〈平成29年5月30日投稿〉
以前もご紹介した岩見沢のフリーペーパー『これっと』の最新号が出ました。
私の連載はこれで2話目となります。
第二話と第三話(予定)は、岩見沢複合駅舎を絡めた話しになっています。
是非、見かけたら手にとってみてください♪
インターネットからのダウンロードもできます。
http://i-collet.info/
是非ご覧ください♪
〈平成29年5月30日投稿〉
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〈平成29年5月29日投稿〉
平成31年度の岩見沢西高一間口減が決定していますが、道教委はその翌年に岩見沢農業高校も削減を検討している旨の情報がありました。そこで先日、教育委員会の迅速な対応で岩見沢市高校適正配置連絡会議が開催されました。
管内の中学卒業生数推移が大きく減少していくことを踏まえると、高校間口削減はやむを得ないことではありますが、以下の理由等において今回の岩見沢農業高校の一間口減案には強く反対しています。
①南空知学区各地域において、地元の中学卒業生が地元の高校へ進む地域間進学率の差が大きく存在すること。これは多くの地方の生徒が、地元ではなく岩見沢等の高校に進学している事実があり、逆に地方の高校では、地元の子どもの進学が少なく、そこに他地域の生徒が通っている現状がある。
②岩農は全道学区であり、管内唯一の職業校。それゆえ市外からも多くの生徒がきている人気校。推薦枠の影響で、実際に目で見える倍率より入学は難しい。
他にも岩見沢農業高校の間口維持をすべき理由は豊富にあり、管内の生徒数は今後も減っていくことは承知しているものの、どこを減らすかの議論は、表面の数字合わせで減らしやすい岩見沢とするのではなく、実態を踏まえた削減計画を要望するものです。
その様なことから、5月26日(水)に行われた岩見沢高校適正配置連絡会議において満場一致で要望書を決議し、5月28日(金)午前、副市長、教育町、教育部長と共に道教委に伺い、現状を鑑みた判断を求めてきました。
以下はそのことを掲載した地元紙のプレス空知です。
〈平成29年5月23日投稿〉
5月19日に臨時議会があり、そこで議会関連の第19期後期人事が確定しました。
この改編により、私は会派を始めとする皆様のご配慮によって、総務常任委員会の委員長という身に余る大役を仰せつかりました。また、議会運営の要である議会運営委員会への所属、消防事務組合議会への所属などは前期から引き続き継続することとなりました。
これら与えられた役職に恥じぬ様、議員としての本分を貫くべく努力してまいります。
https://hiranoyoshifumi.jp/cms/profile
また、遅ればせながら、今回の人事によりwebサイトのプロフィール欄も修正させていただきました。何卒宜しくお願い申し上げます。
サブテーマ:徒然検討(安全性、工期と決断について)
〈平成29年5月22日投稿〉
すっかり更新が滞ってしまいましたが、パブリックコメントの期日も23日までということで、遅ればせながら【私感】を記載したいと思います。
この庁舎建設で、現在地から異なる場所へ移動するというのは賛否両論あり、他都市の例を見るまでもなく非常にデリケートで大変なことです。それだけ岩見沢市の規模では将来のまちの形に影響を与える大きなことだと考えています。よって提示検討資料の3箇所に関わらず、もう少し視野を広げて考えることも重要だと認識をしています。
それは場所に関しても現在提示の3箇所以外に、全く別の視点があっても良いということ。また機能に関しても分庁型にするなど、将来の岩見沢のまちづくりに与える影響を検討してみることが重要だと思っています。
そこでいくつかテーマごとに記載してみたいと思います。
まずは議会答弁でも最も重点をおいている「工期と安全性」についてです。
〈①安全性について〉
安全性に関しては、近年発生が懸念されている大地震の影響が考えられます。
検討資料の中でも現庁舎と他所2箇所での比較に関しての最大予想震度の記載がありますが、現在地は5強、中央小跡地6強、有明中央で6弱という予測がなされています。確かに現在地は粘土地で高台。地盤は非常にしっかりしています。しかし、新庁舎は現技術の免震構造で建設するからには、この差は基礎にかかる建設費以外においては、あまり建設地の比較評価に影響を与えないと想像します。
ここで気づくことは、「現在の庁舎は規程の耐震基準に達していないため、震度6強で倒壊する恐れがあり、万が一のことを考えると即急に建て替えを急がなければならない」という前提ですが、検討資料の数値を見ると、現在地での最大予想震度は5強とのこと。市内の大部分が震度6強の地震に襲われても、地盤のしっかりした現在地では倒壊の恐れのある震度までは至らない可能性があるとも解釈できるのかもしれません。とは言え、倒壊に至らずとも人の出入りが規制される被害を受ける可能性はありますので、万が一を考慮すると工期を優先するのはとても重要なことであると認識をしています。
