岩見沢市議会基本条例の設定について

〈令和4年12月17日投稿〉

12月5日(月)から始まった令和4年第四回定例会も、昨日、16日(金)をもって無事閉会となりました。

今回の定例会において、最終日に議員提案として岩見沢市議会基本条例を上程させていただき、全会一致にて可決されたことをご報告いたします。

これにより、令和5年4月1日より岩見沢市議会基本条例が施行されることとなりました。

本会議における提案理由説明の様子は、下記youtubeでご覧いただくことができます。

この議会基本条例は、私が委員長を務める議会改革委員会いおいて議長からの諮問を受け、議会改革委員会の第2ワーキンググループ(武田座長)が中心となって、19回にわたり協議を重ねてつくりあげてきたものです。

その想いとしては、本基本条例を岩見沢市議会のあるべき姿を示す最高規範とし、市民の負託に応える岩見沢市議会を築くべく順守、実践するとともに、絶えることなく続く議会改革に積極的に邁進することを決意するものです。

なお、その副次的効果の一つとして、今後、岩見沢市議会議員に立候補したいと考えた人などが、この基本条例を見れば、その役割と責務等をイメージできる様にという思いも込めています。

このように令和3年3月以降、19か月間、19回にわたる協議を経て、この度の上程と相成りました。

その条例の内容については以下のようになります。


岩見沢市議会基本条例

〈目次〉
前文
第1章 総則 (第1条・第2条)
第2章 議会及び議員の活動原則 (第3条―第9条)
第3章 市民参加及び市民との連携 (第10条)
第4章 議会と市長等との関係 (第11条・第12条)
第5章 委員会の活動 (第13条・第14条)
第6章 議員定数及び報酬等 (第15条―第17条)
第7章 議会の機能強化 (第18条―第23条)
第8章 最高規範性及び見直し (第24条・第25条)
附則

前文

直接選挙で選ばれた代表で構成される議会は、岩見沢市まちづくり基本条例におい
て「市の意思を決める議決機関」であり、「市長等による事務の執行を監視し、及びけ
ん制し、市民の意思を政策に反映させる」ことが定められている。まさしく議会とは二
元代表制の一翼を担い、首長と議会がそれぞれの機能を発揮しながら、住民自治を始め
とする日本国憲法に定める地方自治の本旨を目指すものである。
その実現のために、議会は自らの重責を認識し、開かれた議会運営を目指し、議員
は、個々の資質を高めるべく自己研鑽に努め、市民参加を基本としたまちづくりを推進
する責務がある。
よって、我々は、市民の負託に応える岩見沢市議会を築くべく、議会及び議員の関係
性や規範等を明文化し、遵守、実践するとともに、絶えることなく続く議会改革に積極
的に邁進することを決意し、ここに「岩見沢市議会基本条例」を制定する。

第1章 総則

(目 的)
第1条 この条例は、二元代表制における岩見沢市議会(以下「議会」という)及び岩
見沢市議会議員(以下「議員」という)の責務、活動の原則その他の議会に関する基
本的な事項を定めることにより、岩見沢市民の負託にこたえ、もって市民福祉の向上
及び市政の発展に寄与することを目的とする。

(基本理念)
第2条 議会は、市政における意思決定機関として、その責務を果たすものとする。
2 議員は、前項の意思決定機関の構成員として、その責務を果たすものとする。

第2章 議会及び議員の活動原則

(議会活動の原則)
第3条 議会は、市政における意思決定機関であることを認識し、次に掲げる原則に基づ
き行動しなければならない。
(1)市長等による事務の執行を監視し、けん制し、評価を行うこと。
(2)多様な市民の意見を把握し、市政に反映できるよう市民参画の拡充に努めること。
(3)意思決定にあたって、議員間、市長等との自由な討議を通し、合意形成に努めるこ
と。
(4)公正性及び透明性を確保した議会運営を目指し、市民から信頼される議会を目指す
こと。
(5)この条例の趣旨を踏まえ、議会に関して定められた条例、規則及び議会内の申し合
わせ事項等を継続的に見直すこと。

