炭鉄港カード!目指せコンプリート!〈その1〉

〈令和2年7月7日投稿〉


この度の豪雨による被害にあわれた皆様に心よりお見舞いを申し上げると共に、尊い命を落とされた方々に対しまして、深く哀悼の意を表します。



以前当ブログでもご紹介をした「炭鉄港カード」が順調の模様です!

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そらち炭鉱の記憶マネジメントセンターでお伺いしても、土日には100名以上の方が訪れる様で、想像を大きく超える反響があるとのことです。

この日本遺産「炭鉄港」の良さは空知、小樽、室蘭とわずか約100キロ圏内に数多くの日本遺産が存在し、そのどれもがそれぞれに魅力ある物語を持っています。

わずか100キロ圏内。

言葉で言うのは簡単ですが、では本当にその箇所を巡ろうとするとどんなことになるのか。

当初は忙しさを理由に傍観するつもりでしたが、やはり炭鉄港の取り組みを応援する「北海道炭鉄港市町村議員連盟」の一員として、これは自ら行動し経験するのが必須であると考えを改め、いざ出陣モードに!

まずは岩見沢のそらち炭鉱の記憶マネジメントセンターで企画スタート直後にいただいた「岩見沢レールセンター」と「朝日駅」の2枚のカードを手元に準備。これで全23枚中、残り21枚となりました。

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ちなみに、今回は妻(主運転手)と車大好き「ハチ吉」の2人+1頭での道中。

 


■〈第1日目〉某月某日 その日のスケジュールを終え、午前11時ごろに岩見沢を出発。

まずは岩見沢から行くのに最も気合が必要と思われる室蘭に狙いを定める。運転は妻、私は助手席、ハチ吉は後部座席でハーネスシートベルト完備。

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時間があれば高速道路ではなく、世界遺産認定が期待される「キウス周堤墓群」などを見学しながら支笏湖経由?と思ったものの、今日中に「室蘭→安平→夕張」と巡る作戦を立てたため、行きのみ高速道路を活用。


■1箇所目は「室蘭市民族資料館」へ。

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ここでいきなり衝撃が・・・

 

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レールの刻印【KRUPP GERMANY 1890HTT】

「なんと!お主こんなところにもいたのか!」というレアレール(つい変な癖でレールを見ると刻印を確認してしまいます)。

岩見沢駅では改札口を抜けて数メートル行った天井に梁として使用されているものと全く同じ。北海道炭鉱鉄道会社が1890年にドイツのクルップ社(この話をすると幕末や榎本武揚などに通じていく)に発注したレールで、まさしくこの室蘭線で使用されていた様です。

さすが明治25年に北炭が敷いた岩見沢と室蘭を結ぶ路線。
このようなレールからでも炭鉄港の繋がりを感じることができます。

ちなみに資料館内部もしっかり見学。
今回のテーマはただカードをもらうだけでなく、関連する施設なども極力見学することを目的とします。


 

この後、人生で初めて(?)白鳥大橋を通過。

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この白鳥大橋を渡って少し進むと、次の目的地である「北星株式会社(旧三菱合資会社)」が近づいてきます。

 

つづく

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