令和4年第2回定例会閉会

〈令和4年6月30日投稿〉

6月13日に開会した定例会もあっという間に終了しました。
何とも忙しい日々で、このブログを更新するエネルギーも失われるほど・・
そんなことではいけないと常々思っているのですが、何とも情けない話です。

といことで、非常に不甲斐ないのですが、少しだけ議会報告の投稿をさせていただきます。
今回の決定事項等は以下の通りでした。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/gikai_jimukyoku/iwamizawashigikai/2/3/3484.html


条例関係については原案の通り可決。
他に追加議案として人権擁護委員の推薦があり、こちらも原案の通り可決。他には議会から国に対する意見書として4本が可決しています。

補正予算の目立ったものとしては、開会初日に行った先決において、

■子育て世帯生活支援特別給付金事業に1億円
(児童扶養手当受給者等世帯(ひとり親世帯)・非課税世帯等)
■プレミアム建設券事業に3億3,820万円
(発行部数10万セット、プレミアム率30%、使用期間9月~1月(予定))
■小規模事業者等経営サポート事業に7,000万円
(原油価格等高騰の影響を受けている個人又は法人事業者(対象業種あり、約220事業者を想定)
■プレミアム建設券発行支援事業に2,520万円
(当初2回実施を4,200口追加発行し3回目を実施)

とが審議され可決。

また最終日に以下の追加補正予算審議がありました

■子育て世帯生活支援金特別給付金事業
(先決で決定した国制度5万円に道の独自給付1万円を追加)
■学校給食共同調理書運営事業
(食材等の価格高騰の影響により不足する見込みである賄材料費の増額補正:保護者負担を据え置いた上で、学校給食の質を維持)

この追加提案も原案の通り可決となっています。

参考までにこれら補正予算に関しては、本会議(議場)において各所管委員会に付託され、本会議休憩中に委員会質で常任委員会を開催、そこで審査が行われ、その結果を本会議にて報告という手順を取ります。

その際、慣例ではありますが、委員会で反対意見が無かった場合は本会議では簡易採決といって、口頭のみで可決され、もし反対意見等があった場合は賛成者の起立採決により多数決となります。

余談ではありますが、この様な流れとなっています。

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本日より令和4年第2回定例会が開会します。

〈令和4年6月13日投稿〉

本日より第2回定例会が開会します。

通常の日程と異なるのは、議案第44号が先議として上程される予定になっており、これは「プレミアム商品券」「子育て世帯生活支援特別給付金事業」「小規模事業者等経営サポート事業」「プレミアム付建設券発行支援事業」に係る補正予選となります。

コロナ禍や各種値上がり等の経済的影響を考慮し、一刻も早く措置を行うべく一般的な日程ではなく、先議として初日に審議される予定です。

歳入については国庫支出金を見込み、歳入歳出それぞれ5億3340万円となります。

なお、本定例会の会議予定は以下のとおりとなります。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/gikai_jimukyoku/iwamizawashigikai/1/3500.html

空知総合振興局幹部との意見交換会

〈令和4年6月12日投稿〉

6月9日(木)、北海道議会議員の村木中氏のご尽力により、表題の様な意見交換会が開催されました。

冒頭において空知総合振興局の白石俊哉局長より、〈次世代につなぐ空知〉というテーマの下、

■新型コロナの状況
■ゼロカーボン北海道
■スマート農業
■安近炭
■札幌建管の主要事業

というお話がありました。

その内容について、新型コロナに関して少しだけ若干ご紹介させていただくと

北海道全体の新規感染者累計数(2021年6月20日~2022年6月4日)では、すでに14人に1人が感染し、札幌市では11人に1人、岩見沢市では21人に1人が感染している状況。

空知全体としては、人口282,686人のうち11,615人が感染し、24人に1人の割合となります。

また、年齢別(北海道全体)では、一番感染割合が少ないのが70歳代で60人に1人。
10歳未満では6人に1人が感染しているというデータでした。

あらためて数字で見るとその感染状況が良くわかります。


現在は感染状況も落ち着き始め、急速にフェイズが変化してきています。あらゆる環境が元に戻ろうとしていく中で、新たな変異株が猛威を及ぼさぬことを祈ると共に、経済活動とゼロカーボンの両立が図られる社会を目指していかなくてはならない難しさも感じています。

