見沢校の学生達が中心となり、8月21日から素晴らしいねぶた祭りを開催中ということを、是非とも多くの方々に知ってほしく投稿させていただきます。

岩見沢ねぶた祭りは8月21日から開催中!
とは言っても、本コロナ禍において大勢の人が集まるのはご法度。

学生さんたちも様々に苦慮したと思うのですが、本年は8月21日から10月16日までの長期間開催とし、その間、様々なワークショップやオンラインでの発信等で地域を活気づけてくれています。

また、21日に発表されたオープニングムービーは、岩見沢を愛する面々によるオリジナルの曲に乗せ、それぞれがコロナ禍が明けたらやりたいことを文字にしている希望溢れる内容。是非、素敵な曲と共に一人ひとりのメッセージを見ていただければと思います。

本当に素晴らしいです!


 

実は彼らに初めて会ったのは2019年。
シビックプライドの活動等でお世話になっている元岩見沢教育大学教授の村田先生からの紹介でした。
下記リンクはその時のmemo!

岩見沢ねぶたプロジェクト2019

この時も凄かったものの、まだまだ細々とした印象がありつつ。

しかし今は巻き込む規模も格段に大きくなり、とても賑やかになっています。
「コロナ禍でなければ・・・」と彼ら自身も何度も思ったことと想像しますが、それを大きく乗り越える活動を続けていることに心から敬意を評したいと思います。

願わくば、10月16日最終日の「ねぶた運行」が、今より格段に良い条件下で開催できること。そして一人でも多くの市民の方々がより強い関心をもってくれ、学生達を中心とするメンバーの心意気を応援してくれる気運が高まっていることを祈念しています。

是非、彼ら彼女らの頑張りを応援してあげてください。
詳しくは下記のwebサイトを見てみてください!
4条通りには空き店舗を活用した拠点施設もあります。

某小学校4年生への授業に行ってきました。

〈令和3年8月24日投稿〉

本日の午前中、某小学校4年生の授業に行ってきました。

今回は2クラス同時で行うため、密を避けるためドアを開け放して換気の効いた体育館で開催です。
お話のタイトルは「岩見沢の歴史と炭鉄港」とし、開拓の状況からスタート。その後、岩見沢市が発展した炭鉱と鉄道の話をベースに、日本遺産となった炭鉄港のアウトラインも紹介しました。またそれにプラスして、この学区ならではの歴史的事象についても補足した次第です。

心配だったのは小学4年生にとって、この岩見沢の歴史をお話するには1コマではちょっと厳しい。

しかも北海道開拓の話をするには「明治維新」を避けて通れないし、炭鉱や炭鉄港を語るには「産業革命」が不可欠。これまでの経験上、6年生ぐらいだと比較的面白がってくれるけど4年生にはかなり難解。

それでもこれまでの反省を活かしつつ、より噛み砕いたお話になるように努力したのですが、私もまだまだ修行が足りなかったようで、残念ながら目を輝かせて最後まで聞いてくれていたのは半分ぐらいかな?という印象。他はどうしても頭に入らなくなってしまって、飽きてきてしまう様子が垣間見えた気がします。これは大いに反省事項で、現在の私にとって、この4年生への座学というのが物凄く高いハードルに感じています。さてどうしたものか。。

せめて先にフィールドワークで炭鉱の現場に触れたり、駅周辺を歩いたりできればまた違うかな?と振り返りをしているところですが、いずれにせよ今の学校現場はとても忙しく、先生達も他にやることが満載の中で地域の歴史や炭鉄港のことを調べるのは大変。よって少しでもお手伝いできればと考えていますが、重ね重ね、まずはこの4年生に対する座学が私の大きな課題になっているので、子どもたちのためにも、それを克服できるように頑張らねばなりません!(いかに大人向けに話すのが楽なことか痛感します。)

現在の修正方向としては、どうしても情報過多の傾向があるので、どれかをバッサリ切り捨てるのが必要と思っていますが、考えれば考えるほど、地域の歴史にとってどれも切り捨てることの難しいものばかり・・。いっそのこと2コマならゆっくり更に噛み砕けるのか?それとも1コマのままで情報量を劇的に落とすのかを考えなくてはなりません。まぁ、やはり1コマで情報量を落とすのが正しいのだろうと思うのですが。

なにはともあれ、なかなか学校の先生の様に上手に授業を行うことはできません。

本日も「まだまだ修行がたりないな・・・」と痛感中です。

東部丘陵地域等の公共交通の再構築について(令和3年8月5日総務常任委員会より)

〈令和3年8月12日投稿〉

人口減少や生活様式の変化等、様々な影響により現在公共交通が非常に厳しい状況になっています。
その内容について、委員会時に配布された資料を添付しながら簡単に記載させていただきます。