(議員活動の原則)
第4条 議員は、選挙で選ばれた市民全体の代表であることを自覚し、次に掲げる原則に
従い活動するものとする。
(1)市民がまちづくりの主体であることを認識し、一部団体及び地域の代表にとらわれ
ず、市全体のまちづくりの視点で市民福祉の向上を目指して活動すること。
(2)市政の課題全般について、広く市民の意思を把握し、これを政策形成に反映できる
ように努めること。
(3)議会における審議及び政策立案活動の充実を図るため、積極的に調査研究、自己研
鑽に努めること。
(4)議会活動について、積極的に情報の発信を行うとともに説明責任を果たすこと。

(議員の政治倫理)
第5条 議員は、市民全体の奉仕者として、政治倫理及び人格の向上に努め、常に良心に
従い、誠実かつ公正にその職務を行わなければならない。
2 議員の政治倫理に関し必要な事項は、別に定める。

(議長及び副議長)
第6条 議長は、議会を代表する立場として中立かつ公平な職務を行い、議会の秩序保
持、議事の整理及び議会事務を統理する。
2 前項の規定は、副議長が議長の職務を行う場合について準用する。この場合におい
て、同項中「議長」とあるのは「副議長」と読み替えるものとする。

(会 派)
第7条 議員は、議会活動を円滑に実施するために、会派を結成することができる。
2 会派は、議会運営、政策形成に関し、必要に応じて会派間で調整を行い、合意形成に
努めるものとする。

(議会の合意形成)
第8条 議会は、言論の府であることを十分に認識し、議員相互間の公平で自由な討議を
中心に運営されなければならない。
2 議会は、本会議及び委員会において、議案の審議及び審査にあたり結論を出す場合に
あたっては、合意形成に向けて議員相互間の議論を尽くすように努めるものとする。

(災害時の議会対応)
第9条 議会は、災害等の緊急の事態が発生したときは、総合的かつ機能的な活動を図る
ことができるようにするため、危機管理体制の整備に努めなければならない。
2 議会は、災害復旧に必要な予算を迅速に決定するなど復興に向け積極的に役割を果
たすよう努めなければならない。
3 災害時の議会の行動基準等については、別に定める。

第3章 市民参加及び市民との連携

(市民参加及び市民との連携)
第10条 議会は、情報技術の発達を踏まえた多様な広報広聴手段を活用し、議会広報の
充実を図らなければならない。
2 議会は、市民の意向を議会活動に反映することが出来るよう、広く市民の意見を聴取
する機会の確保に努めなければならない。
3 本会議及び委員会は、公開を原則とする。
4 議会は、地方自治法に規定された公聴会制度及び参考人制度を十分活用し、市民の専
門的な識見等を議会の政策形成に反映させるよう努めなければならない。

第4章 議会と市長等との関係

(議会と市長等との関係)
第11条 議会は、二元代表制の下、市長等の執行機関と対等で緊張感のある関係を構築
し、市長等の事務の執行を監視及びけん制し、評価を行うとともに、政策の立案及び提
言を通して、市政の発展に取り組むものとする。
2 本会議及び委員会における質疑及び質問は、広く市政の課題に関する論点及び争点
を明らかにするため、一括方式によるほか、一問一答方式で行うことができる。
3 市長等は議員からの質疑及び質問を受けたときは、その論点を整理するため、議長又
は当該委員会の長の許可を得て、当該議員に対し反問することができる。

(政策等に対する説明の要求)
第12条 議会は、市長等が政策を提案した場合、議会審議における論点を整理し、その
審議を深めるため、市長等に対し必要な情報を明らかにするよう求めることができる。

第5章 委員会の活動

(委員会の役割)
第13条 委員会は、本会議における能率的な審議及び表決を行うため、審査機関及び調
査機関としての役割を担うものとする。
2 委員会は、市政の課題に迅速かつ的確に対応するため、その専門性及び特性を十分発
揮しなければならない。

(委員会の運営)
第14条 委員会は、委員の資質向上及び政策の充実に資するため、独自に調査研究する
よう努めるものとする。
2 委員会は、審査及び調査に当たっては、市民に対し分かりやすい議論を行うよう努め
なければならない。