他には洪水などの想定があります。
岩見沢市洪水ハザードマップを参考にすれば、洪水の可能性があるところは避けるのは当然のことですが、周辺地域は浸水しても、緊急経路となる幹線道路と拠点となる庁舎敷地が浸水しない状況も想定されるならば、可能性としては大いに広がるのかもしれません。
これらを考慮すると、洪水による多大な影響や、直下に活断層など著しい要因を除き、万が一の災害発生時の緊急的諸要件(物資や車両等の一時スペースや交通確保等)を満たすとするならば、各関係官公庁等との連携を含め、岩見沢市内の常識的な範疇であることを大前提とすることで、安全性と建設場所との関係は、それほど大きな選定判断材料とは言えないのかもしれません。あくまで私感ですが。
〈②工期〉
合併特例債を活用することを考慮すると、平成33年3月末までに竣工しなければならないので、全く余裕の無いスケジュールとなります。(現在、新庁舎基本計画の公募プロポーザルも始まりました)
これが悩ましいところで、この財源を活用しようとすると、じっくり未来の岩見沢のあるべき姿を導くための深い検討を行えないことになります。
合併特例債は合併した自治体にだけ利用することができる有利な財源で、事業費の95%に充当することができ、そのうちの70%が交付税措置で戻ってくる起債です。
しかし、熊本の震災の影響もあり、現在は全国的に存在する”耐震基準に達していない庁舎の建て替え”に関し、「市町村役場機能緊急保全事業」が国で予算づけされています。
ただ残念なことに、この事業予算も本市が合併特例債を活用するのと全く同じ期間となってしまうため、新たな議論をする時間が取れません。しかし、他の自治体もこのタイトなスケジュールでは議論が煮詰まらず、結局間に合わないと判断して「市町村役場機能緊急保全事業予算」を活用できないところがあることも想像できます。
結果、国の事業予算の傾向として、多少内容がより良く修正されたりしながらも、新たな予算が採択される可能性もあるのかもしれないと想像します。
となると、多少大きな地震が発生しても現在の庁舎は持ちこたえる可能性が高いことを考慮すると、思い切って合併特例債を見送り、市民との議論を深め、新たな予算に期待をすることも選択肢として考えられるのかもしれません。
しかしこれらには大きな決断が必要となります。
例えば、今回合併特例債を見送り、もっと深い議論を進め、岩見沢の未来にとって最も良いと思われる選定を行っていこうとしたときに、万が一、大地震が発生し庁舎崩壊による事故が発生してしまう場合。また、合併特例債ではなく、新たな財源活用を期待したものの、国の判断で新たな予算執行がなされなかった場合などが考えられ、それらの高いリスクがあることを考慮していなくてはなりません。
もしこう悪い方向に展開してしまった時に、執行者が明確な責任を取るべき。という情勢になる様であれば、無難な選択を取らざるを得なくなると思われます。
当然、あらゆる決断には責任がつきものではありますが、多くの市民が「現在地が良い」という中で、民意の後押しなしで非常にリスクの高い決断をしたのであればやむを得ませんが、大半の市民が「これからの高齢・人口減少社会において、もっと交通の利便性の高いところや、中心市街地の価値を落とさないで、逆にまちづくりの効果を高めるところへ。」という要望が多い中で、良かれと判断することに関しては、やはり深い議論を行う余地があるのではないかと感じています。
と、、、
私も言うだけは簡単ですが、多くの民意がどうであるかを掴みきることも難しく、また現実に立ちはだかる大きなリスクを考慮すると、非常に悩ましいことであるのが事実です。
〈平成29年5月7日投稿〉
本日、午後より恵庭文教大学で最後の実行委員会が開催されますが、5月26(金)~28(日)にかけて、こども環境学会の全国大会が北海道恵庭市にて開催されます。
こどもを取り巻く環境の変化が著しくとも、こども達が健全で健やかに育つ環境はしっかりと社会でつくり出していかなくてはならないとの思いで、本学会にも参加させていただき、些細な部分ではありますが、本全国大会実行委員会にも参画させていただいています。
土曜日の基調講演とシンポジウムは非常に見どころのある内容ですし、日曜日の分科会も4つの中から興味のあるところを覗いてみると新たな気づきも得られるかと思います。(私は分科会Cでコーディネータとしてお話させていただく予定です。そのパネラーの一人は岩見沢プレーパーク研究会の林代表です。)
そしてなんと!
