地域公共交通〈中央バス路線の減便について&東部丘陵地域等の公共交通の再構築について〉

〈令和3年11月15日投稿〉

11月12日(金)に総務常任委員会が開催されたことから、委員外議員として傍聴してきました。

内容は地域公共交通についてで、

(1)中央バス路線の減便について
(2)東部丘陵地域等の公共交通の再構築について

の2件となります。

共に本年8月に開催された総務常任委員会の継続となりますので、これまでの経緯はこちらをご覧ください。

(1)中央バス路線の減便について

岩見沢市発着路線の利用は年々減少。これまでは他地区(札幌など)の黒字で、赤字路線を維持(車内補填)してきたが、コロナ禍の影響により、特に令和2年度は他地区も含め、ほぼ全線が赤字となり車内補填も困難な状況。

さらに岩見沢路線も赤字が増大、市補助(下図参照)も赤字額の全額補填とはなっていない。


〈下図は8月開催時の資料を転載〉

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岩見沢市立第一小学校開校50周年記念式典が挙行されました。

〈令和3年11月14日投稿〉

13日(土)、表題の通り、岩見沢市立第一小学校開校50周年記念式典が挙行されました。

1年2ヶ月前から準備を行い、コロナ禍ということもあって実行委員会一同、様々に苦慮した中での開催となりました。その準備期間にはクラウドファンディングの挑戦や、地域の方々、企業の皆様からのご厚志等々、多大なるお力添えをいただきました。

第一小学校開校50周年記念〈クラウドファンディング〉スタートしました。

当日は会場となる体育館には6年生だけが集まり、他の学年は教室で中継を見ながらの参加。

国家も校歌も歌うことができずCDの音源を聞くだけ。児童発表等も事前に撮影した動画を流すというコロナ禍ならではの設え。厳しい環境下でも出来うる限りの対応をしていただいた学校関係者には心から感謝したいと思います。

(画像は41年目以降の歴代PTA会長の表彰の模様)

ちなみに岩見沢市立第一小学校のこれまでの卒業生は5,712名とのこと。
ピーク時には1,200名近くが集うマンモス高でした。


そして私事ですが、本実行委員会では副実行委員長という大役を預からせていただいており、式典当日も開式閉式の宣言並びに来賓紹介の役割がありました。

マイクの前で話すのは随分と慣れているはずなのですが、コロナ対策で寒気が十二分になされ非常に寒い体育館だったからか、それとも厳かな雰囲気に恐れをなしたか、なぜか今回はカミカミの失態(汗)

帰りがけに近所の子から、「平野さん緊張してたの?」と言われるほど・・・。何とも情けないながら、まぁ、色々とやっていればこんな事もありますね。準備不足は結果に直結です。反省。。

まずは50年の大きな節目を迎え、未来に向けた新たな一歩が刻まれました。

お力添えを賜りました皆様に重ねて感謝申し上げます。
クラウドファンディングでご協力いただいた方々への返礼も順次進めてまいります。

岩見沢市立第一小学校。

他の学校と同じく、いつまでも元気で素晴らしい子ども達が育つ学校でありますように!

北海道教育大学岩見沢校の学生による【お祭り展】のお知らせ!〈会場は711系赤い電車〉

〈令和3年11月11日投稿〉

北海道教育大学岩見沢校の美術専攻の学生さんたちが中心となり、「社会との連動」をテーマにしたアートプロジェクトとして、縁日やお祭りをテーマにした作品・グッズの展示販売のイベントが開催されます。

その名も「お祭展」です。

会場となるのは大地のテラスにて静態保存されている711系赤い電車。

屋外での保存ゆえ、どうしても劣化が進んでしまう塗装面・・。
今年も保存会の羽鳥代表が中心となり、正面顔のクリームラインは間に合わなかったものの、何とか年内分の補修作業も完了したようです(本年は私も全然手伝えていないので申し訳ない思いです)。

何事も保存活動は地道な作業を着実にこなしていかなくてはなりません。ボランティアは本当に大変です。

711系赤い電車。保存とボランティアの難しさ&希望

その電車もこのように学生さん達に活用していただけることに、本当に喜んでいると思います。

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某小学校で石炭体験〈炭鉄港〉

〈令和3年11月10日投稿〉

昨日のことですが、先日から3回にわたって岩見沢東部丘陵地域を学習してきた生徒さん達が、今年、育てた芋掘りなどの体験学習があり、その際、本授業に関わってきたJC関係者が中心となって、足湯や石炭を燃やして芋を焼くなど、とてもめずらしい授業にお招きいただきました。