これまでも「地域公共交通計画の策定」等、随時議会への報告がなされていますが、この度、本コロナ禍により、急激な利用者減に伴う交通事業者の経営圧迫が強まり、公共交通の維持に係わる市負担額の増加、中央バス路線の赤字拡大において、ポストコロナを見据えた持続可能な公共交通体系の構築の必要性についての報告がありました。

その大きなものとして、表題の通り東部丘陵地域における「中央バス万字線」及び「市営バス万字線」の見直しが進みます。

背景としては以下の図の通り、現状は旧国鉄万字線の経路に沿って2路線のバスが運行していますが、そのどちらも地域ニーズにあっているとは言い難く、利用者が非常に少ないことがあげられます。

東部丘陵地域の人口推移は住民基本台帳の値として、昭和60年に2,702名でしたが、令和2年には678人にまで激減していることから、長大路線の運行効率は悪化の一途を辿っている状況となります。

そして、中央バス万字線及び市営バス万字線の利用状況は以下の通りとなります。

中央バス万字線の利用者は平成30年度は約49,300人、令和元年度が約48,600人、令和2年度が激減し約34,000人となります。更にその利用者の約7割が岩見沢ターミナル~グリーンランド間で完結しており、区間全体を通しての利用は非常に少ないのが実態で、東部丘陵地域内では大型バス車両の必要性が低い。ということがわかります。

また、市営バス万字線も1便当たりの利用者数は現状で3人に満たない状況となっていて、地域ニーズとマッチしていないことがわかります。特に市営バス万字線の万字バス待合所~毛陽交通センターの利用者は平日土往復各1便、日祝往復各2便という状況で、利用者が年間で10人(令和2年度)しかなく、1便当たりの利用者数が0.01人という、非常に厳しい状況であることがわかります。

これらのことから、現行の中央バス万字線及び、市営バス万字線は廃止とし、将来に向け持続的な公共交通の確保を目指し、経営の効率化や車両のダウンサイジングを検討していくこととなります。

その主となるものとして、「地域旅客運送サービス継続事業」を活用し、事業者の変更、路線の短縮・経路変更、車両のダウンサイジング、デマンド交通の導入など、移動手段のためのあらゆる方策を検討し、地域の実情・ニーズに合わせて移動手段を最適化していくこととなります。

これまであった路線が廃止ということになると、様々にハレーション等が発生してしまうかもしれませんが、本件の背景にはこのような事情があることをご理解いただければ幸いです。


 

ちなみに、岩見沢市が中央バスに補助している額は下図の通りであり、平成28年度は約3450万円だったものが、令和2年度には赤字補てんとして8千万円+コロナ対・策利用回復等に2千万円の補助をしています。(バス会社からの要請額(赤字分のみで)は1億3,500万円)

都市間バスを除き、市内路線バスはすでに民間企業が単独で経営することが難しい状況となっています。今後の公共交通のあり方は、市の補助をどこまで実施すべきか非常に難しい局面にはいってきたことがわかります。この人口減少社会は様々な課題が浮き彫りになってきます。

〈参考資料として、下表を添付いたします。〉

旧美流渡中学校の窓枠ペインティング実施中

〈令和3年8月9日投稿〉

8月7日(土)~8月11日(水)にかけて、近年閉校となった旧美流渡中学校の雪止めの板をペイントするイベントが開催されています。

主催は「みる・とーぶ」さんで、昨年東京から移住されてきた画家のMAYA MAXXさんが地域の方々と共に壁画を描いていくものです。

これまでなかなか参加することが出来なかったのですが、本日、現場の状況を見学に行ってきました。

 

するとMAYA MAXXさんが、見事な作品を描いているところでしたが、このような窓を保護する板がかなりの数。本日はまだ白の色も塗られていなく、合板の色そのままの部分も数多く残っておりました。私は時間が少ししか取れなかったので見学だけのつもりで伺ったものの、その様子を見て少しでも手伝いができたらと思い、急遽窓一箇所分の下地塗りを実施。

今日は気温も低めではありましたが、それでも湿度が高くて汗が吹き出る。結果、この窓1箇所分で約30分ちょっとかかりましたが、無になれる時間で少しリフレッシュした気分。

どうも当初予定の11日まででは終わりそうにないとのことで、少し作業時間も伸びそうです。作業に参加お手伝いできる方がいらっしゃれば、是非こちらの「みる・とーぶ」さんにご連絡してみてください!私もどこかでお手伝いにいけたらと思っています。

炭鉱(ヤマ)の灯り 旧住友奔別炭鉱

〈令和3年8月9日投稿〉

昨晩、炭鉱の灯りが開催されました。

例年であれば盛大に開催されるのですが、本コロナ禍においては昨年に引き続き、NPO炭鉱の記憶推進事業団の関係者のみでの実施となります。これもイベントとして開催することより、炭鉱に関わってきた方々への鎮魂や慰霊といった意味合いに重きをおく吉岡理事長の思いが表現されています。