この大会の参加に関しては、北海道民で学会員以外の方は無料で参加できます。
是非、時間調整いただき、ご参加いただければ幸いです。
参加申し込みはこども環境学会公式ホームページからがおすすめです。
http://www.children-env.org/entry/
多くの皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。
サブタイトル:「みんなで語ろう・まちの未来と市役所新庁舎」を終えて
(1)より続き
〈平成29年5月1日投稿〉
4月26日(水)18時半より、岩見沢北地区振興協議会主催で、「みんなで語ろう・まちの未来と市役所新庁舎」という事業が開催されました。
この会は駅北の事業者や町会関係者等が集まってつくられた、駅北地区の振興を高めるためのもので、設立から30年以上の歴史があります。
この度、「市役所新庁舎の話題がでているものの実際にどうなるのか?市民としてもどう考えていけば良いものか?」「会として何かできないか?」という疑問と相談を頂き、「では、地域の人々の声を集められる様なことを試験的に実施してみますか?」ということで開催されました。
当日は平日の遅い時間、尚且つ小雨降る状況下、参加者数の低迷が心配されましたが、やはり市民の方々にとっても関心の高い事項であると思われ、主に駅北地域の方々を中心に42名が集まり、事前に用意した席が満席となりました。
手法としては、ワークショップの中でも気軽に意見の抽出ができると思われる「ワールドカフェ」形式で開催。進行役としてその技量に定評のある丸山宏昌氏を札幌からお招きして開催。
このワールドカフェの手法はリンク先(クリック)に譲るとして、多様な意見を抽出しつつ、一人で考えるよりも話題が広がりやすい特徴があります。しかし、そのためにはテーブルの話題の核となる、「問い」の設定が何より大事。
そこで今回は、まずは原理原則を整理するためのものとして、上画像の様に「みなさんは、新庁舎にどのような期待をしていますか?」というものからスタートしました。
その後、メンバーを入れ替え、更に同じ問いを繰り返し、最後に行き着いた問いが下画像の通り「30年後の岩見沢市民にも誇れる”新庁舎”は?」というものになりました。
これは当初から、今回はいきなり場所などの結論を導くようなものではなく、まずは市民レベルで意見を持つための基礎となる意味合いが強いと考えていたため、議論が場所ありきにならないように配慮していただいたものです。
実際の手法としては、横山会長から趣旨説明があった後、豊岡議員より議員としての視点に触れ、私から総務常任委員会で出された資料を基に、できるだけ個人の主観をいれずに事務的に紹介させていただきました。
①現在の市役所庁舎は50年以上が経過していること。平成26年に行った耐震診断の結果、大きな地震には耐えられないということ。当初活用が難しいと考えていた合併特例債を起すことの出来る期間が伸びたことにより、本市においても合併特例債の活用が可能となったこと。また、熊本で発生した大地震等の各種災害の状況を踏まえ、市役所庁舎が災害対策の拠点としての機能を求められていることなどを説明。
②この合併特例債を活用しようとすると、平成33年3月末までに工事を完了していなければならず、事業スケジュールが非常にタイトとなり、今年度中に場所や概要等の基本計画を行わなければ間に合わないことを説明。
③現在、岩見沢市で検討された結果として、上記7つの項目を重要視することを固め、結果市保有地を基本として候補地を検討していることを説明。
(1)現庁舎地に立て替え
(2)中央小学校跡地に移転
(3)駅北の元国鉄用地である市有地に移転
という3案が本年2月に提示されたところ。