第6章 議員定数及び報酬等

(議員定数)
第15条 議員定数は、市政の現状及び課題、議会の審議能力並びに市民意思の適正な反
映を確保するなど、総合的な観点から、別に条例で定める。

(議員報酬)
第16条 議員報酬等は、市民の負託に応える議員活動の対価であることを基本として、
別に条例で定める。

(政務活動費)
第17条 政務活動費の交付を受けた会派又は議員は、政策立案又は議案等の審議及び
審査のための調査研究等に資する活動費用として活用し、その使途を収支報告書とと
もに議長に報告し、透明性を確保しなければならない。
2 政務活動費の交付に関し必要な事項は、別に条例で定める。

第7章 議会の機能強化

(議会改革)
第18条 議会は、社会環境及び経済情勢等の変化を的確に把握し、新たに生ずる市政の
課題を適切かつ迅速に対応するため、継続的に議会改革に取り組むものとする。

(議員研修の充実強化)
第19条 議会は、市政の課題を多角的な視点から捉え、議員の政策形成及び立案能力の
向上を図るため、議員研修の充実及び強化に努めるものとする。
2 議会は、議員研修及び調査研究の実施状況を、議会広報、ホームページその他の広報
活動により公開するものとする。

(調査研究のための機関の設置)
第20条 議会は、審査、諮問又は調査のため必要があると認めるときは、調査のための
機関を置くことができる。
2 専門的事項に係る調査を行うときは、必要に応じて、学識経験者等を活用するものと
する。

(議会事務局の体制整備)
第21条 議長は、議会及び議員の政策立案能力を向上させ、議会活動を円滑かつ効率的
に行うため、議会事務局の調査活動の充実及び法制能力の強化を図るとともに、議会事
務局の組織体制の充実に努めるものとする。

(議会図書室の充実)
第22条 議会は、議員の調査研究のため必要な図書及び資料を収集し、議会図書室を適
正に管理運営するとともに、その機能の強化に努めるものとする。
2 議会図書室の管理運営について必要な事項は、別に条例で定める。

(予算の確保)
第23条 議会は、議事機関としての機能を確保するとともに、より円滑な議会運営を実
現するため、市長に対し、必要な予算を確保するよう求めることができる。

第8章 最高規範性及び見直し

(最高規範性)
第24条 この条例は、議会における最高規範であって、議会は、この条例の趣旨に反す
る議会の条例、規則等を制定、改廃してはならない。
2 議会及び議員は、この条例に定める理念及び原則並びにこれらに基づいて制定され
る条例及び規則等を遵守し、議会を運営しなければならない。
3 議会は、議員にこの条例の理念を浸透させるため、一般選挙を経た任期開始日以後、
速やかに、この条例の研修を行うものとする。

(見直し手続き)
第25条 議会は、この条例の目的が達成されているか否かを、毎年、議会運営委員会に
おいて検証し、公表するものとする。
2 議会は、前項の検証の結果により、この条例の改正を含む適切な措置を講じなければ
ならない。
3 議会がこの条例を改正するときは、本会議において、改正の理由及び経緯を詳しく説
明しなければならない。

附則

この条例は、令和5年4月1日から施行する。

㈱ワークヴィジョンズの西村浩さんが岩見沢へ!まちづくり系に興味のある方はぜひご参加してみてはいかがでしょうか!

〈令和4年12月4日投稿〉

岩見沢複合駅舎の設計でお馴染みの西村浩さん。

㈱ワークヴィジョンズの西村さんといえば、今や飛ぶ鳥を落とすが如くの大活躍で、建築業界のみならず”まちづくり系”の界隈でも非常に有名な方になってしまいました。

元々、刻印レンガの「岩見沢レンガプロジェクト」や「いわみざわ駅まる。」等々でも随分とお世話になりましたが、私の印象としては、我々凡人にはなかなか見えないものを、その知識と経験、そしてセンスによって、しっかりと見据えている天才の一人という感じです。

また、その能力をひけらかすことなく決して偉ぶらず、とても気さくな方。

改めて凄い方だと思っています。

西村さんとは先日、故吉岡宏高理事長の告別式にて、かなり久々にお会いしましたが、大きく進化した西村イズムを岩見沢でお話いただけると思うと楽しみです。


その岩見沢に来ていただける理由は、岩見沢市商店街振興組合連合会青年部の前野さんの企画で、下記のようなものです。

どなたでもご参加可能で、事前申し込みも不要とのこと!

