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雑記色々 12月17日投稿

〈令和元年12月17日投稿〉

12月議会も閉会し、ほっと一息と言いたいところですが、師走に向けてやることは盛りだくさん。

また今年は議会改革推進特別委員会の第一小委員会委員長として、随分と考えなくてはならないこと、作業しなければならないことがあったり、更には広報広聴委員会として、様々な作業や立案をしたりと、何とも落ち着かない状況が続いています。

年内に事務所の模様替えもしたいと目論んでいますが、さてどうなることやら・・・。


そんな日々に追われていると、このブログも更新できず、ズルズルと言ってしまう恐れがあるので、少しスマホの中の画像からメモ書きしておきたいと思います。

1)北海道自治立志塾

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11月22日に北海道大学で自治立志塾が開催されました。これは超党派の地方議員勉強会であり、定例会前の年4回集まり、様々な勉强や一般質問等に関するディスカッションを行うものです。現在の塾長は北大公共政策大学院の山崎幹根教授。

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岩見沢市役所 庁舎建て替えについて(2)

サブタイトル:「みんなで語ろう・まちの未来と市役所新庁舎」を終えて

(1)より続き

〈平成29年5月1日投稿〉

4月26日(水)18時半より、岩見沢北地区振興協議会主催で、「みんなで語ろう・まちの未来と市役所新庁舎」という事業が開催されました。

この会は駅北の事業者や町会関係者等が集まってつくられた、駅北地区の振興を高めるためのもので、設立から30年以上の歴史があります。

この度、「市役所新庁舎の話題がでているものの実際にどうなるのか?市民としてもどう考えていけば良いものか?」「会として何かできないか?」という疑問と相談を頂き、「では、地域の人々の声を集められる様なことを試験的に実施してみますか?」ということで開催されました。

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当日は平日の遅い時間、尚且つ小雨降る状況下、参加者数の低迷が心配されましたが、やはり市民の方々にとっても関心の高い事項であると思われ、主に駅北地域の方々を中心に42名が集まり、事前に用意した席が満席となりました。

手法としては、ワークショップの中でも気軽に意見の抽出ができると思われる「ワールドカフェ」形式で開催。進行役としてその技量に定評のある丸山宏昌氏を札幌からお招きして開催。

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このワールドカフェの手法はリンク先(クリック)に譲るとして、多様な意見を抽出しつつ、一人で考えるよりも話題が広がりやすい特徴があります。しかし、そのためにはテーブルの話題の核となる、「問い」の設定が何より大事。

そこで今回は、まずは原理原則を整理するためのものとして、上画像の様に「みなさんは、新庁舎にどのような期待をしていますか?」というものからスタートしました。

その後、メンバーを入れ替え、更に同じ問いを繰り返し、最後に行き着いた問いが下画像の通り「30年後の岩見沢市民にも誇れる”新庁舎”は?」というものになりました。

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これは当初から、今回はいきなり場所などの結論を導くようなものではなく、まずは市民レベルで意見を持つための基礎となる意味合いが強いと考えていたため、議論が場所ありきにならないように配慮していただいたものです。

 

実際の手法としては、横山会長から趣旨説明があった後、豊岡議員より議員としての視点に触れ、私から総務常任委員会で出された資料を基に、できるだけ個人の主観をいれずに事務的に紹介させていただきました。

 

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①現在の市役所庁舎は50年以上が経過していること。平成26年に行った耐震診断の結果、大きな地震には耐えられないということ。当初活用が難しいと考えていた合併特例債を起すことの出来る期間が伸びたことにより、本市においても合併特例債の活用が可能となったこと。また、熊本で発生した大地震等の各種災害の状況を踏まえ、市役所庁舎が災害対策の拠点としての機能を求められていることなどを説明。

 

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②この合併特例債を活用しようとすると、平成33年3月末までに工事を完了していなければならず、事業スケジュールが非常にタイトとなり、今年度中に場所や概要等の基本計画を行わなければ間に合わないことを説明。

 

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③現在、岩見沢市で検討された結果として、上記7つの項目を重要視することを固め、結果市保有地を基本として候補地を検討していることを説明。

 

 

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④その結果、上図の様に

(1)現庁舎地に立て替え
(2)中央小学校跡地に移転
(3)駅北の元国鉄用地である市有地に移転

という3案が本年2月に提示されたところ。

 

 

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⑤前述7項目を重視すると、この3候補地内での評価では、現在地になる可能性が考えられること。

 

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⑥ここまで説明した後、これまでの議会での主な動きを紹介しました。

・平成27年2月に総務常任委員会が開催され、現庁舎が耐震基準を満たしていないことの説明があり、尚且つ耐震補強工事を行うよりは合併特例債を活用して建て替えを行ったほうが望ましいと考えている旨の説明があったこと。

・平成28年7月に、議会にも一切報告がないまま、新聞報道にて「新築を決定」という見出しが踊ったことに対し、総務常任委員会が開催され、それまで本会議でも行われていた答弁を踏襲し、「建築時期については早急に」「今後の具体的なものは白紙」という答弁があった。

・平成29年2月に総務常任委員会が開催され、ここで紹介した3箇所の案を含む参考資料が提示され、7つの要件を踏まえ、市民の意見を聞いていきたい旨を説明。

 

また、平成28年、29年の本会議においても市庁舎建設に対する一般質問や代表質問があったが、そこでも「安全性並びに工期等が最も重要」という答弁になっている。

ということを説明。

 

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⑦今後においては、新聞報道によると、4月17日に設置された「新庁舎建設検討委員会」が検討を重ねていくこと。5月1日に新庁舎に関するパブリックコメントを募集開始する旨を説明。

 

 

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⑧ここで少しだけ議員としての主観的な話しをいれさせていただきました。

やはり市役所庁舎には様々な役割があるが、岩見沢市においてはどのような役割があると考えられるかを考えることが大事。

また、前述の資料にあった”7つの要件”を基にした「3つの提示候補からどれかを選ぶ」のが正しいのかどうか。「工期優先(合併特例債の活用)」が本当に岩見沢市の未来のためになるのか?という視点。更には、「公共交通網再編」や「中心市街地活性化」との整合性はどうなのか?「公共施設等総合管理計画」との兼ね合いに矛盾は無いのか?

など、時間は無いとは言え、自分としては原理原則を最重要と捉えた視点を持つことが必要だと考えている旨を紹介させてもらいました。

 

これらの説明をさせていただいた後に、ワールド・カフェが始まりました。この類のワークショップは進行する方も難しいですが、参加する方もある程度の慣れも必要なのかもしれないと心配していたものの、各テーブルで非常に積極的な話し合いが進みました。

 

結果として、最も多かった意見は「交通の利便性の高いところ」「中心市街地の賑わいに貢献」の2つでした。

他には、市民が集まる様な、わくわくするような「付加価値」をというものや、「高齢者に優しい環境」「災害時に活用できるもの」などなど多岐に。しかし、上記の交通利便性や中心市街地との関連はずば抜けて多く、やはり多くの市民の声と共通であると認識しました。

(下画像は模造紙10枚の内の一部と、最後に重要な視点をA4用紙に記したものの一部です)

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まずはこの様に、北地区振興協議会主催のワークショップが終了しました。

次の展開に関してはどうなるか未定ですが、多くの市民の方々がこの様に思考し、発言できる機会をつくるのも議会、または議員としての大事な仕事のひとつだと考えています。

そのことも含め、次の機会に(3)として記載してみたいと思います。

(3)に続く