⑤前述7項目を重視すると、この3候補地内での評価では、現在地になる可能性が考えられること。
⑥ここまで説明した後、これまでの議会での主な動きを紹介しました。
・平成27年2月に総務常任委員会が開催され、現庁舎が耐震基準を満たしていないことの説明があり、尚且つ耐震補強工事を行うよりは合併特例債を活用して建て替えを行ったほうが望ましいと考えている旨の説明があったこと。
・平成28年7月に、議会にも一切報告がないまま、新聞報道にて「新築を決定」という見出しが踊ったことに対し、総務常任委員会が開催され、それまで本会議でも行われていた答弁を踏襲し、「建築時期については早急に」「今後の具体的なものは白紙」という答弁があった。
・平成29年2月に総務常任委員会が開催され、ここで紹介した3箇所の案を含む参考資料が提示され、7つの要件を踏まえ、市民の意見を聞いていきたい旨を説明。
また、平成28年、29年の本会議においても市庁舎建設に対する一般質問や代表質問があったが、そこでも「安全性並びに工期等が最も重要」という答弁になっている。
ということを説明。
⑦今後においては、新聞報道によると、4月17日に設置された「新庁舎建設検討委員会」が検討を重ねていくこと。5月1日に新庁舎に関するパブリックコメントを募集開始する旨を説明。
⑧ここで少しだけ議員としての主観的な話しをいれさせていただきました。
やはり市役所庁舎には様々な役割があるが、岩見沢市においてはどのような役割があると考えられるかを考えることが大事。
また、前述の資料にあった”7つの要件”を基にした「3つの提示候補からどれかを選ぶ」のが正しいのかどうか。「工期優先(合併特例債の活用)」が本当に岩見沢市の未来のためになるのか?という視点。更には、「公共交通網再編」や「中心市街地活性化」との整合性はどうなのか?「公共施設等総合管理計画」との兼ね合いに矛盾は無いのか?
など、時間は無いとは言え、自分としては原理原則を最重要と捉えた視点を持つことが必要だと考えている旨を紹介させてもらいました。
これらの説明をさせていただいた後に、ワールド・カフェが始まりました。この類のワークショップは進行する方も難しいですが、参加する方もある程度の慣れも必要なのかもしれないと心配していたものの、各テーブルで非常に積極的な話し合いが進みました。
結果として、最も多かった意見は「交通の利便性の高いところ」「中心市街地の賑わいに貢献」の2つでした。
他には、市民が集まる様な、わくわくするような「付加価値」をというものや、「高齢者に優しい環境」「災害時に活用できるもの」などなど多岐に。しかし、上記の交通利便性や中心市街地との関連はずば抜けて多く、やはり多くの市民の声と共通であると認識しました。
(下画像は模造紙10枚の内の一部と、最後に重要な視点をA4用紙に記したものの一部です)
********************
まずはこの様に、北地区振興協議会主催のワークショップが終了しました。
次の展開に関してはどうなるか未定ですが、多くの市民の方々がこの様に思考し、発言できる機会をつくるのも議会、または議員としての大事な仕事のひとつだと考えています。
そのことも含め、次の機会に(3)として記載してみたいと思います。
サブタイトル:パブリックコメントの募集開始
〈平成29年5月1日投稿〉
本日より市庁舎建設等に係る検討結果報告書に対してのパブリックコメントが始まりました。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/index.php/contents/item/3099403
上記リンク先ページに、現在の資料等も掲載されていますが、改めてこのページでもご紹介させていただきます。
〈①検討結果報告書(概要版)〉