もちろん私は楽しみに参加させていただきます。

ぜひこれからのまちづくりの事に興味がある方はご参加してみてはいかがでしょうか!

こんな機会は滅多にないと思います。

(下記は12月3日発行のプレス空知記事です)

議会改革委員会より議会基本条例に関する答申を行いました。

〈令和4年12月3日投稿〉

11月28日(月)10時より議会改革委員会を開催し、これまで進めてきた議会基本条例の最終版についての確認を行いました。結果、その内容で議長へ答申することが決定し、翌29日(火)に議会改革委員会委員長の私と、基本条例の制定に向けた第2ワーキンググループの座長として尽力していただいた武田座長と共に、議長への答申をさせていただきました。

これにより、12月定例会の最終日に上程し、審議を受ける予定で進行中です。

その詳細については、審議終了後に改めて詳しく紹介させていただきたく存じます。

故吉岡宏高氏へ哀悼の誠を捧げます

【臨時記載(偲ぶ会終了後に臨時記載分を削除します)】

「吉岡宏高さんを偲ぶ会」のご案内

歳晩の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととご拝察申し上げます。

さてこの度、本年11月26日に急逝いたしました、当NPO法人炭鉱の記憶推進事業団 理事長であった吉岡宏高とご縁のある皆様にお集まりいただき、その生前の足跡を振り返りたく「偲ぶ会」を相営みたく考えております。

つきましては時節柄大変ご多用中のことと存じますが、下記のとおり執り行いますので、どなた様もお気軽にご臨席いただきたくご案内申し上げます。

令和4年12月19日

主催「吉岡宏高さんを偲ぶ会実行委員会」
実行委員長 大橋二朗(NPO法人炭鉱の記憶推進事業団副理事長)

日時 令和5年1月14日(土)午後1時より

会場 駅東市民広場「イベントホール赤レンガ」

〒068-0034 岩見沢市有明町南1番地14  電話0126-22-5871

以上

*なお当日は平服にてご参加ください。

*詳細については、こちらもご覧ください。
https://yamasoratan.blog.fc2.com/blog-entry-3346.html



〈令和4年11月28日投稿〉

今朝の新聞記事でも掲載がありましたとおり、11月26日の夜、長年にわたり〈炭鉄港〉等の活動を推進してきた吉岡宏高氏が急逝大動脈解離により急逝されました。

1999年から20年以上にわたり、「負の遺産」と言われてきた炭鉱遺産を地域固有の資源として活用することを広め、「あるもので、ないものをつくる」を具現化すべく先頭に立って突き進んできてくれた人です。

その人となりは温厚で、しかし強烈な個性と「天才」という表現しか浮かばない、広範囲で膨大な知識量を持ち、我々凡人には見えていないことを常に見つめながら歩みを進めてきた人。私は身近にいる数少ないスーパーマンの一人として尊敬していました。

NPO炭鉱の記憶推進事業団の理事メンバーの言葉を借りると「吉岡さんは機関車。私達はその機関車に引っ張られてついていく貨車」という表現がピッタリでした。その機関車を失った貨車は一体どうなるのか。

でも私達はせっかく日本遺産「炭鉄港」として芽吹いた価値を失うわけには行きません。

この小樽と室蘭にあった北炭の石炭積み出し桟橋の様に、機関車から貨車が離れ、貨車だけで自動で反転して戻っていく様に、貨車にだって意地を見せることができるような気がしています。吉岡理事長の残した功績は非常に大きく、すでに各地でその種が芽吹いています。

これまでのように、全部を見渡せるスーパーマンはいないかもしれないけれど、地域やジャンルに特化した種も「集合知」になれば何とかなるはず。私達はそんな「種」として、そしてこれまで引っ張ってもらってきた「貨車」として、その意地を見せていかなくてはならないと思っています。

少なくとも私はほんのちっぽけで微力だけれど、何かできることを模索していきたい。

今の疲弊した地方にとって、自分たちのまちのアイデンティティを再構築し、負の遺産をプラスの価値に変換できるこの「炭鉄港」をしっかりと育てていかなくてはならないと思っているのです。