北海道自治立志塾開催

〈令和4年5月26日投稿〉

昨晩、北海道大学公共政策大学院の山崎幹根教授を塾長とし、年4回開催される超党派の議員勉強会の「北海道自治立志塾」が開催されました。

私が運営幹事でありながら、今年は絶不調で前回は大きな失態。今回もギリギリになっての調整&案内となってしまったことから、その仕組みづくりや本来の主旨をいま一度見直す機会をいただきました。

お陰様で、色々と前向きな整理をすることができ、次回からはぐっと楽に段取りができるのではないか?と楽しみにしています。

さて、昨晩はその様な根幹に係わる話と共に、いつもの議員間の情報交換が行われ、これまた非常に有意義な時間となりました。コロナ禍で色々な変化がありますが、多様な課題解決に向け、立ち止まっている暇はないという感じです。エネルギッシュな方々に引っ張られるのはありがたいことです。

次回は8月25日の夜に開催となります。

その前日から二日間はHOPSの地方議員・公務員サマースクールがあります。
こちらも申込みをしなくてはなりません。

https://www.hops.hokudai.ac.jp/social/%E5%9C%B0%E6%96%B9%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%83%BB%E5%85%AC%E5%8B%99%E5%93%A1%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB2022/

性の多様化(LBGT等)に関するアンケート

〈令和4年5月19日投稿〉

今朝の北海道新聞でも記事として掲載されておりましたが、現在、岩見沢市において「性の多様化に関するアンケート」を実施中です。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/shiminrenkeishitsu/shiminkatsudo_community/3/seinotayousei/9101.html

性の多様性について(岩見沢市のwebサイトより引用)

近年、性の多様性について関心が高まり、身体の性と心の性が異なる場合や、同性に恋愛感情を抱く場合など、そのあり方は多様であることが知られてきています。

性のあり方は、「身体の性」、「性自認(心の性)」、「性的指向」、「性表現」の4つの要素の組み合わせで形作られています。人それぞれ顔や性格が異なるように、その組み合わせは一人ひとり異なり多様であることから、「性はグラデーション」と表現されることもあります。

市は、一人ひとりが性の多様性を理解し、社会生活の様々な場面において偏見や差別をなくし、市民一人ひとりが暮らしやすい社会の実現を目指しています。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/shiminrenkeishitsu/shiminkatsudo_community/3/seinotayousei/4381.html


時代はここ数年で大きく変化してきていますが、まだまだ社会の仕組みが追いついていない状況だと思います。やはり岩見沢市としても同性パートナーシップを設けるなど、前向きな取り組みが必要なのだと考えています。

ぜひ、皆様の多様な意見もお寄せいただければ幸いです。

■アンケートページへのリンク
https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/shiminrenkeishitsu/shiminkatsudo_community/3/seinotayousei/9101.html

第2弾!炭鉄港カード巡りを始めます!

〈令和4年5月17日投稿〉

5月10日より始まった第2弾!炭鉄港カードの配布。

やはり微力でも北海道「炭鉄港」市町村議員連盟の会長職を預かる者として、前回の第1回も20枚全てをコンプリートしました。その模様は当時のブログに掲載しています。

そこで第2弾となる今回も「やはり全箇所コンプリートしなくては!」という思いの下、一昨日の日曜日から収集活動を開始したところです。その活動報告は少し編集も慣れてきたYouTubeにしてみようと思った次第。

しかしながら、今回のvol1を投稿するに当たり、編集にかかった時間は約8時間!

これを全箇所行うとなると、果たしてどれぐらいの労力と時間が必要となるのか途方に暮れます。

とは言えこのご時世、動画編集のスキルぐらいあった方が良いだろうとの思いで、時間は夜な夜なつくれば良いかと考えなおし、少し真面目に挑戦してみようかと思っています。きっと慣れればもっとスピードも質も向上もできるのではないか?と目論んでいるのですが甘いかな?(公務等優先なので、もしかしたら挫けて更新が滞る可能性もありますので、その辺りはゆるめでご容赦いただければと思っています)


今回はやはり地元からスタート!