中心となったのは、JC関係者でもこだわりの強い面々。

子ども達に足湯を経験させたいとなれば、朝からポンネ湯を汲みに行き、ドラム缶風呂もセット。

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新型コロナウイルスワクチン、岩見沢市における3回目摂取の予算について

〈令和3年11月4日投稿〉

この度、11月2日に岩見沢市一般会計補正予算(第8号)として、専決処分がなされた報告がありました。

専決処分とは、本来は議会が議決しなければならないものを、例外的に市長が議会の代わりに意思決定することとなり、大きく2つの要素があります。

1)時間的な都合で、議会開催を待つことが行政運営の滞りにつながるのを防止するため
2)軽微な内容で、あらかじめ議決によって指定(委任)されている場合

となり、今回は1)の要素となります。


今回の専決処分の詳細については、以下のとおりとなります。

■概要
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を実施するため、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金の追加交付があることから、ワクチン接種予約受付業務(コールセンター)や、問合せ対応・データ入力業務の継続に係る経費、接種券作成・発送経費等、迅速かつ円滑なワクチン接種業務の実施に必要となる経費の追加を行う。

※3回目接種終了見込みはR4.7月➝R4.4~7月までの経費はR4当初予算に計上予定

■財源
新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金(国10/10)
(令和3年度中における、3回目接種実施に伴う追加経費)


積算内訳は上記の通りで、接種券や受付・データ入力委託業務、データベースシステム改修等々の接種体制構築に係る経費が4千980万円で、時間外手当等のその他、消耗品費等の事務経費で4千220万円、合計9千200万円の補正額となります。

今後のスケジュール(予定)

  • 11月 システム改修・接種券の印刷・ワクチン接種予約受付業務、問い合わせ・データ入力等業務の契約締結
  • 12月中 医療従事者等の接種開始
  • 1月中 高齢者施設入所者・職員等の接種開始
  • 2月中 恒例syあの接種開始
  • 4月中 一般の接種開始
  • 7月末 接種終了見込み

となります。



現在は小康状態を保っている新型コロナウイルスも、やはり今後第6波が訪れる可能性は非常に高いと言われています。今のうちにそれに対応しうる医療体制を整備することと、いよいよ日本国内でも3回目となるワクチン接種を推進することで、拡大や重症化を防ぐことが大事だと思われます。


今日の徒然・・色々な変化について

〈令和3年11月2日投稿〉

国内は新型コロナ感染者が激減し、日常に戻りつつあります。
11月からは4名以内での会食という要請も解除され、飲食業界も様々に期待をしていることと想像しますし、私自身、これまで控えていた懇親会も増えてくるものと思います。

しかし本日、医療関係の友人と話した際には、「100%次が来る」という表現をされていました。どうかそうならないようにやはり注意はしていかなくてはならないのでしょう。早く日常を取り戻したいものです。

さて、現在、議会改革委員会では2つのワーキンググループ(WG)に分かれて詳細を協議している状況です。第1WGではICT化の推進や種々規則に関することを精査していただいていて、第2WGでは議会基本条例を組み立てています。

第2WGの議会基本条例においては、毎月1回、事前に共有された課題に対し、それぞれの検討結果を持ち寄るスタイル(今月は月2回)で議会基本条例の各条項を一つずつ積み上げています。

とはいえ、恥ずかしながら議員は条例を見ることには慣れていても、自分達で一からつくることに関しては、ほぼ経験がない状況です。また、全国でも約半数の議会が議会基本条例を策定している中、近年ではあえて議会基本条例をつくらないという決定をする議会も増えてきている様子もありますが、私達はまず議員自らが集まり、それぞれが勉強しながら骨子を組み立て、条項をひとつずつ持ち寄り、検討、協議していく中で、私達の議会が抱えている課題や、今後の方向性を見定めていこうという意図があります。

よって現在は条例をつくるかどうかは未確定ながら、まずは策定に向けたプロセスで得られる経験を大事に積み上げようという意識を大切にしています。

本日の会議でほぼすべての条項を網羅できたことから、次回は初めて全体を振り返り俯瞰して確認する状況となります。おそらく一つひとつを個別に議論しているときには気づかなかった矛盾なども現れ、あらためて頭を悩ますことになるのでは?とも想像していますが、WG7人の議員がそれぞれ研究してきた結果をぶつけるのは、なかなか貴重で面白い時間になっています。