故人との思いでは沢山あります。

しかしその膨大な知識量に、いつも「へぇー!」と感心して頷くばかり。あまり頭の良くない私にとっては、その「へぇ~!」があればあるほど、終わってみれば「凄い面白かったけど、なんだったっけ?」という様な情報過多の状況。色々と教えてもらった分の、せめて10分の1でも記憶に残っていれば、私ももう少し戦力になれたのにと思うと悔しくてなりません。まさかこんな突然居なくなるとはほんの1ミリも想像していなかったのです。

いつでも聞けば答えてもらえる。

そんな存在だと思いこんでいました。

本当に残念でなりません。


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新型コロナウイルスへの感染

〈令和4年11月28日投稿〉

先週、とある日の朝から発熱。

その直前に家族が新型コロナウイルスに感染したことが判明し、怖いなと思っていた矢先でした。

よって、私が発熱した時点で、ほぼ間違いなく陽性だろうという判断。
我が家はすでに誰も外出することが叶わないことから、市内の実家に連絡し、抗原検査キットを薬局で購入してきてもらい自分で検査。

検査結果としては、残念ながら見事な2本線が現れ、そこから本格的な自宅療養となりました。


検査の後はインターネット経由で陽性者登録を行い、以下の様なメールが来て陽性者登録申請が完了しました。


私の症状としては、発熱と咳がズルズルと続き、1週間寝込んでしまいました。

特に、昼間は比較的落ち着くのですが、夜になると悪寒と関節や筋肉の痛みで眠れないこととなり、想像よりかなり苦しい日々でした。行動制限が解除された現在も、発熱こそないものの、咳はもちろんのこと体温調整がうまくできず、寒さや暑さに悩まされますが何とか回復に向けて養生中です。

今回、私の濃厚接触者となってしまった方々は、ことごとく陰性で一人も感染者が出なかったのが幸いですが、この静養期間においては、スケジュール変更等、様々にご迷惑をおかけした場面がありました。関係各位に対し、ここに謹んでお詫びする所存です。


いざ自分が罹ってわかったこととして、発熱の度合いはさほどではなかったものの、悪寒と各部の痛みは本当に厳しいものがありました。また現在も怠さや咳、体温調整があまりうまく機能していないなど、後遺症とまではいわなくても体調が万全でないことを自覚しています。

国としても、今後、2類から5類へという議論も進むかと思います。

経済活動等を軽視するわけにはいかないため、現在の重症者や死者数であれば、ここは舵を切るのも必要な気がしています。しかし、症状の程度によってはこれまで経験した風邪と比較すると、ちょっと厄介な印象です。

個々の対策として、あらためて感染には気をつけていきたいと思っています。

某小学校4年生の座学へ

〈令和4年11月16日投稿〉

春の岩見沢発祥の地公園での授業に引き続き、先日の万字炭鉱跡のズリ山登山をした某小学校4年生!

秋晴れの下、某小学校4年生とズリ山登山!

その私担当の3回授業の最終回として、教室での座学の機会をいただきました(今週の金曜日には、最後の仕上げとなる「NPO炭鉱の記憶推進事業団」の北口事務局長からの座学が一つ残っています。〉。

今回のテーマは「岩見沢の歴史と炭鉄港」です。

授業時間直前に学校に着いたら、数人の生徒が職員室の前にいてくれ、歓迎とともに教室まで案内してくれました。その道中はズリ山登頂のときの話が尽きません。とても楽しい思い出になってくれたようで嬉しく思います。

さて、今回はフィールドワークではなく座学!