せっかくなので、岩見沢市外から岩見沢を訪れる方向けに作ってみました。

どれほど需要があるかわかりませんが、動画編集のスキルを上げるための自己満足の延長ということでご容赦いただければ幸いです。

ということで炭鉄港!

空知や関連地域、そして岩見沢を盛り上げると共に、生活の質の向上に繋がりうる日本遺産の活用推進を目指し、少し頑張っていきたいと思います。

新型コロナウイルスワクチン接種対策事業に関する一般会計補正予算(第1号)の専決処分について

〈令和4年5月14日投稿〉

5月13日付けで「令和4年度一般会計補正予算(第1号)」の専決処分が行われました。

〈注〉専決処分とは、本来であれば議会の議決・決定を経なければならない事柄について、市長が地方自治法の規定に基づいて、議会の議決・決定の前に自ずから処理することを言います。

これは表題にある通り、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を実施するため、ワクチン接種受付業務や問い合わせ対応・データ入力業務の継続に係る経費、接種券作成・発送経費等、迅速かつ円滑なワクチン接種業務の実施に必要となる経費の追加を行うものです。

財源は新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金(9420万円)並びに同接種体制確保事業費国庫補助金(8180万円)となり、国から全額賄われるものです。

今回の接種対象者は60歳以上(約3万人想定)と基礎疾患を有する者(18歳以上60歳未満5,000人前後を想定)となります。

その積算内訳は以下の通り。

岩見沢市のワクチン接種に関する令和4年当初予算が約2億3900万円でしたが、この度の補正で1億7600万円が追加され、約4億1500万円となりました。原則、国からの予算措置であるとは言え、日本全体で莫大な金額が動いていることがわかります。

本事業の実施スケジュールに関しては、臨時議会を開かず、市長専決処分で行ったほどなので、やはりタイトになります。

■5月中旬から順次接種券を作成
■5月下旬には接種券を発送、60歳以上の医療従事者、施設入所者等の接種開始
■6月中旬より一般接種受付開始
■7月上旬から60歳以上の一般接種開始
となる様です。

なお、3回目の一般接種は1月31日に開始されているとのことです。


マスクの制限についてもそうですが、一刻も早く日常生活が戻ることを祈ると共に、やはり経済を循環させることも重要であり、注意しつつ、うまくバランスを取りながら前進できたらと思っています。


*ちなみに補足ですが、60歳以上の接種実績に関する資料がありましたので紹介します。

区分
対象者14,700人19,779人34,479人
1回目接種者13,885人18,640人32,525人
2回目接種者13,850人18,591人32,441人
3回目接種者12,856人17,363人30,219人
3回目接種率87.46%87.79%87.64%
*対象者に対する接種率(岩見沢市健康福祉部健康づくり推進課資料より)

議会改革委員会&議員定数等検討委員会進行中

〈令和4年5月14日投稿〉

5月12日(木)はスケジュールの混み合った一日でした。

10時から議会改革第一ワーキンググループ。
11時からは議員定数等検討委員会の検討事項を協議するためのクラブ会議。
お昼を挟んで13時からは議会改革委員会第二ワーキンググループ

議会改革委員会第一ワーキンググループは本会議場での一問一答方式採用に向けた細かなルール等について。

当初は6月定例会から試行する予定でしたが、もう少し丁寧に議論を重ねることとなり、9月定例会からの試行となりそうです。ちなみに第二ワーキンググループでは、議会基本条例の逐条解説の協議まで進行中。