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/media/k2/items/book/%E6%A6%82%E8%A6%81%E7%89%88%EF%BC%88%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E5%BE%8C%EF%BC%91%EF%BC%89_170419060539.pdf
〈②市庁舎建設等に係る検討結果報告書〉
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/media/k2/items/book/%E5%B8%82%E5%BA%81%E8%88%8E%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E7%AD%89%E3%81%AB%E4%BF%82%E3%82%8B%E6%A4%9C%E8%A8%8E%E7%B5%90%E6%9E%9C%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8_170419060555.pdf
①概要版では直感的に理解しにくく、②結果報告書では情報が多すぎることから、ちょっとイメージを膨らませるにはエネルギーが必要かもしれません。
しかし、これからの建物も最低50年は活用すること。また、岩見沢市内においては、人の流れを生む重要な施設の一つであると考えると、市役所庁舎の建設場所によって未来の岩見沢の「まちの形」に大きな影響を与えるものと考えます。
是非、自らに大きく関わりのあることとして捉えていただけると幸いです。
〈平成29年4月22日投稿〉
昨晩、岩見沢市PTA連合会総会があり、役員の改選が行われました。
私は議員になった事を機に岩見沢市PTA連合会の会長職を辞し、南原氏に会長を引き継いでもらい、それから4年間、顧問として関わらせていただきました。本当に貴重で何物にも代えがたい経験とご縁を沢山頂戴したと思っています。関係各位に心より感謝申し上げます。
この市P連では、年に2回だけ顧問として私の出番がありました。
それは懇親会の最後の締めの挨拶。
市内の各PTA役員約200名が一同に会し、情報交換や様々なご縁をいただく懇親会は貴重な場であり、とても活気のある懇親会です。
毎回、できるだけ短い時間で、何を伝えようか意識するのですが、今回は開会時に行われた会長挨拶の中から少しヒントをもらい、この様なお話をさせてもらいました。(朧げな記憶なので全く正確ではありませんが、簡単にご紹介させていただきます。)
まずは旧役員、新役員の皆様に敬意を表させて頂いた後、今日のこの挨拶の場で自分の長い市P連の関りを卒業させていただくこととなったこと。
それに伴い、少しだけお話をさせていただきたいということ。
その話しは、、
********
冒頭の新会長挨拶の中で、子どもたちはインターネット等による莫大な情報に囲まれているという話がありました。これは私達大人も一緒で、情報が多いあまり、世の中全体が批評家みたくなってしまっているのかもしれません。
そこで私は常日頃、この様なことを気にしています。
「知っていること」と「できること」は違う。また、「できること」と「できていること」はもっと違う。私達PTA活動においても、「もっとこうなれば!」「もっとこうしなきゃ!」など、やらなければならないことは誰しも知識として知っていても、なかなかそれを実行するには至らない。たとえ単発のイベントなどで「できた」としても、それが常に「できている」ということに昇華するには本当に沢山のハードルがある。でも、それを目指していかなくてはならないのではないだろうか?