今月は12日にもう一度、第2WGを開催し、19日には久々に1WGと2WGが集まって、議会改革委員会が開催される予定です。岩見沢市議会として少しずつではありますが、着実に変化していることをご報告いたします。


さて、すっかり寒くなって冬の気配が近づいています。

愛犬と良く散歩する公園のポプラも黄葉が進んできました。

先日見た天気予報では、11月上旬は比較的暖かいと言っていましたが、さてどうなることか。

そして実は明日11月3日、文化の日は私の51歳の誕生日となります。

昨年50歳になって、ふと人生を振り返った時に、何とも言い難い違和感を抱きました。

それが契機となり、色々なことを辞める決断をして現在に至るのですが、次の1年は再構築の年にしたいと思っています。この辞めたこと、これからやりたいと考えていることは、また別の機会に整理してみたいと考えていますが、いずれにせよ、人生の折り返しに「あれ?」と感じた違和感を蔑ろにするべきではないという心の声を大事にした中で、現在、自分自身も変化中です。

8時半から14時10分までの炭鉄港授業協力

〈令和3年10月29日投稿〉

学校からのリクエストは「万字ズリ山登山を中心に炭鉄港と岩見沢の関わりを学びたい。」との意向。しかも朝一番から午前中一杯がフィールドワーク。午後から座学という長時間対応となります。

実はこの生徒さんたちは、7月にも岩見沢発祥の地公園でお話をさせてもらっています。

その後、そらち炭鉱の記憶マネジメントセンターにて、北口事務局長から駅周辺や石炭、岩見沢の最初の駅周辺の事等々をしっかりと学んだ後の今回のフィールドワーク。

しかしながら、当日は朝から生憎の雨模様。
雨雲レーダーは秋らしく、確認するたびに状況が変わります。

一応、バスの車窓見学等をメインとした雨天対応スケジュールも作成していましたが、行きのバスの中ではガラス窓が曇って、車窓から何か説明してもイマイチ反応が鈍い状況。

そこでまずは気分転換も兼ねてバスから降りれるようにと、予定を変更しポンネ湯温泉に行き先変更。

ここは屋根があるので、バスから降車して少し元気になった模様。
ポンネ湯の冷泉を出してみて臭いを嗅いだり、備え付けのファイルを見てどこの地域から汲みにきているのかなどなど、色々と興味を持ってくれます。

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自衛隊岩見沢駐屯地司令からの感謝状

〈令和3年10月27日投稿〉

昨日26日、大変恐縮ながら表題のとおり、感謝状をいただく機会に恵まれました。

理由としては自衛隊の岩見沢募集相談員「睦会」としての活動が対象となりますが、実際には私は本当に微力で、そのような表彰に値する活動が出来ているわけではありません。よって本当に情けないながら・・・、という状況となりますが、今後への期待を込めてのことと認識し、ありがたく参加させていただきました。


さて、今回は私を含め5名が出席し、厳かに表彰式が執り行われた後、様々な見学の機会を頂戴しました。

確認したところ、撮影もSNS投稿も一部を除き問題ないということで、ここに少しだけご紹介させていただきます。

今回はこの8輪装甲車への体験乗車が用意されていました。
この様相で最高速度が100キロに達し、デフロックをすることで相当な悪路でも走破可能な高性能車両です。

この様な車両に乗り、普段は立ち入ることの出来ない敷地内を走行見学できる貴重な機会となりました。

また、旧住友赤平炭鉱や時折修行に言っている夕張市石炭博物館にもある、ロードヘッダの現役の運転を見せていただくことができました。

新たなステップを一歩ずつ

完動の現役機の動作と、横のラベルの製造元が三井三池製作所というのを見て、ロードヘッダ自体が炭鉱由来の機械であることを改めて実感。

炭鉱の場合は坑道の掘削となりますが、自衛隊の場合は重要機材の置き場所として坑を掘ることが主力となるらしく、なるほどと納得。

最後は若干話しが脱線してしまいましたが、国家にとって自衛隊は絶対に必要と考えます。
また防衛のみならず近年の災害時の活躍等には感謝せずにはいられません。

岩見沢市という視点で考えた際にも自衛隊の駐屯地が存在している意義は本当に大きなものがあります。今後は有事や天災等による活躍の機会が無いことを祈りますが、万が一の時に、最も頼りになる存在として存在しつづけていただけることを望みます。

改めて、日頃から厳しい鍛錬をされている隊員を始めとする関係各位に心より敬意を表します。

万字ズリ山愛好会研究??