場所は三笠市にある旧住友奔別炭鉱。
建設当時は東洋一と謳われた最新鋭の立坑櫓が現存しているところです。

上の画像一番奥に見えるのが、石炭を貨車に積み出したホッパーです。

今年の豪雪により屋根が破損し、状態が見た目的にも変化してきています。このような産業遺産は、かかる経費の都合上、保存に向けた積極的な取り組みを行うことが難しいため、俗に言う「見守り保存」となってしまいます。それは致し方のないことであり、人的事故が発生しないことが最優先になるため、どうしても立ち入りなどに制限がかかってしまいます。近年、産業遺産の人気の高まりもありますが、愛好者の方は是非無断立ち入りなどのルール違反が無いように楽しんでいただければと思います。

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林家とんでん平さん【47都道府県 移動する落語会】in岩見沢

〈令和3年8月7日投稿〉

林家とんでん平さんは、日本遺産 炭鉄港の「10分でわかる炭鉄港」という動画でナビゲーター役をされている方。そのとんでん平さんが、47都道府県を落語をしながら移動していくという企画で、8月4日に岩見沢にお越しくださいました。

これは、北村温泉の後藤料理長とのご縁で実現。まずは15時から「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」で壮行会が開催されました。

その後は18時からcafe橙さんにて寄席を開催。
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少しずつブログを再開したいと思います。

〈令和3年8月2日投稿〉

議員として情報発信は義務である。

と自身で思い、今までも活動の軸に据えながらも、ここ最近すっかり情報の発信ができなくなっていました。

これはブログだけでなく、他のSNSも同様なのですが、コロナ禍における様々な環境の変化や、日々の忙しさによる疲労感に苛まれ、一頃に比べると一気に情報発信の優先度が下がってしまっていたものです。

気持ちでは「やらなきゃ」と思いながらも、少しだけSNS等と距離をおいて気持ちの充電をしたいという思いもあり、あえて放置しておりました。情けない話で申し訳ありません。

とはいえ、実務における議員活動は疎かにすることなく、なんとか日々奮闘中といったところです。

現在、議会改革の活動も進行中です。
これは2つのワーキンググループに分かれ、それぞれ議員自らが実働を行っています。

第2ワーキンググループでは、令和4年12月頃の制定を視野に議会基本条例の深堀りを進めています。

これらは他議会の条例を参考に、各地の良いとこ取りをすれば一瞬で出来上がるものですが、そこに魂はありません。まずは私達議員自らが、ゼロから策定方針や各所の条文を一つずつ見比べ理解していくことで、これまで見えなかったことも見えてきています。ただそれには膨大な時間がかかります。

現在、各所属議員の皆さんも、都度締め切りに追われながら、自身のスキルを上げるべく努力しているところです。

まず年内はこの様な基礎知識を上げていくことに尽力しつつ、次年度に向けた方向性を固めるステップを踏んでいて、これで議会全体の意思が固まれば、いよいよ策定作業へと踏み出すこととなります。

まだまだ流動的な部分も多いのですが、議会は少しずつ変化してきていることを実感しています。

これらのことも、随時発信していかなくては、誰にも知っていただくことができません。
これは私達議員の活動そのものも、市政全般についても同様です。

議会基本条例を学ぶ中で、改めて情報発信の重要性を再認識しており、なんとか努力していきたいと思っています。

引き続き宜しくお願い申し上げます。

第一小学校開校50周年記念〈クラウドファンディング〉スタートしました。

〈令和3年8月2日投稿〉

昨日より、岩見沢市立第一小学校開校50周年記念のクラウドファンディングが始まりました。

第一小は平成25年に新耐震基準を満たした新校舎になったものの、まだまだ老朽化した備品も数多く、子どもたちにとって最適な環境かというとそうとは言えない状況も続いています。とはいえ、時代の流れから行政がすべての希望に答えることは不可能であると認識しており、であるならば、やはり善意のご協力の中で、できる改善を進めていくのが大切だと実行委員会では考えています。

当然、地元企業様や地域の方々のご厚志も募りながらの進行となりますが、今回のクラウドファンディングの目的としては、現在、岩見沢から遠く離れて暮らす、卒業生を始めとする第一小学校にゆかりのある方々に対しても、この半世紀の節目を知っていただき、そして何らかの形で共に祝っていただきたいというものです。

また、このクラファンの企画と準備は私が担当させていただきました。
クラファンが世に出始めの頃から、イベントに活用できないかなど色々と気にはしていたのですが、実際に運営者側になったことはなく、初めての経験ができました。内容は至らぬ点があろうかと思いますが、どうかご容赦いただければ幸いです。

クラファンはまだまだスタートしたばかりです。
是非、多くの関係者の方々のもとに情報が届いてくれると嬉しいです。

なお、返礼品の中には校歌の音源などもあります。
(是非、クラファンサイトの実行委員長挨拶のBGMも聞いてみてください。自身が小学生時代の懐かしい思い出が蘇るかもしれません。)

どうぞお力添えのほど、宜しくお願い申し上げます。