〈令和4年10月24日投稿〉
昨日の北海道新聞の2面に【〈アングル〉岩見沢新病院計画 資材・人件費の高騰直撃 市財政圧迫の懸念】という大きな記事が掲載されました。
可能であれば下記リンクより無料会員登録を行ってご一読いただければと思います。
実はこの記事の切り口は、ほぼ私の委員会質問の内容が主軸になっていると感じています。もちろん記者の視点も加わっておりますが、柱となっているのは恐らく私の質問と解釈して宜しいのではないかと思います。
ぜひ、その際に下記リンク(投稿済みの委員会質問)の投稿と比べて見ていただければ幸いです。
いずれにせよ、パブリックコメントでも建設費に対する意見は皆無であり、344億円という、あまりにも大きな金額になると市民の皆様も判断ができなくなるものと感じます。これは私自身においても、下記8月時点での委員会質問時にも抱いていた感想的な投稿ですが、【昨今の事情を含め344億円で試算されていることに驚きを隠せません。これだけ大規模なものを整備して、将来の岩見沢市に長短合わせてどの様な影響が生まれるのか、現時点においては私自身、なかなか明確な思考に至ることはできていません。】という状況でした。
これに関しては他の議員も同様なのではないかと認識しています。
しかし改めて、私達の思考は今この時ではなく、20年、30年、50年後の岩見沢市民への影響も十二分に加味していかなくてはならないと信じております。よって、やはり慎重な立場を取らざるを得ない面もあります。
前回10月開催の委員会質問でも、収支シミュレーションについて意見させていただいていますが、やはり出来るだけ様々な条件を熟考した中で、様々な決断をしていかなくてはならないと思っています。
建てなきゃいいんじゃ?
立ち止まれないの?
なかなか白か黒かという二択では解決しない課題と認識しています。
現在の本館は昭和60年建設ですぐに法廷耐用年数に達する状況です。また近隣3市5町の南空知医療圏の中核を担う病院という位置づけのため、今後の医療の多様化、高度化に対応していくためには、現行の市立総合病院は老朽化と狭隘化が進んでおり、ずっとこのままではそのニーズに対応できないこととなります。
しかしながら、現在の積算である344億円というのはあまりにも大きく、現行で約500億円の一般会計予算規模の岩見沢市において、将来にどのような影響を及ぼすのか、その長短をしっかりみていかなくてはならないと思っています。