〈令和3年10月27日投稿〉

今年は小学校の授業で万字炭山森林公園(旧北炭万字炭鉱)のズリ山に登る機会が多いです。

とはいえ、授業だけでなく準備や下見もあるので、なんだかんだと今年は7回ぐらいになろうかと思います。

しかし上には上がいるもので、twitterでズリ山の投稿をしたときにコメントをいただいた方が、万字のズリ山が好きで、今年に入ってからだけですでに60回も登っているとのこと。

そのようなお話を聞いて、ぜひ、一度一緒に登りましょう!という流れになって暫し・・。

せっかくなので、他にも一緒に登る方を誘ってみましょう!ということで、まずは毛陽でメープルアクティビティセンターを運営しているホジャティさんご夫妻。元地域づくり推進員で朝日在住の上井氏、岩見沢市観光協会からどなたか来ませんか?というお誘いに乗ってきてくれた吉川氏、そして当日すでに67回を登られたmii500さんと私という6名体制です。他にも若干声掛けしたのですが、いざズリ山を登るとなると、ちょっとハードルが高い模様。

実際にはズリ山ゆえ、往復2時間もあれば十二分にクリアでき、熊出没の心配はあるものの今年は目撃情報なしで、このズリ山近辺にはあまり来ない模様。鈴や笛などを用意していけば、皆さん一人でも繰り返し登っているので、少し大人数で会話しながらならほぼ心配ないかと思います。


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この度の衆議院議員選挙において、私は「いなつ久」候補を応援しています。

〈令和3年10月25日投稿〉

この度の衆議院議員選挙において、私はいなつ候補を応援しています。

これまで、保守系に立ち位置を置く地方議員の一人として、国政の動向等については渡辺孝一代議士からお伺いする機会が多かったのですが、近年は下記リンクのように稲津代議士にもお世話になっている状況があります。

やはり市政において、国や道の動向は非常に重要であり、その生きた情報をいただけること、また逆に当方の意見を述べさせていただく場があるのは本当に大切なことと考えています。そして、この10区管内においては、現在、公明党(小選挙区:いなつ久氏)、自民党(比例:渡辺孝一氏)、立憲民主党(比例:神谷ひろし氏)と、選挙制度の恩恵の中で3名の衆議院議員がいる特別な状況であり、その3名とも人格者で人柄が優れており、当地域にとってとてもありがたいことと考えます。

私自身、過去には10区選挙区が自公連携の象徴として捉えられていることに、どこか腑に落ちないものを持っていたのですが、やはり「政治は人」という言葉もある通り、稲津氏の突出した人柄には党の枠を超えて応援すべきものを感じている一人です。

しかしながら、今回の選挙においては状況が一変する可能性もあり、私も一地方議員として、国政とのパイプを維持・強化することを考えると、やはり稲津久氏に地域の代表として国政を担ってもらわなくてはなりません。

そこで今回、本当に微力ではありますが、この様に応援の投稿をさせていただくと共に、19日公示の日に行われた第一声の様子もご報告したいと思います。

この第一声では、当事者である稲津久候補、比例区の渡辺孝一候補はもちろんのこと、応援弁士として、高橋はるみ参議院議員、橋本聖子元五輪相がかけつけ、司会には村木中道議という錚々たる面々でありました。そのような中、大変僭越でありますが、私が最後のシュプレヒコールの音頭を取らせていただく機会をいただきました。(本来であれば、他にもっと適任者がいたと思われますが、市議会においても決算審査分科会日程が当時刻にブッキングされる方も多かったことで、この時間はフリーであった私に出番が回ってきたものと考えています。)

(本画像は空知の植村真美道議に送っていただきました。)

とかく選挙というのはその規模が大きくなればなるほど、消費税やコロナ対策等々、現状批判を切り口として争点が単純化されがちです。しかしながら現実はそのように単純なものではなく、日本は国際的にも難しい立ち位置の中で、非常に複雑に絡み合った諸課題を前に、至極難解な舵取りをしていかなくてはならないのが現状です。この地域の代議士には、その国家の行く末をしっかりと見定めると共に、何より地域に住む人々、一人ひとりの「想い」と「願い」を胸に秘め、政権与党でなければできない仕組みをフルに活用し、様々な施策を実現していくことが重要なのだと考えています。そのためにも私は稲津候補を応援をしています。

残り少ない選挙日程ですが、何とか支援の輪が拡がることを期待しています。