この「できる」を始めるにあたり、なかなか難しいことは沢山ある。
私自身とても弱い人間です。何かを始める時は簡単ではありません。だから自分を鼓舞するマジックワードを持っています。
「目は臆病 手は鬼」という言葉。
これは東北の三陸地方などで言われてきた言葉と聞いています。
目で見るだけだと「嫌だな」「面倒だな」「怖いな」などとネガティブな思考が出はって来る。しかし人間の手は一端動かし始めると鬼のようにやり遂げることができる。
例えば、小さな身近なところでいけば、キッチンに大量の洗い物があれば「嫌だな」「面倒だな」と手をかけるのが遠のく、仕事であれば、机の上に大量の書類があれば途端にやる気が遠のく。しかし、一度手を動かして行動を始めると、必ずやり遂げることができる。
これは様々な活動においても同じことが言えると思う。
是非、目で見て恐れるのではなく。行動を起こしていってほしい。
また、良く「子どもは、親や大人の言ったとおりには育たない。親、大人のやったとおりに育つ」と言われます。是非、私達のPTA活動においても「知っている」という上辺の言葉で子どもたちに伝えるのではなく、「できている」という背中で子どもたちを導いていける。そんな大人たちであって欲しいと願っています。
とは言え、なんだかんだ言っても、この手のものは楽しく無ければ始まらない。楽しくなければ続けられない。是非、今年1年の皆さまの活動が、楽しく、有益であることを心から祈念、ご期待いたしまして、最後、乾杯の挨拶とさせていただきます。
***********
という様なお話をさせていただいたつもりです。多分・・。
最後の卒業的な場ではありましたが、会場の多くの方々が耳を傾けてくれ、最後に想像もしなかった長く温かい拍手をいただきました。
あらためて、4年間会長職を務めてくれた南原新顧問。新たに大役を担うこととなった前野新会長。そして子どもたちに関わる全ての単Pの保護者、先生、教育行政の皆さまに心より感謝を申し上げると共に、今年1年間のご活躍をご祈念申し上げます。
本当に貴重な経験とご縁をいただき、ありがとうございました。
無事、長きにわたって関わらせていただいた市PTA連合会を卒業させていただきました。少し寂しい様な気もしますが、あらためて応援団の一人として今後も見守らせていただきます。
〈平成29年4月12日〉
日々、全く時間が足りない状況で、このブログに上げることすらできていない情けない自分がいます。どこかで一息つきたいところではありますが、暫くはこの様な時間に追われる毎日になりそうです。
そこで、先日あらためて言葉として染みたもの。
知っていることと出来ることの違い、出来ることと出来ていることの違い、出来ることと教えることができることの大きな隔たり。
こんなフレーズが自分の環境とリンクして響きました。暗黙知と形式知にも似たような、それを具現化できないのはやはりまだまだ能力不足の何物でもありませんね。
ちなみに、全く話は変わって・・
今、一度自宅に戻って夕食を食べてから、また事務所に来て明日の広報広聴委員会の資料を作成していました。
本当はもっと早くに作成し、会議の前の事前配布をしていなければならいもの。
それを今頃作成して事務局にメールで送っているので、明日の朝には登庁直後から会議が始まる10時までの間に担当の方を急がせてしまうという不束者です。
反省が連日溜まっていきます。
そろそろ時間を追い越さねばなりません。
〈平成29年3月30日〉
市内の方は知っている方も多いと思いますが、岩見沢のフリーペーパーの一つである『これっと』は、関わるスタッフの皆さんに女性が多く、丁寧でオシャレな内容が特徴的。
その中で若干場違いではありますが、今回から少し参加させていただくこととなりました。そのきっかけはズバリ「岩見沢シビックプライド探求部」です。
私達は意外と自分たちのまちの事を知らない!という自身の思いから始めた小さな活動ですが、この度、「紙面でも少し紹介してみない?」というありがたいお誘いをいただき、貴重な機会なので有難く参加させていただいた次第です。
記念すべき第一話は、前振り的に「まちの生い立ち」からスタート。
次回は少し寄り道して駅を中心としたお話。それ以降は結構知られていない、岩見沢の小さな「へぇー!」を色々と紹介してみたいと思ってます。
ちなみに、我が家のハチ吉もさり気なく紙面デビューです(笑)
とは言え、何分このような執筆は素人です。
紙面の中にも書かせていただきましたが、私は歴史の専門家ではないので、何かの文献で読んだこと、聞いたこと等を元にご紹介させていただきますが、その根拠となる一次資料を探して確認して・・。という様なことまではしていませんので、もしかしたら間違ったことを言っているかもしれませんのでお許し下さい。でも、これがきっかけで地域の事に関心を高めてくれると嬉しいなと思っています。
その辺りは寛大で温かい目で見守っていただけると幸いです。
何卒宜しくお願いいたします。
これっと、、、是非お手にとって見て頂けると幸いです。岩見沢市内の色々な情報が掲載されていて楽しいです♪
[『これっと』は市内の色々なところで配布されていますが、インターネット上からもダウンロード可能です。http://i-collet.info/]