まだ習っていないことばかりで、結構難しい話題も出てしまいます。

岩見沢の歴史を語る上で外せない「明治維新」や「産業革命」をできるだけわかりやすく砕きながらも、そこはやっぱり簡単ではありません。それでも最後まで一生懸命聞いてくれました。

今はあまりピンと来なくても、この一連の流れがいつかどこかで繋がるときがくると信じています。

その時に、岩見沢に対しての誇りや愛着が高まってくれれば嬉しく思います。

この度はお付き合いいただき、誠にありがとうございました♪
ぜひこれからも岩見沢のことを少しずつ学んでいっていただければありがたいです。

岩見沢市議会 令和4年度第4回臨時会が開催されました。

〈令和4年11月15日投稿〉

11月14日(月)は臨時会が開催されました。

議案は以下の2件となり、共に可決となっています。

1)補正予算

戸籍住民票印鑑証明書交付事務事業⇒マイナンバーカードの普及に向け、申込に係る支援が必要な方に対し、新たに専用窓口を設けるなどの費用となります。

総額は4,150万円で、そのうち3,900万円が委託費となります。

基本的には商業施設への出張窓口やある程度以上の人数がまとまった企業等への出張窓口なども含まれます。

財源はマイナンバーカード交付事務費補助金(国10/10)と、マイナポイント事業費補助金(国10/10)となります。

2)教育長人事

これまで2期にわたり大役を担っていただいた三角教育長が11月20日をもって任期満了となることから、新たに提案された吉永洋(よしながひろし)氏が教育委員会の教育長として任命されました。

三角教育長におかれましては、様々に議論させていただいたり、またお力沿いをいただいたりと大変お世話になりました。あらためて感謝の意を表したく存じます。


さて、実はこの日は臨時会以外にもタイトな日程でした。

朝9時から議会改革委員会の2つのワーキンググループが開催され、第2ワーキングでは、先日パブコメを募集した際にご意見をいただいた案件への対応協議が行われました。

その後、11時から議会運営委員会、12時から会派の会議があり、臨時会終了後には民生常任委員会の所管事務調査、そしてそれが終わった後、来週開催される民生常任委員会の請願審査及び所管事務調査の打ち合わせと続きます。

先日、第3回定例会が終わったばかりと思いきや、もう12月の第4定例会が迫ってきています。

本当に1年はあっという間です。

第39回みんなで教育を考える日に参加してきました。

〈令和4年11月12日投稿〉

昨日、民生常任委員会の他都市調査から戻ってきました。

新病院、パートナーシップ宣誓制度、ごみの減量化など、沢山の気づきをいただいてきましたので、その報告は後日しっかりとさせていただこうと思っています。


さて、帰宅から翌日、本日は第39回となる教育を考える日でした。

過去投稿を探してみると、もう10年も前のことでしたが(下記リンク参照)、過去には自分も実行委員長をやっていたことのある、ある意味、古巣的なものですが、一参加者として訪れるのは初めてのことです。

今回の参加目的は、テーマが私の知りたいことだったため。

その第1部として、北海道教育大学岩見沢校キャンパス長でもある山本理人教授から【芸術とスポーツを学ぶ環境を考える~少子化問題と部活動の地域移行~】と題した話題提供がありました。

続きを読む

秋晴れの下、某小学校4年生とズリ山登山!

〈令和4年11月8日投稿〉

昨日、朝一番から某小学校4年生の授業で万字炭山森林公園のズリ山登山をしてきました。

今年の春先にも岩見沢発祥の地公園と旧国兼邸見学などで、岩見沢の歴史を学ぶ授業でお付き合いをいただいている子どもたち。今回は鉄道の拠点として発展した岩見沢の根幹となった炭鉱の雰囲気を知ってもらおうと思っての企画です。

4年生にあまり難解なことを伝えても混乱するので、ごくごくシンプルに伝え、あとは体感してもらうことに。幸いなことに最高の天候の中、一人も脱落者が出ること無く全員でズリ山の山頂まで到達することができました。

その様子の一端をちょっとだけご紹介。
この場所のやまびこや最高です!
(顔はわからないようにモザイク処理させてもらっています)

youtubeショートでもご覧いただけます。
https://youtube.com/shorts/rokkE0fCqXw?feature=share

今後は改めて岩見沢の歴史と炭鉄港について、座学でもう一コマだけお付き合いいただく予定です。

この様に地域の事を知り、ぜひ岩見沢に誇りを愛着を持っていただければ幸いです。

 

【追伸】この後市役所にて、来週行われる臨時議会の議案説明等があったのですが、爽快な疲労感が何とも言えません!運動は良いですね!!