議員定数等検討委員会については、5月20日が次回開催となるため、前回の委員会にて協議事項となった部分について、会派内での意見集約を行ったものです。

気がつけば今期も残り1年を切りました。
やるべきことをしっかりと進めていきたいと思っています。

第2回 World Baseball of Children NORTH FIGHT 2022が9月に開催されます。

〈令和4年5月12日投稿〉

昨年の10月に初開催された第1回 WBC NORTH FIGHT2021

コロナ禍ということもあり、海外、全国からの参加は叶いませんでしたが、北海道内各地からチームが集い熱戦が繰り広げられました。

その第2回として、本年は9月23~25日で開催されることが決定しました。

そのエントリーは本日より解禁。

参加希望のチームは是非公式ホームページをチェックしてください。

https://www.world-baseball-of-children.com/


大会協賛金も本日より募集開始となりました。


各  位

NORTH FIGHT実行委員会実行委員長 内 田  茂 伸

第2回World Baseball of Children [NORTH FIGHT] 2022協賛趣意書

謹啓 新緑の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素より大変お世話になっておりますことを厚く御礼申し上げます。昨年、第一回開催につきましては、温かいご支援、ご協力を賜りましたことを心から感謝申し上げます。さてこの度、海外並びに日本各地から少年野球チームが集い、岩見沢の地で野球大会を開催いたしたく準備を進めているところです。本年も引き続き、新型コロナウイルスの影響を考慮しながらの開催となりますが、これからを担う青少年が、自らが熱中する野球を媒体とした各地との交流や国際的な親睦を通し、「キラリと光る人材」へと育つ場づくりの一助として、本事業にご理解を戴き、経費の一部について、広く皆様にご協賛を賜りたくお願いを申し上げる所存です。何卒宜しくお願い申し上げます。

謹白

■大 会 名: 第2回World Baseball of Children [NORTH FIGHT] 2022
■開 催 日: 令和4年9月23日(金)~25日(日)
■開催場所: 岩見沢市内各所
■実施内容: 青少年軟式野球大会
■主  催: NORTH FIGHT実行委員会実行委員長 内田茂伸振込
■口座: 空知信用金庫 本店(010)- 1050357ノースフアイトジツコウイインカイ
*1口5,000円(誠に恐縮ですが、振込手数料はご負担いただければ幸いです。)
*大会パンフレットやwebサイト等に企業名(ご芳名)を記載させていただきます。〈1万円以上は金額に応じて広告枠を拡大して掲載させていただきます。〉
■Webサイト:https://www.world-baseball-of-children.com/


近日中にクラウドファンディングもスタートする予定です。

滝川の人造石油資料の展示「石油ヲ造レ」

〈令和4年5月10日投稿〉

昨日、北海道「炭鉄港」市町村議員連盟でシェアさせていただいたのですが、戦時中に滝川で製造していた人造石油の特別展が開催されるとのことです。

これは空知の石炭を主原料とし、化学的に石油を製造していたもの(ドイツ発祥のFT法)。

空知には豊富な炭田があり、この人造石油の他にも、砂川では東洋高圧工業㈱が原料炭を使用して100万t規模の硫安を製造。パイプラインで留萌に送り、満州、朝鮮、中国などアジア全域を市場とする構想があったそうです。滝川の人造石油を含め、将来的に砂川・滝川地域に一大化学コンビナートが出現することを踏まえ、10万キロワットの破格の火力発電所をつくる計画もありました(炭鉄港公式ガイドブックより)。

これらが実現していたら、この空知は国内でも有数の化学コンビナートが誕生していたこととなり、この地域は今とは全く違う歩みを刻んでいたことと思います。

しかしながら、これらの計画は終戦とともにその役割が失われました。

我が国の人造石油に関しては、終戦後、GHQに資料を没収され詳細があまりわからないようですが、リンク先ニュース記事を一部引用すると

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工場の多くは空襲で破壊されたが、空襲を受けなかった滝川では市郷土館に工場の図面や研究報告書など約300点がひっそりと保管されていた。これらの資料について、国立科学博物館(東京)は昨年、「当時の社会背景を受けた技術開発や工業化を示すものとして重要」と高い価値を認め、「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録した。
「こんなに人造石油の資料がそろっているのは滝川だけ。多くの工場関係者が『戦争が終わっても石油の技術は生かされる』と信じ、資料を大切に持ち続けてくれたおかげです」。

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これらの資料を元に、6月18日から8月21日まで、滝川美術自然史館にて特別展が開催されるそうです。

これは楽しみです。

リンク先のニュースはこちらからどうぞ

https://www.city.takikawa.hokkaido.jp/260kyouiku/05bijyutsu/b-museum.html