物価高騰緊急支援給付金事業等の事業に関して、臨時会が開催されました。

〈令和4年10月24日投稿〉

本日、令和4年第3回臨時会が開催され、補正予算が可決されました。

その内容については、最近の地域社会・経済情勢を踏まえ取り組むべき課題に対処すべき、新型コロナウイルス感染症への対応に係る事業として、総額10億8,950万円となります。

今回は価格高騰支援として、低所得世帯への支援や、全世帯への水道基本料金減免を含む、大規模な補正予算となりました。

主な内容は以下のとおりです。


■電力・ガス・食料品等価格高等緊急支援給付金事業
【補正額 8億3,000万円】

各種価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯に対し、1世帯当たり5万円を給付支援するものです。

○給付対象は【住民税非課税世帯(生活保護含む)約15,000世帯見込】、【家計急変世帯 約1,000世帯見込】

○通知・周知方法は、住民税非課税世帯には確認書と返信用封筒を送付、家計急変世帯は市の広報、web、申請書付きチラシの設置等による

○スケジュールは11月上旬通知発送及び申請書受付開始(1月末まで)、11月下旬に給付開始予定

○財源は「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付事業費補助金」(国10/10)


■介護・障がい福祉施設食材費高騰対策特別支援事業
【補正額5,500万円】

食材費高騰の影響を受ける介護保険施設・障がい福祉施設において、提供する食事の質を維持するため、食材購入費に係る費用を支援するものです。

○補助対象は市内の介護保険施設、障がい福祉施設

○補助金は施設の種別により1日当たり、1食、2食、3食と異なるため、5,800円~17,400円×定員数となり、対象は4,700人、5,394万円となります。

○財源は「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」(国10/10)


■保育所物価高騰緊急支援事業
【補正額70万円】

電気料金及び食料品の物価高騰により影響を受けている少規模保育事業所に対する支援(北海道が実施する支援事業の対象外となった少規模施設を支援する目的)

○対象は市内少規模保育事業所4園

○補助金は食材費高騰支援として8万円×4円=32万円、電気料高騰支援として9万5千円×4円=38万円

○財源は「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」(国10/10)


■水道料金負担軽減支援事業(水道事業会計繰出金)
【補正額2億200万円】

物価高騰の影響を受けた生活者や事業者に対する支援を目的とした、水道基本料金の減免となります。

○減免対象は市内における「家事用」、「業務用」、「浴場用」の基本料金で、減免期間は令和4年11月から令和5年2月の4ヶ月分

○減免額は、家事用基本料金1,243円×4ヶ月=4,972円、業務用基本料金2,222円×4ヶ月=8,888円、浴場用基本料金10,692円×4ヶ月=42,768円

○財源は「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」(国10/10)


■学校教育事業者物価高騰緊急支援事業
【補正額180万円】

燃料価格高騰により影響を受けているスクールバスの運行事業者に対する支援となります。

○補助対象はスクールバス運行事業者

○補助金は影響単価26.3円/L×69,740L≒180万円

○財源は「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」(国10/10)


今日は風も冷たくとても寒い日ですが、議会終了後、控室の窓から外を見ると大きな虹がかかっていました。(色味は虹が目立つように調整済みです。)これからは一雨ごとに寒くなり、いよいよ本格的な冬が間近に迫ってきます。皆様にいおかれましても風邪などひかぬ様、ご自愛ください。

以上、本日の臨時会において、上記の様に提案された補正予算は、原案の通り可決されましたことを報告いたします。

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